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RM-A4000のCE化
RM-A4000はWindowsCEという組み込みOS上で実行するアプリケーションがCEとしての振る舞いをユーザに認識させないように設計されています。
RM-A4000のCE化とはその設計上のソフトウェアガードを潜り抜ける行為をさします。(たぶん?
別の機種ですが、こちらにCE化のやたら細かい説明のあるサイトがあるので興味のある人はみてください。→ちっちゃいCEましん"ポポペ"
RM-A4000のCE化とはその設計上のソフトウェアガードを潜り抜ける行為をさします。(たぶん?
別の機種ですが、こちらにCE化のやたら細かい説明のあるサイトがあるので興味のある人はみてください。→ちっちゃいCEましん"ポポペ"
Mayonnaiserを使用する方法1:エクスプローラの起動指定
情報ほんろう生活さんちのRM-A4000のCE化(チョー具体事例)を元に簡潔に記述します。
まずMayonnaiser(ぽりごん氏作製)を入手し、\Storage Card配下へ以下の構成にて配置します。
まずMayonnaiser(ぽりごん氏作製)を入手し、\Storage Card配下へ以下の構成にて配置します。
[\Storage Card配下]
\
Anygo_org.exe ←元々格納されているAnygo.exeをAnygo_org.exeへリネームしたもの(必ずバックアップはとってください)
Anygo.exe ←Mayonnaiser.exeをAnygo.exeへリネームしたもの
Mayonnaiser.txt
Wait.MNP
Tap.MNP
MsgBox.MNP
Exec.MNP
Copy.MNP
上記の通り配置することで、XMenu(RM-A4000起動時完了後の初期画面メニューアプリケーション)から「ナビゲーション」を選択した際に
Anygo.exeとして偽装しておいたMayonnaiser.exeが実行されます。
(Anygo.exeは確認画面を表示するアプリケーション)
この現象は有識者の間で「残念 それは私のおいなりさんだ」方式といわれています。
Anygo.exeとして偽装しておいたMayonnaiser.exeが実行されます。
(Anygo.exeは確認画面を表示するアプリケーション)
この現象は有識者の間で「残念 それは私のおいなりさんだ」方式といわれています。
あとはMayonnaiser.txtの設定を以下の通りしておくことで、エクスプローラが実行されます。
[Mayonnaiser.txt]※左の番号は行番号を示します(記述内容ではない)
- ####
- #
- :EXEC
- \Windows\explorer.exe
-
- #### End of File
CE化完了!
Mayonnaiserを使用する方法2:エラー呼び出し
基本的にはMayonnaiserを使用する方法1」と同じですが、実行時の手順が異なります。
Mayonnaiserは起動時にエラーを検出するとエラーダイアログを表示し、「OK」ボタンを選択したのちに
エクスプローラを起動して終了するという仕様のようです。(きっと
Mayonnaiserは起動時にエラーを検出するとエラーダイアログを表示し、「OK」ボタンを選択したのちに
エクスプローラを起動して終了するという仕様のようです。(きっと
このエラーを発生させる手法として以下の2点を挙げて起きます。(他にもあるはず
- 標準ファイルの読み込みエラー
Mayonnaiser.txtのファイル名を変更し起動時に読み込みエラーを発生させる。
- 仮想キー連動ファイルの読み込みエラー
Mayonnaiser起動中の砂時計表示2秒の間に、「画面タップ」「十字キー左」「十字キー右」を選択し、
それぞれに割り当てられた定義ファイル「Mayonnaiser_01.txt」「Mayonnaiser_25.txt」「Mayonnaiser_27.txt」の
読み込みエラーを発生させる。
それぞれに割り当てられた定義ファイル「Mayonnaiser_01.txt」「Mayonnaiser_25.txt」「Mayonnaiser_27.txt」の
読み込みエラーを発生させる。
「OK」ボタン選択後はエクスプローラが立ち上がりますので、CE化完了♪
別のアプリローダの設定
Mayonnaiser以外のアプリローダを設定し、そのツール上からエクスプローラ(\Windows\explorer.exe)を起動します。
CE化(ry
CE化(ry
ショートカットの作り方
作っておけば使う場面がありそうなショートカットの作り方です。
(あえて書くような題材でも無いきがしますが、コンテンツ稼ぎの一種)
(あえて書くような題材でも無いきがしますが、コンテンツ稼ぎの一種)
エクスプローラから普通に作成
CE化の手順でエクスプローラを起動し、ショートカットを作成したいファイルのフォルダへ移動します。
対象のファイルを選択し、エクスプローラのメニューから
[ファイル]→[送る]→[デスクトップのショートカット]
を選択します。
対象のファイルを選択し、エクスプローラのメニューから
[ファイル]→[送る]→[デスクトップのショートカット]
を選択します。
これで「\Windows\デスクトップ」フォルダに「~へのショートカット」といったファイルが作成されるので、
そのファイルを起動時クリアされる前に「\Storage Card」配下へ退避して完了です。
そのファイルを起動時クリアされる前に「\Storage Card」配下へ退避して完了です。
テキストファイルエディタで直接編集
外部マシン(XPとかVistaとか?)から直接編集したファイルをショートカットファイルとして投入する。
XPとWindowsCEではショートカットファイルのフォーマットが異なるので注意。
まずは、上記の普通に作成する手法でファイルを生成後にそのファイルを確認してみます。
[作成したxpcep へのショートカット]
XPとWindowsCEではショートカットファイルのフォーマットが異なるので注意。
まずは、上記の普通に作成する手法でファイルを生成後にそのファイルを確認してみます。
[作成したxpcep へのショートカット]
- 35#"\Storage Card\Tool\xpce\xpcep.exe"
↓これを以下のように編集してみます。
[編集したxpce へのショートカット]
[編集したxpce へのショートカット]
- 34#"\Storage Card\Tool\xpce\xpce.exe"
「"~"」の文字数が「XX#」の数字に当てはまるようだ。
編集したファイルを迷Taskから実行したら正常に起動できたようなので問題なさそう。
編集したファイルを迷Taskから実行したら正常に起動できたようなので問題なさそう。
100文字以上のパスの場合は?と思って深いパスを作ってみたら
- 136#"\Storage Card\Tool\XPCE\12345678901234567890123456789012345678901234567890\12345678901234567890123456789012345678901234567890\xpce.exe"
となったのでこれも特に問題なし。
興味のある人はショートカットの作成方法も参考に。
テキストファイルエディタで引数ありのショートカット編集
引数指定の必要なアプリ(Mayopush系)の場合、どうやって記述すれば良いのか?についてです。
まずは下記を見てください。
まずは下記を見てください。
- 95#"\Storage Card\Tool\Mayopush\Mayopush.exe" \Storage Card\TapList\XMP3\MayopushList_XMP3_001.txt
この記述では
「#」以降の文字数:95
実行アプリ:"\Storage Card\Tool\Mayopush\Mayopush.exe"
実行時引数:\Storage Card\TapList\XMP3\MayopushList_XMP3_001.txt
となっています。
この記述方法でMayopush.exeにMayopushList_XMP3_001.txtのファイルを引数指定することができます。
この記述方法でMayopush.exeにMayopushList_XMP3_001.txtのファイルを引数指定することができます。
実行アプリ側の「"」(ダブルクォーテーション)を指定しなかったり、実行時引数を「"」の中に入れたりすると
失敗しますので要注意です。
失敗しますので要注意です。
テキストファイルエディタについて
上記作業はサクラエディタで実施しています。
他のエディタでも編集可能とは思いますが、どうしても実行できない!と言った場合には、
サクラエディタの使用を検討するのも一考です。
※「メモ帳」も大丈夫そうです
他のエディタでも編集可能とは思いますが、どうしても実行できない!と言った場合には、
サクラエディタの使用を検討するのも一考です。
※「メモ帳」も大丈夫そうです
というのも、上記作業は「エクスプローラから普通に作成」で作成したファイルを編集していますが、
このWindowsCEで作成したショートカットファイルは拡張子無しのファイルとなっており、
ファイルの先頭3Byteに怪しげなコード「0xEF,0xBB,0xBF」が埋め込まれています。
このおまじないでショートカットファイルとして認識されているようです。
このWindowsCEで作成したショートカットファイルは拡張子無しのファイルとなっており、
ファイルの先頭3Byteに怪しげなコード「0xEF,0xBB,0xBF」が埋め込まれています。
このおまじないでショートカットファイルとして認識されているようです。
この3Byteはサクラエディタで編集時には非表示ですが、保存した際も破壊されていません。
※メモ帳も同様
エクスプローラで見た際に、種類がショートカットではなくファイルになった場合には
その3Byteが消された可能性があるので注意してください。
※メモ帳も同様
エクスプローラで見た際に、種類がショートカットではなくファイルになった場合には
その3Byteが消された可能性があるので注意してください。
タップ位置の確認
未記載。
ナビと音楽の同時使用
標準的な操作ではMP3再生しながらナビゲーションしてくれない謹厳実直なA4000君ですが、
お姉さんの指導(妄想)により、やればできる子になります。
お姉さんの指導(妄想)により、やればできる子になります。
Mayonnaiserによる時間差起動
裏技の裏技3を参照。
設定ファイルのマルチタスク化指定
RM-A4000の各種設定ファイルは「\\Flash Disk\」配下にあります。
(このディレクトリ配下は修正すると再起動しても元に戻りません。動作不可能な設定、ファイル削除などすると復旧ができませんので注意しましょう。)
(このディレクトリ配下は修正すると再起動しても元に戻りません。動作不可能な設定、ファイル削除などすると復旧ができませんので注意しましょう。)
今回編集するのは「\\Flash Disk\XCommon\CON_SET.INI」のファイルです。
この中に、以下の記述があります。
この中に、以下の記述があります。
[CON_SET.INIの修正部分のみ]
- [SETTING]
- BUYER_NAME=ITOSCHU
- MULTITASKING=0
- TMC=0
- LED=1
MULTITASKING=0→1に修正します。
[CON_SET.INIの修正部分のみ]
- [SETTING]
- BUYER_NAME=ITOSCHU
- MULTITASKING=1
- TMC=0
- LED=1
この修正により、通常はMP3再生画面を表示中にMボタン押下(レバー垂直押し)した動作が
「MP3再生画面が終了」
↓
「MP3再生画面を終了せず、メニュー画面遷移」
になります。
「MP3再生画面が終了」
↓
「MP3再生画面を終了せず、メニュー画面遷移」
になります。
ナビゲーション表示中のMボタン押下も同様に「メニュー画面遷移」となり、
同時実行可能な状態となります。
(便利なはずの機能があえて機能制限されていることから、何かしらの弊害(電池消耗、動作不正?)はありそうです。)
→コメント欄のとおり、Bluetooth機能使用時に問題ありました。
→本設定を行った状態でBluetooth機能を作動させると、Mボタンの動作が「画面が終了」に戻ってしまいます。
同時実行可能な状態となります。
(便利なはずの機能があえて機能制限されていることから、何かしらの弊害(電池消耗、動作不正?)はありそうです。)
→コメント欄のとおり、Bluetooth機能使用時に問題ありました。
→本設定を行った状態でBluetooth機能を作動させると、Mボタンの動作が「画面が終了」に戻ってしまいます。
タスク切り替えソフトによるマルチタスク化
「起動中タスクを最前面要求できるソフト」を利用して他の画面へ遷移する方法です。
PopUpMenuや迷Task(入手困難)やITaslMgr(WinCE向けのタスクマネージャ)あたりを使用すれば切り替えられます。
PopUpMenuや迷Task(入手困難)やITaslMgr(WinCE向けのタスクマネージャ)あたりを使用すれば切り替えられます。