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 #CONTENTS
 
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 **傭兵養成学校は本当にあるのですか?
 アメリカにはミリタリースクールや軍事技術を教える学校がいくつかあります。
 たいていの場合は退役した軍人が経営したり教官を勤めていますが、
 受講者が全員傭兵志願者というわけではありませんし、修了者に傭兵の口を斡旋してくれるわけでもありません。
 あとそこで学んだからといって、基本的なスキルと知識の習得が主ですし、機密度の高い技術は得られないです。
 
 民間ではなく国や組織だと義勇兵用の訓練キャンプがある場合がありあすので、
 これも傭兵養成学校といえるかもしれません。(アル・カイダのキャンプもこれにあたる) 
 #right(){(10:587)}
 
 **傭兵部隊のワイルド・ギースは存在するのでしょうか
 今は無き朝日ソノラマ文庫の新戦史シリーズに、片山正人著「アフリカ傭兵作戦」、
 「コンゴ傭兵作戦」の二冊があります。
 これはその傭兵の歴史、実態を余すところ無く書いている本ですので、古書店で探す事をお勧めします。
 #right(){(34:眠い人 ◆ikaJHtf2)}
 
 **空軍の傭兵部隊って実際にあるモンなんですか
 最近ではエルトリア空軍の戦闘機部隊の隊員が全員傭兵だったはずです
 エチオピア空軍に全員殺されたようですが
 もちろん派遣国の国家的意思が働いていた可能性もありまして、正しく
 「傭兵」と呼ぶべきかどうかは?ですが
 
 歴史的に見れば「フライング・タイガース」はまさに傭兵そのものですね
 第2次大戦初期に英空軍に参加したアメリカ義勇兵部隊もある意味で傭兵と
 呼んでもいいのではないでしょうか
 #right(){(48:378)}
+
+**片目(常時眼帯)で愛煙家の傭兵って、リアルで通用するとおもいますか?
+片目の人間の場合、距離感が掴めないから、射撃が極めて不正確になります。
+また、煙草を常用する人間は、臭いがつくため、臭いで存在がバレることもあります。
+#right(){(58:474)}
 
 **現代の傭兵の待遇は?
 一般的に待遇の良いとこって言うと,鉱山や資源等の防衛のためにそれなりの国家がバックについてる組織
 
 ・南アフリカ”Excecutive outcomes”
  兵士は月1500ドル程度,士官は4500~15000ドル.死亡時・負傷時の保険金有り.
  ヘリの操縦等の技能が有ればさらに月給up.採用は基本的に南アフリカ国防軍の元兵士のみ.
 
 ・英"グルカ・セキュリティー・ガード"
  月8000ドル.名前通り元グルカ兵のみ.
 
  これが内戦に参加する外国人傭兵となると,価格は一気に下がる.
  現代ではほぼ趣味の世界らしいと聞く.
  ローデシア内戦での相場(そもそも相場が有るのか?)は解らないが,ほぼ同じ時期のビアフラ内戦では,10万ポンドで白人傭兵100人を6ヶ月雇う契約が結ばれた.
  つまり,一人あたま1000ポンド/6ヶ月.
  当時は1ポンド=2.8ドルで固定らしいから,米ドルに直すと月470ドル程度.結構高いな.
  ちなみにこいつら,6週間もしないうちに4~5人を残してほぼ全員が逃げた.
 
 (初心者質問スレッド)
 
 **現在の先進国で外人部隊というとフランス外人部隊ぐらいしか知りません.フランス以外の先進国で外人部隊を持っている国はありますか?
 
  外人部隊というか外人参加ゲリラなら,ほぼ世界中にいます.
 
  イギリスはグルカ人傭兵やセポイ(インド人傭兵)で植民地を統治していました.
  同国のグルカは今も現役です.
 
  スペインではフランコ将軍はアフリカに左遷されて現地人部隊を編成して反乱を起こしています.
  同国は一応,名前だけなら今でも残ってるようです.
 http://www5c.biglobe.ne.jp/~recon/2-DATABASE-SPAIN.htm(日本語)
 http://www.geocities.com/spanish_legion2001/(英語)
 http://www.lalegion.com/(公式?)
 
 **ジュネーブ条約追加議定書 第47条にある傭兵の項目について質問させてください.
 >1 傭兵は,戦闘員である権利又は捕虜となる権利を有しない.
 >2 傭兵とは,次のすべての条件を満たす者をいう.
 > (a) 武力紛争において戦うために現地又は国外で特別に採用されていること.
 > (b) 実際に敵対行為に直接参加していること.
 > (c) 主として私的な利益を得たいとの願望により敵対行為に参加し,並びに紛争当事者により
 >    又は紛争当事者の名において,当該紛争当事者の軍隊において類似の階級に属し及び
 >    類似の任務を有する戦闘員に対して約束され又は支払われる額を相当上回る物質的な
 >    報酬を実際に約束されていること.
 > (d) 紛争当事者の国民でなく,また,紛争当事者が支配している地域の居住者でないこと.
 > (e) 紛争当事者の軍隊の構成員でないこと.
 > (f) 紛争当事者でない国が自国の軍隊の構成員として公の任務で派遣した者でないこと.
 >
 >との事ですが,なぜ傭兵を嫌悪しているかのような条約を作ったのか? ゲリラ・義勇兵の類でさえ一定の   保護が与えられているのに,傭兵の扱いは酷いです.傭兵は何故そんなに嫌われるのですか?
 
  傭兵に脅かされた新興諸国の意向です.
 
 「1960年代のアフリカでは多くの新興独立諸国が旧宗主国から直接,間接に武力介入を受けた…旧宗主国の勢力(例えば,多国籍企業)はしばしば「傭兵」を手段として武力介入した.これに対して,「傭兵」によって「領土の保全」や「政治的な独立」を脅かされた新興諸国は「傭兵」を禁止しようと国際条約の締結に向けて努力を傾注した…」
 
 (松村昌廣「『ポスト冷戦』後の軍事的非国家行為主体(NSA)―邦人救出作戦の手段となりうるか」from 『防衛法研究』第23号130-131頁)
 
 **傭兵の人って給料どうやってもらうの?銀行振り込みとか?
 
 傭兵な人たちの話だと入隊中はまったく貰わず除隊時にまとめて貰うことが多いらしい 
 まぁ傭兵を雇うのは貧乏な国が多いからなんだろうが 
 月給は日本円に換算すると平均10万円程度で、そのために除隊すると日本に帰国して 
 バイトで資金を貯め、ある程度貯金したらまた傭兵の口を探すってサイクルなんだそうな 
 
 (初心者スレ477:124)
 
 **傭兵は給料を支払っていても、裏切ることがありえるのですか?
 
 というより、傭兵を政府が雇うところは国家が国家の体をなしておらず、 
 下克上の世界、部族単位で戦国時代をやってる感じだったりします。 
 
 だから、傭兵もそういう部族抗争と利権、汚職腐敗に塗れた環境で当然の選択として 
 裏切ったりする。 
 
 (初心者スレ477:399)
 
 **よく創作物で戦闘機を使用している傭兵が出てきますが、実際にそんな傭兵いるんでしょうか? 
 
 コンゴ動乱ではカタンガ空軍が白人傭兵パイロットを使いました。 
 自前の戦闘機を持つ、ということではなく、パイロットとしての技能 
 を、養成する能力の無い国家に売る、という形態です。 
 
 コンゴ動乱ではマジステール練習機を武装させて国連軍への攻 
 撃に使用しました。 
 
 一般的にイメージされる戦闘機を個人契約の傭兵が操縦して戦 
 闘に参加することはまず考えられません。ただしフライングタイ 
 ガースやコンドル軍団をはじめとして国家が「関与しない」と言う 
 体裁を取り繕うために傭兵や義勇兵を使ったり、軍の派遣では 
 ないと言い抜けるための軍事顧問団を戦闘に参加させることは 
 あります。 
 #right(){(初心者質問スレ478)}
 
 **PCM(民間軍事会社)って一流の軍歴が無ければ入れないって?
 
 軍歴すらないトラック運転手でも入れるPMCを美化し過ぎ 
 そもそも詐欺同然に貧困国から後方要員を殆ど強制連行してくる連中だし 
 イラクに着いてから後悔しても期間満了まで逃げられない 
 
 クウェートの大手派遣会社のガルフ・ケータリング社の外道度合いが凄過ぎる。 
 フィリピンの新聞求人欄でサウジでのトラック運転手の募集だと言うから応募したのに 
 気がついたらイラクの陸軍基地に居た。 
 仕事も何故か燃料倉庫の作業員で週7日勤務 
 アメリカ人PMC派遣社員の証言によれば 
 
 「イラクにはありとあらゆる国籍の労働者が集まっていました。フィリピン、中国、インド、ネパール、
 バングラディッシュ、シエラレオネ・・最貧国から少しでも高い賃金を求めてきた人々がね。」 
 
 そんな状況なので軍事訓練はおろか防弾チョッキもヘルメットも支給されない 
 PMCの派遣社員なのに米兵と武装勢力との間で銃撃戦が始まると 
 色んな他国語で喚いたり脅えてたりする。 
 
 傭兵専門のPMCでないところは人材など赤軍状態で使い捨て 
 まぁぶっちゃけ出稼ぎ派遣社員。武装勢力に誘拐されて処刑された奴も居る 
 #right{(現代の傭兵とPMCを語るスレ:64)}
 
 **イラクで死んだPCMの斎藤さんは日当いくらだっけ? 
 
 たしか日当6~700ドルぐらいじゃなかったか? 
 兵士の中では中の上ってくらいかな。 
 ま、いくら高給取りでも使う前にあの世に旅立ったら意味がないわな。
 #right{(現代の傭兵とPMCを語るスレ:94)}
 
 イラク全盛期にはトップクラスで日当1200~1500ドルってのもいたみたいだね。 
 それでも斎藤氏も十分高給とりだがね。 
 
 トップクラスにSASやデルタなんかが多いとこを見ると、対外的に評価されてる部隊での軍歴はひとつの評価基準になりうるかと。 
 斎藤氏の場合、2REPにも在籍してたし海外派兵の経験も豊富。最終階級は特務曹長だからね。 
 アジア系でここまで昇進したのは外人部隊では斎藤氏だけだし、勤続21年してるし。こういう人材は多くはないだろうから、
 当然待遇も厚くなる。 
 逆に言えば斎藤氏の倍も日当もらってる奴等は何者なんだとも言えるが。 
 #right{(現代の傭兵とPMCを語るスレ:105)}
 **日本に民間軍事会社は設立されてるんでしょうか?
 ありますよ、ただし銃器類で武装しての業務ではありませんが、
 紛争地帯での進出する企業の警備関連業務を担当している。
 銃器での武装警護は欧米の提携している会社に頼んでいる。
 #right{(358:224)}
 **高部正樹は「カレンには日本の右翼団体とかから来てる」と書いてたけど 
 右翼関係は日本人傭兵の供給源としては結構な比率を占めるね。
 実戦参加の経緯を開けっ広げに記した珍しい傭兵モノに「照準の中のソ連兵」田中光四郎が 
 あるけど、この人も右翼団体関係者(日本青年団の空手講師)。 
 単身ペシャワルに乗り込んで、現地のゲリラ事務所に飛び入りで参戦を申し込んだ 
 ツワモノで、実戦記録もプロの武道家ならではの凄い代物。 
 カブール共産政権とソ連軍が健在だった頃のアフガンで、2期(冬季自然休戦期は帰国) 
 以上参戦して五体満足で生還しているのは大したもんです。 
 他の人の著書読んでも、日本とアフガンの傭兵人脈はこの方が築いた部分が 
 大きいような印象ですね。戦士としてだけではなく、空手講師としても活躍されたそうです。 
 ちなみにかの中村医師もこの本に登場します。現地での評価は高かったようですね。 
 
 ソ連のアフガン侵攻初期から世界日報がペシャワルに特派員を置いているなど 
 (日本のメディアでは一番早かったりする)、ホットスポットに対する独自な嗅覚を 
 日本の右翼人士が持っているのは否定できませんね。 
 アフガンに限らず、傭兵として邦人が実戦参加するに当たってはこうした人脈が 
 裏で機能しているのでしょうね。 
 #right{(現代の傭兵スレ4:232)}
 **フランス外人部隊などを経て他の軍に行く場合、以前に在籍していた軍での実績は給与に反映されますか?
 元の所属の軍からの公式の命令によって転属させられるような特殊な場合を除いては、 
 かつて在籍していた別の軍事組織での階級や給与が反映されることはない。 
 ただ、昇進や新編部隊への転属者などの選抜を受ける機会があれば、過去の経歴が 
 考慮されることもある。 
 #right(){(348:949)}
 **ナポレオン時代の兵士についてですが、徴兵された人々が脱走するのは分かりますが傭兵までが脱走するのはなぜでしょうか? 
 >傭兵は自分で兵になる事を希望したのではないのか?にもかかわらず脱走とは? 
 たしかに志願なのですが、「やむにやまれず」という人の方が多いです。 
 たいてい、傭兵になる人間は、貧農や没落貴族の次男三男といった食い詰め者、社会のあぶれ者です。 
 彼らは生活のために傭兵になるわけで、「俺は戦場で名を上げるんだ!」、という小説のような人はまずいません。 
 つまり、傭兵はやる気がないのが普通なのです。 
 それに金よりも命が大事なので、もうすぐ戦闘になるぞという時、逃げ出したくなるのは本能です。 
 >脱走したら無職になります。脱走した後どうやって生活していくつもりなのでしょう? 
 平気な顔して他国の傭兵になるというケースも多いです。 
 現代と違って、前身調査などもしませんし、各国軍の間で連絡があるわけではないですから。 
 もちろん、もらった支度金と武器を売り払った金で、適当にその日暮というのも少なくなかったでしょうが。 
 最悪のケースは武装盗賊団となる場合です。 
 ドイツ三十年戦争では、このためにドイツ各地で略奪や焼き討ちが発生し大問題となりました。 
 >脱走して生活していくあて(再就職先)があるのなら最初から傭兵にならずにその仕事していれば良いのでは? 
 脱走は上のように本能的なもので、生活のあてがあるからというわけではありません。 
 だいたい、たいていの傭兵は手に職もない人間がほとんどです。 
 戦争のない時期に傭兵が都市に大量流入して浮浪者となり、社会問題となったケースも多いです。 
 
 菊池良生「傭兵の二千年史」でも読んでみてはいかがでしょうか。 
 #right(){(329:728)}
 **PWシンガーの「戦争請負会社」に、日本人が組織的にオランダ東インド会社に傭兵として雇われたとあるのですが、事実でしょうか?
 >オランダ東インド会社も初めは小さかったがどんどん成長し、まもなく百四十隻を超える艦船と 
 >二万五千人の兵士を常雇いしていた(ほとんどが日本人傭兵とドイツ人請負部隊)(P84) 
 「藤木久志『雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り』(朝日新聞出版、2005年)を読んだ。 
 戦国時代、雑兵にとっての戦場とは、略奪を行う場所、奴隷を捕まえる場所であり、 
 生活手段の一つだったということを数々の記録から明らかにした研究書。 
 例えば上杉謙信は、何度も関東平野に侵攻しているが、その時期は秋から冬にかけてが多い。 
 これは農閑期における農民の食い扶持を確保するためで、要するに当時の戦争とは公共事業のようなものだったのである。 
 もっとも興味深い指摘は、エピローグの鎖国政策に関するもの。 
 鎖国政策は従来、徳川幕府の閉鎖性・後進性の表れとして批判されがちだった。 
 本書は、マニラ総督の報告などによると、当時の日本は、武器や食料以上に 
 奴隷と傭兵の一大供給源と認識されていたと指摘する。 
 
 オランダ・イギリスの商館が本国に報告した鎖国令の内容は、①人身売買の禁止、②武器輸出の禁止、③海賊の禁止だった。 
 鎖国とは、まずもって奴隷・傭兵・武器の輸出を禁ずるものだったのである。 
 
 オランダのインド総督クーンは、「日本人傭兵の禁輸は、我等にとって不便をきたす」 
 
 と本国へそれに代わる兵力の派遣を求めるとともに、日本の商館に以下のような指示を出した(本書279頁)。 
 ① 日本人傭兵なしでは東南アジアの戦争を戦えぬ。将軍から再び日本人連れ出しの特権を得るよう手を尽くせ。 
 ② 軍需品を十分に供給できないと、戦況に深刻な影響を受ける。これ以上貿易を制約されないよう、誓願せよ。 
 ③ 海上のどの地点まで日本の権利と裁判権が及ぶのか明確にせよ。日本周辺でポルトガル・イスパニアの商船を
 捕獲することは我等の立場を危険に陥れるので、十分注意せよ。 
 当時の東アジアは、ポルトガル・スペインと新興の帝国主義国家オランダ・イギリスの対立が激化していた。 
 鎖国政策は、日本がそうした国際紛争に巻き込まれることを防いだ 
 (現にオランダ・イギリスはマニラ・ゴアの攻撃に日本軍の派遣を要求していた)。 
 そしておそらく、ポルトガル・スペインとオランダ・イギリスの対立のエスカレーションに歯止めをかけるものでもあったのである 」 
 
 下記を参照ください。 
 http://www.green.dti.ne.jp/microkosmos/diary/diary1002.html
 #right(){(675:霞ヶ浦の住人 ◆1qAMMeUK0I)}
 **傭兵は勝てるほうにしか最後までつかないのでは?
 傭兵っても古代・中世~現代に至るまで幅広すぎて定義できないのだけども 
 中世にでは良くある事とされ、不利な戦局でも最後まで戦い抜いたスイス人傭兵を称え 
 今でもヴァチカン市国は警備を、(敬虔なカトリック教徒の)スイス人に任せる程 
 
 現代の場合だと、勝手に脱走しようとした傭兵はその場で即刻射殺されたり 
 運よく逃げ延びても、信用を失い傭兵稼業が出来なくなるとか 
 
 またPMC(民間軍事会社)の場合、逃げても中東では敵&異教徒として殺される場合もあるわ 
 逃げたら(無許可の離脱・脱走等の場合)莫大な違約金が発生するとかナントカ 
 そもそもジュネーブ条約の適用外で、本当に傭兵の扱いは酷い物 
 
 ちなみ今の場合、軍隊によっては、例えば補給を担当する兵士や、後方支援の兵士でも初歩的な戦闘訓練は受け 
 戦場では銃くらいは装備しているから、丸っきりの戦闘の素人・丸腰という分けでもない。 
 (とはいえ、専門分野ではないので期待できないけど) 
 #right(){(692:483)}
 **君主論に「傭兵は肝心なときに役にたちゃしない」と書いてますが、本当でしょうか?
 当時の戦争は数千人が激突して死者一人、しかも行軍中の落馬と言う戦争があったくらい
 傭兵が空気を読み合って半ば劇場化していた。適当に撃ち合って終わりとか、酷い時は
 最初から結果が決まっている八百長戦争まであった。そう言う状況を批判しての事だろう。
 ただ、マキャベリ自身が徴兵制まがいの事をした時は、失敗している。
 その辺の経験からの僻みとも言えないことは無い。
 
 現代と当て嵌めるには時勢が違いすぎる。
 現代だと、昔ながらの傭兵や民間軍事会社に勤める傭兵と幅がありすぎて
 一概に言えない。後者の様に真っ当な会社に雇用されているものや、
 好きで傭兵をやっている人が裏切る可能性は低いだろう。ちゃんとした待遇ならばの話だが。
 
 よく誤解される点だけれど、マキャヴェッリは決して「正確な現状分析」から「現在あるべき政治形態・軍事制度」を考察しているわけではない。
 彼の考え方は帰納的というより演繹的。
 古代ローマの優れた思想を現代に当てはめる、というのが第一。
 
 マキャヴェッリは十六世紀の人だが、この時期までなぜイタリアが「八百長戦争」ばかりやっていたかを考えてみれば、
 彼が言いたかったことが分かってくる。
 それまでイタリアは小国分立で、戦争といっても経済利権を巡る限定的なものだった。
 相手に有利な条件で講和を飲ませることが出来れば、相手を殲滅する必要も何もない。皆商売に忙しかったわけだ。
 しかも英仏は百年戦争にかかりきり、スペインはイスラムから国土奪回で忙しく、ドイツは分裂して皇帝なんかいないも同然。
 トルコははるか海の向こう、となると、本気で戦争しなくちゃいけない相手なんかいなかった。ならば「八百長」で十分なわけだ。
 ところがマキャヴェッリが成人した頃は状況が変わってくる。
 次第に英仏スペインは絶対王政を確立しイタリアに干渉、さらにトルコはビザンチンを滅ぼし、バルカン半島も制圧。
 強大な敵が外国から迫っているというのに、イタリアの都市国家はあくまでイタリア内のルールに乗っ取った戦争しか想定してない。
 
 「これじゃやばい!外に目を向けろ!」といい始めたのがマキャヴェッリ。
 だから、これまでうまくいった八百長戦争や傭兵をことさら悪く言って見せた。
 決して彼は事実を列挙した上で、読者を説得する気なんかなかった。
 事実、君主論、政略論、戦術論に書いてある当時起こった事件の記述は彼の考察に都合のいいように改変されている。
 
 あと、イタリア傭兵も自分たちのルールが通じない相手には全力で戦っている。
 たとえばコンスタンティノープルに篭城したのはほとんどがイタリア傭兵だったが、トルコ相手に落城まで戦ってる。
 百年戦争にいったイタリア傭兵もとくに戦意が低かったわけではない(例えばジェノヴァの石弓兵隊)。
 フランスがイタリアに1494年に攻め込んだときも、イタリア連合軍はタロ川で砲撃を浴びながら血みどろの突撃をやった。
 また『傭兵制度の歴史的研究』という本では、マキャヴェッリのいう「八百長戦争」も実際史料にあたると割と本気でやってる、と書いてある。
 #right(){(242:206-217)}
 **下士官相当のPMCの人の話題は良く聞きますが士官相当のPMCの人ってまったく話題を聞かないんですが
 PMCの業務内容・人事的に 
 現場組・・・個人契約のオペレーター(コントラクターとも言います) 
       訓練業務したり、物資の輸送任務だったり、施設の防護・周辺警戒だったり、クライアントの身辺警護だったりイロイロ 
 
 後方組・・・主業務は現場組に任務や配属先を割り振る、いわばマネジメント業務 
       ほかにも、軍組織や国や一般企業から仕事とってきたりイロイロ 
       現場の仕事内容以外は普通の会社っぽかったりする。 
       それなりの階級で退役した将校や、現場組から出世した人間が業務を行っている場合が多いそうな 
 
 軍事全般を業務にした民間企業ですから、一般的な軍隊とは全く違う組織・編成ですね 
 書籍を読む限り、尉官的な立場というか、一般企業の会社員的なお仕事です 
 #right(){(701:12)}
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