軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ)

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he111z

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チャフとフレアってどういったもので出来ているのですか

チャフはレーダー妨害用の散布物で、初期にはアルミ箔を妨害周波数に合わせた長さに
切ったもの、現代ではファイバーに金属メッキしたものなどが使われます。

フレアは赤外センサーをだますためのもので、基本的には花火です。エンジンや機体の
放つ赤外線と、フレアの赤外線でミサイルを混乱させるわけです。赤外センサーの
スキャン周波数に合わせた赤外フラッシュで混乱させる赤外ランタン、という妨害装置も
ありますし、最近は、ミサイルの赤外センサーを直撃して飽和させる赤外レーザー装置も
開発されています。
(8:system)
現在のチャフは、テープの状態でケースに入っていて、相手のレーダーの波長に合わせて機械が
自動的にテープをカットしながら散布するものもあるようです。
最初のチャフは第二次世界大戦の頃に使われました。
(8:384)

最も強力なエアガンは90ジュール位有るそうですが、それ位になると発射音もかなり大きく成るのでしょうか?

http://www.pyramydair.com/site/articles/condor/
200気圧のエアで撃ち出すのだからかなりの音がするだろう
エアガンは無音では無い
5ジュール位の狩猟用でも結構大きな音がする
鳥達は1発で全部逃げる
(355:48)

米英戦争のころのロケットってどのような兵器だったのでしょうか?

長い棒の先に火薬が詰まった筒がついています
今のロケット花火の大型版を想像しても、ほぼ間違いありません
(28:90)

催涙スプレーなんですが、訓練すると効かなくなるものなんですか?

ある程度、慣れる事は出来るらしい。
でも、映画のように催涙スプレーを口の中に噴射しても平気だったりする事はないよ。
あくまで、薄く噴射された空気の中(流れ弾みたいな感じで)でも痛みをこらえて行動できる程度。
(29:665)

ピアノ線トラップって、戦場ではどのくらい有効だったんですか?

今のジープ(?)にはピアノ線切りの棒が付いていないみたいなんですけど、大丈夫なんですか?
WW2の米軍のジープは、規定により作戦中は幌やフロントウインドを上げてはいけない
ことになっていました。
そこにドイツ軍が注目してあのトラップを仕掛けたのです。
(あと当時はハーレー等のバイクも多かったので、それらにも有効)
ですので、バンパーにワイヤーカッターを取り付けて対処しました。

現在ではそのような規定は無いでしょうし、軽車両も装甲化が進んでいますので、
問題ないと思います。
(33:698)

チャフって散布したら自分のレーダも阻害されてしまうのでは?

チャフの一般的な使われ方というのは、ECMのような形でレーダーを目くらましするのではなくて、
チャフの雲が巨大なゴーストをレーダー上に生じ、どちらが目標かを判らなくする欺瞞効果、
および、そのチャフの雲によって電波が散乱し、向こう側が見られなくする効果(チャフ・コリドー)にありますです。
 そのため、例えばチャフの箔の効果があまりない周波数の電波に切り替えることによって
限定的ながらチャフ・コリドーの向こう側を見通したり、どれが実体で、どれが虚像かを見分けることができますです。
(37:海の人●海の砒素)

聴音監視阻塞網ってなんですか

対潜用のSOSUSの事ですか?
海峡や沿岸に沿って水中マイクを並べ潜水艦の通過・識別を行っているそうです
(38:予備海士長)
第二次大戦前、まだレーダーのない時代には、航空機の接近を探るには
音しか有りませんでした。
そこで、聴音機というラッパの大きなものを使って、上空の音を拾うことに
するのが一番の方法です。
阻塞網というのは、爆撃機を都市や軍事施設上空に立ち入らせないように、
周辺部に阻塞気球を上げてそれを張り巡らすことです。
爆撃機が上空に来ても阻塞気球が邪魔で爆撃コースに入らないので、かなり
効果的に使われました。
(38:眠い人 ◆ikaJHtf2)

火炎放射器ってどの様な場合に有効なんですか?

洞窟あるいはコンクリート構造物に籠もった敵を燻り出すのに効果的です。
催涙弾等でも似たようなことができますが、それらよりも有利な点があったら教えてください。
現在ではそれも選択肢に入るかと思います。
ただ、要塞のような開口部の小さな所に、そう言うガス弾を入れるのは至難の技だと思います。

しかも、第二次大戦当時では、毒ガスの使用は禁じられています。
そこで、火炎放射を使うことで、その批判をかわしたんだと思いますけど。
あくまでもこれは、漏れの推定ですが…。
(40:眠い人 ◆ikaJHtf2)

よくSFで「空中戦艦」ってのが出てきますがあれって軍事的な価値・利点があるんでしょうか?

まあ、作中で設定されている技術レベルなどによっては有効かも。
「現実の技術」では不可能。
世界設定まで踏み込んでの考察ならSF板なりで作品別に考察すれば
面白い展開に成るかもしれない。
(42:55)

トーチカって何?

トーチカ【tochkaロシア】
(点の意) コンクリートで堅固に構築して、内に重火器などを備えた防御陣地。火点。
(42:855)
トーチカにもピンからキリまであります。
プライベートライアンの上陸シーンに出てくるやつは割と大型の方に分類されると思います。
日本軍なんかは椰子の木を利用した強化トーチカも使用してます
(42:859)

第二次世界大戦中のサーチライトの光源はなんだったんですか?

カーボンアークだったそうです。


なかなかDeepな世界です。
(43:眠い人 ◆ikaJHtf2)

阻塞白氣球とは一体なんでしょう

阻塞気球というもので、水素で上がるアドバルーンみたいなものです。
これを多数あげておくことにより、重要部への爆撃機の通り道を文字通り阻み、塞ぐために用います。

大戦末期、重要都市においては多数の阻塞気球が上空に上げられていました。
ロンドン空襲では、この阻塞気球によってドイツ軍の爆撃がしばしば頓挫しており、
ドイツはその阻塞気球突破のために専用機まで製作しています。

ただ、日本の場合は水素、布といった資源が不足しており、効果的な阻塞
気球網の構築が出来なかった上、米軍の爆撃高度自体も高かったので、
あまり意味を為しませんでした。
(46:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

スタングレネードの仕組みを教えてください

音と光でびっくりさせる
どうして光と音が出るんでしょうか。
光はマグネシウム等の燃焼すると強い光を出す物質を火薬で燃やす。
音はもちろん火薬の爆発音だが、音を出すための専用の火薬を使用する。

スタングレネードは、燃やすという性質上
まれにカーテンや絨毯に火がついてしまい、火災が起きたこともあるよ。
(43:361)

軍が登場する映画では、有刺鉄線がスパイラル状になったものが使用されています。

(映画「アウトブレイク」の立入禁止区域を作っているもの)
この名称(俗称でも可)知っている方教えていただけますか?
詳しくないですが、ああいったタイプも同様にBaeb/Barbed Wireと呼ばれ
るみたいです。というのもああいったタイプが向こうでは民間用に市販してたので。
(ブランド名はいろいろ有るでしょうが、こおnタイプでスネイクなんとかというの
があったような記憶が)
米は鉄条網の元祖の国です。開拓時代、最初に特許取った人は大金持ちで農業、牧
畜、戦争でバカスカ使われ、いろんなタイプがでましたので。
なんか針というより刃が付いているが多いです(スパイラル状のも、アウトブレイク
はまだ見ていませんが)あまり答えになっていませんが。
国内ではフツー?のしか売ってませんね、イナカのホームセンターでも。
というか、自衛隊でもフツーのやつ使ってますので。
(46:キルロイ ◆dtIofpVHHg)

ドイツ軍が竜巻を発生させる兵器を開発しようとしていたと言うのは本当でしょうか?

研究段階で敗戦だったと記録にはあります
竜巻というよりは衝撃波(ガス爆発)を発生させて
爆撃機の編隊を墜落させようだったかな?
(57:一等自営業 ◆JYO8gZHKO.)

電子機器を一斉に破壊する兵器が存在するとは信じられないのですが

核兵器を炸裂させると、協力な電磁パルスが発生しますので電子機器はやられます。
さらに核を高空で爆発させると、地上への物理的被害を抑えつつ、広範囲の電子機器
を沈黙させることができます。
ですが、これは核兵器を使用するため様々な問題があります。
現在、この効果を使ったEMP兵器として核を使わないものの開発が進められていますが、
自動車のエンジン止めるのにも、静止した車のボンネット開けて照射しないといけない程度です。

また最近、言われている脅威の中で、核を地上100キロで炸裂させると、一ヶ月以内に低高度の
衛星は全て全滅するため、衛星を持たない北朝鮮がアメリカを攻撃する際に有効な手段となるとされます。
(57:717)
電子爆弾について。

ロシアで80年代-90年代初頭にかけて、中空の金属容器(鋼鉄など)を火薬で
爆縮させて押し潰す際に発生する強烈な電磁パルスを利用するものが実用化
できたといいます。これだと爆発の影響は出るのですが、人間が携行可能な
大きさにもできうるとのこと。

とはいえ、最近のマイクロチップはセラミック片などで電磁波をシールドして
あるので、内部の回路を焼き切るのは無理で、基盤全体にパルスを巡らせて
ショートさせる、ということになります。出力も当然より多く必要です。
(57:726-727)
電子機器破壊兵器

HPM(高出力マイクロ波)、高出力RF波などが実用化されつつあります。ミサイルなどに
積んで目標上空で使用する場合もあれば、攻撃機等に積んで繰り返し使用することも考え
られます。現在のところは、搭載母機の電子機器まで破壊する可能性が否定できないため
ミサイルもしくはUAV(無人機)に搭載して使用することが考えられています。発生方式は
爆発を用いた電磁場の圧縮によるものが当初考えられ、製作されましたが、威力と効果範囲
が不安定なために、発電機とキャパシターを用いた、連続的な高出力発生が主流になると
見られています。まあ、ミサイルと攻撃機などで使い分けられるのかも知れません。
効果範囲はかなり狭く、数十メートルと推測されています。このため、精密誘導が欠かせません。
また、高出力の電磁波ですので、効果範囲内の人間は電子レンジ状態でほぼ即死すると
言われています。伝導ファイバー兵器は発電所などの無防備な民間施設相手には有効です。
(57:731)

引火しても爆発しないガソリンがあったら教えてください。

ガソリンは気化しやすく、気化したガソリンは爆発しやすい
引火しても必ず爆発するわけではない。
露天でガソリンに火を付けても燃えるだけ。
爆発するためには、一定の割合で空気に気化したガソリンが混ざる条件がある。

軽油は常温で引火しにくく、そのため被弾しても燃えにくい。
(57:872)

レーザーみたいのを相手の目に当てて失明させる兵器って実際にあるんですか

国際条約で禁止されました
(57:910)

「アメリカが携行型ビーム兵器を開発した」と言う話がありましたが写真やデータ等、そういった物をご存じ無いでしょうか?

携行型ビーム兵器

Tactical High Energy Laser
http://www.spacedaily.com/news/laser-99d.html

レーザー兵器実験で標的を破壊「歴史的な成功」と
  •  米陸軍は5日、開発中の携行式の
  •  戦術用高エネルギー・レーザー光線兵器の実験を実施、
  •  飛行中の標的を破壊するのに成功したと発表した。
(58:軍事板☆6等兵)
携行式ビーム兵器は存在しません。Mobileを移動式と訳すべきなのに
携行式としてしまったゆえの単なる恥さらしです。実際にはコンテナ3台に
分けてやっと移動できるものであり、しかもまだ開発中です。まあ、ちょっと
旧式のアイセイフでないレーザー目標指示器などは、直接瞳孔に入射すれば
一時的な視力低下から失明を狙うことは可能です。しかしビーム兵器とは
呼ばないだろうなあ。
(58:19)

過去に武器としてガンダムハンマーみたいなものって(刺つきの鉄球に鎖がついたもの)あったんですか

WW1のイタリア戦線で歩兵が使っていました。
モーニングスター(モルゲンスタイン)といいます。
それ以前は騎士や傭兵が使っていました。
(62:945)
この時代にもこういった兵器は有効だったんでしょうか
第二次大戦とか第一次大戦でもシャベルが重要な武器になったことが
結構あります。
本当に近いと、銃器は一切役に立たないようです。
(62:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
銃が発達→塹壕戦が発達→塹壕内で戦闘→白兵武器の復活(限定的だが)
(62:954)
塹壕内での白兵戦を想定して、配布されてたようです。
(62:ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E)

橋頭堡というものは具体的にどんなもんなんですか?

きょうとう-ほ けう― 【橋頭堡】

(1)橋を守るため築く堡塁。
(2)上陸や渡河をする部隊を守り、また攻撃の足場とする、上陸地点や対岸の拠点。
「―を築く」
(3)事を起こす足掛かり。拠点。

要するに、トーチカでも塹壕でも廃墟でもそこを起点に防御や攻撃の足がかりにすれば
それが橋頭堡と呼ばれるわけです。だから街1つを橋頭堡と呼んだりわずかな
広場の集結点をそう呼ぶ場合もあるでしょう。
(63:名無し軍曹)

カタパルト(バリスタ?)って、移動できないの?

カタパルトとバリスタは全く違う。
カタパルトは石などを飛ばすための城攻兵器。いわゆる投石器。
バリスタは特に大型、設置式のクロスボウの一種。
ともに、移動できるように作られたものであれば当然ながら移動可能。

全部同じ人の書き込みだろうけれど、「アイテムコレクション」か
新紀元社の本でも読みなよ。
(65:729)

「電磁パルス兵器」って電子機器に頼っている現代戦において無茶苦茶有効な兵器な気がするんですが、

その割にあまり大規模に使われたという話を聞かない気がするのはなぜなんでしょう
現在の技術では、核兵器以外に広範な地域に電磁パルスを照射することができないから。
ごく限られたものなら、実用化段階にあると言いますが。
(68:309)

太平洋戦争中の無線に関連して質問です。

開戦前に連合艦隊司令部が「新高山登れ1208」を打って、それを南雲艦隊とかが受信したり、
ハワイ奇襲の折に打った「トラトラトラ」が内地にあった戦艦『長門』で
受信されたりしてますが太平洋戦争中の無線ってどの程度の距離まで届いたんでしょうか?
長波なら地球の裏でも届くよ
多分、他にデマっぽい通信を多量に流してたんだろ
(69:380)
実際にニイタカヤマは短波で発信してるよ。
ただニイタカヤマは、超長波でも発信してる。
冗長性から、また潜水艦も作戦に参加してるから、当たり前と言えば当たり前か。

短波は指向性が強いから(長波に比べて)少ない電力で電離層を利用して遠くまで飛ばせる。
電離層の状態が良ければ、ほんとに地球の裏まで届く。

超長波は電離層にはほとんど影響されずに、地表面に添うような形で遠くまで届く。
が、指向性は期待できないので、大出力で送らなきゃならない。
かつ、べらぼうにでかいアンテナが必要になるんで、送信は基地局専用だな。

超長波の利点として、ある程度、水面下に届くというものがある。
これを利用して、潜水艦への通信(というか放送だな)として利用できる。
超長波で情報を送るってのは、かなりしんどいから、”浮上せよ”とかだな。
で、浮上して、短波で情報を得る。あとは、ビーコンとして使うとかだな。

長波は最低でも波長1kmだから、艦船側の発信は短波だな。
(69:416)

火炎放射器の現代での使い方はどうなんでしょう?

トーチカや洞窟陣地に使いたいところですが、現代では
それはRPGなんかを使っちゃいますから。火焔放射器は
射程が短いので命がけで接近しないといけないし。

ロシアのナパーム弾頭付きRPGが、火焔放射器、という
名称になっているのが象徴的ですね。
(RPO , RPO-A Recoilless Flame-thrower
(71:system)
火炎放射器、自衛隊は装備しています。普通科、化学科

近年有効だと思われていることに化学兵器、生物兵器の焼却が考えられています。
(71:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)

火炎放射器とは戦車等にはどのような効果がありますか?

戦車に火炎放射器を向けられても、戦車兵が蒸し焼きになる前に火炎放射器を持った
敵兵を轢き殺しちゃうだろうから無問題
(71:293)
上手い事エンジンの吸気口に連続投射出来れば火災に出来るかも。
昔の戦車は火炎瓶をラジエターの辺りにぶつけられて車輌火災を
起こしたって話もあるし。
(71:295)
今の戦車に対しては効果が薄い。
ただ、M1エイブラムスはどうか判らないけど。

あと、自動消火装置も付いていることを追記します。
(71:300)
全体を万遍なく炎でくるみ続ければ、あるいは酸欠するかも知れませんが、
その前に火焔放射器のタンクが空になるでしょう。熱は問題になりません。
戦車重量の鉄が持つ熱容量を考えると、嫌がらせ程度の効果しかありません。
確か、ナパーム直撃でも、乗員が焼死する事はない、という計算があったと
思います(要確認)。エンジンあたりを狙って故障を期待するのが吉でしょう。

もっとも、火焔放射器一個持って、その射程内で戦車に向かった段階で
極凶決定ですから気休めにしかならないでしょうけど。
(71:system)

第1次世界大戦~現在までの間に「敵歩兵を生け捕りにする」兵器は存在したのでしょうか?

最近相手に致命傷を与えない「ノンリーサルウエポン」の開発が盛んらしいです。
粘着性のクモの糸みたいなのをだしてねばねばさせちゃう、とか。
まぁ、対暴動用とかの側面のほうが大きいかもしれませんが...
(73:929)

EMP兵器の軍用機への効果

FBWなどにどの程度影響があるかは不明です。十分対策してあり、保守が
行き届いていれば、飛行不能になる可能性は少ないと考えられます。
それでも、現在のところ発射母機として無人機やミサイルが第一に考え
られている主な理由の1つは、母機の電子回路等に干渉して、飛行不能、
あるいは航法不能になる可能性があるから、であり否定は出来ません。

逆に、無線装置、レーダーの類は電波を受けるように作ってあるだけに、
かなり脆弱です。特にレーダーは指向性マイクロ波によって真っ先にダ
メージを受ける部分と考えられています。そこで軍用機の自己防衛の
ために、赤外線追尾ミサイルに対しては指向性赤外レーザー、レーダー
追尾ミサイルに対しては指向性マイクロ波、が考えられているわけです。
(75:system)

戦車に火炎瓶を投げつけるのって有効な戦法ですか?

エイブラムスのような最新鋭の戦車には、ほとんど意味ないかと…
(75:292)
ノモンハンのころならまだしも、今はさすがにやらんでしょう。
ほとんど戦車に肉薄せにゃならんわけだし。
(75:293)

戦車のデゴイって赤外線監視装置とかでも本物との区別は難しいんですか?

作るほうもそれくらいは考慮してあるものもあるでしょうね
じゃなきゃだませないし
(75:614)
現在の戦車のデコイは、戦車のディーゼルエンジンによく似た赤外線を放出する
ものもちゃんとあります。
湾岸戦争時でも、米軍の空爆によるとした戦果にはかなりこれが含まれていたとの事。
(75:615)
最近のデコイには内部に熱源を発生させる仕掛けがあります。
また、「赤外線反応が無いものはデコイ」とは決め付けられません。
故意にエンジンの火を落としている可能性があるからです。
(湾岸でもコソボでも用いられた戦場の知恵というやつです)
これに赤外線反応を低減させるバラクーダ偽装網などが絡んでくると、
ハイテクを誇る米航空戦力といえども手を焼くわけです。
(75:619)

映画「眼下の敵」に出てくる偽目標とは、どのようなものなのですか?

「ピルレンウェルフェル」発泡錠 と呼ばれたソナー音のかく乱剤ではないかと思います。
浮室と弁がついた缶の中に、カルシウム・カーバイトの錠剤のようなものをいれて海中に放出します。
缶中の化合物は海水に触れて泡を出しますが、この泡はソナー(アスディック)の音波を反射させ、
護衛艦のソナーによる探知を困難にします。
しかも発生した泡は海中の同じ場所に比較的長くとどまっているので偽の目標になるのです。
(77:名無し軍曹)

ヒトゲノムは軍事においていかなる意味や利用方法がありますか?

まぁ軍事転用だったら、生物兵器などの開発、
(たとえば、モンゴロイドには効いて、アングロサクソンには効かない生物兵器開発)
または即効性の高い医療品の開発等に転用することも可能にはなるとは思われるが、技術的には、まだまだまだまだまだと思います。

一般にマスコミなどがヒトゲノム解読といっているお話は、塩基配列の一次元的な解読を行い、
それらの効果を経験的な方法で解読したと喋っている程度に等しい。
ここらへんは軍事からは外れるが、抗原抗体反応、すなわち3次元構造をもつ高分子と低分子の選択性というものは、
無論3次元構造の相互作用に起因している事実を忘れるべきではなく、
その範囲内においてのイオン。共有結合性や熱力学的な安定状態の探査を考察する点が重要である。

無論、第一原理分子動力学計算といったシミュレーション技術も開発されているものの、抗体の方は一般に分子量が数十万程度になり、
現在のところ、そのような大規模な系に対するシミュレーションはスパコンがあってもしんどいです。

まぁ、今のところの、ヒトゲノム解読の現状は「DNAの1次元解析を行ったよ」という「はったり」程度の効能しかないでしょうね。
ただ、このように「成果」を示すことにより製薬会社に対する投資が大幅に増大するだろうし、
上記にあげたDNAの3次元解析に対して、部分的ながらに解読を進行させる事も可能になるでしょうが、
具体的にX年後に兵器開発などへは、、、、言えませんね。
(77:883)

火炎放射機で地雷の処理ってできるの?

できません。地雷の起爆は圧力や磁気によるもので熱ではありませんし、
地上を火焔放射器で舐めても、地中の地雷の温度はさして上がりません。
(83:system)
}

火炎放射器はそもそも何のために、いつ、どこの国で最初に作られたのでしょうか?

8世紀、ビザンティン帝国のギリシア火まで遡ると思います。
(84:system)

WWⅡで使われていた火炎放射器で最も射程距離が長いのは何でしょうか?

二次大戦ではポンプや圧搾空気を使用したため長い射程を得る事ができました。
とはいえ、銃に比べれば話にならない射程なので、
使用するためには他の方法で敵の銃火を一旦制圧する必要がありました。
結局、射程距離の短さが火焔放射器にとどめを刺したと考えていいでしょう。
(ギリシア火もポンプと考えられるので射程はそこそこあったはず。海戦で使用されたほどだし)
(84:system)

空襲警報の「ウ~~~~」って音を発生させる機械はどんな奴だったんですか?

サイレンといいます。手(あるいはモータ)でまわすファンが、共鳴室に空気を送り込んで音を出します。
(85:76)

近距離用のレーザー兵器の研究ってのはどこかでしてますか?

実用化してるとこでは、ちょっとしょぼいけど赤外追尾対空ミサイルに
対向するDIRCMでしょう。レーザーでめくらましします。これを物理的
センサー破壊レベルまで向上する研究も行われています。残念ながら
対艦ミサイルとなると、光学センサーがないか、破壊してもレーダー
で代替しちゃうんで、もっと強力な物理破壊レーザーが必要となり、
これは米海軍のCOIL(だっけ)になります。
(86:system)

米のVT信管は近くに来ると爆発するから効果が大きかったとゆう解釈いいんですかね?

高いところを飛ぶ飛行機に直撃させるなんて無理。
だから相手の未来位置を予測して近いところで爆発させて破片を当てる。
VT信管のすごいところは砲弾を爆発させるところを砲弾が勝手に決めてくれる事
({(91:637)}
米軍のVT式じゃなくても、高射砲弾の信管は近接信管
(直撃ではなく目標の近くで破裂して破片で損害を与える方式)になっていて、
その作動方式としては時計信管(要するに、時限タイマー。目標は高度*mを飛んでいて、
弾は発射すると*秒後に高度*mに届くから、*秒後にセット・・・とやる)が主だった。

 米軍のVT信管は、信管から電波を発生させ、目標の近くに到達すると目標に反射して
帰ってくる電波を感知すると作動する、という方式で、事前設定の手間もなく、
また計算ミスによる外れもないので、ほぼ必ずと言っていいほど目標の近辺で炸裂した。

 だから、とても効果が高かった、ということ。
({(91:638)}

スタングレネードはグラサンや耳栓で防げる程度なんでしょうか?

もし無理なら対処法として何が上げられるでしょうか?
制圧目的のスタン・グレネードで主要な効果をあげているのは、人体全体に対する「衝撃波」です。
単なる大音響だけではありませんので、耳栓なんぞで防げるものではありません。
グラサンは飛びます。

これとは別に、注意を分散させるタイプのスタン・グレネードもあります。
このタイプなら直接制圧効果は低いので、あるいは。
しかし肝心の「気を取られる」という点はどうにもならないかと。
(92:530)

ガンダムハンマーみたいな感じの武器って実際にあるんでしょうか

土木系の装備ならあるかもツルハシとか、戦闘用なら中世のヨーロッパでウォーハンマー
ってのがありました。
(92:456)
モルゲンステルンあたりがあれに当たるんじゃないでしょうか?
(92:488)
まだ見てるかどうかわからないけど、ガンダムハンマーは「モーニングスター」という
武器を元にしていると思われます。
(92:493)

戦車用の塹壕があるって聞いたことあるんですけど、本当にあるんですか?

戦車壕は防衛側なら普通はあります。
(92:742)

なぜ日本軍はカラーフィルムを採用しなかったのでしょうか?

砲弾から色付きの煙が出るようにして、その色を例えば艦ごとに変えると、どの艦が撃った弾がどこに着弾したかが判る。
そのような装備をした上で、軍事演習をカラーフィルムに記録すると、後々、弾道の解析に大変役に立つ。
つまり、カラーフィルムを仮想敵国に輸出するのは、相当にリスキーなのです。
(95:325)

スタングレネードって 耳栓したぐらいで防げるの?

普通に考えて無理だ。
(96:513)
前にも出た質問ですが、スタングレネードの訓練時、および実戦時の使用者は
自分自身がやられないように専用の耳栓をします。逆に言えば、そのような
耳栓で音に対してはかなり無効化できるという事です。ただし閃光に対しては
別に遮光が必要で、室内では大変邪魔になる濃さの、目を囲い込むタイプの
サングラスが必要でしょう。スタングレネードの基本は圧倒的な音量と
光量であり、魔法でも何でもありませんから、対処は可能です。
(96:system)

米軍が朝鮮戦争やベトナム戦争で、仮設の飛行場を作るときに敷いていた穴あき鋼板(PSP鋼板だってでしょうか?)ですが、

ブルドーザーかなにかで地面をならして、並べて敷いたあとに各鋼板を溶接したり、何かの金具で固定したりしたんでしょうか?
敷きっぱなし
その上に砂利を敷く
滑走路全域に鉄板を並べるわけではないぞ
(100:265)

パープル暗号の解読を手で行ったって本当?

手で行ったって意味がわかりませんが、当時はそんなものですよ。電卓やコンピューターが
普及してる時代ではありませんでしたし。

エニグマだって、エニグマで暗号化されたものをエニグマで解読出来るのはなかなか画期的
な機構だったんですよ。
(100:770)

沖縄戦なんかの映像を見ると火炎放射器が頻繁に登場しますが、ヨーロッパ戦線では使われたのでしょうか?

火炎放射器は塹壕やトーチカ洞窟など銃弾が効果を発揮しにくいものの攻撃に
使われます。もちろん欧州でもがんがん使われています。
プライベートライアンの冒頭部分を見ていただければ分かると思います。
火炎放射戦車は強力なものでも110メートル程度しか火炎を飛ばせませんから、
対戦車戦闘には使えませんね。
(106:632)
やっぱり対戦車との交戦は厳しいですよね。ではもしも遭遇した場合は逃げの一手?
基本的に先頭に立てるものではありませんからね。
しかしながら英・独・伊・ソ、各国で使われました。
(106:634-635)
日本にもありますぜ、火炎放射戦車
(106:636)

火炎放射器は一つの独立したジャンルに分類されるのでしょうか?

火炎放射器そのものは、化学反応で火をおこすことから、
化学兵器の範疇に入っていたかと記憶しています。
(107:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
そんな分類、便宜的なもので大した意味は無い。
強いて言えば"miscellaneous wepon"
(107:253)

爆破すると光を放って敵を目晦ましするようなのはなんていう爆弾でしょうか?

スタングレネードとかがありますが、爆弾と呼べるよな物では無いです
bright-explosion なら、閃光を伴う爆発ともとれます
原文を紹介いただければ、該当する返答が早く出ると思いますよ
(108:388)
スタングレネード。または閃光弾。音響弾などもある。
(108:389)

現在の核シュルターでは、地上が火災の際のシェルター内の換気はどう考えているのでしょうか?

核シェルターは気密性を保つ構造となっており、
換気はフィルターを備えた換気用の設備で行うのが普通です。
(110:22)

SOSUSは海峡に設置されていると聞きました。

SOSUSを使って発見した敵潜はどうやって追尾しているのでしょう?
海峡ではSOSUS 固定式の海底設置型聴音器が設置してあります
日本近海では津軽、対馬、宗谷、沖縄近海にあると言われていますけど仔細は秘密なことになってます
SOSUSは地上基地から伸ばしたケーブルによって大陸棚に設置されるので、当然空白域が出来ます
そこを補うのはSURTASSです
基本的には曳航ソーナーを小型船舶で引っ張っての対潜水艦哨戒です(同時に変温層とかのデーターも得るようですが)
日本にも横須賀に米国のやつが居たような気がします
非武装の船舶で敵対国周辺で行うので、スパイ容疑で追っかけ回されたりと昔は大変だったようです
海洋調査との境界領域ですが、アメリカでは一応軍属扱いです
ttp://www.surtass-lfa-eis.com/

尖閣諸島周りで中国の海洋調査船がうろついてるのは、海底資源探査とどっちか悩むとこですね
自分は潜水艦作戦用の海図作りのほうがウェート高そうな気もしますが
(110:578)

投石の威力ってどんなもんですか?

こぶしより少し小さいくらいの大きさの石を放物線を描くようにして当てた場合で
運動量は、速度の自乗と重量に比例します。

したがって、その両方がないとわかりません。
経験的に知りたいのであれば、誰か友達に投げてもらってください。
死ななければ貴重な経験を得ることができると思います。
(110:422)
小学校の時に誤って石を人にぶつけたことが有る
1kgほどの石を頭に直撃、かなり出血して真っ青になった

糞ガキだった頃の苦い記憶だ。
(110:441)
日本の戦国時代の合戦においての死者の死亡原因の第一位は刀傷や弓矢による傷ではなく、
投石による頭蓋骨折だったそうだ。
(110:442)

フィリピン攻略戦で日本軍が米軍に対し、火炎放射器を使いました?

使った。
(111:94)

人型兵器って近い将来誕生しそうですか?

アメリカはマジメに研究している。
が、実用化されるかはまだ未知数。

現実問題として、なにか画期的なテクノロジーで小型軽量な動力装置が開発されないかぎり、
小銃の弾に耐えられるような装甲を身にまとったら重くて動けなくなる。
(119:574)
今の技術では重さ以外にも熱、走破性、生存性(!)などにも問題ありますね
(119:577)

ビザンツ帝国の兵器、ギリシアの火はどのようなものですか

『火の点いた石油』説があります。
(120:ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E)
ギリシア火は日本で言うところの焙烙(ほうろく)。
陶器に油を入れたもの。つまりは火炎瓶。
ひもをつけて勢いをつけて遠投すれば木造の船には効果抜群。
(120:137)
ギリシア火は単なる油ではなく、硝石や硫黄、タールのようなものを含んでいたようです。
また、アラムコの社誌に実際にはギリシアではなく
イスラムのカリニコスという兵士の発明である、という記事が載っていたようです。
(120:system)

火炎放射器で焼かれると人体にどれくらいのダメージがあるのですか?

火災のばあいから類推するなら、酸欠状態になる点が致命的となる可能性もあるかもしれません。
(120:247)
火炎放射器は黒焦げにされて即死ってよりも
火傷がもとで感染症とか衰弱で死ぬというものが多い。

洞窟なんかにこもっててやられたら即死が多いと思うが。
(120:290)

日本の火炎放射器 九三式小火焔発射器などの太平洋戦争での活躍を聞いた事が無いので、どなたか教えてください。

日本の火炎放射器は第一次大戦後、主に工兵が用いる機材として、
独仏の方式を混合して試用していましたが、余り発達していませんでした。

その後、陸軍士官学校でのテストで意外に利用価値があることが分り、独式を参考に火炎放射器を作り上げました。
但し、これらの火炎放射器は秘密兵器扱いであり、大々的な活躍までに至ってません。

最初の正式兵器である、九三式火炎放射器は、日華事変で用いられています。

九五式五号火炎放射器は、マレー戦のスリム戦で用いられました。
なお、コレヒドール作戦時にも装備されていましたが、実際に使われることはありませんでした。

百式火炎放射器は、陸軍挺進練習部用に製造されたもので、スマトラのパレンバン製油所攻撃の際に、
支援火器として投下されましたが、実際には使用されず、ビルマ作戦、
南方島嶼戦の陣地攻撃に使用されています。
(120:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
火炎放射器
可能性1:戦争を始めたのは「ガソリンがないから」なので、火炎放射器なんぞで
無駄に燃やすくらいなら飛行機や戦車に使う!

可能性2:掃討戦がほとんど全くなかった
(120:514)

バンカーとトーチカの違いってなんでしょうか?

簡単に言えばバンカーは遮蔽用構築物すべてを指し、NORADの山中地下防空司令部まで含むようです。
上記サイトによればトーチカ(pillbox)もバンカーの一部であり、
コンクリートで作られ銃眼を持つものと定義されています。
日本語での特別な使い分けがあるかも知れませんので、突っ込みよろしくです。
(120:926)
バンカーbunkerは普通「掩蔽壕(えんぺいごう)」と訳します。
文字通り「掩蔽(隠す、隠れる)」のための壕です。

トーチカtochkaはロシア語で「点」という意味で、転じて火点・堡塁と言う意味に使用します。
一般的にコンクリート等で堅固に構築して、内に重火器などを備えた防御陣地を差しています。
(120:927)

トーチカは火点
(120:928)
補足
語感、語義的には「バンカー」はやはり地面を掘ったもの、という印象があります。
トーチカにしても、塹壕の一部として作られていればバンカーという雰囲気が強そうな。
逆に平地の上に乗っかったトーチカはなんとなくバンカーというと居心地悪そうな。
(120:system)
バンカーは防空壕、退避壕を示し、トーチカは特火点、陣地を示すはず。
たとえば、空襲、砲撃の際には兵員はバンカーに避退し、戦闘が始まるとトーチカに篭るとか。
(120:942)
926さんがおっしゃるように、
英語ではトーチカもバンカーに含まれ、それが陣地や特火点であっても、
掩体である限りバンカーの語が使われるようです。
米軍のマニュアルではトーチカ攻撃は「バンカー制圧ドリル」として掲載されています。
(120:944)

現在前線で急ごしらえの塹壕や陣地を作る際に鉄条網を使っている軍隊はありますか?

まだまだ鉄条網は現役ですよ。
軽量でかさばらず、迅速に展開できるバリケードとしてまだ代替品はありません。
演習・実戦において車両の前や後ろに引っかけてあるのをよく見ますし、
旧ユーゴなどで検問に使用している写真を見ます。

ただ、トゲトゲの部分は生産性を上げるために
「とげ」じゃなくて引っかかりのある板状になっています。>米軍等採用モデル
展張は相変わらず人力で、機械力に頼ったりはしないようです。
軽量・簡便が特徴ですから。
(122:44)

ロボット兵器(いわゆるマクロスのようなもの)が作られないのは単にお金の問題で、技術の問題ではないのですか?

いくら金かけようが実用化なんてできませんのでご心配なく。
例えば装置の小型化の技術なんて、いくら金かけても
現在の技術で不可能なものがあると誰でも分かるでしょう。
無い技術は金では実現しようがありません。
金があってできるのは開発推進くらいなもんです。
それと、こういう質問は軍事ではなくSF板か未来技術板で聞いた方がいいです。
(122:14)
予算がつかなければ技術の進展もないので、

ロボット兵器が作られないのは単にお金の問題で、技術の問題ではないのですか?

この問いは無意味。
(122:15)
いい的になるだけ
(122:16)
普通兵器ってのは、「小さく」「目立たない様に迷彩を施す」「安定性を確保するためにボトムヘビー」にするものだ。
ロボット兵器(二足歩行型兵器)は、「デカイ」し「目立つ」し、
「トップヘビー(重心が高い)から衝撃受けたら(あるいは携行火器の反動ですらも)すぐコケル。」
つまり、二足歩行兵器のデザインセンスはまったく逆行しているんだ、あれは。
(122:22)
あーそのさぁ、何で歩兵が匍匐前進やら塹壕掘ると思ってんのさ
  • 体を低くして敵から見つからないようにする
  • 敵の狙いをつけ難くする
  • 姿勢を安定させ(伏せたり・座ったり・もたれたりして)
 射撃精度を上げる (だって伏せた方が楽なんだし)

まあ歩兵に限らず、陸戦兵器は大体↑を基本に設計・運用されてる訳で
今まで築き上た軍事ノウハウを全て崩壊させないとガンダムの様な二足歩行ロボットは無理。
(122:25)
ガンタンクならできそうなものだが・・・。
ガンタンクは通常の戦車の二、三倍の大きさはある。
つまり、なにか革新的な材質が開発されないことには自重が重すぎて輸送や運用には非常な制約がかかる。
軟弱地では地面に沈み込んで動かなかったり、橋を渡れなかったり、
通常の道路じゃ通れないような超巨大なトランスポーターが必要だったり。
小型化したとしても全高が高いので発見されやすく、いい的になるだけ。
つっかえて自動車や鉄道用のトンネルも通れないだろうし。
(122:36)

火炎放射器ってのは軍隊に装備として存在するのでしょうか?

一流の軍隊では使われていません。(特に短射程なのは痛い)
屋外焼却場的な使用方法(死体や生ゴミなどの焼却)はあるかもしれません。
その程度のモノです。トーチカ、バンカー相手にはRPG(特に熱気圧弾頭)の類や
グレネードなどが使用されます。これからは空中炸裂弾もですか。
(122:system ◆systemVXQ2)
WWⅡまでなら使われてた
(122:834)


地震兵器ってガチで存在するんですか?

米露がそれぞれ敵の強化された司令部や重要施設を攻撃するために開発した核兵器は
核爆発による衝撃を地面の震動を介して地下の施設に伝え、破壊力を発揮する。
これを地震兵器、と呼ぶのはそれほど外れた表現でもないと思う。
まあ、ふつーは地中貫通型核爆弾、とか呼ぶけど。
(478:914)

ドムの目くらましフラッシュに相当する兵器って実際にあるんですか?

フラッシュ・バン(スタン・グレネード)なんかそうだし、二次大戦中には英海軍がドイツの急降下爆撃機相手に
照準機付き探照灯で目くらましをかけた。
現代でも低致死性兵器として、レーザーダズラーや高照度照明灯が自爆テロの車や海賊ボート相手に使用されてる。
(487:903)

フレアは目に見える物と見えない物があると聞いたのですが本当なのでしょうか?

フレアは特に最近のものは広い範囲の熱誘導に対抗するために非常に広い波長範囲の熱(光)を出す。
そういう意味では人間の肉眼に見えない光も発してる。
ただ、「射出、作動しても光っているのが人間にはまったく見えないフレア」というものはない。
(364:817)

模造兵器について

ロシア、「風船式の模造兵器」を拡大中
http://wiredvision.jp/news/200808/2008082718.html
これって有効ですか?日本やアメリカは持ってますか?
湾岸戦争の頃は水入れたポリ袋大量に置いておくだけで「敵発見!」って誤爆にくるくらいで、それなりに有効だった。
イラク戦争で同等の戦術使ったという話は寡聞にして聞かないが、今でも部隊移動などを分析(移動して無いものは排除する処理)
されない限りは爆弾を引き付けるデコイとして有効。
日本やアメリカが持ってるかどうかは俺は知らん。
(497:72)
北ベトナム軍やイラク軍は、それで多大な成果を収めた。
自衛隊の教範にも偽陣地の構築は謳われている。
(363:68)
デコイや攻撃対象の欺瞞というとWWIIのイギリスが有名ではあるな
よその国にもあるけど
(363:79)
旧ドイツ軍は木で作った偽装飛行機を作った。
(360:501)
戦時中の日本でも模造兵器は作っていた。

係留されて防空砲台となった艦艇への擬装は、
日本の自己評価が「極めて劣悪」で、アメリカの評価が「非常に巧妙」だったりする。

ただ偽装していた利根に木が枯れてますよなんて手紙が落とされたとか。
(360:502-503)

装甲列車の利用法がいまいちわかりません。どのような任務に使用されるのでしょうか

河川や海が使えない(使いにくい)兵站線において、最強の輸送力は鉄道です(これは現代でもそう)。
よく整備された鉄道網なら、万単位の兵と十分な食料・弾薬を一日で数100Km輸送することが可能。
(当然、集積地から前線や各部隊に配布するには自動車が必要ですが。
 自動車が普及していない時代にはそれでけっこう失敗している)

しかし、列車による補給線は位置・弱点がまるわかりというデメリットがあります。
列車はレール沿いにしか移動できないので、待ち伏せされるとかなりの確率で被害を受けます。
それに対抗するには列車自体を頑丈にさせ、武装することが必要になるのです。

あと、レール爆破されると面倒なんで、鉄道警備隊と迅速な修理を行える工兵隊も必須。
(359:760)

LOFARブイのメリットってなんですか?方位の分かるDIFARブイのほうが良さそうですが

LOFARのほうが探知範囲広い
そしてLOFARブイでも数本にコンタクトがあれば高域を解析してドプラーシフトを観測してやることで概略方位的針がでるし
低域解析をすれば艦型識別、艦型識別できれば現速力まで解析することができる
案外万能だし方位線でなくてもある程度はわかるからな
まぁDIFARの探知圏近づけば当然DIFARオペレーションに切り替える
後、オペレーション上のメリットとして
SDPS(OQAシリーズとかね)の同時表示画面を全て使えるというメリットがある、DIFARだと周波数の
グラム画面と方位線の画面で1ペアなのでLOFARに比べて、同時表示数は必然的に少なくなってしまうと
(524:588)

最近は米軍も火炎放射器を実戦投入しませんが国際法で使用を禁止されてるのですか?

火炎放射器の保有ならびに使用を明示的に禁止するような国際条約は存在しません。
「不必要な苦痛を与える兵器」と解釈することで禁止したがる向きもあるようですが、
ちょっと無理でしょう。
「禁止されていない」と見てよいと考えます。

米軍が最近使用していない、ということについては、当方特に明示的なソースを
持ち合わせていません。
重い、射程が短い、といった難点があることに加え、代替装備が増えてきたことで
使われなくなったのではないか、と推測されますが…。

ベトナム戦争のような戦いをする分には、また使われる可能性はあるかもしれません。
(351:437)

スリングショットは特殊部隊で使えますか?

カンボジアの偉いさんの悪ガキが、西洋人観光客をやたら狙い撃ちして新聞ネタになってたなあ。
まあ、音をあまり立てずに小動物なんかをノックアウトしてサバイバルに使う手はある。

ネズミ取り用に装備に加えてても悪くはないが、あとはガラスでも割って注意を引くぐらいが関の山か。
スリングショットは無音でないし、威力も小さい。それならクロスボウの方がまだマシだし、
それより消音拳銃(単純な消音器付きでなく、本格的な。ロシアの無音拳銃とはいわなくとも)の方がいい。
連射速度も消音拳銃に劣る。
(348:874,875)

音響兵器とはどんなもの?

長距離音響装置(LRAD)と呼ばれるアメリカンテクノロジー社製の音響兵器の一種です。
指向性のある音波を特定の位置のみで最大になるようにセットして相手の行動を阻害するらしい。

ちなみにLRADは最大、接近時151デジベル、200mくらいで146デジベルの
音をぶつける事で人間の行動を奪うそうです。また、兵器として以外にも
特定エリアへの指向性の極めて高いスピーカーとしても使用できるそうです。
(345:464,482)

中国軍が火炎放射器を使ってるのを映像で見ました。日本では使ってないのですか?

日本でも化学科が装備してまっせ。
まあ、極めて限られた任務(トーチカや洞窟陣地の制圧など)にしか使えませんが、
見栄えがするので映像での露出が多いということでしょう。

火炎放射器は射程も短いし、使用可能な時間も短いしで今ではすっかり廃れてしまった兵器。
しかも最大の欠点は……炎で自分の位置が丸分かりになってしまう点だ。
特に夜にでも使ったら絶好の的に(ry

現代戦で迂闊に火炎放射器を使うのは自殺行為だぞ……
携行ロケット砲タイプの焼夷弾ならある。使われるとしたらそっちでしょ。
(344:217-236)

ソ連が作ってたWIGですけどあれはどうして飛んでるんでしょうか?

エクラノプランの事なら水(地)面効果というのを利用して飛んでる。
詳しくはぐぐってみてくれ。
理論上は陸上でも同様の効果で飛べる。

 WIG(Wing In Ground Effect)同様に地面効果(広義)を応用した実用兵器としては。
  • LCAC等のホバークラフト(静圧型)
  • ノルウェーのショル級等のSES(静圧型)
等がある。
 地面効果を利用する機体には、WIG型、ラム圧型、静圧型等があり、
地面が存在する事で揚力を増強する事には変わりないが、そのメカニズムはそれぞれ異なる。
WIGは要は通常の揚力発生する主翼を地面効果内で飛行させるもので、地面効果により揚力増強と誘導抵抗の減少の効果をもたらす。
(おかげでより重い機体を飛ばせ、主翼のアスペクト比も小さく出来る。)
 WIGは平らな陸上なら地面効果内で飛行する事が出来るが、そのクリアランスの少なさから普通飛行しない。
(地面効果内の飛行を多用するが地面効果外の高度も飛行できる機体も、試作レベルなら存在する。)
(340:967,970)

VT信管は電波を自分で出してその電波を感知して爆発するそうですが、敵がその爆発する周波数の電波を出してきたら爆発するんですか?

信管が目標に接近したときの、反射波の周波数の変化を検出して起爆する仕組みなので、
単純に同じ周波数の電波だけ出しても起爆させるのは無理です。
VT信管を無力化しようと思ったらどうすればよいでしょうか
要するに、ドップラー効果を誤魔化すように変調をかけた電波を出せばよい。
ただし、米軍によるテストによれば、目標の手前にうまく妨害装置を設置しないと、効果は薄いらしい。

(336:326-336)

クイーンエリザベスを沈めたイタリア軍の人間魚雷と日本の人間魚雷って基本的に同じような物なんですか?

全然違う。
日本の人間魚雷は脱出できない。

イタリアの人間魚雷は水中スクーターです。
日本の人間魚雷は特攻兵器。

参考
特攻兵器 人間魚雷「回天」人間爆弾「桜花」特攻艇「震洋」マルレ;鳥飼行博研究室
http://www.geocities.jp/torikai007/1945/kaiten.html
(333:597,599)

歩兵が携帯できるようなナパーム弾のような兵器はありませんか?

あり得るとしたら、焼夷弾を発射する肩撃ちロケット弾の類でしょう。

米軍ならM202「フラッシュ」
http://www.inetres.com/gp/military/infantry/flame/M202.html

ロシアならRPO-A「シュメル」
http://warfare.ru/?lang=&catid=278&linkid=1847

基本的にはナパームと同様の効果を発揮します。もっとも、歩兵が携行して撃ち出すサイズですから、
航空機のナパーム爆弾に比べると効果ははるかに小さいものです。
(330:591)

フレアはマグネシウム弾なんですか?

着火はどうするのでしょうか?普通に空気中の酸素と酸化させるだけですか?
 現在使われているフレアは様々ですが、古いものでは赤燐と白燐を混合したものを使用しました。
これは白燐が自然発火するので点火剤は要りませんでした。
 しかし、その後シナリオはどんどん変わり、センサー側は2波長識別がたしなみ。航空機やその排気と
おなじ波長分布がないと反応しなくなり、マグネシウムのような高温すぎる赤外線源は論外。
可能な限りリアルな航空機の機首、翼前縁または排気のスペクトルを再現する必要が生じました。
ここから先は機密がたくさん入っており、さまざまな金属や酸化剤が使用されています。
 最近になって肩撃ちミサイル(MANPADS)の脅威が民間機に及ぶに至って、フレアにはさらに
市街地の空港で毎回使っても周辺に迷惑が及ばない、という要求が生じました。
最新のフレアはおそらくイスラエル製で、金属あるいはその酸化物の混合物で作られており、
空気中で発熱し、センサーをごまかすスペクトルをもった赤外線を発すると同時に、短時間で
消費されて地上には熱源が落ちず、火災を起こしたり有害な煙を発さないというのが売りになっています。
現代のフレアのもう一つの特徴は、赤外光は当然発するが可視光は出さないということです。目立つだけですから。
(329:565)

風船爆弾が再び見直される日が来る?

気球に細菌兵器や化学兵器をくくりつけたものは弾道弾の代用品として
冷戦期に結構真面目に研究されたことがある。

数年前に北朝鮮が阻塞気球を配備しているというニュースが流れた。

キャッシュで発見

7年ほど前から、日本の各地で目撃されているなぞの「気球」。
この気球の正体について、北朝鮮人民軍の元中尉が重要な証言をしている。
(中略)
FNNでは今回、1998年4月、実際に山梨県の山中に飛来した気球を、韓国に亡命した北朝鮮人民軍の元中尉、
林永宣(イム・ヨンソン)氏に見てもらった。
林氏は「これは北朝鮮で作られたものです。ビニール袋に水素ガスを入れて飛ばします」と証言している。
林氏は、ミサイル基地の建設部隊に所属していたが、その部隊のすぐ近くで、実際に気球を飛ばしていたのを見たという。
林氏は「日本まで飛ばす実験は、すでに終わりました。昔、たくさん飛ばしていましたね」と話している。
なぞの気球は北朝鮮が作り、日本へ飛ばす実験をしていたという。
北朝鮮から偏西風に乗って、およそ10時間もあれば、気球は日本に到着するとみられる。

林氏は「単独では毒性のない物質で、2種類の物質が混ざると猛毒が発生する。それは微量でも、
空気に混じると数万人を殺すことができるのです。そういう化学兵器を生産していると聞きました」と語る。
確かに、なぞの容器の先端部分を分解してみると、中には2つの液体を混ぜるかのような弁が付いている。
北朝鮮から日本上空へ飛来したところでタイマーが作動し、それまで分離していた2つの物質が混じり合い、猛毒が発生。
なぞの気球は、化学兵器で日本を奇襲する作戦の予行演習だったのだという。
この気球はローテクではあるが、金属部分はほとんどないことから、レーダーにはまず引っかからないだろうと予測される。
そして、林氏が言うように、この容器に化学兵器が充てんされて、それが多数、日本に飛来したとすると、その被害を予測することは困難とみられる。
(322:356-375)

昔の触発機雷や磁気機雷のセンサー電源はどういうものだったのですか?

昔の電池なんてすぐ消耗してしまうんじゃないかと思うのですが、
第二次大戦後しばらく民間の船の触雷があったとのことなのですが10年くらいはいけるってことですか?
米軍の使ったMK25磁気感応機雷で約2週間というのがカタログスペックなのだが、
平成の時代まで生きたのが見つかってるらしい。

生きたのといっても磁気信管が生きてるわけじゃないぞ
(616:371,372)

現代は国際法で機雷の機能時間が限定されている?そうですが、機能がとまった機雷は回収するのですか?

そうした高性能な機雷をそのまま捨てるのはいかにももったいないですし、無傷のまま敵の手に渡るのもマズいですよね?
機雷って、回収させる手間をかけさせるのも立派な任務なんだが。

機雷の機能時間を限定しようって話はあるけど例によってアメリカと中国が反対してて条約にはなってない
まぁ回収されて中を調べられるのはどの国もいやだから自沈式にしてあるんが普通だけど(中国製除く)
でもこの自沈式って単純なはずのメカがなぜかうまく作動しない例が多いんだよね
米海軍では「沈んだ機雷を見つけたイルカが遊び半分で海面に放り上げる」説があったりw
(616:377,378)

コイルガンって作っても犯罪にならないって本当ですか?

鉄板貫いたり普通に人殺傷できそうなんですが
銃砲刀剣類所持等取締法の条文では、銃砲は
「金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃(圧縮ガスを使用するものを含む。)をいう」
と定義されているので、コイルガンもボウガンもスリングも、作っても所持しても法にふれません。
せいぜい販売などが危険玩具で規制されるぐらい。

殺傷したら当然犯罪になります。また、コードレス釘打ち機(ネイラ)など、まさにこの条文に触れそうなものですが、
日米間の貿易規制緩和の一環として、1998年に「これは銃砲にあたらない」と結論されており、
普通に購入することができます。
(321:598)

ピストルと刀が合体した兵器は、実在したんでしょうか?

実在しました。日本が騎兵向けに戦前に開発した、「試製拳銃付軍刀」です。
発想としては、馬上で軍刀と拳銃を両方使い分けるのは大変、というあたりから、
「合体させりゃいいんじゃね?」となり作っては見たものの、どちらとして使っても
激しく使いにくいという欠点があり、試製で終わりました。
http://d.hatena.ne.jp/koh-zb26/20080129
http://koh-nisi.zuya.jp/diary/08/guntou10.jpg
(312:825)

ベトコンがトラップに糞を塗ってたそうだけど、効果はあったんでしょうか?

まづ、うんこというのは大腸菌の固まりです。
当然それが傷口に付けば化膿します。
スパイクに汚物が塗ってあってそれを踏んだとすると、傷口全体に汚物が付着することになります。
消毒しようと思っても傷口の奥深くまではできません。よって必ず化膿し歩けなくなります。
(137:353)
大便は水分を除くと20%が細菌だといわれてますから、
感染症を起こさせるのが目的です。
規模の小さいトラップでも致命的なダメージを与えられるようになります。
(137:アドバンスト社聖 ◆REH634FRNQ)

糞尿を投げる武器が合ったと聞きましたが本当ですか?

そんなものでダメージがあるんでしょうか?
武器というより戦法だ罠
やられた方は著しく士気が落ちる上に、衛生状態も悪化する

昔は攻城戦なんかで、篭城してる相手に向かって糞尿や死体を投げ込んだ。
衛生状態が悪化する、または伝染病を発生させる事が狙い。
まぁ・・・・化学兵器の元祖・・・と言えなくもないのか?w

糞尿は効率的に処理できないと赤痢まっしぐらだからなぁ…
イギリスなんて黒太子からガリポリまで、赤痢は天敵

ベトコンは落とし穴の底のスパイクにウンコ塗ってたろ
(301:78-98)

ベトナム戦争で使用されたという「ワイヤーに引っ掛かると竹槍が飛び出す」仕掛けについて知りたいです

それは竹槍が「飛び出す」仕組みではないと思う。
言葉で説明するより、写真や図解されてるサイトか本を見た方がいい。
大抵のトラップは地雷や仕掛け爆弾の亜種だったり、落とし穴だったり。
複雑な仕組みなどはせず、踏み板踏むとシーソーみたいにスパイク打ち込んだ板が顔面にくるようにしたり。
食虫植物のハエ地獄みたいに、踏むと足に針が食い込むようなのとか。
ロープに吊された球体に竹槍を打ち込んで、ワイヤーに掛ると振り子みたいに横殴りしてくるのとか。
ワイヤーに掛ると引金が引かれて銃弾が撃ち込まれるとか。
そんなのが多い。
(俺初質スレ431:759)

機雷を地面に埋めて戦車や人が踏むと爆発しますか?

威力は地雷より高いですか?
機雷は単なる波の揺れや浮木の衝突で爆発しては困るので、
予想される範囲の衝撃や水圧変化、磁気などに反応して起爆する、精密機械です。
ただ、たまたまその想定範囲の刺激を与えてしまうと、起爆する可能性はあるでしょう。

一般に、機雷は巨大な艦船を破壊、あるいは行動不能にするために使用されますから、
威力は対戦車地雷どころではありません。おそらく数台の戦車を撃破できるでしょう。
そのかわり、デカイし重いから、運ぶのも埋めるのも大変だよ。
例:機雷1個100kg~1トン超、対戦車地雷1個10~20kg

もちろん起爆装置を適切に変更する必要があります。
(683:system ◆systemVXQ2)

日本の火炎放射器、九三式小火焔発射器などの活躍を聞いた事が無いので、どなたか教えてください。

日本の火炎放射器は第一次大戦後、主に工兵が用いる機材として、独仏の方式を混合して試用していましたが、
余り発達していませんでした。
その後、陸軍士官学校でのテストで意外に利用価値があることが分り、独式を参考に火炎放射器を作り上げました。
但し、これらの火炎放射器は秘密兵器扱いであり、大々的な活躍までに至ってません。

最初の正式兵器である、九三式火炎放射器は、日華事変で用いられています。

九五式五号火炎放射器は、マレー戦のスリム戦で用いられました。
なお、コレヒドール作戦時にも装備されていましたが、実際に使われることはありませんでした。

百式火炎放射器は、陸軍挺進練習部用に製造されたもので、スマトラのパレンバン製油所攻撃
の際に、支援火器として投下されましたが、実際には使用されず、ビルマ作戦、南方島嶼戦の陣地
攻撃に使用されています。
(120:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

まだ鉄条網を使っている軍隊はありますか?

まだまだ鉄条網は現役ですよ。
軽量でかさばらず、迅速に展開できるバリケードとしてまだ代替品はありません。
演習・実戦において車両の前や後ろに引っかけてあるのをよく見ますし、
旧ユーゴなどで検問に使用している写真を見ます。

ただ、トゲトゲの部分は生産性を上げるために
「とげ」じゃなくて引っかかりのある板状になっています。>米軍等採用モデル
展張は相変わらず人力で、機械力に頼ったりはしないようです。
軽量・簡便が特徴ですから。
(122:44)

ソノブイってもし敵に回収されたら技術が盗まれちゃうと思うのですが、そのへんはどうなってるんでしょうか。

ソノブイは高価ですので、状況的に回収が可能ならばなるべく回収します。
もし海や浜辺で拾ったら、最寄の海自基地まで届けてあげてください。
ソノブイ一本で新車一台分くらいの値段になりますので。

ただ、作戦中や荒天時など、回収できない場合ももちろんあります。
そういう場合のために、一定時間で自沈する機能も付いています。

魚雷などの場合、側面に穴を開けておいて、そこに24時間ほどで
海水に浸食されるマグネシウム盤を貼っておき、目標を外しても
一定時間で沈むように作ってあります。それと似たようなものです。

ソノブイは電源が切れると中に水が入って沈むように出来ています。

ソノブイには浮力を保つ為の空気室が有ります。
空気室の下部は開放されており、その上部に電磁弁が有ります。
電源が生きている間は電磁弁が閉まっていますから開放されている下部から
海水が中に入ってきません。
電池の寿命が来て電源が切れると電磁弁が開きます。
それにより空気室下部の開放された部分より海水が中に入り込みます。
結果として浮力が失われソノブイは沈みます。

電源が生きている状態で不埒者が持ち去る事を防ぐ為に「触るな」
と言う内容の注意書きが記して有ります。
(152:614-615)

エアライフルで人の殺傷なんて出来るんですか?

これは、構造的には空気銃と同様の機構を持って居るようです。

日本の法律上、金属性の弾丸を発射可能な以上、実銃扱いとなりますが
弾丸威力については下限は無く、いわゆるエアソフトガン程度の威力であっても
それは変わりません。

動画で示された空気銃は、見る限り1ジュール前後の低威力と見受けられますが
上記の理由により、日本では殺傷能力を持つ実銃とみなされます。

また、殺傷能力の有無で言うと、皮膚が破れ出血、あるいは失明する程度の威力はあります。
(723:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

近代戦、現代戦で「吹き矢」ってどの程度使われたのでしょうか

ソ連が暗殺作戦で何例か(2例のみ?)使った程度かなぁ
アフリカではもっと事例があるかもわからんが
(俺初質スレ30501:322)

最近、ネットワーク中心の戦いとかデータリンク等といったシステムが持て囃されていますが、 具体的にどのような情報を共有するのですか?

また、軍用無線は常に傍受や解読の危険がありますが、データリンクは敵に解読される危険はありますか?
危険は常にある
理屈上敵と同じ機器と同じ暗号コードを入手すればできる
現在解読されてるかといえばそんなものは最高機密だから2chなんぞに答えられる人間はいない
(俺初質スレ50505:224)
主に敵や味方の位置情報をリアルタイムに近い形で共有する能力
大戦略なんかだと味方視界範囲に入った敵の位置や味方の位置はプレイヤーで把握できるだろ?
あれを戦場で実現できたら圧倒的に有利になるよねって話
海や空だと更に発展してリンクされたデータを元に攻撃する能力なんかも研究されていたり実用化されていたりもする

データリンクの情報が傍受されるかとか解読されるかの可能性に関しては
PC関連の板で聞いたほうが最新の情報を得られるとは思うけど
すくなくとも当面の間はそれほど気にする必要はないと俺は考えるよ、個人宅の無線LANでもないんだし
(俺初質スレ50505:222)

自爆テロでベアリングがよく使用されていますが殺傷半径と鋼球の大きさとに相関はあるのでしょうか?

銃の弾頭重量と炸薬量の関係みたいなもんで、爆弾の威力とか殺傷力はベアリングの大きさより炸薬量のが重要だ
重すぎても軽すぎても威力不足になるが、大抵は入手しやすい物が選ばれる
即席爆弾なんて正規の爆弾が使えないから、砲弾や地雷を転用したりするし
炸薬量が不十分で威力不足だから、釘やベアリングを使う
砲弾や地雷の威力半径とか見れば、関係性がわかるだろう
(俺初質スレ436:354)



電磁気力系兵器


ビーム兵器の類を光学兵器と呼ぶのは適当なのでしょうか?光線兵器または電磁波兵器でしょうか

まとめてdirected energy weapon、指向性エネルギー兵器と呼ぶのが
正確です。レーザーについては光学兵器と読んででいいでしょう。
(7:213)

レールガンってなんですか?

レールガンは火薬の爆発力の替わりに、強力な電流による電磁誘導力で、弾丸を
加速する装置です。火薬ガスよりも高速に加速でき、小さな弾体で大きな貫通力、
破壊力を発揮できるという長所がありますが、瞬時に強力な電流を流す必要が
あるため、電流を貯蔵し、発電するために非現実的なサイズが必要になります。
火薬の方がはるかにエネルギー貯蔵効率がよいのです。

また、実用にはレールの消耗、弾体の設計、電磁ノイズの処理など問題が山積
しており、今のところ研究室レベルの小型実験装置(でも電源は巨大)にとどまっています。
(10:system)
金属製の棒(レール)を近接して置き、それにハイアンペアな電流を流すと
間に挟んだ物体を超高速で弾き飛ばします
その原理を応用した未来兵器で、普通の砲よりも遥かに超高速な弾速を得られるため
軽量な弾丸を使っても威力が大きく、また即射性も大きく向上させることが
理論的には可能なのですが、100年近く研究されているのに未だに実用化できません
(74:491)
兵器としては、ね。科学実験用・工業用途では勿論実用化しております
(74:495)

韓国アニメなんですが今日放送した第1話でいきなりECMを撒き散らすだけで敵を粉砕してました(w ECMって直接攻撃手段だったのでしょうか?

電波を強くすれば、直接攻撃手段にはなるね。
「象の檻」で黒こげになったり、九州とか東北、北陸の電車の架線に近づいて
黒こげになることも多いし。
(11:名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2)
電磁波兵器によるハードキルは、マイクロウェーブ兵器などとして開発中です。
ただし、電子回路をハードキルするレベルにとどまります。おそらく敵が全員
ノイズ防御に弱い自爆装置を積んでいたのでしょう。

ちなみに、ECMは電子的対抗手段、ですから攻撃手段ではありません。
(11:17)

ビーム兵器を地球上で使用する「メリット」とはなんなのでしょうか?

ビーム兵器のメリット

ビーム兵器のメリットは、使用される指向性エネルギーの種類によって変わります。
現在、もっとも実用に近い(あるいは試験的に使用されている)指向性エネルギー
兵器は高エネルギーRF(電波)であり、いわばある程度の指向性を持った強力なホワイトノイズ
です。貫通性爆弾では破壊できない堅牢な地下基地でも、電線や鉄管などが引き込まれていれば
それを伝わって内部の電子機器を壊すことが出来ます。さすがにビームの正面にいる人間は
無事では済まないでしょうが、堅牢な地下基地を破壊するほどの爆薬を使用することに比べれば
周辺被害は少なくて済みます。
(58:86)
ビーム兵器のメリット その2

もう一つ実用に近い、あるいは一部実用化されているのが対ミサイル兵器です。
ミサイルは性質上、電波あるいは赤外線に敏感なセンサーを持ち、それが
ないと命中できません。そこでミサイルの位置を探知し、センサーに指向して
強力な電波やレーザーを照射すればセンサーを飽和無力化、あるいは破壊
することが可能です。機関砲で撃墜することも考えられますが、砲身を振り回す
だけでも大変な上、弾道を確認して誤差を修正し、さらに射撃するといった
手間、時間、弾薬の余裕(=重量)が必要になります。例えば船舶に搭載する
ファランクスは航空機搭載が考えられないほど大きく、重いですが、4回の交戦で
即応弾薬が尽きると言われています。まあ、対艦ミサイルと対空ミサイルでは
話が違うでしょうが。とりあえず、強力な赤外フラッシュ、あるいはレーザーを
用いて赤外誘導ミサイルのセンサーを飽和無効化する装備はすでに実戦
配備が始まっています。
物理的にエネルギーで物質を破壊するレベルのビーム兵器は艦船搭載の
対対艦ミサイル用、地上基地の対対地ロケット用、大型機搭載の弾道ミサイル
上昇期撃破用などが実験段階にあります。弾よりもビームの方が早く、直進することが
最大のメリットでしょう。
(58:87)

「レーザー兵器の射程」の定義はあるのでしょうか?

大気による減衰で破壊力が失われる距離
ターレットの旋回速度・精度が想定される目標の動きに追従できない距離
捜索・照準機器の有効距離

あたりかな。
下のものほど純粋なレーザー兵器の能力からシステム全体の問題になります。
(71:356)
大気中では空気の光透過率の関係で距離が遠くなるにつれ威力も
減衰します。
仮にずっと大気中を通過したとして所定の破壊力を保てる距離が
「射程距離」になります。
まぁこれは理屈の上での話でたとえ水平に撃っても450キロ先は
大気圏外に出てしまいますが。
(71:359)

電磁波兵器によるITインフラへのテロっていうのはあまり話題に上りませんよね?

数キロ以内にある電子機器を機能不全に陥らせるレベルの電磁波発生装置ならば、
比較的低コストに製作することが出来ると聞いたのですが、
この手のテロの実現性や効果ってどんなものなのでしょうか?
どこで聞いたのか知らないけれど、EMPを発生させるのは結構技術的には難しい。
それならば、共同溝に爆弾でも放り込むか、中間変電所をテロって停電を引き起こした
ほうが、ITインフラを破壊するには低コストだろう。
(76:275)
テロリストに簡単にEMP爆弾が造れるくらいだったら、
いまごろはそこらじゅうの戦場でEMP兵器が使われているわな。
(76:276)

エジプトが開発した磁気信管装備の対戦車地雷を起爆させるシステムと言うのは他国には存在するの

TRALL電磁システム
メトラ・ブランスコ社(チェコ)IAIラムタ社(イスラエル)の共同開発
強い磁場を発生させることにより戦車の前方80~250cmで自爆させる。
T72M4CZ(チェコ)搭載。
(85:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)
他国にもありますけど、ご自身で書かれている通り、磁気感応以外や
磁気と他の要素(振動とか圧力とか)の複合で作動するものには無効
です。現代の地雷はなかなか欺瞞できないので、結局、爆索などで
大雑把に掃除したあと、物理的に排除するのが一番、ということに
なっています。爆索、磁気、フレール/ドーザーでもいいわけですが、
それなら磁気飛ばして一気に物理排除に、ということになるわけです。
機雷のように一挙に物理的排除できないものの場合には、しかたないので
磁気や圧力波などを使用しますが、それすら次第にソーナーなどを使用した
発見、物理的排除(この場合は爆破)が主流になりつつあります。つまり
地雷/機雷 対 欺瞞自爆の戦いは、欺瞞して自爆させる方法の負け、になったわけです。
(85:system)

レーザーとビームって、どう違うのですか?

ビーム(beam)は、目に見える見えないを問わず、光・電磁波・荷電粒子の束などを意味します。
ちなみにマクドナルドやコンパニオンのおねーさんの微笑み光線もこのbeamという単語を使います。(マジで)

レーザー(LASER)は
"Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation"
の頭文字を取ったもので、「誘導放射による光の増幅」という意味です。

で、正しくはレーザーを起こす機械をレーザー発振器、そこから出る光線をレーザー光線、またはレーザービームと呼びます。
もっとも、最近は「発振器」も「ビーム」も略されてしまって全部ひっくるめて「レーザー」ですけど。
つまりレーザーはビームの一種であって、別物ではないのです。
(くだらない質問はここに書け!:名指しさん)
レーザー(LASER)はlight amplification by stimulated emission of radiationの
頭文字を取ったもの。「誘導放出による光の増幅」という意味。
単波長で位相のそろった光であるため、減衰・拡散しにくい強い光が得られる。

ビーム(BEAM)は光や電子の流れの束、または電波の束を差す。
この束が細くなる程エネルギーの集中度が上がり伝達効率が増す。
より詳しくは物理板あたりで。
(116:959)

レールガンが実用化されるのは何年くらい後ですか?

実用砲では今のところ、米海軍が研究開発中のものが一番早そうだ
実験砲の進捗しだいだが、おそらく2020年ごろになる

参考までに。
レールガンの発射試験を実施、米海軍研究施設
http://www.afpbb.com/article/politics/2344425/2577746
米海軍が開発中の電磁レールガンはマッハ5-7の速度で弾丸を発射し、200カイリ先の標的を攻撃可能。

銃器も後にレールガンになるのですか?

まずないね。
銃器をレールガンにするというのは、ちょっとした発電施設並の電力を生み出せるパワーパックを

「 人 間 が 携 帯 で き る レ ベ ル ま で 小 型 ・ 軽 量 化 」

しなければならないという巨大すぎるネックがある。

また、銃器にそんな大破壊力は必要ないし、かえって有害ですらある。
あまりに大きな破壊力は、標的以外にも危害を及ぼすわけね。
(初心者スレ471)

携行型レーザー銃は、各国で実用化はされないんでしょうか?

弾も必要ないし、弾道も直線ですから命中率も高いし、いいことづくめだと思うのですが・・・。

殺傷を目的とするような高出力レーザーは高価過ぎ、またパワープラントが重すぎ
実用化出来ず、眼球を沸騰させるだけみたいなレーザーは人道的な観点でお蔵入り。

レーザーポインターで目を狙うと言うのは考えらました。
非人道的だとか言われて実用化されてません。
(初心者スレ496:92)

フォークランド戦争でイギリス軍が、アルゼンチン軍の戦闘機パイロットを失明させる兵器を使用したと聞いたことがあるのですが

あー、それは英海軍の駆逐艦が搭載していたGSA-8Aシー・アーチャー光学方位盤ですわ。
レーザーを使って火器管制を行うんで、対空砲が向けられたパイロットがレーザーを浴びて
失明したと。そんな話です。
(358:662:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)
英国が敵兵を失明させる目的でレーザー光を使用した事は公然の秘密で、
パイロット失明以降それは問題化しました
今現在、照準用途以外または、人体に向けて照射する事は国際条約だかで規制されています。
(358:663:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)
dazzling、つまり眩惑する、まぶしがらせて一瞬視機能を奪う、というものと
恒久的な失明を作る、blindingとは違います。
エネルギー的にも100倍は少なくとも。ごっちゃにしないように。
つまり「一時的に失明させる」と「失明させる」は、「一時的に戦闘能力を失わせる」と「死亡させる」ぐらいに違います。
もっとも "eye safe laser" が現在のレーザー照準装置の基本仕様になっていることを見ればわかるとおり、
下手すると中心視野を永久に奪ったり、一時的に全視野を失わせることは可能です。副作用として。
(358:675)

ZM-87 小型レーザー兵器 なにこれ?

いわゆる非殺傷兵器の一種。指向性レーダーを使用して、「一時的に」照射された兵員を
盲目化させたり方向感覚を失わせて戦闘力を奪う事を目的として開発された。
レーザー光により永久的に相手の視力を奪う兵器は1995年になって国際条約で禁止されてたので、
以後はこの規制を避けるためレーザー光の出力は「一時的」に視力を奪う程度に制限されている。

概説
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Dazzler_(weapon)

ただし、ZM-87は国際条約による制限以前に開発された事もあり、永久的に視力を奪うだけの出力を備えていた。
そのため現在では生産を終了しているとの事。
ttp://www.forecastinternational.com/archive/eo/eo12338.htm
ttp://www.dingxianghua.com/book/HTML/1583/62753.htm
(J10や87式や99式等について語る:52)

映画でSWATがテロ組織を制圧する際に緑色の直径20cm位のライトを犯人に向けていましたが、何なのでしょう?

スタンガンの親戚で「マイオトロン」と言う、人間の行動力を奪う効果がある
非殺傷武器があります、これは特殊な周波数の光などの刺激で無力化するもので
これを元にした架空の無力化装備であると思われます。

ちなみに音を利用したものは戦中から研究されていて、実用化されたものは
シーシェパードのテロリストに対して使用され効果をあげたようです
(580:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

電磁パルス兵器の各国の進展具合はどのレベルなのですか?

電磁パルス兵器は、High-Power Microwave (HPM)兵器として、特に米英が開発に力を入れています。
すでに実験段階に達していますが、安定した効果がなかなか得られていないようです。
AESAのようなレーダーをHPM兵器として使用する研究も熱心に行われています。

発射母機自体を破壊しないためには厳重なシールドが必要であり、この対策がなかなか大変なようです。
したがってUAVあるいはミサイルに搭載する事が検討されています。

HPM high-power microwave でググるといろいろ面白いものがヒットします。
(319:300)

電磁パルス兵器とはどんな効果があるのでしょうか?

電磁パルス兵器といってもさまざまですが、現在開発され、試験が行われているのは
電子回路に高圧パルスを発生させて電子回路を破壊するものです。

核兵器もそうですし、爆発を用いたEMP発生装置(今では主流はずれてる)、
キャパシターを用いた発生装置、AESAを電磁パルス兵器として利用するなどいろいろあります。

EMPよりもう少し帯域広め、持続時間長めのHigh Power Microwave(HPW) weaponと呼ばれるものが
実用化に一番近いようです。

対象としてもっとも効果的なのはレーダー。なにしろ電波を待っているわけなので。

SAMサイト、レーダー誘導ミサイルなどが標的として考えられています。
さらに高出力にして車両の電装破壊による不動化、コンピューターや通信関係の破壊、
航法装置を破壊することによる航空機、船舶への攻撃。

波長と出力によっては人間にも十分有効とされます。一種のてんかん状態(笑)を作り出し、
意識喪失による無力化を狙います。十分大きな出力であれば中枢神経破壊による死亡もあり得るらしい。
対人、しかも致死目的の使用についてはよく知らんので他のソースを探してください。
(297:252-257)

日本軍の研究してた殺人光線について詳しく

旧日本軍が研究していたのは殺人光線じゃなくて殺人電波。
出力の高い極超短波が生体に悪影響を及ぼすのを発見して、
これを兵器として使えないかと四苦八苦したが結局そのまま終戦。
一応理屈としては間違っていないが、まともに運用できる兵器にするのは大変だよなぁ…

ちなみに現代の高出力レーダーの発信器の前に人がうっかり立つと余裕で死ねる。
(294:472)

現状ではSF的レーザー銃はどれくらい実用化されているのですか?

非人道的って事で実際に用いられてないけど、レーザー照射で相手の網膜を焼き切るライフルならある。

通常の狙撃は実弾にかかる引力や空気抵抗やその他要因(温度・湿度・風等)を全て計算しないと出来ないけど、
レーザーは光なので、屈折する何か(ガラスや蒸気等)さえなければ必ず直線で進むので、殆ど訓練せず使えてしまう。

ただまぁ人が携帯できるレーザー兵器と言えばその程度で、破壊力で言えばまだまだ。
(戦争板初質スレ4:264)

パルスウェーブを使ったマイオトロンって効果あります?

パルスウエーブを使っていた物に、エアテイザーが有りますね。一時日本にも輸入されていました→銃刀法違反として回収

で、実際ためした感想では、痛みには耐えられるが、パルスウエーブは利き方が違い、自分で自分の体を制御できなくなる感じでした。

スタンガンは慣れると結構耐えられます。
(114:剣恒光 ◆yl213OWCWU)

レーザー兵器の開発はなぜ難しいの?

レーザー兵器の実用化については多くの技術的ハードルがあります。効率の良い高出力レーザービームの
発生自体、もちろん高度な技術を必要としますが、それ以外にも、長距離では乱流による光速の乱れに
対する補正光学が必要となり、照準装置との整合性も要求されます。小型化には発光ダイオード励起による
固体レーザーの大出力化が必須ともいわれています。一方、大出力では励起媒体の発熱が問題となり、
連射能力を得るためには複数のレーザーシステムを使用する、励起媒体を迅速に交換できるシステムにする、
などの工夫が必要なようです。

現在米海軍が開発中のレーザーは10kジュールのレーザーバーストを発射する小型の発射機を複数配列し、
連射することで、15cm厚の鉄を1秒間で穿孔できる性能を目指しています。ひとつのモジュールの長さは約1m。
重量は数キログラムで、数平方メートルのサイズの中に120個を配列するシステムが考えられています。
また、スタンダードミサイルの弾頭にこのようなレーザーを84基搭載し、これによって弾道ミサイル防御を
行うアイデアもあります。もちろん、小型艦艇の防御用にも使用できるとしています。
(123:system ◆systemVXQ2)

大戦中日本が研究していたレーザー兵器は他の国は研究もしなかったのでしょうか?

大戦末期のドイツが、沢山の鏡で太陽光を集中させて敵機を撃墜する「太陽砲」という兵器を開発しようとしていたという話はある。
そのほか
L字型の筒の中で爆発を起こし、その衝撃波で敵機を撃墜する「風砲」
地面に埋めた筒の中で緩燃爆発を起こして小規模な旋風を発生させて敵機を撃墜する「竜巻砲」
反射鏡で爆発音を集束照射して敵兵を殺傷する「音響砲」
などわけのわからん超兵器が研究されてるが、当然のことながらひとつも物にならなかった。

なお日本が研究していたマイクロ波兵器「勢号」は敵機を直接破壊するのではなく、
マイクロ波でエンジンなどの電気系統を焼ききる事を目標としていたそうだ。
(226:310)

旧日本軍の電波兵器について詳しく教えて下さい。

戦前、軍によって「電波兵器」と称されたのは、狭義では電波警戒機、電波標定機、電波誘導機、
味方識別機、電波暗視機、電波高度計、電波探索機であり、最初の二者を、陸軍では「電波探知機」
と言い、海軍では「電波探信儀」と呼んでいた。
ちなみに、陸軍の「電波兵器」の定義は一応以下の通り。
 「超短波又は極超短波を用い、自らこれを発射し、その反射波を受信して敵の飛行機、艦船等
  移動目標の位置を検知するもの及び、これに付随する兵器」

ちなみに、陸軍の電波警戒機甲とその一統は日本電気で計200台、海軍の電探は同じく日本電気
で1号1型が4台試作された後、その発達型が309台生産された。
(しょうもない知識を披露するスレ8:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

アメリカ軍が開発を進めているといわれるEMP爆弾について教えて下さい。

導電性の糸を変電所に撒き散らして、ショートさせて停電、というのはやってます。
EMP爆弾については、開発、試験はしており、ミサイルに搭載するという話が
何度も出ていますが、実戦使用の有無は不明です。
米でテストされたEMPミサイルの記事。
http://tinyurl.com/3uxaqh5

テストといっても、ちゃんと飛んで、決められた時点でフラグを立てることができました、というだけ。
現代のEMP兵器は、核の時代と違って周辺危害を最小限にするのが大きな目的。
つまり効果範囲が必要最小限である方が望ましいわけです。
(728:system ◆systemVXQ2)

ビーム兵器の類を光学兵器と呼ぶのは適当なのでしょうか?光線兵器または電磁波兵器でしょうか

まとめてdirected energy weapon、指向性エネルギー兵器と呼ぶのが
正確です。レーザーについては光学兵器と読んででいいでしょう。
(7:213)

レールガンってなんですか?

レールガンは火薬の爆発力の替わりに、強力な電流による電磁誘導力で、弾丸を
加速する装置です。火薬ガスよりも高速に加速でき、小さな弾体で大きな貫通力、
破壊力を発揮できるという長所がありますが、瞬時に強力な電流を流す必要が
あるため、電流を貯蔵し、発電するために非現実的なサイズが必要になります。
火薬の方がはるかにエネルギー貯蔵効率がよいのです。

また、実用にはレールの消耗、弾体の設計、電磁ノイズの処理など問題が山積
しており、今のところ研究室レベルの小型実験装置(でも電源は巨大)にとどまっています。
(10:system)

韓国アニメなんですが今日放送した第1話でいきなりECMを撒き散らすだけで敵を粉砕してました(w ECMって直接攻撃手段だったのでしょうか?

電波を強くすれば、直接攻撃手段にはなるね。
「象の檻」で黒こげになったり、九州とか東北、北陸の電車の架線に近づいて
黒こげになることも多いし。
(11:名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2)
電磁波兵器によるハードキルは、マイクロウェーブ兵器などとして開発中です。
ただし、電子回路をハードキルするレベルにとどまります。おそらく敵が全員
ノイズ防御に弱い自爆装置を積んでいたのでしょう。

ちなみに、ECMは電子的対抗手段、ですから攻撃手段ではありません。
(11:17)

ビーム兵器を地球上で使用する「メリット」とはなんなのでしょうか?

ビーム兵器のメリット

ビーム兵器のメリットは、使用される指向性エネルギーの種類によって変わります。
現在、もっとも実用に近い(あるいは試験的に使用されている)指向性エネルギー
兵器は高エネルギーRF(電波)であり、いわばある程度の指向性を持った強力なホワイトノイズ
です。貫通性爆弾では破壊できない堅牢な地下基地でも、電線や鉄管などが引き込まれていれば
それを伝わって内部の電子機器を壊すことが出来ます。さすがにビームの正面にいる人間は
無事では済まないでしょうが、堅牢な地下基地を破壊するほどの爆薬を使用することに比べれば
周辺被害は少なくて済みます。
(58:86)
ビーム兵器のメリット その2

もう一つ実用に近い、あるいは一部実用化されているのが対ミサイル兵器です。
ミサイルは性質上、電波あるいは赤外線に敏感なセンサーを持ち、それが
ないと命中できません。そこでミサイルの位置を探知し、センサーに指向して
強力な電波やレーザーを照射すればセンサーを飽和無力化、あるいは破壊
することが可能です。機関砲で撃墜することも考えられますが、砲身を振り回す
だけでも大変な上、弾道を確認して誤差を修正し、さらに射撃するといった
手間、時間、弾薬の余裕(=重量)が必要になります。例えば船舶に搭載する
ファランクスは航空機搭載が考えられないほど大きく、重いですが、4回の交戦で
即応弾薬が尽きると言われています。まあ、対艦ミサイルと対空ミサイルでは
話が違うでしょうが。とりあえず、強力な赤外フラッシュ、あるいはレーザーを
用いて赤外誘導ミサイルのセンサーを飽和無効化する装備はすでに実戦
配備が始まっています。
物理的にエネルギーで物質を破壊するレベルのビーム兵器は艦船搭載の
対対艦ミサイル用、地上基地の対対地ロケット用、大型機搭載の弾道ミサイル
上昇期撃破用などが実験段階にあります。弾よりもビームの方が早く、直進することが
最大のメリットでしょう。
(58:87)

アルキメデスの反射鏡が兵器として使えない理由

ドイツがWW2末期に開発した音波砲と同じで、致死性を持つためにに必要な照射時間が
かなり長いため有意性がきわめて低いから使えないようですよ。
(65:951)

ゲームやアニメのような「ホーミングレーザー」or「ホーミングビーム」って可能なんですか?

人類の既知の技術では不可能だと思われ。

あ、荷電粒子ビームは地磁気で曲がるって言えば曲がりますが、
ホーミングみたいなことは絶対ムリですね。
(67:885)
ビームは磁気である程度曲げられる(単体兵器として役にたたんけど)。
レーザーは滅茶苦茶な重力制御が可能ならば曲げられる(兵器も重力で崩壊するけど)。
土台無理、が回答。
(67:889)
世の中には補償光学というものがあるし、パスの途中に乱流等の密度がごちゃごちゃになっている所が
あっても焦点を合わせることは不可能というわけではない。

レーザーを曲げる話
光は媒体の中に屈折率の差があれば曲がる。だからレーザーを曲げることは不可能と言うわけではない。
とはいえそれを使ってゲームみたいに曲がるレーザーを作れるかといえば現状ではとても無理だが・・・。
(67:897)

日本の大規模なデモで火炎瓶がつかわれたのっていつぐらいが最後なのでしょう?

1980年の西成暴動が最後ではないですかね。見に行ったが覆面したおっさんが裏で火炎瓶を配ってた。学生運動の成れの果てかな。
(88:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)

レールガンで死んだ人、ってのはまだいないの?

開発中の事故で、でしょうか?それとも狙い撃たれて、でしょうか?
後者なら、まだいません。
(107:609)


レーザーとビームって、どう違うのですか?

ビーム(beam)は、目に見える見えないを問わず、光・電磁波・荷電粒子の束などを意味します。
ちなみにマクドナルドやコンパニオンのおねーさんの微笑み光線もこのbeamという単語を使います。(マジで)

レーザー(LASER)は
"Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation"
の頭文字を取ったもので、「誘導放射による光の増幅」という意味です。

で、正しくはレーザーを起こす機械をレーザー発振器、そこから出る光線をレーザー光線、またはレーザービームと呼びます。
もっとも、最近は「発振器」も「ビーム」も略されてしまって全部ひっくるめて「レーザー」ですけど。
つまりレーザーはビームの一種であって、別物ではないのです。
(くだらない質問はここに書け!:名指しさん)

レールガンが実用化されるのは何年くらい後ですか?

実用砲では今のところ、米海軍が研究開発中のものが一番早そうだ
実験砲の進捗しだいだが、おそらく2020年ごろになる

参考までに。
レールガンの発射試験を実施、米海軍研究施設
http://www.afpbb.com/article/politics/2344425/2577746
米海軍が開発中の電磁レールガンはマッハ5-7の速度で弾丸を発射し、200カイリ先の標的を攻撃可能。

銃器も後にレールガンになるのですか?

まずないね。
銃器をレールガンにするというのは、ちょっとした発電施設並の電力を生み出せるパワーパックを

「 人 間 が 携 帯 で き る レ ベ ル ま で 小 型 ・ 軽 量 化 」

しなければならないという巨大すぎるネックがある。

また、銃器にそんな大破壊力は必要ないし、かえって有害ですらある。
あまりに大きな破壊力は、標的以外にも危害を及ぼすわけね。
(初心者スレ471)

携行型レーザー銃は、各国で実用化はされないんでしょうか?

弾も必要ないし、弾道も直線ですから命中率も高いし、いいことづくめだと思うのですが・・・。

殺傷を目的とするような高出力レーザーは高価過ぎ、またパワープラントが重すぎ
実用化出来ず、眼球を沸騰させるだけみたいなレーザーは人道的な観点でお蔵入り。

レーザーポインターで目を狙うと言うのは考えらました。
非人道的だとか言われて実用化されてません。
(初心者スレ496:92)

フォークランド戦争でイギリス軍が、アルゼンチン軍の戦闘機パイロットを失明させる兵器を使用したと聞いたことがあるのですが

あー、それは英海軍の駆逐艦が搭載していたGSA-8Aシー・アーチャー光学方位盤ですわ。
レーザーを使って火器管制を行うんで、対空砲が向けられたパイロットがレーザーを浴びて
失明したと。そんな話です。
(358:662:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)
英国が敵兵を失明させる目的でレーザー光を使用した事は公然の秘密で、
パイロット失明以降それは問題化しました
今現在、照準用途以外または、人体に向けて照射する事は国際条約だかで規制されています。
(358:663:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)
dazzling、つまり眩惑する、まぶしがらせて一瞬視機能を奪う、というものと
恒久的な失明を作る、blindingとは違います。
エネルギー的にも100倍は少なくとも。ごっちゃにしないように。
つまり「一時的に失明させる」と「失明させる」は、「一時的に戦闘能力を失わせる」と「死亡させる」ぐらいに違います。
もっとも "eye safe laser" が現在のレーザー照準装置の基本仕様になっていることを見ればわかるとおり、
下手すると中心視野を永久に奪ったり、一時的に全視野を失わせることは可能です。副作用として。
(358:675)

ZM-87 小型レーザー兵器 なにこれ?

いわゆる非殺傷兵器の一種。指向性レーダーを使用して、「一時的に」照射された兵員を
盲目化させたり方向感覚を失わせて戦闘力を奪う事を目的として開発された。
レーザー光により永久的に相手の視力を奪う兵器は1995年になって国際条約で禁止されてたので、
以後はこの規制を避けるためレーザー光の出力は「一時的」に視力を奪う程度に制限されている。

概説
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Dazzler_(weapon)

ただし、ZM-87は国際条約による制限以前に開発された事もあり、永久的に視力を奪うだけの出力を備えていた。
そのため現在では生産を終了しているとの事。
ttp://www.forecastinternational.com/archive/eo/eo12338.htm
ttp://www.dingxianghua.com/book/HTML/1583/62753.htm
(J10や87式や99式等について語る:52)

映画でSWATがテロ組織を制圧する際に緑色の直径20cm位のライトを犯人に向けていましたが、何なのでしょう?

スタンガンの親戚で「マイオトロン」と言う、人間の行動力を奪う効果がある
非殺傷武器があります、これは特殊な周波数の光などの刺激で無力化するもので
これを元にした架空の無力化装備であると思われます。

ちなみに音を利用したものは戦中から研究されていて、実用化されたものは
シーシェパードのテロリストに対して使用され効果をあげたようです
(580:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

電磁パルス兵器の各国の進展具合はどのレベルなのですか?

電磁パルス兵器は、High-Power Microwave (HPM)兵器として、特に米英が開発に力を入れています。
すでに実験段階に達していますが、安定した効果がなかなか得られていないようです。
AESAのようなレーダーをHPM兵器として使用する研究も熱心に行われています。

発射母機自体を破壊しないためには厳重なシールドが必要であり、この対策がなかなか大変なようです。
したがってUAVあるいはミサイルに搭載する事が検討されています。

HPM high-power microwave でググるといろいろ面白いものがヒットします。
(319:300)


電磁パルス兵器とはどんな効果があるのでしょうか?

電磁パルス兵器といってもさまざまですが、現在開発され、試験が行われているのは
電子回路に高圧パルスを発生させて電子回路を破壊するものです。

核兵器もそうですし、爆発を用いたEMP発生装置(今では主流はずれてる)、
キャパシターを用いた発生装置、AESAを電磁パルス兵器として利用するなどいろいろあります。

EMPよりもう少し帯域広め、持続時間長めのHigh Power Microwave(HPW) weaponと呼ばれるものが
実用化に一番近いようです。

対象としてもっとも効果的なのはレーダー。なにしろ電波を待っているわけなので。

SAMサイト、レーダー誘導ミサイルなどが標的として考えられています。
さらに高出力にして車両の電装破壊による不動化、コンピューターや通信関係の破壊、
航法装置を破壊することによる航空機、船舶への攻撃。

波長と出力によっては人間にも十分有効とされます。一種のてんかん状態(笑)を作り出し、
意識喪失による無力化を狙います。十分大きな出力であれば中枢神経破壊による死亡もあり得るらしい。
対人、しかも致死目的の使用についてはよく知らんので他のソースを探してください。
(297:252-257)

日本軍の研究してた殺人光線について詳しく

旧日本軍が研究していたのは殺人光線じゃなくて殺人電波。
出力の高い極超短波が生体に悪影響を及ぼすのを発見して、
これを兵器として使えないかと四苦八苦したが結局そのまま終戦。
一応理屈としては間違っていないが、まともに運用できる兵器にするのは大変だよなぁ…

ちなみに現代の高出力レーダーの発信器の前に人がうっかり立つと余裕で死ねる。
(294:472)

現状ではSF的レーザー銃はどれくらい実用化されているのですか?

非人道的って事で実際に用いられてないけど、レーザー照射で相手の網膜を焼き切るライフルならある。

通常の狙撃は実弾にかかる引力や空気抵抗やその他要因(温度・湿度・風等)を全て計算しないと出来ないけど、
レーザーは光なので、屈折する何か(ガラスや蒸気等)さえなければ必ず直線で進むので、殆ど訓練せず使えてしまう。

ただまぁ人が携帯できるレーザー兵器と言えばその程度で、破壊力で言えばまだまだ。
(戦争板初質スレ4:264)

パルスウェーブを使ったマイオトロンって効果あります?

パルスウエーブを使っていた物に、エアテイザーが有りますね。一時日本にも輸入されていました→銃刀法違反として回収

で、実際ためした感想では、痛みには耐えられるが、パルスウエーブは利き方が違い、自分で自分の体を制御できなくなる感じでした。

スタンガンは慣れると結構耐えられます。
(114:剣恒光 ◆yl213OWCWU)

レーザー兵器の開発はなぜ難しいの?

レーザー兵器の実用化については多くの技術的ハードルがあります。効率の良い高出力レーザービームの
発生自体、もちろん高度な技術を必要としますが、それ以外にも、長距離では乱流による光速の乱れに
対する補正光学が必要となり、照準装置との整合性も要求されます。小型化には発光ダイオード励起による
固体レーザーの大出力化が必須ともいわれています。一方、大出力では励起媒体の発熱が問題となり、
連射能力を得るためには複数のレーザーシステムを使用する、励起媒体を迅速に交換できるシステムにする、
などの工夫が必要なようです。

現在米海軍が開発中のレーザーは10kジュールのレーザーバーストを発射する小型の発射機を複数配列し、
連射することで、15cm厚の鉄を1秒間で穿孔できる性能を目指しています。ひとつのモジュールの長さは約1m。
重量は数キログラムで、数平方メートルのサイズの中に120個を配列するシステムが考えられています。
また、スタンダードミサイルの弾頭にこのようなレーザーを84基搭載し、これによって弾道ミサイル防御を
行うアイデアもあります。もちろん、小型艦艇の防御用にも使用できるとしています。
(123:system ◆systemVXQ2)

大戦中日本が研究していたレーザー兵器は他の国は研究もしなかったのでしょうか?

大戦末期のドイツが、沢山の鏡で太陽光を集中させて敵機を撃墜する「太陽砲」という兵器を開発しようとしていたという話はある。
そのほか
L字型の筒の中で爆発を起こし、その衝撃波で敵機を撃墜する「風砲」
地面に埋めた筒の中で緩燃爆発を起こして小規模な旋風を発生させて敵機を撃墜する「竜巻砲」
反射鏡で爆発音を集束照射して敵兵を殺傷する「音響砲」
などわけのわからん超兵器が研究されてるが、当然のことながらひとつも物にならなかった。

なお日本が研究していたマイクロ波兵器「勢号」は敵機を直接破壊するのではなく、
マイクロ波でエンジンなどの電気系統を焼ききる事を目標としていたそうだ。
(226:310)

旧日本軍の電波兵器について詳しく教えて下さい。

戦前、軍によって「電波兵器」と称されたのは、狭義では電波警戒機、電波標定機、電波誘導機、
味方識別機、電波暗視機、電波高度計、電波探索機であり、最初の二者を、陸軍では「電波探知機」
と言い、海軍では「電波探信儀」と呼んでいた。
ちなみに、陸軍の「電波兵器」の定義は一応以下の通り。
 「超短波又は極超短波を用い、自らこれを発射し、その反射波を受信して敵の飛行機、艦船等
  移動目標の位置を検知するもの及び、これに付随する兵器」

ちなみに、陸軍の電波警戒機甲とその一統は日本電気で計200台、海軍の電探は同じく日本電気
で1号1型が4台試作された後、その発達型が309台生産された。
(しょうもない知識を披露するスレ8:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

アメリカ軍が開発を進めているといわれるEMP爆弾について教えて下さい。

導電性の糸を変電所に撒き散らして、ショートさせて停電、というのはやってます。
EMP爆弾については、開発、試験はしており、ミサイルに搭載するという話が
何度も出ていますが、実戦使用の有無は不明です。
米でテストされたEMPミサイルの記事。
http://tinyurl.com/3uxaqh5

テストといっても、ちゃんと飛んで、決められた時点でフラグを立てることができました、というだけ。
現代のEMP兵器は、核の時代と違って周辺危害を最小限にするのが大きな目的。
つまり効果範囲が必要最小限である方が望ましいわけです。
(728:system ◆systemVXQ2)

レーザーポインタで失明するの?

比較的低出力のレーザーの場合、網膜中心部(黄斑)が傷害されるため、中心視野がダメになります。
全体のごく一部の面積ではありますが、それだけで視力は0.1以上出なくなります。

さらに高い出力の場合、網膜色素上皮とブルフ膜を破壊して硝子体出血を起こします。
ごく短時間のうちに視野全体が損なわれます。適切な治療が行われなければ、網膜剥離などを併発して
完全に失明するおそれがあります。

さらに高い出力の場合、また波長によっては角膜穿孔、眼球穿孔を起こし、失明します。

まあ、レーザーポインターなら黄斑障害止まりですが、SSY-1クラス(1Wとか)だと
硝子体出血まで行くのでは。眼科用レーザーの0.5W×0.1sec程度でもフォーカスしだいでは
ささやかな硝子体出血起こしますから。
(735:system ◆systemVXQ2)

中性子レーザーは可能でしょうか?

中性子ビーム兵器、ということで考えましょう。試験段階でも存在しないか、少なくとも知られていません。

現在の技術で作ると、とんでもないエネルギーが必要な上、拡散も大きいので使い物にならないだろうということです。

強いていえば、過去ABM(対弾道弾防御ミサイル)が開発されていたとき、
中性子爆弾弾頭が真空中では有効ということで使われたわけですが、
その中性子放射に一種の指向性を持たせる研究 and/or 実験がされていたと思います。
といっても、ビームとか言えるようなものではなく、大体あっちの方向にたくさん放射、みたいなものだったと思います。

また、粒子加速器で中性子ビームを発生させる場合、標的に荷電粒子ビームをあてて、二次放射として中性子ビームを得るようです。
このため、効率が悪い上に指向性が低く、まあ、どちらでやってもダメ、ということで。
(16:system)

エネルギー兵器について教えて下さい

検索するならキーワードは
指向性エネルギー兵器(directed energy weapon)
レーザー兵器(laser weapon)
あるいは 高出力レーザー兵器(high energy laser weapon)
あるいは 戦術高エネルギーレーザー(tactical high-energy laser、THEL)
高出力マイクロ波兵器(high power microwave weapon、HPM)
(683:system ◆systemVXQ2)


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