2発で世界貿易センタービルを崩落させるには、ミサイルで言うとどの程度のものが必要だったでしょう。
通常弾頭のトマホーク2-3発ぐらいじゃ崩落には至りません。
今回崩落したのは、大量の燃料による火災の熱で
構造の鉄筋コンクリートがだめになったからです。
建築にはまったくシロートなので、憶測しか書けませんが、北ベトナムで橋を
落としたことを考えると、一旦崩れるともろいらしい高層建築の場合、マーベリック
ミサイルの重弾頭型、AGM-65Gの装甲貫徹135kg弾頭でもいけるんじゃないでしょうか。
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トマホークの弾頭は半トン近いですが、それでもダメみたいですか?
単純計算では2発で一トン爆弾になってしまいますが・・・
ぶち当てただけでは爆発エネルギーが逃げるんじゃないかな。
テルミット爆弾かホローチャージ弾など高温のもので一気にやらないと
ダメなような。
ミサイルの誘導方法を教えてください
旧世代のATM(対戦車ミサイル)は、ミサイルの飛行を射手がスコープと肉眼で
追いながらジョイスティックで操縦し、命中させました。
TOWなどになると、射手がターゲットをスコープ中央に捉え続けるだけで、自動的に
修正信号がミサイルに送られるようになりました。
米の最新型、ジャベリンでは、赤外画像認識が行われ、あらかじめマークされた赤外画像上の複数の認識点を参照し、
認識点の位置がずれると、それを修正するように自ら操舵します。
このため、射手が行う動作は、最初のロックオン(上記認識点の生成)と発射ボタンを押すことだけになっています。
レーザーホーミングの場合、レーザー光が最強度となる方向に指向して命中します。
ケーブルミサイルに相当程度の強度を持つワイヤーを取り付けて発射し直撃させられず共敵ヘリのローターに絡ませると言う戦法は可能なのか
おいおい、それ歩兵携行兵器でやったらヘリコと一緒にガンナーが空中に
引っ張り上げられるってば。
発射装置を据付型にしないと数十tの攻撃ヘリを巻きこんでなおかつ
自分を固定するのは難しいんでないの?
ミサイルの寿命というのは一般的にどの位なんでしょうか?また、寿命が過ぎたミサイルの処理にはどのくらいの費用がかかるのですか?
窒素ガス封印していれば20年は保証できる。
例えばスティンガーはセンサーの部品に数年で使用不能になるものがあり
それが使用期限ということになります
あとは充填した燃料の劣化や核弾頭の使用期限等も存在します。
VLSって次弾装填できるの?
うろ覚えですがいちおう64セル(桝目)中3セルが
再装填や整備用のクレーンとなっております。
でも戦闘状況下でランチャーに積めなおすというのは
たぶん現実的ではないでしょう。
これは現代戦では一度に大量の対艦ミサイルを投げ合いっこ
するというのが予想される状況で、
交戦は短時間であまり次弾を考えても
間に合いそうになかったからです。
最近ではVLSの数が不足気味だとか、
一交戦で使い切りはまずいとの判断もあって、
荷物もちのVLSだけもってる艦種なぞが
発案されたりしてます。(アーセナルシップとかいうはず)
テイシットレインボーってどんなミサイルですか?
ステルス性の対レーダーミサイル。レーダーに向けて発射されるが、
レーダーが電波放射を止めた場合は、待機モードにはいって上空を周回、
電波を探知したらまた突っ込む。というミサイルだったが開発中止。
ばっちりステルスとまでは行かないまでも、かなりステルス性を考慮した機体だったそうです
VLSに直撃弾くらったら誘爆してあぼーんでしょうか?それとも何か対策はしてあるのでしょうか?
蓋は結構分厚いから耐えれると思うが、突き抜けたらあぼ~んだろうなぁ
ノーチラス号のプラモデル(メーカー名失念)で船体の上部にV-Ⅰ号の様な物が張り付いて居たのですが、あれは、いったい何でしょうか?
おそらく初期の巡航ミサイル、ルーン、レギュラス、レギュラスIIのどれかだと思います。
V-1に似ているのはルーンですね。
ただノーチラスに積んだという話は知りません。
実際に配備されたレギュラス・シリーズを搭載したのは、
イ号400と同様なミサイル搭載水密区画を持っていた、グレイバックともう一隻だけだったたと思います。
これらはポラリス(SLBM)に代替されて比較的短期間で退役しました。
(グレイバックは比較的最近までシールズ潜入用に使われてました、カメハメハの前だからそんな最近でもないか。)
アメリカは40年代末、ほぼV-1をコピーしたルーンと言うミサイルで
巡航ミサイルの初期研究をやってたのよ。
で射程の関係から、海軍は潜水艦からの発射研究をしていたんだけど、
ノーチラスから発射したかは知らない。
前にも書いたが、結局レギュラスI/IIってのが実用化されたが、
すぐSLBMに取って代わられた。
対地ミサイル、爆弾は何を基準に目標を識別するんですか。
トマホークはGPS等で近くまで行った後、最終的にどの情報が決め手になるのですか?
ミサイルには発射後のロックオンや目標変更が可能なものもあります。
とりあえず大体の方向に撃ったり、適当な目標を一旦定めて置いて、
飛行中にミサイルのセンサー像(画像やレーダー像)をデータリンクで
送り、途中から目標を指示するわけです。
データ量が大きいので、ファイバー誘導のミサイルに適しています。
ハープーンとトマホークの違いを教えてください。
全く違います。
対艦ミサイルは洋上の動目標を敵艦から探知されない地点から攻撃するために低空を飛翔する必要があります。
そのため、事前にロックオンせずに想定される敵位置がレーダーの視界に入るまでは慣性誘導、
その後にレーダーを起動して目標の艦を捜索、ロック、攻撃します。
ECMやチャフなどのソフトキルで目標を探知できない。または欺瞞目標へ突っ込む場合があります。(密集してればほかの艦に当たる可能性もあるかも。詳しい人ヘルプ)
(RGB-84 Harpoonのようなシースキミングミサイルの場合。SS-N-19等高々度を巡航するミサイルもあるが誘導手順は同じ)
これに対して(BGM-109C Tomahawk TLAMの様な対固定目標用)対地ミサイルの場合は発射前にコース、目標など誘導に必要なデータを入力。
ミサイルはこのデータを元に飛行(トマホークの場合は地形捜索レーダーで地形を確認しながら(その他GPS等を併用))、目標に突入します。
当然、目標が移動してもデータ入力時点の座標へ突っ込みます。
その代わり、(AAAなどに撃墜されない限り)確実に目標へ突っ込ませることが出来ます。
※トマホークはトマホークでもBGM-109B TASMは対艦専用でこれはハープーン等と同様の誘導方式
弾頭は、対艦ミサイルは通常半徹甲単一弾頭です。トマホークもバンカー破壊用は
似たような弾頭を使いますが、子弾をばらまいて広範囲を制圧することが多いですね。
対艦ミサイルにそれ使うと、相手が硬いから嫌がらせにしかならない。
現代のミサイル兵器は神風特攻隊にヒントを得ているって本当ですか?
誘導兵器を実戦投入したのが早いのはドイツですが
日本が特攻を始めるより早く開発が始まっています。
ミサイル系の兵器って、表面の色がみんなシルバーなんでしょうか?
対空ミサイルとか対艦ミサイルなんかは大抵白く塗装されていますよ。
訓練用は青く塗装されています。
陸上から発射する戦術ミサイルは、迷彩塗装されている物もあります。
昔の剥き出しで使ってる大きな弾道ミサイルは白とか銀とかだね。
でかいミサイルを日光にさらしてると光の当っている側が熱によって
膨張して全体がゆがんでくるから吸収しないように白とかなんだよ。
シルバーってのは単に塗装してないだけで金属の色の可能性もある。
いまはミサイル自体がサイロやケースに格納されているか
ゆがみが問題になるほどでかくないんでどんな色でも良いけど。
TVM(Track Via Mssile)とは何ですか?
ミサイルの頭に仕込んであるセンサから情報を得て、
ミサイルとは離れたところから誘導する方式じゃないの。
AAMとATMでは爆発のしかたは同じですか?
航空機は装甲が薄く、弾片が当るだけで撃破が期待できます。
ですからAAMは近接信管で爆発し、弾片を撒き散らす事により撃破の可能性を高めています。
戦車は装甲が厚く、弾頭を直接ぶち当てないと撃破は望めません。
もしかしたらフライトオーバータイプの物が備えているかもしれませんが、大多数ののATMは近接信管ではありません。
Mk-41みたいな発射機って作るのは難しいんですか?国産にして護衛艦に搭載しないのは何故ですか?
ノウハウ等の積み重ねは必要ですが、技術的にはそれほど高度という訳では有りません。
旧ソビエト・イギリス・フランスでも実用化しております。
日本でも国産化しようとすれば出来るでしょうが、海自の兵器体系は米海軍に準じており、
インターオペラリティーからも、独自に開発するメリットは低いと判断されたのでしょう。
アクティブホーミングとセミアクティブホーミングは何故、わかれているのでしょうか。
セミアクティブの方が安い。技術的に容易。ミサイルに
アクティブシーカー載せて飛ばすのは簡単ではないからです。
ミサイルの誘導装置についての質問です。
赤外線による誘導装置の場合、攻撃目標である熱源に反応し攻撃目標とされた側は、これを回避する為にフレアを使います。
赤外線誘導の場合複数の熱源が表れた場合、より高熱の熱源に向かって行く様に作られているのでしょうか?
昔のモノは単に最大の赤外源に向かったため、太陽を利用した機動などで容易にかわせました。
その後センサーにフィルターをかけてジェットエンジン排気の周波数を優先するようになり、
さらに二波長センサーを用いて、排気独特の二波長バランスでないと無視するようになり、
さらに最近では赤外画像そのものを解析して、ジェット排気や翼端、
翼前縁の形状を追跡するように改良されてきています。
もちろん、これに対応してフレアも波長の最適化、二波長フレア、
さらには形状模倣フレアと進歩しつつあるわけです。また、ジャミングも
単純な回転センサー相手の点滅赤外ランプから、ミサイルのセンサー狙撃で最適妨害、
あるいはホワイトアウトさせるための直接照射ハロゲンランプ、レーザーへと進歩しています。
ICBMと巡航ミサイルはどっちが安いのですか
物によると思うが、巡航ミサイルのほうが安い。
戦艦の主砲弾をミサイルで撃墜するなんてことは荒唐無稽な話なんですか?
戦艦の主砲弾がステルス対策無しの全長1.5メートル、終速マッハ2強なら
捕捉して誘導することは出来るでしょう。
ただ、直撃させて破壊できるのかとか(普通のミサイルは近接信管だし)
ミサイルの能力による射界の減少とか(普通のミサイルの推進薬は数秒で
燃え尽きるし)はあるので、条件次第、それも相当整えた条件と思って下さい。
戦闘機とか戦車とか止めて全部ミサイルで賄うことは出来ないんでしょうか?
ミサイルが万能で無いので今の所無理です。例を挙げると、
サガー対戦車ミサイルで戦車に大量に損害が出た時、
対艦ミサイルが初めて使われた時、
SA-6ミサイルで空軍が大損害を出した時、このような時に戦車不要論やミサイル万能論が出ました。
しかし、時間を置かずに対抗手段(いかに追尾-照準システムを欺瞞するか)を見つけ出し、
損害が許容出来る範囲に抑えられた事から、万能論は沙汰止みになりました。
将来、対抗手段が見つけられないようなミサイルが開発されれば、仰るような事が現実化すると思いますが、望み薄に思えます。
スタンダードやシースパローのミサイルの補給はどうやってするんですか?
それとも装備に積んである分だけで港に帰るか補給艦待ちですか?
「補給艦待ちですか?」と書いてある以上は、「補給」の話ではなく、
ミサイル弾庫から発射機への「再装填」の話ですね。
スタンダードのランチャーの下には円筒形の弾庫があり、ランチャーを
垂直に立てて再装填します。カタログデータでは10秒に1発です。
シースパローは基本的にランチャー内の8発が即応弾ですが、後方から
人力や機力で再装填する事も可能です。
現代のミサイルが燃料が燃えることによって光の尾を引くものなのかもお教えください。
世界初の対地ミサイルであったドイツのフリッツXも発光点を見て人間がスティックを
動かしていた。ちなみにTOWを初めとした第二世代対戦車ミサイル(LOS方式のもの)も、
照準機のほうでミサイルの後尾から出る光をキャッチして照準軸とのずれを検出して
誘導しているので単に機械が肩代わりするようになっただけで仕組みは全く同じ。
しかもこれらのミサイルはバリバリ現役。
対地ミサイルの燃料はダブルベース系無煙固体推進薬が多く、煙と炎は少ないけれど
夜間なら炎ははっきり見える。
対空ミサイルだと、煙を見てミサイルを回避されると困るので、スモークレス化が
進められています。
ちなみにミサイルは命中するまでずっとロケットモーターを燃焼させているわけではなく、
中距離空対空ミサイルなら長くても5~10秒程度しか燃えてません。
あとは慣性で飛んで、命中します。
どうしてICBMを含むミサイルは圧縮ガス等を使ってサイト外で点火して発射させるのですか?
上記の事をしてメリットがあるんですか?
ホットランチの奴も多いよ。コールドランチの利点はサイロの再装填が可能な所。
それはコールドランチといいます。利点は、サイロが焦げるのを防げる。
ホットランチ(サイロ内で点火)だとサイロの再利用がむづかしいので。
DDGのGって何の略ですか?
Guided Missile です
なぜかと言うと、初期のミサイルはロケットと同義だったからです。
(今でもロシアではロケットと呼びます)
現在は、誘導式ロケット兵器をミサイルと呼んでますが、
その過去の名残で、「誘導」ミサイルのGuided の"G"が残ったのです。
アメリカでは、エリアディフェンスの出来る中距離対空ミサイルを
搭載する艦にこの"G"の字が付きます。
戦闘機が積んでいるミサイルは最大でどれ位の加速度を出すものなのでしょうか?
ロケットモーターの性能によるけど、これはミサイルの性能に直結する大事な情報
だから最大推力とかは機密扱いになっていて、詳しくは分からん。だから加速性能
なんかも不明。ただ、一般的なAAMは発射後約一秒で最大速度に達するらしい。
一説にはAIM-9に使用されているM36ロケットモーターの最大推力は2.2kN程度だと
いうことだ。直径12cm程度の筒で2トンもの推力が出るってのはちょっと驚きだね。
さすがロケット。
既に解答が付いてある通り、短距離AAMの場合短時間で加速する為
20~50G出せる大推力のモーター使ってます。
で知ってる限り最も高加速のミサイルは、かつてアメリカが配備していた短距離ABM「スプリント」で
100Gに及ぶ加速度を誇っていました。(構造/空力上の問題から弾体も円錐形してます)
"光ファイバー誘導ミサイル"が光ファイバーで誘導するって何かメリットあるのですか?
主に画像誘導の場合だけど、
- 無線よりも大容量のデータ(画像)が送れる
- 妨害されにくい
敵の電波妨害をうけない(有線の利点)
メタルワイアより速い・軽い(光ファイバの利点)
軽いってのは重要だよ。ミサイルは数千メートルのワイアを
ドラムから引き出しながら飛ぶんだから。
「有線ミサイル」とはどのようなモノなのでしょうか?
対戦車ミサイルや対戦車魚雷で現在も採用されています。
操作用のスティックやコンピュータからのデータ入力に従って、ミサイルや魚雷が進みます。
無線誘導の場合は、レーダーやソナー等のデータを無線通信で転送して、
ミサイルや魚雷が進みます。
この他に、ミサイルや魚雷に各種の探知装置が備わっていて、
搭載のコンピュータが、その探知データに基づいて、自ら目標に進むタイプのものもあります。
途中まで有線誘導で、途中から無線誘導や自分に搭載された探知装置により目標に進むタイプのものもあります。
「有線誘導」はその名のとおり、細い電線(あるいは光ファイバ)が繋がってるのです。
その電線を使って、発射機から指令(たとえば、少し右に進めとか、自爆しろとか)を伝えます。
有線誘導では妨害を受けませんが、電線が重くなるので、あまり射程を延ばせません。
で、「無線」は電波で指令を伝えます。
妨害を受けますが、射程は一般的に長いです。
文字どおり、有線だよ。ラジコンではなく有線リモコンだね。大抵の物は円筒状の格納筒から飛び出す。
こことミサイルのお尻から延びた髪の毛ほどの太さの線がつながっていて誘導情報のやり取りが行なわれる。
車両やヘリから発射されるタイプが多く、もっぱら対戦車用っすかね。
人が誘導するから高価で場所を食う誘導システムがいらない、電子妨害に強いのが利点で、
ひも付きだから距離に限界があるのが欠点かな。といっても4キロ近く飛びますが。
TOWなどは弾体と発射機の射撃管制装置をケーブルでつないで誘導します。
細い光ファイバーや銅線等を数キロから数十キロほど搭載し、釣りで使うリールの様に放出します。
この種の兵器の先駆けはやはりWW2のドイツが開発したHs293Aの有線誘導型でしょうね。
ただしこれは誘導爆弾の類いでミサイルと呼べるだけの飛翔能力は持っていませんでしたが、
無線による遠隔操作に技術的問題が発生していた為、尾部に約12~16kmのワイヤを搭載し
誘導員による手動誘導をできるだけ確実に反映するよう工夫されていました。
TOWではなくENTACになるが、予備弾とケーブルリールの格納例
ミサイルの命名規則について
RIMってどんな意味ですか?
通常は艦対空ミサイルを指す。 Rocketとは関係ない。
基本的にはSAM(Surface to Air Missile)なんだけど、発射プラットフォームが艦船の場合、Rが付く。
「R」と「水上艦からの発射」との関係は「とにかくそうだ」ということ。歴史的にはRocketと関係があるかもしれない。
だから「RIM」を強いて日本語にすると「水上艦発射型迎撃ミサイル」ということになる。
ミサイルの誘導方法について
巡航ミサイルの中には、星の位置を頼りに誘導?航行?する物があると聞いた事があるのですが、
その装置はなんと言う名前で、どんな仕組みで星の位置と自分の位置を確認するんでしょうか?
またその装置は航空機とかの巡航ミサイル以外の兵器には使われてないのでしょうか?
巡航ミサイルの誘導方法は慣性航法、GPS誘導、地形照合の組み合わせ。
低空飛行が前提の巡航ミサイルでは天測は不向き。
Astrotrackerアストロトラッカー(天測航法装置)は弾道ミサイルや航空機用だよ。
天測を利用した巡航ミサイルとしては、AGM-28ハウンドドッグが有ります。(INS+天測)
センサーはStarTrackerスタートラッカーと呼ばれてたと思う。
各種のミサイルはそれぞれ、どのような方式で誘導しているのでしょうか?
対艦ミサイルは中間誘導はINS・GPS、終末誘導はARH・IRといった物が多い。
巡航ミサイルもINS・GPS・TERCOM、DSMACなど。
- GPSを使う場合INSと併用する場合が多く、GPSが妨害されてもINSで自立誘導可能。
- そういうイレギュラーな使い方は基本的に想定されて無いが、
サイドワインダーによる機関車攻撃、(艦対艦だけど)シースパローによる味方艦の誤射のような例は有る。
「KEM」とは何なのでしょうか?
運動エネルギーミサイルの事です。
通常弾頭の弾道ミサイルは、回避運動する目標には当てにくいのですか?
弾道ミサイルは、回避運動しない目標にも当たりにくいです。
VLSって、1セルに何発のミサイルが入っているんですか?
1セル1発です。深さはありますが、排気機構や安全機構、環境管理システムや緩衝機構などで占有されています。
シースパローのように1セルに4発入れる場合でも、縦に積むのではなく、面積を四分して細長いセルを四つ並べます。
下に余分な空間ができる場合もありますが、モジュール構成で好きなように組めるという利点を優先するわけです。
誘導砲弾とミサイルの境目を教えてください。
推進手段が内蔵されているかどうか。
ミサイル(日本語だと「誘導弾」)はロケットモーターやターボエンジンを
内蔵していて、自力推進する。
誘導砲弾(誘導装置付き砲弾)は、砲から砲に装填された装薬(発射薬)の
燃焼によって撃ち出されて飛翔する。
砲弾自体には推進源を内蔵していない。
ミサイルの固体燃料はどのように燃えるのか
燃焼中は火が燃料タンク(ケース?)の中を伝ってるんでしょうか?それともノズル付近まで燃料が押しやられてるんでしょうか?
液体燃料ならノズルのところまで送って着火ってのはわかるのですが、固体燃料は???って不思議に思ったもので。
単純化して言えば固体燃料がチクワみたいな形になっていて、
内側の穴に火を吹き込んで点火する。だから内側から外側に燃えて行く。
チクワの内側から燃焼させるのが基本ですが、すると燃料が消費されて中空部が大きくなると
燃焼面積がだんだん広くなって推力が増えてしまい、一定にできません。そこで星形などの
断面形状にしてやると、燃焼に伴って複雑な断面形状が単純になっていき、中空部の拡大と釣り合って
燃焼面積が一定に保たれます。逆に最初は推力多め、後半少なめにするように、わざと
釣り合わないような断面形状にすることもあります。これを形状に頼らず、
最初は推力の大きな燃料が燃え、後半は持続用の燃料がゆっくり燃えるように作ることもあります。
赤外線画像で敵を識別するミサイルは赤外線で敵の形を覚えさせられてるってことですか?
そういうこと。そんな厳密な形で記憶する必要はないけど。
(太陽光で暖まった岩と戦車の赤外線放出パターンはまったく違うし。
もっとも、車両のサイズやエンジン搭載位置は違うからそのあたりは考慮が必要だが、
1万や2万のパターンだったらSDカードにだって入るだろうし)
電子戦ミサイルというのは無いのでしょうか?
ジャミングを出しながら飛んだりすれば危険を冒してAWACS出す必要も無くなります
弾道ミサイルにレーダー妨害装置とかつければ最強では無いでしょうか?
探知がより簡単になるだけでしょう(現在のBMDでは大気圏外ではIRパッシブホーミングが主流)、
それより先行EMP攻撃やデコイ、弾等のよりステルス(IR、RCS)化の方が有用。
クエイルの様な囮ミサイルや曳航型デコイ、投棄型ジャマーといった物が存在します。
レーダー妨害装置をつけたらペイロードが減ってしまう。
弾道弾に積める程度の妨害装置では効果は限定的で、イージス艦やガメラレーダーはごまかせない。
あなたのいう電子戦ミサイルのイメージは掴めないが、レーダーの発信源に向かって飛ぶのはある
運用側は当然命中されるのはいやなので電波を出すのをやめてしまい、警戒網に穴が開く
走査も誘導もできないから対空ミサイルも使えない
弾道ミサイルは、特にICBMの場合マッハ10程度で落下してくるので、今ある手段では阻止できない
戦域ミサイル程度ならMD可能なのかも知れないが、これは主に赤外線照準なので(レーダー誘導では
迎撃誤差が大きすぎる)レーダーを妨害してもあまり意味はない
ジャミングのために派手に妨害電波をばら撒くと返ってミサイルの存在とだいたいの位置を教えてる
ようなもんだし
赤外線画像誘導方式を使用するミサイルでは、建物やトーチカ、機銃座などをロックオンして攻撃することは可能なのでしょうか?
可能です。
たいていの物体は赤外線を放出しています。
水着写真とか有名だったでしょ。
それに可視光領域まで利用スペクトルを拡大する方法もあるわね。
ミサイルにおける電子機器の締める調達コストの割合ってどんなもんでしょうか?
例えば初期のNike Herculesなら、ミサイルの価格は15,000ドルですが、
弾頭の価格は一般弾頭で80,000~100,000ドル、核弾頭で1,000,000ドルと
されています。
装置一式は340,000ドルなので、大体の比率は出るか、と思います。
ミサイル発射の動画で煙が出てないのがあるのですが、なぜでしょうか?
ロケット燃料で白煙が盛大に出るのは過塩素酸系の酸化剤を使用するため、塩化水素が排出され、
これが空気中の水分と反応して塩酸の雲が生じるからです。
従って、同じ燃料であっても湿度が低いところで撃てば白煙は少なくなりますし、最近のミサイルであれば
視認を避けるために硝酸アンモニウムなどを混入して塩化水素の発生を抑えています。
このような場合も噴煙の発生は減ります。ただ音はどれも遠慮ないものです。
撃たれる相手には噴煙は見えても音は聞こえませんから。まあ、これも使用状況を勘案して、
おとなしめには作られているようです。
ブースター、サステナーで噴煙が違うのは、成分と同時に消費率も違うからです。
あと、撮影条件にもよりますが、一般的に肩撃ち対空ミサイルは一旦撃ち出されてからロケットモーターに点火します。
射手が焦げますから。点火前のシーンであれば、当然排気はありません。
陸自のミサイルは頻繁にアメリカに試射しに行くのですか。
国内に十分な射場がないからというのが表向きの理由
頻繁とは言い難い。1コ高射特科群で年2発じゃね?
(自衛隊板初質スレ110:ローレディ ◆0KvSZqbvRI)
ミサイルって、まだ探知していない目標めがけて、概略位置で撃つ事はできるのでしょうか?
スタンダードSAMに限らず、多くの艦載SAMは、最初の発射方向は火器管制装置から
与えられ、中間誘導を受け、最終段階で目標からのレーダー反射波(場合によっては
赤外放射)にロックオンします。従っておっしゃる「概略方向に先撃ち」は
可能です。実際には、複数対艦ミサイルによる同時攻撃は多方向同時弾着に
するのが常識ですし、一発目が発射機の方向を指すとはまったく限りません。
また、途中で目標を発見して急に方向を変えるのも、時間、運動エネルギー共に
浪費することになります。ですからいろいろな意味でムダであり、そのような
戦術は通常取られません。そもそも同時に複数来るとは限らないわけで、
一発ずつ五月雨で来た場合「先撃ち」方式はムダダマ撃って弾切れするだけです。
目標から外れたミサイルはどうなるの?
時限信管がついていて、発射後一定の時間が経過すると自爆する仕掛けになっています
しかし、コイツがよく故障するようで(事前にスパイがry)ミグに突き刺さったサイド
ワインダーやスパロー等がソ連に渡ったという興味深い噂も残っております
また、自爆はミサイルのシステムの機密を守るための仕掛けで、運悪く落ちてきたミサ
イルの破片にあたった人間はまず命に関わる大怪我はまぬがれません
赤外線誘導ミサイルの探知距離は最大でどれぐらいでしょう?
赤外線シ-カの能力は60年代半ばで既に最大探知距離60km以上に達しています
ただ、赤外線は空中の水分、つまり雲などに簡単に吸収されてしまうのでこの
能力が発揮できるのは世界でもアメリカ中西部と夏のシベリア、中東の砂漠など
ごく限られた場所でしかないという問題がいまだに解決できておりません
日本付近では最新技術を駆使しても10kmを切るようで、昼間なら目視距離より
大幅に短くなりますね
V1やV2の着弾(誘導?)設定って、製造段階で行うのですか?
発射前に目標に向かう磁気方位がインプットされ、巡航高度と目標までの距離も同様にセットされます。
飛行方向はカタパルトの発射方向に大体同じで、目標までの距離は先端のプロペラの回転で自動累積され、
設定数値に達すると、方向舵と昇降舵がロックされ、機首を急激に下げて急降下するものです。
以上がV1。
V2は地上からの誘導で行う(殆ど実現しませんでしたが)ものもあり、着弾設定は発射前、もしくは発射後に
行うことが可能です。
最近のミサイルは、視認性を下げる為に白煙が出ないよう硝酸アンモニウムを混入したりするそうですが、
海自のSM-3試験動画を見ると白煙が出ています。物によっては白煙OKなのでしょうか?
推進薬の性能を追求すると、アルミ粉や塩素化合物の使用によって
白煙が出やすくなります。むろん、各国とも無煙で高性能で
安全で、安定していて、作りやすくて安い推進薬の開発に
努力していますが、限界があるので、用途ごとに最適なバランスを
取っています。