グラハム語録





第一話 ソレスタルビーイング

+ ...
AEUは軌道エレベーターの開発で遅れを取っている。
せめてモビルスーツだけでもどうにかしたいのだろう。

もちろん、よくはない。

どうみる? あの機体を。

集音性は高いようだなぁ。

違うな。あの……光?

通信が?

なんと!

失礼。失礼だと言った。

ガン……ダム。あのモビルスーツの名前か?

またあの光…。

なるほど。最新鋭機イナクト、パイロットの安全性は確かなようだ。

……しかし、あのモビルスーツ。
軍備増強路線を行くAEUへの牽制……いや、警告ととるべきか。
だとしても、ここまでされてAEUが黙っているわけがない。

ああ、AEUが条約で規定されている以上の軍事力を保有していると
世界に知らしめようとしている。
これは牽制と警告だよ。

うん? それはあのガンダムとやらのパイロットに聞いてくれ。
しかし、このままAEUが黙っているとは思えんな。

フッハハハハハッこれは傑作だ。
戦争を無くすために、武力を行使するとは。
ソレスタル・ビーイング……存在自体が矛盾している。




第二話 ガンダムマイスター

+ ...
ガンダムの性能が知りたいのだよ。
あの機体は特殊すぎる。
戦闘能力は元より、あれが現れるとレーダーや通信、電子装置に障害が起こった。
全ては、あの光が原因だ。カタギリ、あれは何なんだ?

特殊な……粒子。

フッ……好意を抱くよ。
興味以上の対象だということさ。

その旨をよしとする。

ああ。紛争の平和解決という名目だが、実は違う。
人革連の目的は、セイロン島東部の海底を通っている太陽エネルギーの安全確保だ。
あの周辺はタミル人勢力が強いからな。
だが、人革連の介入により紛争は悪化。無政府状態まで陥ってしまった。

君。キャプテンに言って進路を変えてもらってくれ。
それと、フラッグの整備を頼む。

熟知している。

初めましてだなぁ。ガンダム。
グラハム・エーカー……キミの存在に心奪われた男だ!



第三話 変わる世界

+ ...
まさかな。よもやキミに出会えようとは。
乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない。
それとも、光の粒子を出していなかったから見つけられたのか?
おそらくは後者だ!!

圧倒された!?
しかし、その大きな獲物では当たらんよ!

手土産に。破片の一つも頂いていく。

ぐっう。

ビームサーベルだとぉ!?

くっ!

ライフルを失った。始末書ものだな。

それにしても若かったな。ソレスタルビーイングのパイロットは。

まさか。モビルスーツの動きに感情が乗っていたのさ。
振られたな。

あのような機体が存在しているとは想像もしていませんでした。
対ガンダムの調査隊……ですか。

ハッ。グラハム・エーカー中尉、ビリー・カタギリ技術顧問、
対ガンダム調査隊への転属、受領致しました。

私も、そこまで万能ではないよ。
因縁めいたものを、感じてはいるがね。

出力もそうだが、あの機動性だ。
あの特殊粒子は、ステルス性の他に機体制御にも使われている。

同感です。その為にもこの機体をチューンして頂きたい。
無視して頂いて結構。ただし、期限は一週間でお願いしたい。

多少強引でなければ、ガンダムは口説けません。

あっ……私だ。何、ガンダムがでた!?

何故です!? 一機はタリビアです。
ここからなら行ける。

……麻薬。



第四話 対外折衝

+ ...
壮観です。プロフェッサー。
望むところだと言わせてもらおう。

来たな。歓迎しよう。フラッグファイター。

誘い出されて現れるか、ガンダム。

私もだ。

さて、このカスタムフラッグがどこまでガンダムに対抗できるか。
いや、そうする必要があるとみた!

これでガンダムと戦える。
見事な対応だ。プレジデント!

うっく。ぅんんん、ん。ぬぅん。

よし!

逃げられたよ。
カスタムフラッグ……一応対抗してみせたが。
しかし、水中行動すら可能とは。汎用性が高すぎるぞ。ガンダム。



第五話 限界離脱領域(※出番なし)




第六話 セブンソード

+ ...
モラリアは、ソレスタルビーイングと事を構えるつもりのようだな。

フン、なら今回は譲るしかないようだなぁ。AEUのエースとやらに。

クジョウ……もしやあの事件の戦況予報師か。

ソレスタルビーイング……本気とみた。




第七話 報われぬ魂

+ ...
圧倒的だなぁ。ガンダム。

ム、どうやらAEUは賭けに負けたようです。

プロフェッサーは、彼らが滅びの道を歩んでいるとお考えですか?



第八話 無差別報復

+ ...
フン。わかっている。
私は我慢弱く、落ち着きの無い男なのさ。

しかも、姑息な真似をする輩が大の嫌いときている。
ナンセンスだが、動かずにはいられない。

その忠義に感謝する。



第九話 大国の威信(※出番なし)




第十話 ガンダム鹵獲作戦(※出番なし)




第十一話 アレルヤ

+ ...
ああ、四散しているデブリの状況からして
20機以上のティエレンが大破したらしい。

モビルスーツの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ。
当てにしているぞ。フラッグファイター。




第十二話 教義の果てに

+ ...
そうでなければ困る。

やはりアンテナを狙うか。
行くぞ。フラッグファイター。

どちらが裏切り者だ……っレーダーが?
何ぃ!? この粒子ビームの光は、ガンダムか!
ミサイルだとぉ!

ハワード、ダリル。ミサイル攻撃をした敵を追え。
ガンダムは私がやる。

ぐわぁっく。
人呼んで、グラハムスペシャル!
あえて言わせて貰おう。グラハム・エーカーであるとぉ!

身持ちが堅いな、ガンダム。
何。よくも私のフラッグを!
ガンダム!
緊急通信?

ようやくガンダムと巡り会えたというのに……
口惜しさは残るが、私とて人の子だ!

ハワード、ダリル。首都防衛に向かう。
ミサイルを発射した者は?
ガンダムの能力も考えものだなぁ。

信心深さが暴走すると、このような悲劇を招くというのか……




第十三話 聖者の帰還

+ ...
PMCトラスト側の見解は?

立ち聞きは良くないな。
出てきたまえ。

どうかな。

少年、君はこの国の内紛をどう思う?
この国の内紛をどう思うかな。

客観的には考えられんか。
なら君はどちらを支持する?

同感だな。
この国に来た私たちは、お邪魔かな?

君だって戦っている。
後ろに隠している物は何かな?

怖い顔だ。

カタギリ。一昨日ここから受信アンテナを攻撃した機体は、
AEUの最新鋭機イナクトだったな。

しかもそれは、モラリアのPMCから奪われた物らしい。
撤収するぞ。

さぁ何故かな。口が滑ったとしか言い様がない。

フ、刮目させてもらおう。ガンダム。

わかっている。

武装を解いているだと?
黙っていろ。

できるものか。
そんなことをしてみろ、我々は世界の鼻摘み者だ。



第十四話 決意の朝

+ ...
ああ、対ガンダム調査隊の正式名称だ。
公には、フラッグのみで編成された
第8独立航空戦術飛行隊として機能することになる。

だからこそ、ここにいる。

驚くのはまだ早い。プロフェッサー・エイフマンの手で、
フラッグ全機がカスタム化される予定だ。

ウソは言わんよ。
調査隊が正規軍となり、12人ものフラッグファイターが転属。
かなり大掛かりな作戦が始まるとみた。
引き締めろよ。

止めておけ。
君が何を思おうともかまわん。
だがその汚名、戦場で晴らしてみせよう。




第十五話 折れた翼

+ ...
了解した。
部隊総数52、参加モビルスーツ832機。
卑怯者と罵られようとも、軍の決定には従わせてもらうぞ。ガンダム。

了解した。
グラハム・エーカーでるぞ。

コマンダー、目標視認。作戦行動に入る。
オーバー・フラッグス。フォーメーションEでミッションを開始する。

ジョシュア、フォーメーションを崩すな。

ええい。フォーメーションをCに変更する!

抱きしめたいな。ガンダムゥ!

まさに、眠り姫だ。



第十六話 トリニティ

+ ...
何ぃ、敵襲?

ちぃ。

スチュアート!くっ、散開!

くぅ、まさか他にも機体があったとは。
聞いてないぞガンダム。

フォーメーションをズタズタにされた。
一時撤退する。

こちらオーバー・フラッグス。グラハム・エーカー上級大尉だ。
ガンダムの鹵獲に失敗。
増援をもと……くっ通信が?
あっ…あれは…!




第十七話 スローネ強襲

+ ...
与えられたミッションを失敗した上、優秀なフラッグファイターを
三人も死なせてしまった。隊長失格だな私は。

うん? ……私だ。
何!? 大気圏を突入してくる機体がある。
で、降下予測ポイントは?
な、何だと!

見ればわかる!
我々の基地が。

カタギリ。
何だと!
くっ……堪忍袋の緒が切れた。許さんぞガンダム!
それがどうしたぁ!

ハワード・メイスン!!
くぅ……。無策で追うな!

プロフェッサー……ハワード。
くっ私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ……ガンダム。




第十八話 悪意の矛先

+ ...
ハワード・メイスン。

私は、フラッグの性能が一番高いと確信したから
テストパイロットを引き受けたにすぎんよ。
しかも、性能実験中の模擬戦で……

そうか、彼は私以上にフラッグを愛していたようだな。

ならば、ハワード・メイスンに宣誓しよう。
私、グラハム・エーカーはフラッグを駆ってガンダムを倒すことを。

カタギリ、何故ここにいる。
君は入院しているはず。

無理をするな。

強情だな。

何故だ?

軍の中に内通者が。


ガンダムだと。

アイリス社の軍需工場。
カタギリ、フラッグを出せるか?

グラハム機、先行する。

そんな道理、私の無理でこじ開ける。

やはり新型かぁ!

どれほどの性能差であろうと。
今日の私は……阿修羅すら凌駕する存在だ!

くぅ。一矢は報いたぞハワード。
この程度のGに体が耐えられんとは。




第十九話 絆(※出番なし)




第二十話 変革の刃

+ ...
カタギリ、新型のガンダムから奪取したビームサーベルの調査結果だが……

何があった?

何だと。

なるほど。そういうことか。

断固辞退しよう。
私はフラッグでガンダムを倒す。
ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ。

男の誓いに訂正はない。



第二十一話 滅びの道(※出番なし)




第二十二話 トランザム

+ ...
ついに公表したか・・・

フラッグの状況は?

私は我慢弱い。



第二十三話 世界を止めて(※出番なし)




第二十四話 終わりなき詩(※出番なし)




第二十五話 刹那

+ ...
逢いたかった…逢いたかったぞ、ガンダム!

ハワードとダリルの仇、討たせてもらうぞ。
このGNフラッグで!

なんと、あの時の少年か!
やはり私と君は、運命の赤い糸で結ばれていたようだ。
そうだ、戦う運命にあった!

ようやく理解した!
君の圧倒的な性能に、私は心奪われた。
この気持ち…
まさしく愛だ!

だが愛を超越すれば、それは憎しみとなる。
行き過ぎた信仰が、内紛を誘発するように。

軍人に戦いの意味を問うとは!ナンセンスだなぁっ!

そうしたのは君だ!
ガンダムという存在だ!

だから私は君を倒す!
世界などどうでもいい。
己の意志で!

ならばそれは、世界の声だ!

よく言った、ガンダム!

ハワード、ダリル。
仇は…

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最終更新:2009年02月16日 11:28