用があるなら入りたまえ
じゅるっ…うん、すまない。欲望が体の端から滲み出てしまったようだ。
しかしこの状況、青天の霹靂…いや、千載一遇の機会と言うべきか
それは、これからのこととなる。玄関での立ち話もなんだ、中に入るといい
ここが、私の前線基地だ
どうかしたかね?少年
ああ、やっている。
君を後ろから抱きしめている
何を今更。君だってこういう系の作品に数多く出演しているなら、状況は万事読み込めているはず…
その使い慣れない口調を、いい加減やめたらどうかね
ふふふ、逢瀬はもう終わりかね
どんなに性格を変えようとも、目を見れば分かる。
何かを追い求めているその目だけは、どんなに取り繕おうと変えることは出来んよ
その言葉、そっくりそのままお返ししよう
ほう、見慣れない銃だ。どこで作られたものか
愛を探求する教職員…
答えられないと、言ったら?
怖い怖い
何が君をそこまで駆り立てるのか
ふっ、いいだろう。私は、君の考えているとおりの男だ
そうだ!私は男性をこよなく愛する魅惑の愛好家。
そうとも!君という存在に心奪われた男だ!
少年!私は君を求める!果てしないほどに!
少年!しょう、少年!しょ、しょ…
できないな!
求めている人がいる!
くっ…、乙女座の私には、センチ、セン、セン、センチ…こおの!
ふふふ、これで君を守るものは無くなったな。
さあ、さらけ出すと良い。君という存在を!その全てを!
誰だね君は!
私は間違ったままでいい!
ああーう!な、何をする!
何度も言わせないで欲しいなあ、少年。私は、ただの男色家だ!
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