4. Audio tab
ここでやること:
音声圧縮方式の選択(音声ビットレート、サンプリングレートなど)
4.1. Audio Codec
Summary tabのクイックプリセットで、目的のエンジン、コデック(映像/音声)、コンテナの組み合わせを一辺に済ませる事ができる。このタブで「Audio Codec」を弄ると、不可能な組み合わせも指定できてしまう。
このタブでは「Audio parameters」の調節にとどめるのが吉。
Audio Codec
- :出力ファイルの音声ストリーム形式を指定。エンジンはビデオタブで選択したもの。(全てのエンジンがここにある音声形式全てを扱えるわけではない。)
MP3 | Divx,Xvidで多い。MPEG1/2では一般的ではない。 |
MP2 | MPEG1/2で一般的 |
AC3 | MPEG2 DVDで一般的。Divxでもタマに。 |
Passthrough | 素材音声を無劣化でコピー。 |
AMR | 携帯電話やPDAの3GP用。低ビットレート。 |
PCM | DV形式を出力するときに使う |
AAC | MPEG4規格の一部。96kbpsでMP3-128kbps、MP2-192kbps相当。AVIコンテナには使えない。 |
- :チェックを切ると音声だけ抜き出せる(ffmpegエンジンでしか使えない)。
4.2. Audio parameters
・Audio bitrate :音声ビットレート。 ・Sampling :素材の音声サンプリングレートに合わせる。音ズレが出たら変更してみる。 ・Channels:stereo, mono ,5:1 (AC3用) ・Mode :mencoderエンジンのmpeg-4 とXviD エンコードでMP3のモード選択に使う。mp2作成やffmpegエンジンでは使えない。通常、AVIはCBRしか受け付けない。 |
・Audio track :素材に複数の音声がある場合の選択 ・Invert mapping :ffmpeg エンジン専用。音声と映像が通常と逆(音声が先、映像が後)に入っている素材に使う。音声のみのファイルを素材にする場合は必ずチェックする。 ・Normalize audio :使えるのは、ffmpeg のmpeg-1/2, mpeg2enc で "Decode with mplayer"を使わない場合のみ。 ・Audio Gain :オーディオゲインの指定。 ・Add audio.. :ffmpeg エンジン専用。素材ファイルの映像を別ファイルの音声と合わせて出力する時に使う。 |