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1.5GHz帯周波数再編情報

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1.5GHz帯周波数再編情報

2009/08/28 更新

1.5GHzデジタルMCAシステム 制御局 2009/07/25 現在

財団法人北海道移動無線センター 2局
財団法人東北移動無線センター 1局
財団法人移動無線センター 22局
財団法人東海移動無線センター 6局
財団法人近畿移動無線センター 14局
財団法人中国移動無線センター 1局
財団法人九州移動無線センター 3局

財団法人日本移動通信システム協会(関東) 32局
財団法人日本移動通信システム協会(東海) 13局
財団法人日本移動通信システム協会(近畿) 10局

1.5GHzデジタルMCAシステム 陸上移動局(包括)免許数 2009/07/25 現在

北海道 7
東北 0
関東 1801
東海 99
近畿 360
中国 1
九州 9



1.5GHzデジタルMCAシステム 制御局数 2008/12/20 現在

財団法人北海道移動無線センター 2局
財団法人東北移動無線センター 1局
財団法人移動無線センター 22局
財団法人東海移動無線センター 11局
財団法人近畿移動無線センター 14局
財団法人中国移動無線センター 1局
財団法人九州移動無線センター 3局

財団法人日本移動通信システム協会(関東) 32局
財団法人日本移動通信システム協会(東海) 13局
財団法人日本移動通信システム協会(近畿) 10局

1.5GHzデジタルMCAシステム 加入局数
財団法人北海道移動無線センター 18358局(800MHzデジタル・アナログシステムを含む)
財団法人東北移動無線センター 13194局(800MHzデジタル・アナログシステムを含む)
財団法人移動無線センター 13604局(1.5GHzデジタルシステムのみ)
財団法人東海移動無線センター 2097局(1.5GHzデジタルシステムのみ)
財団法人近畿移動無線センター 3288局(1.5GHzデジタルシステムのみ)
財団法人中国移動無線センター 14629局(800MHzデジタル・アナログシステムを含む)
財団法人九州移動無線センター 40069局(800MHzデジタル・アナログシステムを含む)
(上記は平成20年3月末現在)
財団法人日本移動通信システム協会(関東) 50415局
財団法人日本移動通信システム協会(東海) 1552局
財団法人日本移動通信システム協会(近畿) 8163局
(上記は平成20年12月末現在)



2009/01/22 更新

総務省より、電波法施行規則、無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の各一部を改正する省令案等に係る意見募集が出されました。
3.9世代移動通信システムの導入の本命となる1.5GHz帯はどうなるのでしょうか。
下の図をご覧ください。
当初のPDCがしていた帯域を再編した案(25MHz×2)から、デジタルMCA帯域を再編して10MHz×2を増やし、トータルで35MHz×2という案になっています。

先日のヒアリングにおいて、イーモバイルが1.7GHz帯の10MHz×2にて3.9Gの展開を希望したため、それ以外の3社(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)が1.5GHz帯でそれぞれ10MHz×2で展開することが可能という形になりそうです。

大部分の帯域は、ソフトバンクPDC終了後の2010年4月1日から使用可能となります。
しかしながら、デジタルMCA(上の図の黄色)が存在している帯域、特に黄緑色の部分は、北海道、関東、東海、近畿、中国、九州においては2014年4月1日(5年後!)まで使用することが出来ないという制約が発生します。

つまり、この帯域に割り当てられたキャリアのユーザーは、5年後にならないと3.9Gが使えないという最悪の結果も起こり得ます。

また、図の右側の開いている箇所(下り1513MHz~1525MHz)については、停波済みであるアナログMCAの跡地であり、現在何のシステムも導入されていない状態です。例えば、下りの1520.9MHzまで3.9Gを拡大したとすると、トータルで45MHz×2となり、3社がそれぞれ15MHz×2で展開するのに十分な帯域を確保することも可能となります。

現在、パブリックコメントを2月20日まで募集していますので、気になった方は是非意見を送ってみてください。




2008/11/24 更新

ご存知のとおり、ツーカーが2008年3月31日に終了、シティフォン・シティオが2008年6月30日に終了し、現在1.5GHz帯を使用している携帯電話サービスはソフトバンクのPDCのみとなりました。また、ソフトバンクのPDCは2010年3月31日でサービスを終了する予定です。
ソフトバンク、2010年3月末で第2世代携帯電話サービスを終了:ケータイWatch







2007/1/13 更新

総務省より、1/10付けで「無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の各一部を改正する省令案等に係る意見募集」というパブリックコメントが出ております。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070110_2.html

これには、先日の情報通信審議会において出された、1.5GHz帯における3G利用についての制度整備を含んでいます。

この中で、1.5GHz帯の周波数割り当て計画の変更告示案が出されています。
別添3のPDFの内容を簡単に書くと、

現在PDCで各キャリアに割り当てられている周波数の使用期限は、
上り 下り 地区 キャリア 期限
1429~1439 1477~1487 東名阪 ツーカー 2008/3/31
東名阪以外 ソフトバンク2G 2010/3/31
1439~1443 1487~1491 東名阪 ドコモシティフォン/シティオ 2008/9/30
1443~1453 1491~1501 東名阪 ソフトバンク2G 2010/3/31
1466.5~1468 1514.5~1516 東名阪 ドコモmova 2008/4/30

3Gとして使用開始になる時期は、
上り 下り 帯域幅 地区 時期
1427.9~1437.9 1475.9~1485.9 10MHz×2 東名阪 2008/4/1
東名阪以外 2010/4/1
1437.9~1442.9 1485.9~1490.9 5MHz×2 東名阪 2008/10/1
東名阪以外 2010/4/1
1442.9~1452.9 1490.9~1500.9 10MHz×2 全国 2010/4/1

つまり案どおりにいけば、
ツーカーは2008/3/31に終了(公式発表済み)(残り約1年3ヶ月)
シティフォン/シティオは2008/9/30までに終了(残り約1年9ヶ月)
ソフトバンク2Gは2010/3/31までに終了(残り約3年3ヶ月)
となります。



2006/12/20 更新

12/14に、総務省にて、情報通信審議会 情報通信技術分科会 携帯電話等周波数有効利用方策委員会(第23回)が行われ、今まで作業班にて検討されていた結果が公表されました。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/keitai_syuuha/061214_1.html

要点をまとめると、
○再編の段階は3段階
 第一段階:ツーカーとシティフォン/シティオが終了した帯域に3Gを導入(東名阪を対象)
  (上り1427.9MHz~1442.9MHz 下り1475.9MHz~1490.9MHz 15MHz×2)
 第二段階:ソフトバンク2Gが終了した帯域に3Gを導入
  (上り1427.9MHz~1452.9MHz 下り1475.9MHz~1500.9MHz 25MHz×2)
 第三段階:MCAデジタルの帯域を減らし3G帯域を拡大(実際に拡大するかどうかは検討中)
○第三段階については、2012年度ぐらいを想定
○電波天文との干渉の関係で一部の地域では3Gの運用が制限される
○周波数がひっ迫する地域においては3G携帯電話用として運用し、ひっ迫していない地域では3G用非再生方式エントランス回線として運用する
  (非再生方式とは、いわゆる光張り出し局のように、電波を周波数変換しをそのままエントランス回線に乗せ、親局の基地局装置において変復調を行う方式)
○非再生方式エントランス回線の無線局免許は、3Gで同じ周波数帯を使用するのと同一の免許人に付与することが適当

ちょっとアレだなぁと思うのは最後の点。1社が周波数ひっ迫で帯域を取得してしまうと、他社がルーラル地域でその帯域をエントランス回線として使用したくても、できないと言う事に。



2006/11/17

帯域幅:1429MHz~1525MHz 96MHz(48MHz×2)

○KDDI(ツーカー)
 (東名阪)上り1429MHz~1439MHz/下り1477MHz~1487MHz(10MHz×2)
○NTTドコモ(シティフォン・シティオ・movaデュアルバンド)
 (東名阪)上り1439MHz~1443MHz/下り1487MHz~1491MHz(4MHz×2)
 (東名阪)上り1466.5MHz~1468MHz/下り1514.5MHz~1516MHz(1.5MHz×2)
○ソフトバンクモバイル(2G)
 (東名阪以外)上り1429MHz~1439MHz/下り1477MHz~1487MHz(10MHz×2)
 (東名阪)上り1443MHz~1453MHz/下り1491MHz~1501MHz(10MHz×2)

携帯電話は以上の3社が使用中ですが、いずれのシステムも新規受付終了または終了予定となっており、サービスの停止も時間の問題となっています。

そこで総務省では、サービス停止後の跡地利用を検討すべく、
「情報通信審議会 情報通信技術分科会 携帯電話等周波数有効利用方策委員会 1.5GHzギガヘルツ帯IMT-2000技術的条件作業班」
という会合を開催していますが、この議事録が公開されてないため情報がわかっていません。

ですが先ごろ、WBB Forumにて再編のシナリオが公開されました。
(記事の執筆者も総務省の人であり、作業班にて現在検討されている案と思われます)

連載:活発化する電波/周波数の割り当て (4)(WBB Forum)
http://wbb.forum.impressrd.jp/feature/20061115/330
http://wbb.forum.impressrd.jp/files/images/061115/MIC004_05.gif

これによると、
第1段階:ツーカーとシティフォン・シティオのサービス終了後、3Gを展開(東名阪のみ)
第2段階:ソフトバンク2Gのサービス終了後、3Gを展開(全国)
将来:デジタルMCAの動向により、3G帯域の拡大
となっています。
時期等はまったく記載されておらず、「いつまでに再編しなければならない」といった時限を設定するかどうかも分かっていません。



関連リンク
1.5GHz帯・周波数再編スレ Part1
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/phs/1135902857/l50

DoCoMo1.5GHzシティフォン・シティオの今後-その7
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/phs/1153733737/l50

ボーダフォン、2008年3月31日にPDC端末の新規受付を終了へ
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/30823.html

ツーカー、2008年3月31日に終了
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/32316.html
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