World of Mushigorou @Wiki

アウトドアで作るバームクーヘン

最終更新:

mushigorou

- view
管理者のみ編集可

2004年8月末日、卒業旅行と題してぺど&くぅ&むっしーの3人で2泊3日でキャンプに行って参りました。ゆーても県内ですが、いつかみんなでキャンプに行こう!という思いが構想から2年の歳月を経て実現されました。

せっかくキャンプに行くのだから、思い思いやりたいことをやろうというわけで、私は以前からやってみたかったバームクーヘン作りに挑戦してみました。その内容をキャンプでの感想も交えながらお伝えします。


まず場所ですが、Y県内にある”S川オートキャンプ家族村”というところです。我が家からは車で2時間ほどのところで、まだできて数年で、はっきりいってマイナーです。

キャンプ場の写真はコレです!・・・と言いたいところなんですが、写真はありません(笑)。近くの川の写真があるのでこれで勘弁してください。

(キャンプ場前に流れる川、撮影:ぺど)

非常にイイ感じのトコロで気に入りました。聞いた話では知る人ぞ知る穴場だそうです。ちなみに私たちがここを選んだ理由は、くぅのイメージするキャンプに最も近そうだという点と、サイト料(3000円/泊)の価格からでした。

んで、朝出発して、昼頃着いたわけなんですが、まずテントの設営にとりかかりました。テントはレンタルです(1000円/泊)。そして、川で遊びました。水は冷たく、買ってきた烏龍茶を冷やしておくことにしました。でも、あとで知る事実ですが、このキャンプ場には冷蔵庫がありました(笑)。

さて、川でひとしきり遊んだあと、酒類を買出しに行きました。一番近くのお店まで15kmです。どれだけ山奥か想像してください。買出しから帰ったあとはカマド作りです。一応BBQセットとか木炭とか持って来ていたんですが、くぅのイメージするキャンプにはカマドは不可欠だと言うことで、石を積み上げたり、穴を掘ったりしてカマドを作り上げました。薪を買い(300円/把)、火を焚きました。夕飯はチキンカレーです(ベタに)。

(カマドを作る1:左上、カマドを作る2:右上、ご飯炊き中:左下、紫煙をくゆらせるくぅ:右下、撮影:ぺど)

夕飯後、くぅの得意なギターなんかで歌を歌ったあと、魚を捕らえるための仕掛けをペットボトルで作って仕掛けに行って、寝こけて初日終了です。


翌朝、9時過ぎくらいでしょうかね、みんな起きました(遅)。バーナーで沸かしたお湯でインスタントコーヒーを作って飲んだ後、さっそくバームクーヘン作りにとりかかりました。

材料は以下の通りです。()内はネットから引っ張ってきた正式な材料のうち使用しなかった(用意できなかった)ものです。

  • 小麦粉50g
  • コーンスターチ50g
  • マーガリン90g(100g)
  • 全卵4個(全卵3個+卵白1個)
  • グラニュー糖70g
  • 牛乳大さじ1
  • (はちみつ大さじ1)
  • (バニラエッセンス数滴)
  • (ラム酒かブランデー大さじ1)

重さは計量カップで量りました。マーガリンが90gになっているのは180g入りを2回に分けて使ったためです。卵は全卵使用しました。はちみつ、バニラエッセンス、ラム酒は使用していません。わざわざ買うのがだるかったというのと、ラム酒は持ってくるのを忘れたためです。

問題の作り方ですが、竹やサランラップの芯などの丸い棒に銀紙を巻き、そこに上記の材料を混ぜた生地を塗って、一層焼いてはまた塗り、焼いては塗りを繰り返すという単純なものです。

さっそく竹を探しに行きました。ところが手ごろな太さの竹が落ちていません。仕方がないので細い竹を拾ってきて、それでやることにしました。竹の太さは直径2cmほどです。

(ちくわ?1回目:左、完成1回目:右、撮影:むっしー)

はっきりいって大変な作業でした。生地がゆるいせいか、回転を怠るとボタボタ落ちるし、かといって薄く塗ると生地が全然減らないし、煤(すす)は混じるわ、焦げるわでもう大変。完成した写真を見ると一見おいしそうですが、味は・・・、甘いナニカ、これにつきます。それでも腹が減っていたので私は黙々と食べましたが、くぅは進んでいなかったようです(笑)。

このバームクーヘン作り1回目はこれで終わりました。時刻は14:00を回っていたと思います。それから昼食を作って食べました。BBQセットを使って焼きそばです。

1回目のバームクーヘンの出来に納得のいかない私は、少し改良を加えて、2回目にチャレンジすることにしました。

まずは中心の棒である竹が細すぎるのではと思い、竹を再び探しに行きました。ところがやはり生えている竹なら手ごろな太さのものがあるのですが、落ちている竹では細すぎます。こっそり1本切ってやろうかとも考えたのですが、立派な窃盗罪が成り立つと思ってやめました。そこで、キャンプ場の管理人さんに相談に行ったところ、特別に竹を1本売ってくれるというのです。でも、、、1本もいらんのですわ。しかもいくらするんですか?というわけで、管理人さんに特別に都合してもらい、太さ直径約6cm、長さ約1mほどの竹を譲ってもらいました。

管理人さんにはうまくできたらおすそ分けしますね、と言って、無事に中心となる竹をゲットしました。お次は火力です。1回目はカマドで薪で焼いたので火力が安定しませんでした。昼飯用に出したBBQセットを使って木炭でじわじわと焼くことにしました。さらに、1回目は材料を適当に混ぜました。そのせいか生地にダマができていましたが、そのまま焼きました(笑)。これを踏まえて今度は生地をしっかりと順序良く混ぜ合わせることで、ダマのないきれいな生地を作ることができました。これで準備はOKです。

焼き始めたのは16:00くらいからで、できたのは何時でしょうねぇ。もう暗くて、ライトで照らしながらの作業でした。2回目の完成です。

(ちくわ?2回目:左、撮影:むっしー、完成2回目:右、撮影:キャンプ場の管理人さん)

管理人さんにおすそ分けに行ったところ、糸ノコなどもお借りしてしまって、さらに写真まで撮ってもらいました。管理人さん曰く、このキャンプ場でバームクーヘンを作ったのは初めてだそうです。管理棟には様々な写真がありましたが、もしかしたら今頃その写真たちに加わっているかもしれません(自惚れ)。

さらにその後、管理人さんと意気投合しまして、ビールなどをご馳走になりました。さらにキャンプ場に来ていたY県I市の教育委員会の面々とも仲良くなり、焼肉をご馳走になったりしました。ひとえにバームクーヘンのおかげであります。教育委員会のおっさん(失礼)には「こういうこと(バームクーヘン作り)ができる若者は企業ウケもいいんだよ」みたいなことを言われ、これを機に手作りバームクーヘン職人(1日2個限定)にでもなろうかと一瞬思いました(謎)

そして、ほどよく酔っ払い、つーか呑み過ぎ?火遊びなどをしつつ(残った薪を燃やそうとした)、寝こけるのでした。そうそう、肝心のバームクーヘン2回目の出来ですが、管理人さんや教育委員会の皆さんには褒められましたが、、、やはり甘いナニカでした(笑)。


翌朝、やはり9時か10時くらいに目覚めました(遅)。ぺどは呑み過ぎで気分が悪くもっと早くから起きていたようです。くぅは死んだように遅くまで寝ていました。
 今日はもう帰る日です。朝のコーヒーを飲んだ後、テントを畳みました。結局テントの写真は撮らずに終わりました(笑)。そして、くぅは川へ川下りに、むっしーとぺどは川へ釣りに出かけました。釣りの内容は2匹なんかちっさい魚が釣れただけです。しかも1匹はジャンプして逃げました。2匹目は逃がしてあげました。教育委員会の面々はペットボトルロケットで遊んでいました。

昼ごろ、お腹が空いたので焼きそばを作って食べました。残りの材料をすべて使い切ります。ソーセージ多すぎです(謎)

午後はくぅとむっしーで川遊びに興じました。くぅは河童のごとく泳いでいましたが、むっしーは泳ぎが苦手です。溺れるのが嫌だったので、浸かる程度でした。デイサイトで来ていたオネイサンたちの水着姿を堪能しました。

(テント跡地:左、釣りをするむしごろう:中、かっぱっぱー:右、撮影:ぺど)

最後に忘れかけていた魚を捕るための仕掛けを見に行きましたが、案の定(笑)何も捕れてませんでした。

そして、、、最後の最後にみんなで記念撮影をしました。

某世界最年少マジシャン兄弟の掛け声にはまっている3人のアホ面です。

みなさんご一緒に!



「てじな~にゃっ」

(かわいいでしょ?、撮影:オート)



追記

2007年6月末、3年ぶりに同じ面子で同じキャンプ場を訪れた。
管理人さんに覚えているかと聞いてみたが忘れていた(笑)
その代わり(?)、当時の写真をパンフレットに使ってもらうことを約束した。
本当かどうかしらんけど・・・。




追記

2011年7月末、懲りずに例の三人でまた来てみた。
職種の全く異なる社会人3人が集まるのは容易でないが、まぁどうにかなるものですよ。
Pは結婚して子供生まれました。やったね。
次は5人で来たいものです。



| 戻る | 次へ |

記事メニュー
人気記事ランキング
目安箱バナー