韓国はロシア製のミレナE(Mirena-E)型LCAC(Landing Craft Air Cushion:エアクッション型揚陸艇)を、対ロシア経済協力借款の償還として3隻導入した。韓国海軍は2005年5月から操縦員と整備要員をロシア海軍教育センター及びハバロフスク造船所に派遣、実習教育を受けさせた。ミレナE型の最初の1隻は2005年11月11日に仁川港に到着した。この1号艇(LCAC-621)は11月25日に海軍に引き渡される予定だったが、運用試験を行なっていた11月22日に操縦ミスにより大破、ロシア人操縦員が重症を負った。残り2隻は2006年中に引き渡される予定だった。