リム



自転車を構成する部品のひとつ。
ホイールの一部で、タイヤを取り付ける。

日本語では「輪界(りんかい)」という。


規格

リムとタイヤの取り付け方にはいくつかの規格があり、それぞれにサイズがある。
同規格、同サイズのタイヤしか取り付けることはできない。

リムに接着剤や専用の両面テープで貼り付けて装着するタイヤ。
ロードバイク、トラックバイクに使用される。

リムにタイヤのふちを引っ掛けて装着するタイヤ。三つの規格がある。

ワイヤードオン(WO)
ロードバイク、クロスバイク、一般車など

フックドエッジ(HE)
マウンテンバイク、BMX

ビーデッドエッジ(BE)
荷車、実用車など


断面構造

安価なものは一重だが、中級以上のものは目の字になっている。高級なものはニップルとの接触部にはとめがついている。

接合方法

安価なものは二本のピンでつなぐ(ピンジョイント)。
中級品はスリーブをはとめでかしめている(スリーブジョイント)。
高級品は、溶接しバリ取りされている。重量バランスの崩れが最小になる。

表面加工

  • サイドウォール研磨
ブレーキのききを向上させ、スムースにするため、ブレーキシューがあたる側面部を平坦にする。

  • アルマイト加工
表面をアルマイト加工により硬化させ、リムの削れを抑える。

  • セラミックコーティング
側面部をセラミックコーティングし、ブレーキのききを向上させ、削れをおさえる。

  • メッキ加工
表面をメッキ加工により、ブレーキのききを向上させる。ただし濡れるとまったくきかなくなる。BMX用のリムによく施される。



  • 自転車用語
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関連項目


















最終更新:2011年10月04日 23:32