ダウンヒルバイク



マウンテンバイクの一種。
マウンテンバイクの用途による分類のひとつ。
ダウンヒル競技用のマウンテンバイク。

難易度の高いオフロードの下りを速く走ることに特化しているため、平地や登りの性能は無視されている。


特徴


ハードなコースを走らなければ使い切れないロングトラベルや、重く剛性が高いバイクは初級・中級者にはオーバースペックとなってしまうので、一部の上級者だけの競技向けの機材であるといえる。
ダウンヒルコースで乗る場合でも、一般的なテクニック、パワーであればフリーライドバイクの方が扱いやすいことも多い。


歴史

マウンテンバイクの始祖となったクランカーは下り用の自転車だったが、1980年代にマウンテンバイクの原形ができあがり、登りも下りも走れる様になった。
当時は競技ごとの機材の差はなかった。
1990年代にサスペンションが導入されると、ダウンヒルには積極的に使われ、クロスカントリーと機材の差が出はじめた。サスペンションによる走破性の向上に合わせて、コースの難易度も上がって行き、各メーカーともロングストローク合戦となった。
1990年代後半には現在とほぼ同じ180mm前後となった。また、ディスクブレーキが使われるようになった。
2000年代にはサスペンションの動きの質の向上がはかられた。
使われる素材はアルミがほとんどだったが、2010年頃からカーボンが使われ始めている。










関連項目

  • 自転車用語
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最終更新:2006年11月09日 10:32