在郷町

ざいごうまち


江戸時代中期以降に発生した、農村部における商品生産の発展に伴って発生した集落。

在方(農村)として郡奉行の支配を受け、商取引上の制限が多かったが、次第に町方に準じて扱われるようになって緩和され、商取引の中心となった。

商工業者のほかに純農民を含み、都市と農村の性格を併せ持つ。
これらのうちには、中世に小城下町、港町、宿場町として成立したものも多い。

200~1000戸ほどの規模で、現在の小都市は在郷町が成長したものが多い。


関連項目















最終更新:2008年03月07日 11:23