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    <title>「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki</title>
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    <description>「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki</description>

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    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/790.html">
    <title>～皇武記～それからのコズミック・イラ</title>
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    <description>
      　皇武記に記録されし、そのあとの顛末をここに記す。

ガルナハンの戦いはキラ・ヤマトの本隊到着をもって戦局が決定した。
ローゼンクロイツの根拠地がヤマト隊に急襲され、壊滅してしまったのである。
これによりシンらリバイブ隊は包囲される形となり、絶体絶命の危機に陥る。
それを救ったのは、遠く東アジア共和国でウィラード率いる解放軍のカオシュン侵攻事件であった。
マスドライバーの奪取を恐れたラクス・クラインはピース・ガーディアンに転進を命じ、ただちに東アジア方面への加勢に向かわせる。
この事件のおかげで新生ガルナハン共和国は一時的に危機を脱したのである。
その次の年、地球圏の混乱に乗じ火星のマーシャン軍が地球圏の国境地域を侵し始める。
これに対し、オーブ大本営ではマーシャン断固討つべしという火星遠征論が唱えられ、自重を求めるライヒ派と地元オーブ武闘派との間に対立を引き起こした。
結局、フラガ提督率いるオーブ宇宙艦隊が派遣されるが、マーシャン軍におおいに苦戦し鎮圧まで２年あまりの歳月を浪費することとなった。
２年の年月の間に国力をいくらか回復したガルナハンはシン・アスカを筆頭に統一連合への逆撃を企てる。
狙うは現在の東ユーラシア政府領への回復運動である。
ロマ・ギリアムは大西洋連合軍残党との共闘をはかり、東ユーラシア北西部への攻撃を開始するが頼みの大西洋連合軍がほとんど動いてくれず、第一次の侵攻は失敗する。
しかしその後、アメノミハシラが宇宙で乱を起こし、これに同調してガルナハンも再び大西洋軍と組んで北上を開始、アメノミハシラの善戦もあり、その版図をいくらか広げることに成功する。
しかし大西洋軍がピースガーディアンに敗れ一時休戦したたためガルナハン軍もその後は領土防衛に努め、一気に東ユーラシア制圧とはならなかった。
それに不満を抱くシン・アスカは戦闘継続を強く主張し、慎重派のロマにいさめられ対立する。
だが近隣のレジスタンス、赤い三日月が統一連合に侵攻されるとガルナハンの春以降加わったナツミ・トダカら直属の部下を率い、勝手に出撃をする。
結果、赤い三日月防衛には成功するが続々と到着する敵の援軍にシンたちはその戦力を大きく損なってしまうのだった。
その次の年、今度は大西洋軍側の要請により西ユーラシアオーブ直轄領を同時に侵攻する計画が持ち上が    </description>
    <dc:date>2009-09-25T14:35:40+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/789.html">
    <title>第６話「運命の魔剣士との邂逅(前後編)」</title>
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    <description>
      C.E78/5/29 西ユーラシア自治区ですれ違うはずであった運命の糸が絡み合う。

たった1度触れ合っただけのか細い糸、それが新たな糸と共に太く紡がれるとは、その時は誰も思ってもいなかった。



5/31、西ユーラシア自治区にあるMSハンガーでは、司令部より伝達された明日6/1のA.M8:00より開始される掃討作戦の準備のために統一連合軍が各々の機体の最終メンテナンスに取り掛かっていた。


「っふぃー。終わったー。カーディオン、この後どっかで飯食いに行くか?」


「いい……」


「…あー。おっ、あっちにあんのはスカイホークじゃねえか。ありゃ確か、採用前に試しに他の国で使わせたらすごいボロ負けしたいわくつきの機体って話だぜ。珍しいから見てみろよ」


「いい……」


ルシオルの会話にカーディオンは応じず、淡々と機体プログラムの調整を繰り返している。

なおも話を切り出そうとするルシオルにフォスタードが後ろから方を叩いて止める。


「ルシオル～、今はそっとしてあげなよ～。今回の作戦はカーディオンにとってはきついことなんだからさ～」


「んー。そりゃ、そうだけどよう…。だけどこのまま引きずったままって訳にもいかねえし」


「そうなんだよね～。カーディオンって結構デリケートな部分あるしね。ありゃ昨日のことが相当堪えてるよね～」


2人は昨日の出来事を思い出す。



－－－5/30－－－



それは部屋を出たニール隊長が戻ってきて伝えた、指令部からの掃討作戦への出動要請から始まった。

カーディオンはひどく狼狽し、ニールに詰め寄る。


「どういうことですか、隊長!掃討作戦だなんて！」


「言った通りだ。明後日のA.M8:00より掃討作戦が行われる。私達の部隊もその作戦に参加することが決定された」


「テロを起こしたブルーコスモスは全滅して終わったのではないのですか!?それなのにどうして!」


掴みかからん勢いで詰め寄るカーディオンとニールの間にルシオルが割り込む。


「おいおい、カーディオン落ち着けって。らしくないぞ」


「隊長、わざわざ掃討作戦を行うということは、テロの他に何か不味い事でもあったんですか～」

    </description>
    <dc:date>2009-05-09T17:06:59+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/788.html">
    <title>第６話「運命の魔剣士との邂逅(中編)」</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/788.html</link>
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      失敗    </description>
    <dc:date>2009-05-09T17:02:03+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/787.html">
    <title>第５話「運命の魔剣士との邂逅(前編)」</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/787.html</link>
    <description>
      C.E78/5/29、統一地球圏連合政府の90日戦争終結宣言からはや1ヶ月が経過した。

しかし戦場の舞台となった西ユーラシアでは今なお紛争の火種はくすぶり続けており、テロリストによるテロ活動、そして統一連合による掃討作戦が繰り返されている。

90日革命戦争後、西ユーラシア自治区の治安維持は統一連合軍が受け持っているがその大半はオーブ軍か徴兵した地元の軍人で構成されている。それでもオーブが譲歩した形であり、当初の派遣案ではオーブ軍と地元の軍人のみで構成するというものであった。

未だに主権を放棄していない国々にとっては、ここで治安維持をオーブのみ一任されると統一連合の軍事介入後はオーブ軍が受け持つという前例を作り上げられる危険性があった。

それを特に避けなければならないと考えていたのが大西洋連邦で、エターナリストであるカール＝レノン大統領の反対を圧倒的多数で押し切り、戦争終結後も派遣することを決定した。

カール＝レノンはエターナリストであるが政治的手段として使っているだけで信奉者ではない。

カール＝レノンには議会の決定を覆す拒否権があったが世論の70～80％が派遣続行を賛成しており、しかもそれは戦争時に派遣を容易にするために自ら扇動した結果であったこの状況で派遣決定に対して拒否権を行使すれば次の選挙で確実に負ける。そういった心理が働いて拒否権を行使することができなかった。



「なんでこうなっちゃのかな～。戦争が終わった後のごたごたはオーブに任せて、本国に帰れると思ってたのに……。」


「不謹慎だよ、フォスタード。もう1ヶ月たったんだから気を取り直そうよ。」


フォスタードのぼやきにカーディオンは服を着替えながら注意する。


「だってさ～。ここの待遇僕らだけ明らかに悪いじゃん。大西洋連邦から派遣された人だけプレハブ住まいっておかしくない?ルシオルは水に当たって身体壊すし。」


「ここら辺は第二次汎地球圏戦争のときに大西洋連邦の実質的な支配を受けてたから評判が悪いんだよ。かといって表立っては仕返しするわけに行かないから……。それにしても、ルシオル大丈夫かなー。」


「どうだろうね。ところでカーディオン、なんで着替えてるの?」


「ん？ああ、テロを抑えるには事前の情報が必要だからね    </description>
    <dc:date>2008-08-17T12:06:04+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/786.html">
    <title>第４話「語られ無き革命の記憶｣</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/786.html</link>
    <description>
      C.E78/2/13、統一地球圏連合首席 カガリ=ユラ=アスハは統一地球圏連合軍並びに統一地球圏連合に所属する全国家に対し、東ユーラシア革命政権討伐のための軍の出動を命令、最高議会は満場一致でそれを受諾した。

当時、大西洋連邦大統領であったカール=レノンはこれを受けて大西洋連邦軍2個師団の投入を決定、統一地球圏へ投入されることとなる。

各国軍の師団クラスでの派遣の影響は即座に現れた。2月27日のハンブルグ駐留の革命軍主力部隊壊滅を皮切りに3月3日にベルリン、8日にはヴロツワフ地方の奪還に成功。そして12,13日には、ブハラ・ブタペスト・ワルシャワの三都市の奪還に成功した。

ベルリンの奪還を目標としたオペレーション＝ピースオブユーラシア（＝ファーストフェイズ」、ヴロツワフ地方の無能力化を目標としたセカンドフェイズが成功を収め、オーブを主力としたキエフ方面軍、スカンジナビア王国を主力としたミンスク方面軍、旧連合を主力としたビリニュス方面軍に分割し、ワルシャワからの三軍同時進攻による革命軍防衛線の突破を目標としたサードフェイズが23日、開始されることとなった。

そして、オペレーション＝ピースオブユーラシア＝ドライの開始から1日たった24日、旧連合兵を主力とした旗艦であるハンニバル級地上戦艦「ハミルカル」とカサエル級地上戦艦9隻の計10隻による一斉砲撃を皮切りに革命軍防衛線の1つであるビリニュスで戦闘が開始された。

ミサイルや機体の爆炎、ビームの閃光が白銀の世界を死の世界へと彩っていく。

その中にニールたちの部隊もいた。



ウィンダムのビームライフルによってディンが撃ち抜かれ、火の玉となって慣性に従って落下していく。


「よっしゃ、まずは1機目!」


『チームスコアで見たら三等分で0.33機だけどねって、後ろから来てるよ～。』


自慢げに言うルシオルに対し、フォスタードは言いながらも左腰のスティレットを手に取り、後ろから来たグフにライフルを撃って牽制しながらグフのシールドめがけて投げつけた。スティレットは自らが持つ推力によって速度を落さずにまっすぐグフのシールドに突き刺さり、爆発する。腕ごとシールドを失い、体勢を崩したグフに接近してビームサーベルで両断した。


「よ～し、きまった。」


    </description>
    <dc:date>2008-08-17T12:04:18+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/785.html">
    <title>ロマ＝ギリアムの死</title>
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    <description>
      そこは、かつての花嫁と花婿の舞台であった。
周囲を群衆が埋め尽くしているのも、煌びやかに飾られたモビルスーツが護衛に立っているのも、昔と何ら変わらない。
ただ一点。
憎悪と怨嗟、ありとあらゆる負の感情に包まれていることを除けば。

ロマは、じっと眼前の敵を見据えた。
仮面に覆われていたが、その顔には微塵も恐怖は窺えない。
そんな男を断罪するように数段高い階上から見下ろすのは、この世界の支配者たちだった。
平和の歌姫、ラクス＝クライン。
その伴侶にして護り手、キラ＝ヤマト。
美しきオーブの獅子、カガリ＝ユラ＝アスハ。
最高の騎士、アスラン＝ザラ。
彼らの一段下には、ピースガーディアンや近衛部隊、そして、統一地球圏連合上層部の面々が脇を固めている。

「ロマ＝ギリアム。いえ」
ラクスは一歩前に進み出て、告げる。
「ユウナ＝ロマ＝セイラン。あなたを平和に対する犯罪者として、処刑します」
オーブの民衆がざわめく。
そうした噂は以前から流れていたが、こうして歌姫の口から公表された衝撃は大きい。
「何か、異議はありますか？」
しかし、彼らの喧騒に構わず、ラクスは問う。
「それとも、懺悔の時間が必要でしょうか？」
「いえ」
男は短く、否と答える。
そして、ゆっくりと白い仮面を外した。
紫色の髪が風に揺れた。
東洋系の面長な顔に、眼窩を貫いて縦に大きな傷が走っている。
その男の顔を知らない者はこの場にいなかった。
アスハ家からの簒奪者にして、国家への反逆者。
独断で地球連合に加盟し、戦争を始めて国を危機に陥らせた僭主。
ユウナ＝ロマ＝セイランの名は、オーブの歴史の汚点として刻まれていた。
「･････････セイラン･･････」
誰かが呟く。
「この、裏切り者･･････」
「テロリスト･･････」
「てめえのせいで、父ちゃんが･･････」
「あんたさえいなければ、うちの子は･･････」
「死ね」
「殺せ」
「八つ裂きにしろ」
一人が石を投げつけたのを契機に、一斉に男へ向けて物が投げ散らかされる。
治安警察省の職員が止めにかかるが、オーブの民衆の憎悪は収まらない。
「コロセ」
「コロセ」
「コロセ」
古代帝国のコロセウムのように、死を求める絶叫が歓呼する。
かつての花婿は祝福の代わり    </description>
    <dc:date>2008-03-22T21:05:06+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/784.html">
    <title>第１８話「ささやかな願い」アバン（原案）</title>
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    <description>
      　――私は変わった。
　変わらざるを得なかった……私の好きな人を守る為に……。
　　　　　　　　　　　――メイリン＝ザラ


　「…………？」
　目の前の光景――それに心を奪われる。それが懐かしく、暖かくも――それは直ぐに疑念へと変わる。それが、既にこの世の光景ではないのだと知っているから。
　遠くに見える、自分達の家。人工のものであっても、健やかな、青々とした大草原。牧歌的なイメージを持った場所――かつての大戦の発端となった、その名は“ユニウスセブン”と言った。
　そして遠い昔、メイリンはそこに住んでいた事がある。父と母、姉と――家族四人で。
　（ああ、そうか……これは“夢”ね）
　そこまで思いだして、メイリンは思い至る。これが、単なる生理的現象に於ける夢だという事が。考えてみれば、ドイツに向かう飛行機の中で安眠する為に、衛生兵から鎮静剤を貰って服用していた――それの作用だろうか？
　（まあ確かに、心健やかな光景よね……）
　今の自分からは、到底考えられない――こんなに世界が綺麗に見えた日々があったのだと云う事が。
　メイリンは、草原を歩き、自分達の住んでいた家へ向かった。ここが夢なのならば、出来るだけ見ておきたかった。


　家の中は、あの時の思い出のままだった――それは当然だろう。この映像は、間違い無く彼女自身の記憶から造られたものなのだから。
　メイリンはぐるりと視界を巡らす。家は、丸太を組んで造られたコテージだ。調度品や家具は出来る限り木製で造られており、暖かみのある造りをされていた。メイリンの一家は、父がたまの休日を取ると良くこの別荘に来ていた。科学文明だらけのプラントからは想像も付かない光景に、幼いメイリンもルナマリアも戸惑ったものだ――その当惑は、直ぐに好奇に変わっていったのだが。初めて目にする光景、体験にホーク姉妹は一喜一憂し、それは紛れも無くメイリンにとっての良い思い出だった。
　――父が、ユニウスセブンと運命を共にするまでは。
　父は、ホーク姉妹に「面白いものをみせてやる」といって、先にユニウスセブンへ向かった。ホーク姉妹と母は、後から追い掛けるという約束で。
　それは、運命の分かれ道に間違い無かった。ユニウスセブンへ向かう定期便の中で、「ユニウスセブン崩壊」の第一報を受け、メイリン達はにわかに信じられな    </description>
    <dc:date>2008-02-14T18:58:13+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/783.html">
    <title>第２４話「ガルナハンの春（前編）」Ｃパート</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/783.html</link>
    <description>
      　東ユーラシアだけではない。統一連合の中枢であるオーブも、大混乱の只中にある。

　鳴り物入りで派遣された統一連合地上軍。しかしながら派兵された人員の半分以上が犠牲となった上に、目的であった地熱プラントの防衛も適わずに尻尾を巻いて逃げ帰ることとなった。

　いくら治安警察や情報管理省と言えども、今回の失態ばかりは隠し通せるものではない。市民の落胆や失望をせめて少しだけでも軽減させようと涙ぐましい努力をするので精一杯だ。

　普段は面倒ごとをダコスタをはじめとした部下に押し付けるバルドフェルドさえ、陣頭に立って忙しく動き回る始末だ。「やれやれ大変だねえ」と愚痴をこぼしながら。

　国防省はもとより、内閣府のあらゆる部署が今回の敗戦の後処理に追われている。

　しかし混乱はこれからまだまだ続くことを皆が知っていた。






　前を行く男の背中を必死でカガリが追いかける。長身の彼の歩幅は広く、追いつくのに難儀したが、ようやく手が届く距離になると、カガリは相手の手首をがっしと掴んだ。

　振り返るその顔は頬がこけ、目じりには隈が出来ている。憔悴が傍目から分かるほどに激しいものの、生来の精悍さはかろうじて残していた。彼はレドニル＝キサカ。統一地球圏連合地上軍総司令官。いや、正確には「前」統一地球圏連合地上軍総司令官であった。

「キサカ、どういうつもりなんだ！　じ、じ……辞表をいきなり出すなんて！」

　カガリが大声を張り上げ、問いただす。キサカは今日、いきなりカガリのもとをたずねると、無言で彼女の机に辞表を差し出し、返答も聞かぬまま部屋を出たのだった。

「いきなりではないさ、カガリ。予想くらいはしていただろう？　ユーラシア遠征の失敗の責任を取るためだ。俺の辞表程度で事が収まるとは思わないが、まず一番上の人間から責任を果たさなければな」

　淡々とした説明。当然ながらカガリは納得しない。

「でも、でも、でも今回の失態はキサカの責任じゃない！　遠征軍の人事に途中から横槍が入って、内部の連携が崩れたことは、誰でも知っているじゃないか！」

　そうだ、失敗の直接の原因はキサカにはない。

　彼は当初、遠征軍の総指揮をジアード中将に任せるつもりだったのだ。しかしながら当然それは「オーブ派閥を優遇する情実人事だ」    </description>
    <dc:date>2008-02-23T19:27:17+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/782.html">
    <title>第１８話「ささやかな願い」Ａパート（原案）</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/782.html</link>
    <description>
      　「……ミッションの詳細は以上だ」

　薄暗い部屋――煙草の匂いが充満し、張りつめた雰囲気の漂う会議室。その室内を、鈴を転がす様な声が隅々まで響き渡る。――“蛇姫”シーグリス＝マルカの声が。

　「損害、被害は多ければ多いほど良い。これは通常のミッションではないのだからな。しかし案ずるな……これは、次への布石だ。次に勝つ為の」

しかし、紡がれる言葉は驚く程酷薄な内容だった。人を人とも思わない類の。

「諸君等に待つのは地獄への片道切符でしかない。……だが、だからこそやって貰いたい。……未来を取り戻す為に、な」

　誰一人として、言葉を発しない。ただ、獣の様な視線がシーグリスを貫いていく。そのぞわりとした感覚をシーグリスは楽しんでいるのか、口の端を歪めて微笑むのみだ。

　「私を殺したい者が居るのなら、今すぐに私を殺せ。犯し、食らいつくせ。……それが出来ぬのならば、私の言う通り『死ね』。それがお前達の“未来”へ続く“運命”だ」

　ハイヒールの足音だけが、室内に響き渡る。その言葉の内容を室内の人間は厳粛に考えているのか――皆の瞳は一様に中空を泳いでいた。
　ややあって、一人の男が口を開いた。シーグリスの次席――この会議室に集まった人間の中ではリーダー格の男だった。

　「セシルはどうする？」

　それは、この場に居る人間以外には判り辛い台詞だったに違いない。それは、普通に考えれば生か死を選ぶ様な言葉に聞こえる。……だが違う。その言葉の真意はもっと陰惨なものだった。

　「やる気になって貰うさ。その為に高い金を払ってまでカシムを生かしておいたのだからな……！」

　くっくっと、喉を震わせてシーグリスが笑う。ただ一人この女だけが、この場所で笑う――それは、人の笑いでは無かった。



　怒られる事は、実際覚悟していた。
　用件も告げず、来週予定していたはずのドイツ方面の査察を強引に繰り上げて単身ドイツ入りなんかすれば、自分の秘書官であるライス＝リッター辺りは延々と小言を続けてくれるだろうし、カガリ＝ユラ＝アスハの“爺”ことレドニル＝キサカは小言どころでは済ませてくれないだろう。
　そういう訳で、連絡出来ない程意気地無しでも責任転嫁出来る性格でもないアスラン＝ザラは少々躊躇いながらもオロファト官邸へと連絡を入れた。    </description>
    <dc:date>2008-01-31T20:08:58+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www6.atwiki.jp/revival/pages/781.html">
    <title>第１７話「導かれし大地」Ｃパート</title>
    <link>http://www6.atwiki.jp/revival/pages/781.html</link>
    <description>
      ズールの市場といえば、有名な観光名所の一つなんだ――そう、いつ買ったのかすら解らないガイドブックを片手に、ジェスはソラにそう話した。
ソラが彼にエスコートされた所は、ズール市街地中央部を一文字に横切る大市場であった。

薄汚れた雑多な店舗がひしめき合う中、通りにはビニールシートの屋根をした屋台が、ところ狭しと立ち並んでいる。
肉や野菜、パン、酒、色とりどりの果物はもちろん、洋服や本や古道具。
どこから仕入れてきたのか分からない絵画や古美術品まで、何でもかんでも売っていた。
あちこちの店ではそんな商品を間にして、客と店主が激しく値段の掛け合い、値引き合いをしている。
時々怒鳴り声が聞えてくるほどだ。
だがさすがに観光名所と言われるだけあって人通りは多く、そんな声もあっというまに人ごみにかき消されてしまう。
そんな市場の中を二人は歩いていく。

「随分と賑わっているだろう？　ここの市場は昔から『泥棒市場』とも言われているんだ」
「ど、泥棒市場ですか？　凄い名前ですね……」
「昔、盗賊達が盗んできた盗品をここで売りさばいていたという、古い言い伝えがあるんだよ。だからこの地方では古くから”家宝が盗まれたら、ここに探しに来い”と言われたほどなのさ」

ジェスの解説に、思わずソラは目を丸くする。
彼の説明を真に受けたのか、ついソラはいぶかしげに市場を眺めてしまう。
目の前の店に並んでいる商品も、ひょっとしてどこから盗んできたものなのだろうか？
そんな彼女にジェスは苦笑した。

「大丈夫、大丈夫。本当に泥棒市場だったのは貴族や王様がいた古い中世の時代の話だよ。土地に伝わるおとぎ話みたいなもんで、今はどこにでもある普通の市場さ」
「そ、そうなんですか」
「まあ、それでもこの街はそれを観光資源にしてるから、何だけどな。市場の近くの広場に盗賊達の銅像まで立ててね」

ソラはホッと胸をなでおろす。
テロリストが本拠を置いている街と聞いてたから、もっと物騒な所かと思っていたのだ。
しかしこうして街を歩いてみると、そんな気配は微塵も感じられない。

「そういえばアスランさんにメールしたんですけど……『もう好きにしてくれ。こっちはまだ時間が掛かりそうだ』って帰ってきました……」

ソラが何か済まなそうな顔で言う。
主にアスランに、だ    </description>
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