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はじめに

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ebiimo

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質問の前に把握しておきたいこと

各所で質問する前に、知っておきたい基礎知識です。

PCスペック

MMDを動かしていて問題が発生した際に原因を判断するためにもPCのスペックは把握しておきましょう。
各所で質問をする際にもPCのスペック情報は重要です。

PCスペックの見方

  • XPより以前のOSの場合
    • Windowsスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択し、「Dxdiag」と入力
  • Vista以降のOSの場合
    • Windowsスタートメニュー「プログラムとファイルの検索」に、「Dxdiag」と入力

PCスペックで押さえておきたい項目

システムタブ
OS(オペレーティングシステム) OS名
64bitか32Bitか
CPU
(プロセッサ)
プロセッサ名・コア数・動作周波数
メモリ 容量、動作周波数
DirectXのバージョン 可能な限りリリース日("()"の中まで)を記載
※DirectXに関してはDirectX10等のDirect9.0cよりも上位Verが入っていても、
Direct9.0のランタイムを必要とする場合があります。
ディスプレイタブ
「デバイス」の「名前」
(グラフィックボード)
メモリの合計も押さえておきましょう
掲示板などで質問する際にはMMDのバージョンも把握しておきましょう。
モデルなどの配布物については、正式なモデル名や配布場所を調べておきましょう。

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MMDのバージョン

MMDはバージョンにより内容に差があります。
調べ方は、MMDのメニューバー「ヘルプ」のバージョン情報から確認することが出来ます。
2015年10月現在の最新はVer. 9.26x64, 又は 9.26です。

またモデルなどの使い方について質問する際には、質問に関連するもの全ての「名称・バージョンや更新日時・配布しているURL」を押させてから質問しましょう。

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問題の切り分け方

何か問題が発生した際には、
  • 通常と違う動作をしなかったか振り返ってみる
  • 違うモデル・アクセサリでも同じ問題が発生するかなど、条件を変えて試してみる
  • 場合によってはMMDやPCを再起動してから試してみる
  • まれにMMD自体が壊れる場合があるので、DLし直して試してみる
などを試してみましょう。

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質問を受け付けているところ

コミュニケーション」ページで紹介しています。
匿名では、したらば掲示板 MikuMikuDance板があります。
非匿名では、ニコニコミュニティ一覧にある生放送で質問OKのところ、あるいは各種SNSのMMD関連があります。

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はじめに

MMDとは何ですか?

樋口優氏によって開発・公開された、VOCALOID「初音ミク」などのモデルを操作できる3Dアニメーション制作ソフトです。
  • 3DCGソフトの初心者でも簡単に3DCG動画を作成することが出来ます。
    • 二つのポーズ間の動きを自動計算して補完してくれたり、音声ファイル(wavファイル)や動画ファイル(aviファイル)と同期を取って編集できます。
  • ソフトに「初音ミク」を含めたモデルが同梱されています。
    • 他にもユーザーが制作したデータ(MMD用モデル、アクセサリ、モーション等)が多数に公開されています。
  • このソフトは、フリーソフトとして公開されており、無料で使用できます。
    • ユーザーが「お金を払いたい」と要望した際には、開発者は以下のように応えています。
「寄付してもいいと言ってもらえるのはたいへん光栄だが、それほど気に入っていただけたら、
ぜひこのソフトを使ってすばらしい動画を作って公開してもらい、私をニコニコさせてほしい」
樋口優
  • 起動画面のスクリーンショット
    MMDスクリーンショット

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導入するバージョンはどれがいいですか?

VPVPでは、4つのバージョンが公開されています。
  1. 「1.4 MikuMikuDance(64bitOS Ver)
    • 2015年10月現在のバージョンは、「Ver9.26x64」です。Windows7以降の64bit版のOSで動作します。
    • 拡張ソフト「MikuMikuEffect(以後MME)」を使用したい場合に必須となります。
    • Ver9シリーズでしか動作しないモデル(.pmx),テクスチャ(.jpg、.png),モーション(.vmd)があります。
  2. 「1.3 MikuMikuDance(DirectX9 Ver)」(通称:Ver9シリーズ)
    • 2015年10月現在のバージョンは、「Ver9.26」です。機能的には64bit版と同じです。
    • 32BitOSを使っている場合、64bit版では動作しないMMEエフェクトを使いたい場合等に使用します(64bitOS上でも動作します)。
  3. 「1.2 MikuMikuDance (Multi-Model Edition)」(通称:Ver5シリーズ)
    • DirectX7 Verとなっています。
    • 現在ではよほど古く性能の低いPCやOSを使わない限りは使う理由は無いでしょう。また最近のモデルが読めないか正しく動作しないことが多いため使用する人はほとんどいないと思われます。
  4. 「1.1 MikuMikuDance」
    • 現在ほとんど使用されなくなっています。
    • 例えば最新版では対応していないプロジェクトファイル(.mmdファイル)を開きたい場合など。
バージョン比較表
名称 Ver. 複数モデルの読込 テクスチャ 拡張ソフト
「MME」対応
MikuMikuDance
(DirectX9 Ver)
9.26 可能(pmd、pmx) bmp,tga,jpg,pmg
MikuMikuDance
(Multi-Model Edition)
5.22 可能(pmd) bmp,tga ×
MikuMikuDance 2.02 付属のモデルのみ bmp,tga ×

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PCの必要/推奨システムは?【2015年12月現在】

  • MMDはWindows専用のソフトです。それ以外のOS(MacOS、Linux等)では動きません。
  • 仮想化OS上での稼働報告がありますが、特殊な技術を要しますので説明は省きます・
  • 低スペックPC(ノートパソコンなど)や古いOS(Windows2000)でも起動します。
    ただし、快適な作業を求める場合には、以下の「必要システム要件・推奨システム要件について」を参考にして下さい。
  • 目安として「推奨スペック」を記載しましたが、新規購入の際は(予算が許す限り)より高性能なものを購入した方が作業が快適になるかと思います。
  • 最近では、WindowsやAdobe Flash Player・Javaのセキュリティホールを狙った害をなすソフトウエアが蔓延しております。ソフトウエア更新を行い常に最新の状況にしましょう。
  • ウイルス対策ソフトは導入必須です。無料版・有料版など、様々な選択肢があります。

必要システム要件・推奨システム要件について

以下のスペックに関しては独自に調査した結果をもとにしており、正確さを保証するものではありません。組み合わせや条件により動作しない場合があります。
目安として「推奨スペック」を記載しましたが、新規購入の際は記載よりも高性能なものを購入することをお勧めします。

【OS】
必須 WindowsXP以降のWindowsOS
推奨 Windows7以降の64bit版WindowsOS
【注意】

WindowsXPはすでにMicrosoftによる延長サポートが終了し、セキュリティ上非常に危険です。次期OS(Windows7・8・8.1・10)をお勧めいたします。


【CPU】 【2015年12月現在】
必須 PentiumM 超低電圧版 753 1.2GHz/Pentium3 1.2GHz/ATOM Dual Core 330 1.6GHzで動いた実績あり
推奨 Core 2 Quad Q6600以降のCPU(開発環境より)
快適環境  『4コア8スレッド』ならびに『クロック周波数が3.5GHz以上』のCPU(wiki担当者での体感)
【必須・推奨環境の解説】
MMDはマルチコアに対応していませんので、単体での比較であれば動作周波数が高いCPUの方が快適に動作します。しかし、マルチコアのCPUが無駄というわけではなく、バックグラウンドで動くアプリケーションがある関係上、デュアルコア以上の方が快適に作業できると思われます。
(現在のMMDはマルチコア対応です。但し物理演算部はシングルスレッドです。)

【快適環境の解説】<例>
INTEL社  Corei7 ★3770K(2012年) ★4770K(2013年) ★4780(無印もしくはK:2014年)  ★6700(無印もしくはK:2015年)
AMD社   ★A10-6800K 6790K 6700 A8-6600K(2013年)  ★FX-8370(2014年) ★A10-7870K(2015年)
後述、GPU(グラフィックカード)との相性やバランスにもよりますが、FPU(一秒間の描画フレーム数)をあるていど確保するには当CPU以上が望ましく思います。
なお、無理しての購入は絶対にやめてください。今ある環境を存分に使い倒しましょう。


【GPU】 【2015年12月現在】
必須 RADEON 9500~X850、GeForce 5シリーズ以降
(SM2.0(DirectX9.0)対応ビデオカード)※Ver7シリーズ
intel 830GM/Intel GMA 900/IONで動いた実績あり
/ MME(外部拡張ツール)は左記のうちintel 830GMでは作動せず
推奨 GeForce9600GT以降のグラフィックボード(開発環境より)
/ MMEはRADEON HD2xxxシリーズ以降・GeForce 8シリーズ以降(SM4.0(DirectX10世代)対応ビデオカード)
人気のモデル、背景、エフェクトを気兼ねなく使うにはGTX460以降かそれ以上です
快適環境 NVIDIA Geforce GTX950以降もしくは750TI以降のグラフィックボード(Wiki担当者の体感)
【必須・推奨環境の解説】
オンボードチップセットでも動きますが、快適に動作するには専用のグラフィックボードを積んでいる方が望ましいです。
なお、Shade用などと謳われている3Dソフト専用のQuadroなどのグラフィックボードはOpenGL環境向けの為、MMDで使用しているDirectX環境では思ったような性能が出ない場合があります。
また、SLI・CrossXなどグラフィックボード2枚刺しには対応していません。

過去ATi/AMDのRadeon系グラフィックボードではAVIファイルの書き出しの遅さが問題がありました。
しかし、その症状を改善するMMD Radeon Output Boosterが公開されています。こちらを導入することにより、問題点は大幅に改善する事ができます。

VRAMは、Windows XPは512MB以上/Vista、7は768か1GB以上をお勧めします。


【快適環境の解説】
使用するモデルの頂点数にもよりますが、細かいところまで描画するのに必要なGRAM(ビデオメモリ)は2GB以上となります。また、マザーボードの性能によりPCI-Express接続速度が存分に発揮できない場合もあります。また、HDDの書き込み速度により描画も低減してしまう可能性があります。なお本来の性能を発揮するため、64Bitでの可動が必須となるグラフィックカードもあります。




【その他】
  • MMD本体の保存・展開先として約20MBのHDDの空き容量が必要です
    USBメモリなどからの起動も可能です
  • 動画として書き出す場合、AVIファイル保存用としてHDDの容量が必要となります。
    AVIファイルサイズが大きいため、容量の多いHDDを用意しておく事をお勧めします。

今後PC購入を検討される方 【2015年12月現在】

  • 予算の許す範囲で「OSがWindows7以降で、コア数が4個以上の動作周波数の高いCPUを積み、専用のDirectX用グラフィックボードを積んでいるもの(オンボードグラフィックでないもの)」を選ばれるようお勧めします。
    HDDは外付けでも構いません。
  • 全くのPC初心者であれば、予算に応じて「3Dゲームが遊べるPC」を店員さんに相談するといいかもしれません。
  • デスクトップPCとノートPCとを迷うのであれば、デスクトップPCの方が同価格帯であれば性能が良いため、デスクトップPCをお勧めします。

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MMDの基本的な使い方が知りたい

動画で学ぶ

penciler氏による使い方解説動画です(視聴にはニコニコ動画アカウントが必要)。


書籍を購入する 【2012年2月現在】

MMDの操作方法や、MMDモデルの作成方法を解説した書籍が出版されています。
必ずしも最新情報ではありませんが、信頼性のあるまとまった情報があります。

その他【2012年2月現在】

インターネット上に解説があるかもしれません。(以下、外部リンク)
サイト 日付 作者 分類 備考
はじめてのMikuMikuDance! 2011-10-07~ 工藤P ブログ
HAL×supercell 特設サイト <<終了>>2013年春頃 HAL サイト わかむらPによる解説動画がある
MMDのマニュアルを作ろう@wiki 2009年~ 有志 wiki 2012年2月現在も執筆途中
だと思われます


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