カンカラさんしんについて


カンカラさんしんとは、沖縄三味線、もしくは三線(さんしん)を簡易作成したものになります。
八重岳工芸では、この作成をお手伝いしたいと思っています。
自分で作成したものは愛着も湧くと思いますし、ぜひとも自作して頂ければ幸いだと思います。

カンカラさんしんが出来るまで

1.棹になる角材の切り出し

写真に写るおじさんが福一です
切り出された角材

2.下絵作成

こんな感じで下絵を正面とサイドにエンピツで描いていきます

3.切り落とし

下絵通りに切り落とすとこんな感じになります。
切り落とす順番を間違えると非常に悲惨なことになります。
切り落としたものをパズルのように組み立てたもの

4.ムディ(糸巻き)の為の穴あけ

ずれると大変です

5.ヤスリ掛け

滑らかな曲線を作る
自分の手に馴染むと幸せ

6.棹部分完成

手に馴染むようにこの後は紙やすりなどで調整します
ここまでくれば、あとは組み立て・弦張りなどの作業を残すのみ

7.完成


使用機器


作成するにあたって

今回、初めて管理人が作成にチャレンジしたのですが、意外とどうにかなるものです。
迷うよりもやってみる、それが一番早いと思います。
八重岳工房へ来て頂ければ、親切丁寧に教えたいと思いますので、ぜひとも足を運んでみて下さい。
出来上がったカンカラさんしんを見たいという方も、お気軽にお立ちより下さいませ。
最終更新:2005年09月19日 19:46