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・第三回・バランスの推移 長くなってしまったので結局分け。 CGI黎明期から、(2008年9月)現在へ流れるにつれて、作られるオリジナルカードのバランスは少しずつ変わっていきました。 有り体に言って、「昔の方が強いカードが多い」のです。 それは、08/09制限のカードに初期の頃のカードが多く含まれている事にも現れています。 何故そうしたバランスの変化が起きたか?という事については、大きく3つの理由があります。 ・OCGバランスとCGIバランス 昨今のOCG新カードのカードパワーが軒並み上昇気味にある事は大方の異存の無い所と思われますが、 始めの頃は、こういったOCGカードの方を見て、カードのバランスを調整していた節があります。CGIの方を見れていなかったのですね。 (当時はまだ利用者の方もカード数も少なく、環境と言う程のものが構築されていなかったというのもありますが……) その時のOCGの頂点に位置するカード群の力を超えさえしなければ良い、というくらいの前提で作っていたということです。 このカードをいくら使用したところで【シンクロダムド】【剣闘獣】【ライトロード】らにはかなわないから大丈夫…… でも、このCGIにはそれらを本気で使ってくる人がおりませんから、その前提には意味がありません。 OCG的なバランスで作ったカードは、CGIの環境ではトップに位置してしまう事が有り得たわけです。 そういう事が分かってからは、OCGはむしろ気にせず、CGI上にこのカードを放り込んで大丈夫か?を第一に考えるようになりました。 ・必須カードとバリエーション用カード 初期の頃のカードには、既存デッキを明らかに強化するものが多く含まれています。 それには、カード数の全体が少なかったから、というのが理由としてあげられるかと思います。 当時はオリカCGIを謳ってはいても、その実装数の少なさから実質的には組めるデッキタイプがいくつか増えただけ、というものでした。 かといってミラーマッチばかり発生しては、もう一つ面白く思ってもらえないだろう…… こういった感情もあり、既存デッキに1枚組み込む事で働く事が出来る(そのデッキを強化できる)カード、というものが結構作られました。 (08/09制限にあるカードの一部にはそういった当時の兆候が見られます) そうしたカードを作る事により、既存のデッキ+1のこういうデッキも使える、と楽しんでもらえるという思いがあったわけです。 でもこの方策の問題点は、オリカを使わない人にとって不公平だという事です。 「このデッキタイプは、ここにしか存在しないこのカードを入れた方が絶対に強い」こうした状況があまりにも多く存在すると、 そのカードを主義から使わないで構築する方がただ損をしてしまいますし、カードプールを把握していない新規の方には優しくないでしょう。、 勿論こういうCGIですから、100%公平というものは有り得ないのは仕方のない所と思っていただく他ありませんが、 それでもそうした強力カードを増やしすぎると、元々のそのデッキの型すら崩しかねません。 そんなわけで現在は、既存デッキにバリエーションとして入れられるカード、選択肢の一つとして上がってくるカード、くらいのバランスを 目指して作成しています。決してそのデッキの必須カードには成り得ないものの、入れてみると面白い動きをしたり専用デッキを組めたりする、 そのくらいのバランスがいいのかなあと思っています。 (あくまで「基本の考え」であり、今後全てのカードがこうした理念のみで作成されるものではないという事を一応脚注致します) ・活用と悪用の境界 前述しました、自分が以前にも行った製作というものは主に身内(知り合い)を相手に行っていたものでした。 この経験が知らずのうちに、自分の中で甘えになっていた面があると言わざるを得ません。 どういう事かというと、「このカードはこういう風に使うもの」という自分の中の青写真が作成時にまずあり、 使用する方は皆そのように使われるという甘えがあったという事なんですね。(今まで、ずっとそうだったために。) しかしいざ実装してみると、こちらが考えもしなかったような使い方をする方もおり、非常に驚嘆させられる事しばしばでした。 これは新しい効果を作成する際に全ての制作者が抱える普遍の問題で、本家の方でもこの問題に苦労しカードに規制がかかる場合も多いですね。 カード効果を最大限に引き出している事には間違いないので、私としては悪用などという感じの悪い言葉は使いたくありませんが…… ともかくそうした事例が発生してしまったり、またそれにより対処療法的なエラッタ等を行ってしまうと いちいち御迷惑をおかけしてしまうため、実装の際にはそうした点も注意するよう心がけ、パワーある効果のカードの場合は それが想定外の所で動かないだろうか……という風にチェックするようになりました。 ダイヤモンドガイ!ファンカス! おめえらの事だよおめえらのォ! #comment
・第三回・バランスの推移 長くなってしまったので結局分け。 CGI黎明期から、(2008年9月)現在へ流れるにつれて、作られるオリジナルカードのバランスは少しずつ変わっていきました。 有り体に言って、「昔の方が強いカードが多い」のです。 それは、08/09制限のカードに初期の頃のカードが多く含まれている事にも現れています。 何故そうしたバランスの変化が起きたか?という事については、大きく3つの理由があります。 ・OCGバランスとCGIバランス 昨今のOCG新カードのカードパワーが軒並み上昇気味にある事は大方の異存の無い所と思われますが、 始めの頃は、こういったOCGカードの方を見て、カードのバランスを調整していた節があります。CGIの方を見れていなかったのですね。 (当時はまだ利用者の方もカード数も少なく、環境と言う程のものが構築されていなかったというのもありますが……) その時のOCGの頂点に位置するカード群の力を超えさえしなければ良い、というくらいの前提で作っていたということです。 このカードをいくら使用したところで【シンクロダムド】【剣闘獣】【ライトロード】らにはかなわないから大丈夫…… でも、このCGIにはそれらを本気で使ってくる人がおりませんから、その前提には意味がありません。 OCG的なバランスで作ったカードは、CGIの環境ではトップに位置してしまう事が有り得たわけです。 そういう事が分かってからは、OCGはむしろ気にせず、CGI上にこのカードを放り込んで大丈夫か?を第一に考えるようになりました。 ・必須カードとバリエーション用カード 初期の頃のカードには、既存デッキを明らかに強化するものが多く含まれています。 それには、カード数の全体が少なかったから、というのが理由としてあげられるかと思います。 当時はオリカCGIを謳ってはいても、その実装数の少なさから実質的には組めるデッキタイプがいくつか増えただけ、というものでした。 かといってミラーマッチばかり発生しては、もう一つ面白く思ってもらえないだろう…… こういった感情もあり、既存デッキに1枚組み込む事で働く事が出来る(そのデッキを強化できる)カード、というものが結構作られました。 (08/09制限にあるカードの一部にはそういった当時の兆候が見られます) そうしたカードを作る事により、既存のデッキ+1のこういうデッキも使える、と楽しんでもらえるという思いがあったわけです。 でもこの方策の問題点は、オリカを使わない人にとって不公平だという事です。 「このデッキタイプは、ここにしか存在しないこのカードを入れた方が絶対に強い」こうした状況があまりにも多く存在すると、 そのカードを主義から使わないで構築する方がただ損をしてしまいますし、カードプールを把握していない新規の方には優しくないでしょう。、 勿論こういうCGIですから、100%公平というものは有り得ないのは仕方のない所と思っていただく他ありませんが、 それでもそうした強力カードを増やしすぎると、元々のそのデッキの型すら崩しかねません。 そんなわけで現在は、既存デッキにバリエーションとして入れられるカード、選択肢の一つとして上がってくるカード、くらいのバランスを 目指して作成しています。決してそのデッキの必須カードには成り得ないものの、入れてみると面白い動きをしたり専用デッキを組めたりする、 そのくらいのバランスがいいのかなあと思っています。 (あくまで「基本の考え」であり、今後全てのカードがこうした理念のみで作成されるものではないという事を一応脚注致します) ・活用と悪用の境界 前述しました、自分が以前にも行った製作というものは主に身内(知り合い)を相手に行っていたものでした。 この経験が知らずのうちに、自分の中で甘えになっていた面があると言わざるを得ません。 どういう事かというと、「このカードはこういう風に使うもの」という自分の中の青写真が作成時にまずあり、 使用する方は皆そのように使われるという甘えがあったという事なんですね。(今まで、ずっとそうだったために。) しかしいざ実装してみると、こちらが考えもしなかったような使い方をする方もおり、非常に驚嘆させられる事しばしばでした。 これは新しい効果を作成する際に全ての制作者が抱える普遍の問題で、本家の方でもこの問題に苦労しカードに規制がかかる場合も多いですね。 カード効果を最大限に引き出している事には間違いないので、私としては悪用などという感じの悪い言葉は使いたくありませんが…… ともかくそうした事例が発生してしまったり、またそれにより対処療法的なエラッタ等を行ってしまうと いちいち御迷惑をおかけしてしまうため、実装の際にはそうした点も注意するよう心がけ、パワーある効果のカードの場合は それが想定外の所で動かないだろうか……という風にチェックするようになりました。 ダイヤモンドガイ!ファンカス! おめーらの事だよおめーらの! #comment

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