2010年3月にオープンした特殊デュエル場。
ここでは通常のデュエルとは異なり、両者ともCGI内に存在する全カードの中からランダムに60枚選ばれたカードをデッキとして用いデュエルする。
デュエルエナジーを消耗した時の息抜き、新たなカードやマイナーカードを発掘して新デッキのヒントにする、を引き当てる運試しなど様々な目的で活用されている。
なお、EXデッキは通常のマイデッキと同じ中身となるのでうっかりEX:0のまま入室すると若干不利になる。
どの状況にも対応できるよう満遍なくシンクロモンスターを入れたり、《簡易融合》や《蒼炎の剣士》を引いた時のために対応するモンスターを忍ばせておくなどは、決闘者の裁量に委ねられる。

また、あまりにも引きのみが勝負を左右する故にここではさらに特殊ルールが二つ設けられている。
  • 手札3枚を墓地へ送る事で、デュエル中に一度のみ《袋デビル・トークン》を特殊召喚できる。
  • ドローの際にドローする枚数が全て2倍となる。

一つ目は星3・闇属性悪魔族・攻守1500の《袋デビル・トークン》を特殊召喚できるというもの。コンボ用の、単体では使えないカードを有効活用するための手段である。アドバンス召喚のためのリリースやシンクロのレベル調整、いざという時のアタッカーや壁役などその用途は広い。
手札3枚は大きなコストに思えるが、後述するドロー2倍ルールによりさほど困る事なく発動が可能である。
ただし、デュエル中に一度のみの制約が存在するためその使いどころは誤らないようにしたい。

二つ目は、あらゆるドローを2倍にするルール。
ドローフェイズ時の2枚ドローは言うまでもなく、《強欲な壺》は2×2の4枚ドローとなり《リロード》は手札の枚数を2倍にする凶悪なカードとなる、ドローや手札に関する効果の強弱を大きく動かす強力なルールである。
袋デュエルではドローカードが完全ランダムである性質上、都合よく相手の場に対応できるカードをドローできる可能性がかなり低い。このルールはその問題点を改善するため設けられたものであり、これにより通常のデュエルよりも手札の回りが激しくなり戦況を動かせるようになる可能性を引き上げている。


  • EXデッキもランダムにすれば?という意見もあったが「デュエルの度にEXを確認するのが面倒」という理由で取り下げられた。

  • 何故「袋」と呼ばれているかについては、管理人が青春時代にGMを行っていたプロキシ的な遊戯王カードゲームが袋と呼ばれていた事に由来するらしい。

  • 《死のメッセージ-E-》など、ドローしても限りなく100%に近い確率で腐るカードを、デッキに入らないように改造しようか悩み中。 投票ありがとうございました。とりあえず現状維持で。
最終更新:2010年04月27日 05:18