《念写記者天狗 姫海棠はたて》

特殊召喚モンスター
星6/風属性/獣戦士族/攻 2100/守 1500
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に存在する風属性モンスター2体をゲームから除外する事でのみ特殊召喚できる。
相手フィールド上にモンスターが存在する場合のみ、バトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃をする事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値の半分だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
自分ターンのスタンバイフェイズ時ごとに1度、相手の墓地に存在する効果モンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までこのカードのモンスター効果を、選択したモンスターと同じ効果とする事ができる。 

6月第三週パック「DOUBLE SPOILER」で登場した、天狗の1体。

あらゆる点において《里の天狗 射命丸文》の相互互換としてデザインされたモンスター。
まず、そのレベル・属性・種族・特殊召喚条件は全く同じで、ステータスは攻守ともにこちらがあちらの100ポイント下である。
また、共に「2回攻撃」「戦闘時の追加ダメージ」に関する効果を持っている。

「2回攻撃」の効果に関しては、あちらに比べてコストを必要としない点で優れている。
相手が下級モンスターを2体以上展開している場合には簡単にアドバンテージを得ることができる。
しかし、あちらは自分以外のモンスターにも2回攻撃を付加できる上、4400のダイレクトを叩き込むといった使い方も可能なのでやはり相互互換であると言える。

「戦闘時の追加ダメージ」に関しては、「守備力を攻撃力が超えた数値の半分」のダメージであることに注意すること。
相手がそこそこの守備力を持っている場合、《里の天狗 射命丸文》に比べてダメージはかなり劣る。
また、攻撃表示のモンスターに対しては意味が無い効果なので、安定性が高いのは《里の天狗 射命丸文》だろう。
但し、低ステータスモンスターを相手にした場合は別である。特に《スケープ・ゴート》と相対した場合、連続攻撃効果と合わせて2100ダメージを叩き込むことができる。

このカードの最大の特徴はやはり「念写能力」こと相手のモンスター効果のコピーだろう。
相手の墓地に強力なモンスターが落ちていれば落ちているほどこの効果の有用性が高くなる。
シンクロモンスターなどをコピーできれば万々歳だろう。
ただし、このCGIでは自分の属するカードカテゴリにのみ効果を持つモンスターも多いので、期待はできない場合も多い。
普段は素直にこのカード本来の効果を使おう。

運用としては【天狗】や【風属性】に投入する使い方が主となるだろうが、そのデザインゆえ必然的に《里の天狗 射命丸文》とスペースを争うことになる。
しかし、構築を工夫することで共存は可能であり、サポートカードを生かして双方をシナジーさせることすら可能。
対抗しつつ協力するという原作さながらの関係にある2枚である。


攻撃時メッセージは「取材「姫海棠はたての練習取材」!」
2回目の攻撃では「連写「ラピッドショット」!」
ダメージ効果メッセージははたての取材が内部情報を暴露した!

  • 原作において―
追記募集中!



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最終更新:2010年06月20日 01:54