《ようせいポケモン ピッピ》

効果モンスター【ポケモン】
星3/光属性/天使族/攻 1000/守 1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズに発動する事ができる。
ゲーム中に存在する全ての通常魔法・速攻魔法カードの中から1枚をランダムに選択し、その魔法カードの効果を発動する。


「Best Wishes!」にて実装された光属性・天使族の【ポケモン】を持つ下級モンスター。
1ターンに1度、ゲーム中の全魔法カードの中からランダムにカードを選び効果を発動するという特異な起動効果を持つ。

ランダムボックスシリーズの流れを汲むカードと言える。魔法カードにはゲームの流れを一発で変える強力なものからまるで役に立たないものまで様々なものがあり、当然であるがこの効果でデュエルの流れを狙った方向へ持っていくというのはほぼ不可能である。
強力なものが出ればラッキー、くらいに留めてあまり期待せずに使用した方が心の健康には良いだろう。

発動する効果には強力なものからそうでないものまで一通りあるが、自分に損害を与えてしまうというカード効果は少ない。
よって、試行回数を増やせば増やすほどうまみを得られる可能性は上昇していくと言えるだろう。
幸いこのカードは光属性・天使族とサポートに恵まれた分類に属し、攻撃力は1000とサーチ・リクルートや《リミット・リバース》にギリギリ対応する数値を有しているため、場に召喚する事は容易である。何度も場に出してしつこくゆびをふっていれば、天の恵みを得られることもあるだろう。
ただし《サンダー・クラッシュ》や《グリフォンの羽根箒》など自分の場を掃除してしまうカードをうっかり出してしまわないよう注意。

  • 狙い目は《強欲の世界》《神速召喚》などの禁止カード勢が最有力。特にピッピをメインに据えてシンクロ・融合を重視しないデッキの場合、《神速召喚》を引き当てた時に備えてEXデッキに通常ならば召喚不可能な超強力モンスターを忍ばせておくという選択肢すらもある。

  • 《D-HERO ダイヤモンドガイ》と同じく発動コストは大体の場合無視できるのだが、通常デュエルの挙動では有り得ない処理を行う関係上か、稀にそのルールに当てはまらない動きをする場合もある。そういった時は、スカを引いてしまったと思って諦めよう。


  • 原作・アニメにおいて
ゲーム「ポケットモンスター」に登場する架空の生き物、ポケモンの一体。初出は初代「赤・緑」シリーズ。
天使のようにふわふわと愛くるしい容姿を持ったポケモンであり、ダンジョンでもあまりエンカウントしないレアポケモンとしても有名だった。
その容姿からポケットモンスター黎明期のマスコット的ポケモンとしてその名を馳せていたのだが、
初代のゲーム発売から時を置かずして始まった漫画版「ポケットモンスター」においてその地位は音を立てて崩れていった。
作者の名を取り、俗に「穴久保ポケモン」と呼ばれるその漫画版の主人公に抜擢されたポケモンこそこのピッピなのだが、
この漫画版ピッピ、口は悪いわデブと評されるわ振る舞いは下品だわと、およそ「愛くるしいマスコットキャラ」とはかけ離れた言動の数々で読者達の度肝を抜いた。
「~~だっピ!」という独特の口調や、「ギエピー!」という謎の悲鳴(断末魔?)などは特に有名であり現在でもそれらを知る者は多い。
このピッピのインパクトがあまりにも強かったためか、その後ピッピはアイドル的存在としての地位からいつしか遠ざかり、
「一見可愛いけど……」というネタポケモンとしての芸風を確立していくことになるのであった。

CGIでの効果はピッピの代表的な技「ゆびをふる」を再現したものであろう。
「ゆびをふる」はゲーム中に存在する全てのわざの中からランダムに一つが選ばれ、それを使用するという一風変わった技である。
わざマシンや遺伝・おしえわざでこそある程度の数のポケモンが覚えられるものの、通常のレベルアップの中でゆびをふるを覚えるのはピッピ・その進化形のピクシーを除けばトゲピー(トゲチック)、ミュウ、ゴンベのみである。

どんなポケモンでもある程度の水準のわざは必ず覚えられるため博打をしてまでそれを超える強力なわざを求める必然性が無い事と、
わざの相性やステータスの関係から、たとえ高威力のわざであっても必ずしも相手への有効打になるとは限らないポケモンバトルの性質上、
実戦上でゆびをふるが有効に機能する場面は極めて少ないと言わざるを得ない。
とはいえどんなわざでも使える可能性があるというロマンはやはり人を惹きつけるのか、ピッピのゆびをふるのみでストーリーをクリアするなどといったやりこみを行う猛者が現れたりもしたのであった。

  • 関連カード