《仮面ライダーW・ルナジョーカー》

融合モンスター
星8/水属性/戦士族/攻 2700/守 2500
「仮面ライダーW」の効果によってのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが戦闘でモンスターを破壊して墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
自分のスタンバイフェイズに、フィールドに表側表示で存在するこのカードをエクストラデッキに戻す。 

12月第四週パックにて登場した水属性・戦士族の融合モンスター。
《融合》を必要としない融合モンスターで、貫通ダメージを与える永続効果、戦闘で破壊したモンスターの攻撃力の半分の効果ダメージを相手プレイヤーへ与える誘発効果、自分のスタンバイフェイズ時にエクストラデッキに戻る誘発効果を持つ。

《仮面ライダーW》の効果から墓地の水属性+闇属性を除外することで特殊召喚できる。
水属性には《黄泉ガエル》というリリース確保、除外コスト、二つの役割を兼ねることができるモンスターが存在している。
そして闇属性には《仮面ライダーW》をサーチする効果を持った《仮面ライダースカル》やリリースへ使用できる《仮面ライダージョーカー》など、相性の良いモンスターが豊富に存在する。
すなわちこのモンスター自体を特殊召喚するのはさほど難しくなく、ゲームを進めている中で墓地へと無理なくこの二つの属性は揃えることができるだろう。

このモンスターはコストとしたモンスターの属性組み合わせの関係上、仮面ライダーWの融合体としての特徴であるライフを1000ポイント払っての起動効果を持たない。
そのため攻撃力の上昇はできないが、反面、非常に攻撃的な効果を有している。
上記の通り攻撃力2700での貫通ダメージ効果に加え効果ダメージで追撃さえできるため、守備モンスターへの攻撃さえ通れば状況によっては相手プレイヤーへ大ダメージを与えられる。
相手プレイヤーが守勢に回ったときには能力を最大限に活用でき、エクストラデッキへ戻ってしまうデメリットと合わせて、最後の一押しを行うフィニッシャーとしての運用に期待が持てる。
相手フィールドに守備モンスターが存在していようと特殊召喚からそのままゲームエンドへと持ち込めるダメージ効率の良さがこのモンスターの最大の特徴であり、デュエル終盤では状況や残りライフを吟味してから特殊召喚先を選択できる仮面ライダーWにおいて、エクストラデッキに一枚投入してあれば活躍の場面に遭遇する機会も少なくないだろう。

だが自身のデメリットに加え、他のW融合体に比べて攻守ステータスが中途半端かつ攻撃力が上昇しない点を顧みると、非常に脆いモンスターであるとも言える。
また《仮面ライダーW・サイクロンジョーカー》のような伏せカードを破壊する効果もカード効果への耐性も無いため、相手が消耗していない状況においてこのモンスター単体で戦闘破壊を成立させることは難しい。
特に高攻撃力を有した強力モンスターとの戦闘は苦手で、下級モンスター相手でも攻守増減の魔法・罠カードなどで返り討ちにされることすらあり正攻法での戦闘には他のW融合体と比べれば向かない。
そのため《ステイ・フォース》での維持においても、場に留めるのを止めて違うW融合体を特殊召喚した方が有効な場面も多い。

総じてただ一つの目的のみに特化した特殊な組み合わせの融合体であると言えるだろう。
奇襲によって相手ライフを0にする目的での運用や、どうしても相手ライフを削っておきたい状況など、切れ味を高めた故に使いどころが限定された切り札の名を冠するに相応しい特殊召喚先に仕上がっている。
相手モンスターに押される不利な状況であったとしても、その横に守備モンスターが存在し墓地に水属性と闇属性の組み合わせが揃っていれば、トリッキーな働きでプレイヤーを救済してくれることだろう。

貫通効果発動時のメッセージ
「伸縮する手足がムチのような変幻自在の格闘を見せ相手を貫く!」

ダメージ効果発動時
「ジョーカーストレンジ!」 《モンスター》の攻撃力の半分のダメージを与える!

エクストラデッキへ戻る効果発動時
「相性の悪いメモリ同士では長時間戦えない!仮面ライダーW・ルナジョーカーをエクストラデッキに戻した」


  • 原作・アニメにおいて―~
特撮番組「仮面ライダーW」に登場する仮面ライダー。
性質の異なるガイアメモリを2つ同時に使用し、6本の組み合わせで9種の戦闘能力を使い分ける。

その中でも、ルナメモリの超常的な力とジョーカーメモリの格闘技を合わせたバトルスタイル。
「幻想の記憶」と「切り札の記憶」を使用することで、ルナメモリの予測不能な謎めいた属性をジョーカーメモリの技に特化した徒手空拳へと付与する。
これにより右半身であるルナサイドから放たれるパンチや蹴りは伸縮をおこなったり間接を無視した動きが可能となり、まるでゴムであるかのように振り回す自由自在な打撃を得意とする。
第一話からサイクロンジョーカーよりメモリチェンジし、超高熱を発するマグマ・ドーパントとの接触を避けつつ中距離から相手の弱点と思われる部分を狙い打ちにするという独特な立ち回りを行い、のメモリを換えて応戦する戦法を強烈に印象付けた。
またその後も、伸縮する腕から非戦闘員の保護や、建造物を掴んで自身の緊急脱出になど、様々な活躍を見せ活用方法は多岐に渡っている。
カード化された効果でも強敵との交戦を避けながら守備モンスターを奇襲していけるため原作からの再現性は高い。

このフォーム形態はメモリの相性が噛み合っておらず両方の特性を活かし切れない組み合わせであり、そのため互いの力を一部相殺し安定した戦闘を行うことができない。
それ故に中間フォームと呼称され、放つ銃弾全てへとルナのアメージング属性を付与できるルナトリガーと異なり片側である右半身しか効果的に伸縮できず、結果このフォームでは左右別々に戦っている感は否めない。
しかしながら全メモリの中でも使い勝手の良い二つのメモリを扱っているため、作中では相性の悪さはあまり見て取れず使用頻度も少ないということはない。
あくまで突出して相性の良いルナトリガーの戦闘能力と比べて、という意味でだと思われる。

マキシマムドライブ時の必殺技名はジョーカーストレンジ。
腰に巻かれたダブルドライバーの右側にあるマキシマムスロットにジョーカーメモリを挿入して発動する。
発動後は中心にあるセントラルパーテンションから身体が左右に分割し、右半身であるルナサイドが複数体に分身。
ルナメモリらしく長く伸ばした右腕が縦横無尽に相手へ連続攻撃を仕掛け、最後にジョーカーサイドが強烈な拳での打撃で目標を粉砕しメモリブレイクを行うという風変わりなエフェクトになっている。
このカードにおける戦闘で破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与えるという効果は、ジョーカーマキシマムドライブによるメモリブレイクを再現している。

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