※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

《黒円卓第四位”吸血鬼”ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイ》

効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻3300/守1200 
このカードはデッキから特殊召喚する事は出来ない。このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与え、与えたダメージの半分の数値分自分のライフポイントを回復する。
●創造位階:相手ターンのスタンバイフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカード以外のモンスター全ての攻撃力・守備力を500ポイントダウンする。
この効果を適用したモンスターの数×400ポイント自分のライフポイントを回復し、その半分の数値分このカードの攻撃力・守備力をアップする。 

「だったらこの血をよォ!絞り出して交換するしかねえだろうがァッ!」 

1月第二週パック「dies irae」にて実装されたアンデット族の最上級モンスター。
黒円卓の名を持ち、デッキから特殊召喚できないルール効果、貫通ダメージを与えライフを回復する永続効果、そして《創造位階》によって発動する誘発効果を持つ。

極めて強力な戦闘能力を持つ黒円卓の戦鬼。
高い攻撃力に加えその効果により、強力な重量級アタッカーとして運用できる。

3300という攻撃力は通常召喚可能な最上級モンスターとしても最高峰の部類に入り、《青眼の白龍》に代表される攻撃力3000ラインのモンスターを一方的に戦闘破壊出来る。
シンクロ召喚の普及により高攻撃力のモンスターが召喚しやすい環境となったため、このカードの純粋に高い攻撃力は頼りになるだろう。
またこの高い攻撃力に加え貫通効果を持つため、《マシュマロン》のような戦闘破壊耐性を持つモンスターも問題なく処理できる。
与えたダメージによってライフを回復する効果もそれなりの効果を見込めるだろう。
ただし貫通効果によるダメージによってしかこの回復効果は発動しないので注意。

このカードの最大の特徴はその《創造位階》によって得られる誘発効果だろう。
相手モンスターの弱体化とこのカードの強化を同時に行えるため、比類無き戦闘力を発揮する。
元々が高い攻撃力を持つ上このステータスの変化は永続するので、返しのターンで大抵のモンスターを戦闘破壊できるだろう。
《創造位階》による擬似的な効果耐性も加わって更に積極的に攻撃していくことが出来る。
この効果を発揮しつつ何ターンも居座れば、ライフは磐石、攻撃力は極大、除去も跳ね返され、攻撃表示ならばステータスを吸われ守備ならば恐ろしいダメージの貫通が襲う、と相手にとっては悪夢のような状況を作り出せる。
ただし、効果が発動するのが相手ターンのスタンバイフェイズなのがネックとなる。
既に召喚されている相手の強力なモンスターを弱体化し戦闘破壊を狙うことは出来るものの、このカードの発動後に強力なモンスターが召喚され、このカードが破壊される、ということも考えられるからだ。
元々が高い攻撃力を持つ上にこの効果で強化されたこのカードを上回る攻撃力のカードはそう居ないが、比較的よく見る《E・HERO ガイア》等にも注意が必要となる。
また、自分のモンスターも弱体化させてしまうため、攻撃表示のモンスターを並べている場合は注意したい。
《エネミーコントローラー》や《月の書》等は貫通効果とも相性が良く、上記の弱点をフォローすることも出来るため一考に値する。

これらの強力な効果に加え、レベル8・闇属性・アンデット族と恵まれたステータスを持つが、そのルール効果によってデッキからの特殊召喚が出来ない。
前述のような強力な能力を持つ最上級モンスターが、《ピラミッド・タートル》等によって簡単に特殊召喚されるのを防ぐためのものだろう。
幸いにもそれ以外の場所からの特殊召喚は可能なので、手札からは《ミイラの呼び声》《地獄の門番イル・ブラッド》。
墓地からはや《生者の書-禁断の呪術-》、
除外ゾーンからは《D・D・R》《闇次元の解放》等により展開をサポートすることが出来る。
守備力1200のアンデット族なので《ゴブリンゾンビ》によってサーチすることが出来るのもポイント。
アンデット族には闇属性のダブルコストモンスターの《ダブルコストン》も存在するため、強力な展開力を持つアンデット族を軸にデッキを構築するのも悪くない。

ZEXAL移行に伴う環境整備の一環としてエラッタが行われ、墓地からの特殊召喚が可能となった。
上述のようにその制圧力は確かに高いものの、純正の【黒円卓】では展開しやすい
《黒円卓第八位”魔女”ルサルカ》《黒円卓第ニ位”屍兵”トバルカイン》等が優先されがちであり、そうした状況を踏まえての上方修正と取れる。
もちろんこのカードを単体で起用するデッキにとっても朗報であり、より広い視野で戦術を立てやすくなったと言えるだろう。


  • 原作・アニメにおいて―~
PC用ゲーム「dies irae」の登場するキャラクターの一人。

聖槍十三騎士団・黒円卓第四位。司るルーンは「茨棘」。魔名は「串刺し公(カズィクル・ベイ)」。
一番最初の獣の牙を自称する、白貌の吸血鬼。

犯罪者上がりの経歴を持ち、かつては元ドイツ軍オスカー・ディルレワンガー隊、第36SS所属武装擲弾兵師団に所属していた。
当時の階級は中尉で、作中では「ベイ中尉」と呼ばれることが多い。
元軍人ではあるものの規律とは無縁の凶暴極まりない性格をしており、且つ戦闘狂・殺人狂という黒円卓の中でも1、2位を争う危険人物。
その気性の荒さから狂人揃いの仲間内でも手を焼かれていることが多い。

実の父と姉との近親相姦の結果生まれたアルビノであり、日光をはじめとする光を嫌う。
反面夜間になると全ての感覚器官が増幅される吸血鬼染みた体質の持ち主。
その生まれから自らに流れる血を嫌悪しており、全身の血を入れ替え新生し続ける生物=吸血鬼に強い執着を持ち、その執着が彼の創造の根幹でありアイデンティティとなっている。
また、メルクリウスから「望んだ相手を必ず取り逃す」という言葉を受けており、事実その通りとなっているため、彼に対して激しい憎悪を抱くと同時にその呪いからの脱却を強く願っている。

聖遺物は串刺し公と恐れられたヴラド・ツェペシュの血液が結晶化したものである『闇の賜物(クリフォト・バチカル)』。
ヴィルヘルムの血液と普段は融合しており、形成することで全身を突き破って杭が出現する。
この血の杭が刺さるとありとあらゆる水分や魂を吸収され、放っておくとミイラのようになってしまうという厄介な代物。
格闘戦や防御に用いるだけでなく、バルカン砲のように射出することもできる。弾数は無尽蔵であり、彼が存在している限り折れ砕けても再生できる。
彼の渇望や生まれ持った性質もあって聖遺物との相性は騎士団の中でも抜群に高く、その能力を最大限引き出す事が出来る。

創造は『死森の薔薇騎士(ローゼン・カヴァリエ・シュヴァルツヴァルド)』。
昼の光を忌み嫌い、永遠に明けぬ夜と「夜に無敵となる吸血鬼でありたい」という彼の渇望のルールを具現化した覇道型の創造。
その能力は『一定範囲に強制的に夜となる結界を展開し、結界内のあらゆる生物・物体の生命力を吸い取って自らの力に変え、枯渇させ朽ち果てさせる』こと。
この夜の中では彼は正しく吸血鬼と呼ぶにふさわしい存在となり、感覚器官や身体能力が大幅に強化され、更に結界内の何処からでも杭を形成することが出来る。
また、夜間にこの「夜」の結界を重ねることでその能力を更に引き上げることが出来る。
結界の中にいるだけで力をどんどん吸収され、逆にヴィルヘルムはどんどん強化されていくという攻防一体の創造。
しかし、吸血鬼としての特性を得ることになるため、銀や炎、十字架に代表されるような吸血鬼が弱点とするものに対しての耐性が失われてしまうという弱点がある。
これは彼の吸血鬼へのイメージから来るものだが、その弱点を認め受け入れているが故に大幅な強化効果を発揮している。

カード化においては、原作での彼の凶暴で好戦的な性格や、敵味方の区別無く貪欲に魂を吸い上げるという創造の性質が効果で再現されている。