《呪われし罪姫 マルグリット・ブルイユ》

装備魔法
「超越する人の理 藤井蓮」にのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力・守備力は1200ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
装備モンスターが破壊される場合、このカードを代わりに破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、「メルクリウス」と名のついたモンスターは効果を発動できない。 

「だから二人で一緒に行こう。大丈夫だよ、わたしもいるから怖くない」

1月第三週パック「Acta est Fabula」にて実装された装備魔法カード。
《超越する人の理 藤井蓮》専用の装備カードであり、装備モンスターの攻撃力・守備力を上昇させ、戦闘破壊時にカードをドローする効果、貫通ダメージを与える効果、装備モンスターの身代わりとなる効果を与える。
また、《黒円卓第十三位副首領”水銀の王”メルクリウス》《光輝の蛇 メルクリウス》の効果の発動を封印する効果も持つ。

装備対象が限定されているものの、ステータスの上昇値・付与する効果が共に非常に優秀。
攻撃力を大幅に上昇させた上で貫通効果を与えることができるので守備モンスターに滅法強く、戦闘破壊をトリガーに発動するドロー効果も発動させやすくなる。
装備モンスターの身代わりとなることも出来るので、装備モンスターごと除去されるという装備カードの弱点もある程度克服しているといえる。

《黒円卓第十三位副首領”水銀の王”メルクリウス》《光輝の蛇 メルクリウス》の効果の発動を封じる効果も、地味ながら【黒円卓】へのメタとして機能する。
《光輝の蛇 メルクリウス》はともかく、《シャンバラ》のサーチカードでありいざという時の強化カードでもある《黒円卓第十三位副首領”水銀の王”メルクリウス》を腐らせるこのカードの存在は中々厄介なものだろう。
もっとも、《シャンバラ》に乗ったスワスチカカウンターによって攻撃力を上昇させる《超越する人の理 藤井蓮》とは微妙にアンチシナジーではあるが。

総じて装備カードとしては非常に強力な部類に入るが、装備対象となる《超越する人の理 藤井蓮》がサーチしづらいことが欠点だろうか。
《封印の黄金櫃》や《召喚僧サモンプリースト》《マジシャンズ・サークル》などを駆使し、手早く場に揃えたいところだ。

ちなみに《最後の物語 藤井蓮》の召喚条件の一つでもあるが、このカードを装備したままビートダウンした方が良いことも多い。
特殊召喚の際には状況を的確に判断する必要があるだろう。


  • 原作・アニメにおいて―~
PC用ゲーム「dies irae」に登場するキャラクターの一人。

本編のメインヒロイン。「人類最悪にして最美の魂」と称される、メルクリウスが女神と呼び慕う少女。

主人公・蓮が本編の開始に前後して見るようになった謎の悪夢の登場人物。
ボロボロの、ドレスのようにも見える真っ白い服を着て、黄昏に染まった浜辺に佇んでいる。
呪いのような不気味な歌詞のリフレインを常にくちずさんでおり、その首には斬首の後のような大きな傷跡がある。
呪われたフランス人とも言われるが、本当にフランス人なのかは不明。そもそも実在するかどうかさえ疑わしい。

その正体は数多の罪人を処してきたギロチンに宿るマルグリット・ブルイユという名の少女の魂であり、蓮の聖遺物『罪姫・正義の柱(マルグリット・ボワ・ジャスティス)』そのもの。
強い必殺性が込められており、その刃で首を断たれた者は例え不死者であろうと死に至る。
彼女は触れる者全ての首を刈り飛ばしてしまう斬首の呪いを帯びており、いかなる理由かは不明だが蓮だけが彼女に触れることができる。
また、彼女の魂は単体でラインハルトの総軍に匹敵、あるいは凌駕する程の究極の「質」を有しており、それを宿すギロチンも極めて高いポテンシャルを秘めている。

その身に帯びた呪いゆえに蓮と出会うまでは他者と触れ合ったことが殆どなく、人の感情や心の機微を理解できていない。
そのため良くも悪くも無垢、無邪気な性格であり、他者の命を奪うことや蓮に武器として扱われることにも疑問を抱いていないという危うさを秘めている。
しかしルートによっては蓮を通して他人と言うものを知り、人間らしい感情が芽生えると同時に一人の少女として蓮の愛する日常に加わりたいと願うようになっていく。