《黒円卓初代第六位"太陽の御子"イザーク=ゾーネンキント》

通常罠
次の効果から1つを選択して発動する。
●:フィールド上に「シャンバラ」が存在する場合のみ発動できる。
自分の手札からモンスターカードを1枚墓地へ送り、デッキから「黒円卓」と名のついたモンスター1枚を手札に加える。
●:自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力をエンドフェイズ時まで、自分の墓地に存在するモンスターの数×100ポイントアップする。
  自分フィールド上に「黒円卓第一位首領"黄金の獣"ラインハルト」が存在する場合、さらにデッキからカードを2枚ドローする。

「ああ、では行きましょう父様。この世をグラズヘイムへ塗り替えるため」

1月第三週パック「Acta est Fabula」にて実装された通常罠カード。黒円卓の中では珍しくモンスターカードではなく罠カードである。
シャンバラが存在する時手札を一枚捨てデッキから黒円卓を手札に加える効果と、自分のモンスター一体の攻撃力を墓地のモンスター数に応じてアップし自分フィールド上に《黒円卓第一位首領"黄金の獣"ラインハルト》が存在する時カードをドローする効果を持つ。

二つの効果を使い分けることが出来るため、臨機応変に扱うことが出来る。

第一の効果は、フィールド上に《シャンバラ》が存在する時手札のモンスターカードを一枚捨てることでデッキから黒円卓を手札に加えるというもの。
発動のために《シャンバラ》が必要なため腐ることも多く、また手札コストが必要なため普通に発動しただけではディスアドバンテージとなってしまう。
とはいえその場の状況に応じて好きな黒円卓を手札に加えることが出来るのはなかなか有用であろう。
手札にモンスターが必要な点も「好きなタイミングで手札のモンスターを墓地に送れる」という見方ができ、相手ターンのエンドフェイズ終了時に発動し《ダンディライオン》を墓地に送ることでサーチした黒円卓のリリース要員を即座に確保する、といった使い方も可能。
《黒円卓第六位”太陽の御子”玲愛》のサーチ効果と比べると、あちらは墓地のカードも手札に加えることができ発動の際のコストも存在しないが、発動条件に関してはこちらの方が遥かに容易なため一長一短と言える。

第二の効果は、自分フィールド上のモンスター一体の攻撃力を自分の墓地のモンスター数×100ポイントアップするというもの。
自分の墓地の状況に上昇値が左右されるため常に安定した効果が見込めるという訳ではないが、墓地が肥えて来る決闘後半ならばかなりの数値の上昇が期待できるか。
【黒円卓】ではその性質上決闘が長引くことも多いため、墓地にモンスターが貯まりやすく相性が良い。
ちなみに自分フィールド上に《黒円卓第一位首領"黄金の獣"ラインハルト》が存在する時この効果を使うとカードを二枚ドローするという追加効果がある。
《黒円卓第一位首領"黄金の獣"ラインハルト》の持つ墓地肥やし能力も相まって非常に高い効果が見込める上に発動するだけで1:2交換と言うパワーカードに化けるのだが、そもそも自分フィールド上に《黒円卓第一位首領"黄金の獣"ラインハルト》が存在する時点でこちらが極めて有利な状況であるため、少々オーバーパワー気味ではある。

【黒円卓】はデッキスペースの関係上汎用性の高い戦闘補助カードを採用できないことも多いため、サーチ効果と戦闘補助を両立出来るこのカードの存在は大変大きい。
総じて、【黒円卓】においては非常に重要なポジションに位置するカードと言えるだろう。

  • 一つ目の効果は原作において不要となった黒円卓の一人を切り捨てて第五の封印を強制的に解放させ、大隊長を呼び出した事に起因していると思われ、また二つ目の効果は、彼が死者の集合体であるヴェヴェルスブルグ城の核である事をイメージしているのだろう。そして最後の効果は完全に復活を果たしたラインハルトを真摯に助ける彼の姿を描いた物だろう。

  • 原作・アニメにおいて―~
PC用ゲーム「dies irae」にて登場するキャラクターの一人。

初代聖槍十三騎士団・黒円卓第六位。司るルーンは「復活」。魔名は「太陽の御子(ゾーネンキント)」。

大戦中、生命の泉協会レーベンスボルンにて行われていた優生学に基づく人体実験の末に生まれた私生児であり、その研究の唯一の成功作。
成長速度が著しく速く、1年で5歳分の年を取り、生後2年で六ヶ国語をマスターしていたという天才児。
リザの実子であるが父親は不明であり、その存在については騎士団員達の間では考えることすら許されないタブーとして扱われている。

愛を知らず、人間ではなく単なる“城”の部品として生み出され扱われているが、本人はその役割と扱いに対して一切の疑問も不満も抱いていない。
その異常なまでの才覚から母親であるリザからも恐れられており、生前親子の間で一言も会話を交わしたことは無いが、それすらも何とも思っていなかったようである。

本編開始の61年前のベルリン陥落時、ラインハルトの創造である“城”を永久展開させる聖櫃創造の儀を施す。
その際に魂を“城”に囚われており、“城”の心臓として縛られ続けている。言わば“城”の核であり“城”そのものと言っていい存在。
そのためイザーク自身には戦闘能力はないものの彼が存在する限りラインハルトを倒すことはできず、また“城”そのものと言っていい存在でもあるため、ある意味で最も危険な存在。

聖遺物は『聖櫃』。形態は事象展開型。位階は黄金練成によってなされる疑似的な流出。
今代ゾーネンキントと共に、黄金練成『壺中聖櫃・不死創造する生贄祭壇(ハイリヒアルヒェ・ゴルデネエイワズ・スワスチカ)』の鍵となる。
また現在の彼はラインハルトの“城”の核となっているため、ある意味では“城”そのものが彼の聖遺物と言ってもいいかもしれない。