《最後の物語 藤井蓮=ツァラトゥストラ》

効果モンスター
星12/光属性/魔法使い族/攻4300 /守3000 
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に「狼を司る者 遊佐司狼」「陽だまりの娘 香純」「黒円卓第五位"獅子心剣"櫻井螢」「黒円卓第六位"太陽の御子"玲愛」の4種類が存在する場合に、
自分フィールド上に存在する「呪われし罪姫 マリィ」を装備した「超越する人の理 藤井蓮」を墓地へ送る事でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの特殊召喚に成功した時、このカードを「創造位階」を適用した状態として、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
このカードは相手フィールド上のモンスター全てに一度ずつ攻撃する事ができる。
相手フィールド上に攻撃力5000以上のモンスターが存在する場合、1000ライフポイントを払う事でこのカードは以下の効果を得る。
●流出位階:このターンのエンドフェイズ時まで、相手は魔法・罠・効果モンスターの効果の発動が出来ない。
このカードが戦闘でモンスターを破壊する度、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 

「この刹那に時を止めて、俺が好きな総てを守ろう」 

1月第三週パック「Acta est Fabula」にて実装された光属性・魔法使い族の特殊召喚モンスター。
条件を満たした状態で《超越する人の理 藤井蓮》を墓地に送ることで特殊召喚され、特殊召喚時に自身を《創造位階》が適用された状態にしカードをドローする誘発効果、相手フィールド上の全てのモンスターに攻撃出来る永続効果、自身に「流出位階」の効果を適用する起動効果を持つ。

黒円卓に対するメタカードである《超越する人の理 藤井蓮》から派生する最上級条件召喚モンスター。
4300という高攻撃力と全体攻撃効果、《創造位階》による疑似的な除去耐性を併せ持つ、強力なフィニッシャー。

その召喚条件は一風変わった特殊なもので、召喚の為の事前準備として《狼を司る者 遊佐司狼》《陽だまりの娘 香純》《黒円卓第五位”獅子心剣”櫻井螢》《黒円卓第六位”太陽の御子”玲愛》の四枚を墓地に落としておく必要がある。
《狼を司る者 遊佐司狼》はリクルーター等を介した特殊召喚が出来ないが、《終末の騎士》《ダーク・グレファー》でデッキから直接墓地に落とすことが出来る他、条件がやや厳しいものの自身の起動効果を発動出来れば能動的に墓地に置くことが出来る。
《陽だまりの娘 香純》《黒円卓第六位”太陽の御子”玲愛》は《マジカルシルクハット》を使えば二枚を同時に墓地に送ることができるが、中々に優秀な効果を持つため普通に魔法・罠カードとして使用してもいい。
《黒円卓第五位"獅子心剣"櫻井螢》は直接デッキから墓地に落とすことが難しく能動的に自身を墓地に置く効果も持たないものの、《増援》や《召喚僧サモンプリースト》でサーチ・リクルート出来るため場に出すこと自体は容易。
戦闘要員として優秀なので特に工夫をせず普通にデュエルを進めていけば自然に墓地に落ちていることも多いとはいえ、能動的に墓地に送るためのカードは用意しておきたい。
《おろかな埋葬》《カードガンナー》、ライトロード等による墓地肥やしや手札に引き込んだ後に手札コストにするといった手法も有効。
ただし、あくまでこれら一連の流れは事前準備に過ぎないため、あまり墓地を肥やすためだけのギミックにデッキスペースを割き過ぎないように注意したい。

墓地にカードが揃った状態で自分フィールド上に存在する《呪われし罪姫 マリィ》を装備した《超越する人の理 藤井蓮》を墓地へ送る事でようやく特殊召喚にこぎつけることができる。
特殊召喚時にカードを一枚ドローするので、実際に発生するディスアドバンテージは一枚で済む。
このカードは高いステータスと全体攻撃効果、常時《創造位階》適用状態になる効果により非常に高い突破力と安定性を持つ。
《呪われし罪姫 マリィ》の強力な貫通効果とドロー効果は失われてしまうので特殊召喚の際には適確に状況を判断する必要があるが、特殊召喚が不利に働くことは少ないだろう。

このカード最大の特徴とも言える「流出位階」の能力は、ターン終了時まで相手のカード効果の発動を封殺し、モンスターを戦闘破壊する度に攻撃力を上昇させるというもの。
自身の全体攻撃効果と上手くかみ合っており、相手のフィールドを一掃しながらより高い攻撃力を実現できる。
下手にリクルートでもしようものならまず瀕死は免れない。
しかし効果が強力な分その発動条件が非常に厳しく、相手フィールド上に攻撃力5000以上のモンスターが表側表示で存在している必要がある。
《フォース》等を使えば能動的に条件を満たすことも可能だが、基本的には発動出来ればラッキー程度に考えておくのが無難だろう。

  • 流出位階の効果は対《黒円卓第一位首領”黄金の獣”ラインハルト》を強く意識したデザインになっている。レギオントークンを蹴散らして攻撃力を上昇させ、無敵を誇る黄金の獣に挑みかかるという構図は原作ファンには垂涎の展開だろう。……もっとも流出位階を発動させた《黒円卓第一位首領”黄金の獣”ラインハルト》の攻撃力は大抵の場合一万を超えているので、ただ三体のレギオントークンを倒しただけでは攻撃力が足りないのだが。トークンを一掃すればカード効果が通るようになるので、《レインボー・ヴェール》等でサポートしてやるとよいだろう。


  • 原作・アニメにおいて―~
PC用ゲーム「dies irae」に登場するキャラクターの一人。

聖槍十三騎士団黒円卓第十三位代行。司るルーンは「超越」。魔名は「超越する人の理(ツァラトゥストラ・ユーヴァーメンシュ)」。

騎士団との戦いの中で成長し仲間との絆を深め、遂に「完成」したツァラトゥストラこと藤井蓮の姿。
彼の位階や発現形態は騎士団との戦いの中で変化していくことになるが、このカードでは創造位階の最終段階から流出位階へと至る過程が表現されている。

創造は『美麗刹那・序曲』から発展した、『涅槃寂静・終曲(アインファウスト・フィナーレ)』。
自身の超加速のみを行う求道の性質から、「自分の時間を加速しつつ、周囲の時間を停滞させること」 という覇道の創造へと変化している。
具体的には、蓮が100倍に加速した場合周囲の人物は100分の1の停滞を強いられ、結果として両者の差には1万倍の速度差が発生する。
創造の能力としては究極域の完成度であり、この停滞を破れるのは黒円卓双首領と完全な顕現を果たした三人の大隊長のみである。