《群・囚われの才女 蔡文姫》
効果モンスター
星2/地属性/武将族/攻700 /守1800
このカードの召喚に成功した時、自分用士気カウンターを0.5個増やす。自分用士気カウンターを2つ取り除き、このカードをリリースする事で発動する。
相手フィールド上に表側表示で存在する、攻撃力が守備力よりも高いモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで「そのモンスターの攻撃力-守備力」だけ下げる。
その後、自分はこの効果を適用したモンスターの数×300ポイントのダメージを受ける。
「生きようとも思わぬのに救われ、我が子を泣かすことになろうとは。なんと儚き世の定めか……」
完全な無所属の
《兵糧補給兵》、
田中一郎とは異なり、魏・蜀・呉以外の「群雄」勢力に所属するカードである。
そのうち他の群雄勢力の武将や漢軍も実装されるかもしれない。
4月第ニ週パック「呂布伝説」にて群雄勢力に所属する武将が複数実装された。
プレイヤーのライフ(城ゲージ)が少ないほど強力になる
《群・陥陣営 高順》や
《群・不屈の戦士 張衛》が実装されたため、効果のデメリットとしてダメージを受けるこのカードも使いやすくなったと言えるだろう。
自分用士気カウンター2つとこのカードをリリースすることで相手モンスターの攻撃力を「そのモンスターの攻撃力-守備力」だけ下げる全体弱体化の計略(起動効果)を持つ。
基本的には「相手の攻撃力を守備力と同じにする」効果と考えてよい。また、蘇生カードを使って1ターンに複数回計略を発動しても原作の「望郷2度掛け」は再現できない。
(1度目を発動した時点で攻撃力=守備力となってしまうため効果の適用範囲外となる)
相手がモンスターを並べたところでまとめて弱体化して《阿修羅》や《神機王ウル》などで一掃するのがよいだろう。
デメリットのライフダメージは原作における城ダメージを再現したものである。
計略効果を受ける相手が多ければ多いほどダメージも増えるため、ご利用は計画的に。
計略発動時に自身をリリースする姿は、原作において計略範囲が自身中心円であるためにしばしば見られる、
- 相手高武力部隊の群れに突っ込む→計略を発動する(「好きにしていいのですよ」)→即撤退(「また、囚われるのかな」)
の流れを忠実に再現していると言えよう。リリースでは撤退台詞は表示されない点は惜しいが。
地属性・低レベル・低攻撃力と三拍子揃っているため特殊召喚は容易であるが、
魅力の効果を活かすならば通常召喚を主眼におきたい。
地属性・自身をリリースする効果持ちのカードといえば《ならず者傭兵部隊》が有名であるが、これと比較すると以下のような利点・欠点が存在する。
- 利点:複数のモンスターに効果が及ぶ。《スターダスト・ドラゴン》のような効果破壊に耐性を持つカードを突破できる。かわいい。下級程度の攻撃には耐えられる守備力を持つ。
- 欠点:士気カウンターが必要である。効果を発動した段階では一方的にライフアド、ボードアドを失うだけである(《和睦の使者》などに弱い)。《クリッター》にすら倒される攻撃力である。
また、「対象を取らない効果」なの点は場合によって利点とも欠点ともなる。
(プレイヤー)「自分の士気カウンターを2つ取り除き――
群・囚われの才女 蔡文姫を生け贄に捧げ――
起動効果 『群・囚われの才女 蔡文姫』!」
蔡文姫「好きにしていいのですよ」
蔡文姫の歌を聴き、兵士達は望郷の念にかられ戦意を喪失した……!
(モンスター)の攻撃力をxxxポイントダウン!
(プレイヤー)にyyyの効果ダメージ!
蔡文姫「また囚われるのかな」
最終更新:2011年05月07日 04:59