伏兵

武将族の一部のモンスターが持つ一時的な攻守入れ替え効果の総称である。
武将族の効果テキスト中の以下の部分が該当する。

裏側守備表示のこのカードを相手モンスターが攻撃した場合、またはこのカードがリバースした場合に発動する。
この効果が発動したターンにこのカードと戦闘を行う相手モンスターはダメージ計算の間、自身の攻撃力・守備力を入れ替える。

相手に攻撃された時だけでなく、自分ターンでのリバース時にも効果が発動するため「自発的に伏兵を当てに行く」戦術を再現することが可能である。
相手アタッカーの攻撃を受け止めるだけでなく、相手の低知力アタッカー(高攻撃力・低守備力なカード)を低コスト(下級モンスター)で撃破することも可能なトリッキーな効果である。

原作においても軍師タイプの武将が多く持つ特技であるため、昨夜さんCGIにおいても伏兵持ちの多くは低武力・高知力(低攻撃力・高守備力)となっている。
このため、(たとえ《ダーク・エルフ》や《サイバー・ドラゴン》を投げ込んでくる霧雨道場であっても)序盤の壁として安定して活躍できる。

また、攻守入れ替え効果はダメージ計算の間のみだが、伏兵が暴かれたターン中は全て知力(守備力)差で戦闘を行うため、アタッカーを並べるだけでは突破できないことに注意。



  • 原作において―
三国志大戦シリーズの武将カードが持つ「特技」の1つである。
「特技」は戦場にその特技を持つ武将手札が存在するだけで効果を発揮する能力であり、
「伏兵」持ちの武将が存在する場合、その部隊は相手プレイヤーには見えず、移動力が低下した状態でスタートする。
伏兵状態の部隊と敵部隊が接触すると1度だけ知力差によるダメージを相手に与える。
呂布や張飛のような高コストアタッカーは多くが高武力・低知力であるため、相手の低コスト伏兵を踏んで即撤退すると大きなディスアドとなる。
ゲーム中1度だけとはいえ、低武力・低コストの武将でも高コストの武将を撃破できるチャンス(あるいは撃破されるピンチ)を生まれるため、序盤の伏兵探しは重要なフェーズである。
相手の脳筋の動きを制限するために伏兵を温存する戦術もあるが、温存しすぎてゲームの半分近くをコスト割れで戦う、といった事態にもなるので、時にはあまりダメージの見込めない相手や、障害物に自分から伏兵をぶつけてしまうこともある。

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最終更新:2011年02月05日 11:21