《二重融合》

通常魔法
このターンの間、1回につき1000ライフポイントを払う事で下記の効果を2度まで使う事ができる。
自分のフィールドか手札から融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。

実装時期別カードリスト-Eternal-2月第一週パック「99%」で実装された通常魔法。
《遺言状》のように、発動後に任意のタイミングで効果を使用できる珍しいタイプの魔法カードである。

その効果は、1ターンに二度まで、ライフコスト1000を支払う事で《融合》の効果を使用できるというもの。
二回使えば2000とかなりのライフを失ってしまうが、二度の融合召喚に成功できるならばそのライフ差を即座に取り返せるくらいのモンスターを並べるのも難しくはない。
ライフと引き換えに、《融合》カード2枚分の働きをしてくれるというわけである。

《融合》カード二枚分になると書くと聞こえはいいのだが、やはり最大の問題は2回分の融合に使用する融合素材の確保だろう。
二度まで使用できる、なので行う融合は一度でもいいのだがその場合、通常の《融合》に1000ライフコストが加わるだけとなり優位性は得られない。
カード名を《融合》として扱うわけでもないので《E-HERO フォレストマン》や《沼地の魔神王》でサーチできないのも少なからぬデメリットと言える。
よってこのカードを選択する場合、その最大の問題である素材の確保が比較的容易く、1ターンに二度の融合が現実的な範囲で可能となる融合モンスター群を使用するデッキに組み込むのがベターだろう。

二度の融合は必ずしも続けて行う必要はないため、その発動タイミングをずらす事で相手のカードに対応するといった戦術を取れるのはこのカードの利点である。
例えばメインフェイズ1で一度目の効果発動を行い《幻想郷の鬼 伊吹萃香(MPP)》を召喚、バトルを行うも相手の除去カードにかかり《幻想郷の鬼 伊吹萃香(MPP)》が破壊されてしまう。
しかしそれを受けて、メインフェイズ2で二度目の効果発動を行い分離した《幻想郷の鬼 伊吹萃香》 を再びMPPに融合し直す、などといった戦術を取る事が可能。

ライフ・素材確保の観点から、有効活用するには状況を選ぶ、扱いが難しいカードであるが融合戦術に新たな可能性を見出してくれるカードであると言えるだろう。


  • 原作・アニメにおいて―
アニメ遊戯王GX二期ラストバトル・十代VS斎王戦において十代が使用。
一度目の効果で《E・HERO フレイム・ウィングマン》を融合召喚、さらに続けてそれらを素材に《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》の融合召喚に成功した。
アニメでは魔法の発動時に500ライフポイントを払うのみでそれ以外のライフコストは存在しなかった。
500ライフのみでは通常の《融合》カードに取って代わる事すら有り得る、高い汎用性を得られるという判断か、実装にあたっては効果発動の度に1000とライフコストが大幅に増量されている。