《緑色の目をした見えない怪物》

通常魔法
自分フィールドに表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力は、このターンのエンドフェイズまで
「(相手の手札の枚数ー自分の手札の枚数)×500」ポイントアップする。

相手と自分の手札差だけモンスターの攻撃力を上げる通常魔法。
《デーモンの斧》などの装備魔法に対し、エンドフェイズまでという制約はあるが
通常魔法であるため阻害されにくい利点を持つ。

しかし普通にデュエルする場合、相手が手札を温存するタイプのプレイヤーでなければ
そうそう手札差が大きくなる事は稀であるため、このカードを最大限に活用する場合
戦術・または戦略面で何らかの工夫が必要となる。

【E・HERO】などの手札消費が激しいデッキや、手札0で効果を使用する【インフェルニティ】、相手にドローさせるタイプのデッキならばなかなかの力を発揮してくれるだろう。
自分の手札を少なく保つ事に特化した《サイバーデーモン》《メカニカル・ハウンド》などを
使用するデッキにも無理なく投入が見込める。

発動時メッセージ「自分と相手の手札差だけ攻撃力が上昇!!」

  • 補足
自分の手札の方が多いと攻撃力は下がる。デッキ破壊ウイルスの媒体の攻撃力を調整したり、アマゾネスの剣士の自爆特攻に使ったりという使い方も可能。

  • 原作・アニメにおいて―~
東方地霊殿ステージ2ボス・水橋パルスィの使用するスペルカード。
画面右上、左上から交互に自機を追うように緑色の弾を配置していく。
配置された弾は一切動かず、一定時間で消滅する。
さながら大量の緑色の目に見つめられているようである。
しかし、目以外その怪物の姿は見えない。


green-eyed(緑色の目をした)は西欧で「嫉妬深い」という意の慣用句。

この慣用句は、シェークスピアの戯曲が元となっている。

O, beware, my lord, of jealousy !
It is the green-ey'd monster which doth mock
The meat it feeds on;
お気をつけ下さい、将軍、嫉妬というものに。
それは緑色の目をした怪物で、ひとの心をなぶりものにして、餌食にするのです。
(『オセロ』第3幕第3場)

この魔法カードでは、持てるもの(手札を多く持つ相手プレイヤー)に対する、持たざるもの(手札の少ない自分)の嫉妬により力が増幅する。