《山坂と湖の権化 八坂神奈子》

儀式モンスター
星11/風属性/天使族/攻 3200/守 3700
「神風を喚ぶ星の儀式」により降臨。フィールドか手札から、レベル11になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
このカードは「神風を喚ぶ星の儀式」以外のカードの効果で特殊召喚出来ない。フィールド上に存在する、
このカード以外の風属性モンスター1体につきこのカードの攻撃力は800ポイントアップする。
1ターンに1度、自分フィールドに存在するこのカード以外のモンスター1体をリリースする事で次のどちらかの効果を発動する。
●相手ライフに1000ポイントのダメージを与える。
●デッキからカードを1枚ドローし、1500ポイントのライフを回復する。

「信仰の意味は、信仰していない人には判らない」

  • 12月第ニ週及び第三週パック「蒼天已死」実装時にフレーバーテキストが追加されたカードの1枚。

《神風を喚ぶ星の儀式》によって降臨する、レベル11を誇る脅威の儀式モンスター。
《神風を喚ぶ星の儀式》以外では特殊召喚できないので《高等儀式術》はおろか、各種蘇生も使えない。
さらに、《神風を喚ぶ星の儀式》で捧げるモンスターの星の数はぴったりでなければならないと、召喚しづらいカードとなっている。

互いのフィールドの風属性1体につき攻撃力が800ポイントアップするため、1体でもいれば神の威光を示す攻撃力4000の大台に乗る。
相手も風属性を使用していれば攻撃力は6000以上に達する事も珍しくないため、攻撃力は非常に強力。

起動効果では、自分のモンスター1体をリリースする事でダメージまたは回復+ドローのどちらかの効果を選択できる。
1000ポイントのダメージは引導火力としては十分であり、このカードらのダイレクトアタックを決めた後バーン効果を発動すれば相手が倒れるに十分なダメージも与え得る。
1000ポイントがまだ致命打にならないという状況であれば、回復+ドロー効果を選択すれば良いだろう。
1500ポイントのライフ回復と1枚のドローは単純だがプレッシャーになり、効果を使用した後の《マンジュ・ゴッド》や《ソニックバード》をリリースすればデッキをさらに回転させられるだろう。
《あヽ風の神よ、神湖の地に》を張っておけば罠の効果を無効にでき、表側守備表示の《土着神の頂点 洩矢諏訪子》がいれば効果破壊全般に耐性を得られるため、さらに制圧力は増す。

いずれの効果もこのカードへの信仰(=他のモンスターの数)が多ければ多いほど有利なので、
出来ることなら他のモンスターを用意して効果を使えるようにしておきたい。



この状態になる以前に二回エラッタが行われている。
バランス調整のみが目的で2度のエラッタがかかったカードは現在の所このカード一枚のみ。
かつてOCGで《終焉の王デミス》が猛威を振るったように、高レベル儀式モンスターのバランス取りがいかに困難かを示す事例であるといえる。エラッタ前の効果は以下の通り。


フィールドか手札から、レベル11になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
このカードは「神風を喚ぶ星の儀式」以外のカードの効果で特殊召喚出来ない。
フィールド上に存在する、このカード以外の風属性モンスター1体につきこのカードの攻撃力は
800ポイントアップする。
1ターンに1度、自分フィールドに存在する表側表示モンスター1体を生贄に捧げる事で
相手ライフに800ポイントのダメージを与える事が出来る。

大幅なエラッタ(というより下方修正)が加えられた一枚。エラッタ前の効果は以下のようになる。
「神風を喚ぶ星の儀式」により降臨。
フィールドか手札から、レベル11になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
このカードは「神風を喚ぶ星の儀式」以外のカードの効果で特殊召喚出来ない。
フィールド上に存在する、このカード以外の風属性モンスター1体につきこのカードの攻撃力は
800ポイントアップする。
1ターンに1度、フィールドに存在する表側表示モンスター1体を生贄に捧げる事で
相手ライフに800ポイントのダメージを与える事が出来る。
このカードは罠の効果を受けない。 

キャノンバーン効果が毎ターンノーコストで使用可能な単体除去となっている。
しかも生贄に捧げることで発動するため、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《D-HERO Bloo-D》《光と闇の竜》等が相手でもそれらを弾にしてしまうことで問答無用で発動できてしまう(《光と闇の竜》とこのカードが並ぶというのはまずありえないことだが)


罠に対する耐性も優秀。
対象の有無など関係なく、このカードを止められる罠は非常に限られる。
《E・HERO ワイルドマン》《天下人 紫炎》のようなアタッカーにも成り難いステータスの下級モンスターが持ってても強いとされる効果をフィニッシャーが持ってるのだから強くて当然である。

このように高い制圧力と突破力を兼ね備え、多少出すまでの下準備が大変でも十分お釣りが来る強力なフィニッシャーだったと言える。
重量級モンスターにとって理想とも言える場持ちの良さを誇り、高いステータスや強力な耐性及び起動効果が相俟ってデッキによってはこのカードだけで詰むということもありえるほどだった。

こんなモンスターが《早すぎた埋葬》や《死者蘇生》、
果ては《契約の履行》などで次々沸いてきたのでは相手は堪ったものじゃないので、召喚に対する厳しい制限も当然だったと言える。

  • 効果は掲示板の八坂ガンキャノンが由来?

  • 《アンティ勝負》で《ゲート・ガーディアン》がさらに涙目になった瞬間である。

原作及び二次創作での扱い―


回復効果は「天流「お天水の奇跡」」!
ダメージ効果は 「風神様の神徳」! 風神の前にモンスターは従い、その身を捧げる!
と、表示される。
攻撃名は「マウンテン・オブ・フェイス!」

関連カード



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最終更新:2010年12月06日 16:48