その9   これからのこと



咲夜さんCGI活動停止から1ヶ月半、皆様いかがお過ごしでしょうか。
だいたい4年間毎日見てきたところが無くなって生きていけるんかいと思ったけど割かしなんとかなりますね!(なってるよね?)



私が咲夜さんCGIを始めたのは、元々自分が趣味で製作していたプロキシ式似非デュエルモンスターズの世界をネット上で再現できそうだからというシンプルな理由に過ぎませんでした。
いつ、気まぐれで更新しなくなってうp主失踪シリーズになるかも分からない程度の覚悟で始まったものですが
気がつけば人が増え、仲間が増え、自分にとって創作の場であると同時に大切な交流の場にもなっていきました。

今更ながらこの場を借りて、いつも自分の創作に笑って付き合ってくれる皆様に感謝申し上げます。
遊んでくれるからという意味ではなく、人間として。
徒に何かをヘイトする事なく、楽しもう、楽しませようという精神性でもって意見を発信してくれる皆を見ているだけでいつも笑顔になれます。
何かへの悪口ばかりの人が苦手な自分にとって、そんな素晴らしい方達が咲夜に集まってくれた良縁には感謝するばかりです。


しかしながらそんな素晴らしい仲間といられるがために、無理をしすぎたのではないかというのが今になっての感想です。

咲夜さんCGIはゲームとしては既に進化の袋小路に嵌っていてどうにもならない、という話は幾度かしたのでご存知の方も多いと思います。
遊びに来る面子も使われるカードも全体の環境も同じ。そりゃあいつかは飽きる。それは仕方ない。
そのマンネリを緩和するための細工が特殊部屋や咲夜制限などであったわけですが…
代表的なのがチョコシステムですね。デュエルに向かうモチベーションを高めるためのこのシステムだったわけですが、
やはり製作者自身が100%の愛情と理解を注げない(元ネタを知らない)カードを作ってしまう事には、反省点も感じます。
(原作ゲームやらないでサントラだけ聴いたり実況動画見たりとかできない人)

自分の創作意欲を発散できて、さらにそれで遊んでくれる人がいれば御の字。
最初はそれで良かったはずなのに、この場所にいる事が楽しすぎて、ここにいてくれる皆を繋ぎ止めるために、
いつしか自分が創作したいから、ではなく利用者に喜んでもらうには何をすればいいか?を考えるようになってしまっていた面があります。


咲夜が思い入れのある大切な場所すぎて、この場所を護ろうとするあまり、この場所に呪縛されてしまっていたんですね。
「自分が楽しいから」よりも、「咲夜のために!」という意識が強くなりすぎてしまった。
同じような感じ方をしていた人もきっと中にはいると思います。


でも自分の根っこは、矮小ながらクリエイター気質なので、他の人のために動くのだけが目的ではテンションは上がりきらない。
自分がやりたいからではなく他人に喜んでもらうのが第一の作業って結局長続きしないもの、らしいです。
そういう想いが積み重なって、ようやく決断できたのが10月末の活動停止という事になります。


ここからが本題。
ただ、ここまでの場を作った者の責任として、デュエルの場くらいは開放しておくべきではないのか?というお叱りの声もごもっともだと思います。
それは、そうだと思うのですが、そのためにもう少し時間を下さい。

というのは。
咲夜という場がなくなって、でもここで得た絆まで失われる事はなくって…
twitterやらskypeやらオフ会やらいろんな形で毎日のようにコミュニケーションを取れている今の現実を見た時、
「ちょっとスカイプでカードゲームしようぜ!」って言うのと「ちょっと咲夜でデュエルしようぜ!」って言うのと、何が違う?って考えますよね。
咲夜が活動停止しても、そこには元気に別のツールで遊ぶ仲間達の姿が!

みんなで他の遊びは何でもしてるのに、咲夜デュエルだけは私がやらないって決めたからもうやらない。それって勝手すぎるし、理に適ってない。

とどのつまり、咲夜もまたツールでいいかなと思うわけです。
ここに集まるのが目的じゃなくて、誰かがふとデュエルしたくなった時に他の人に声かけしてちょっと遊ぶためのツール。
目的から手段に変われればいいなと思います。
実装の無い事を申し訳なく思ったり、デュエル場に誰もいないのを嘆いたり、そういうのなし。
二年前の一般公開終了の時には勇気が無くて結局達せなかった境地。


そのうちまたデュエル場は開放すると思いますが、その時にはどうか皆もそんな軽い気持ちで遊びに来てくれれば嬉しいです。
実装とかはないです。毎日覗いても別に人はいないです。 遊びたい時は募集でもすればいい。

咲夜が大切な場所だから集まるんじゃなくって、皆といることが大切なの。どこだっていいんですよ。

ここはもう目的じゃなくて手段。 今進めている新しい開発も、そんな感じです。
この仲間内で遊ぶためのツールが一個増えるだけで、そこを盛り上げたりだとかする必要は全然ないのです。色んなところで、繋がっていれば。