《いでんしポケモン ミュウツー》

アクセルシンクロモンスター
星9/闇属性/サイキック族/攻3000/守2500
シンクロチューナー+【ポケモン】を持つモンスター1体以上
(1):このカードは1ターンに1度、戦闘及びカード効果によって破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。次の相手ターン終了時まで、このカードは魔法・罠カードの効果を受けない。
いでんしそうさに よって つくられた ポケモン。にんげんの かがくりょくで からだは つくれても やさしい こころを つくることは できなかった。

高いステータスと2種の強固な耐性を兼ね備える【ポケモン】アクセルシンクロモンスター。

チューナー・非チューナー共に指定があるとはいえ指定そのものはどちらも緩く非チューナーはシンクロモンスターである必要もないのでアクセルシンクロとしては比較的条件は満たしやすい部類に入る。現環境においては
などの要因から《しんしゅポケモン ミュウ》《TG ワンダー・マジシャン》の2体のレベル5シンクロチューナーが用いられることが多い。
その召喚条件の緩さから専用デッキではかなりの速攻召喚が可能な一方で速攻召喚を捨てたサブウェポンとして見れば
《スーパーボール》×3
《かぎづめポケモン マニューラ》×2~3
《ガスじょうポケモン ゴースト》×1~2
くらいの【ポケモン】枚数ですら召喚機会はそれなりにあるので、主に《TG ギア・ゾンビ》との相性のいいアンデット族系列・機械族系列などのデッキを中心に幅広いテーマでの出張パーツとしての活躍も可能。同様に強固な耐性と幅広いデッキタイプを持つとされている《魔法少女 暁美ほむら》が事故要因となりうるカードやギミックを組み込むリスクを負いながら使われていたことを考えればこの取り回しの良さは驚異的と言える。

(1)の効果は戦闘効果両面に対応する永続破壊耐性。破壊限定とはいえとにかく効果適応範囲が広く(2)の効果外のタイミングやモンスターでの破壊を止めるための穴埋めとしては充分すぎる効力を発揮する。
また効果だけでなく自身の絶妙に高いステータスとも大きなシナジーを発揮する。比較的デッキタイプを選ばず手軽に出す手段があるフィニッシャーの攻撃力の限界ラインである3000同士の戦いに於いて一方的に打ち勝てるようになるためそれらのモンスターを積極的に処理できる他、相手としてはこのカードに戦闘面で優位に立とうとするとデッキタイプを選んだり手軽に出す手段に乏しいカードの使用を余儀なくされる。しかもそれでも尚このカードを手詰まりに追い込めるだけで一部例外を除いて突破できるわけではない。

(2)の効果は発動後2ターンの間魔法・罠への完全耐性を付与する起動効果。
エクシーズモンスターが持っていることの多い効果形式だがこのカードはシンクロモンスターなので回数制限はない。また《天罰》等で潰されても(1)の耐性で強引に耐えてしまえるので基本的には出し得の効果と言っていい。
実質的にフリーチェーン以外のほぼ全ての魔法・罠を無力化することが可能。またこの効果を使い続ける限り相手ターンの間は常時魔法・罠無効化状態でありこのカードに魔法・罠を通せるタイミングは非常に限定的。また自分の魔法・罠さえも無効化できるため《人造人間-サイコ・ショッカー》と同様に《リビングデッドの呼び声》《闇次元の解放》などの制約付き復帰カードで完全復帰が可能。
この起動効果の僅かな使用間隔は当然対策を通される隙なのだがそれと同時に自身の《イージーチューニング》《破壊と創造の釜》等の永続強化を通せるメリットも兼ね備えている。あまりに露骨なフリーチェーン非破壊除去があまり使われない環境を考えるとむしろ大型モンスター相手の殴り負けを事実上無くすことが可能なメリットの方が大きいかもしれない。

これら全方位に渡る防御性能の高さからその処理は出しやすさと比較してかなり手間がかかる。
その硬さたるや《神竜騎士フェルグラント》《FA-クリスタル・ゼロ・ランサー》などOCGの名だたる化け物達と同等クラスと言っても過言ではない。当然対策してないと容易に詰まされてしまうのも同様。
それでいてこのカードには蘇生制限がなく上述2体と違いシンクロモンスターなので蘇生からでも元の耐性を完全に維持できる。しかも《ガスじょうポケモン ゴースト》《TG ギア・ゾンビ》《イージーチューニング》等とのシナジーから帰還戦術さえも積極的に組み込めるので、強引に2度の破壊を狙っても魔法・罠以外の非破壊除外で処理してもどちらも(2)の効果と併せて即完全復帰されるリスクもあり対策として安定しない。
バウンスや《サクリファイス》【機皇帝】等の吸収モンスターは特化型やシンクロ型には比較的効果がある方だがそちらで対策する場合今度はその召喚条件の緩さが不安要素となる。当然のように再召喚されることもある他、《いでんしポケモン ミュウツー》自体はサブウェポンでメインのデッキパーツにバウンスや吸収モンスター、高打点での殴り合いに強い【サイバー・ダーク】や【ワイト】、《魔法少女 暁美ほむら》《ものマネ幻想師》などを組み込んだ環境適応型のデッキタイプもありこれらのカードに大暴れされてしまうと最早ミュウツー対策どころではない。
《いでんしポケモン ミュウツー》単独で見れば対応できるカードは多少はあるもののそれを取り巻くデッキ単位で全てを封殺するのはガンメタを張ったとしても尚困難であり対策必須の基礎スペックと拡張性の高さから来る対策の困難さという兼ね備えてはいけない要素を兼ね備える現環境の覇者に最も近いカードである。

余談だが一応デッキ単位の対策として相性のいいテーマとして【墓守】がある。
《いでんしポケモン ミュウツー》を容易に処理できる《墓守の番兵》を持つ他墓地が絡む多くのサブギミックに対して強く召喚そのものも《ガスじょうポケモン ゴースト》を無力化出来る分ある程度抑制でき魔法・罠への対策を《いでんしポケモン ミュウツー》の耐性任せで疎かにしやすいため《王家の眠る谷-ネクロバレー》が維持しやすい、とその相性の良さは徹底しており一部のデッキタイプを除けばとりあえず完封とはいかずとも幅広く有利な相性に持って行くことは出来る。
ただ【墓守】のテーマコンセプト自体が「墓地メタ」なので若干好みは分かれるところだろうか。

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  • 原作・アニメにおいて―~
任天堂・ゲームフリーク制作のゲーム及びそれを土台とした作品群「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモン。初代に於けるクリア後ダンジョンであるハナダの洞窟の最奥に潜む作中の裏ボス的存在。

初代ポケモン時点では2体存在する人工ポケモンの片割れ。もう1体のポリゴンが機械工学・情報工学技術によって生み出されたポケモンであるのに対しミュウツーは遺伝子工学技術によって作り出されたポケモンとされている。
ゲーム・アニメ・漫画などメディアによって製作者・目的など細かい経緯は異なるがあらゆるポケモンの遺伝子情報を持つミュウの細胞を元にして遺伝子改良を繰り返していった結果凄まじい強さを得るに至ったが同時に人の手に負えない程凶暴化してしまったという基本設定は共通。

こうした設定を活かした自身主演の映画の評価の高さや初代における圧倒的すぎる強さなどのインパクトは今なお強く主に古参層を中心に高い人気を誇る伝説ポケモン。
イマイチ火力に乏しいエスパー技をメインウェポンとしているが持ち前の特殊攻撃力と伝説ポケモンとしては貴重な高い素早さを武器に初代移行環境が二転三転しても常に一定以上の強さを維持している。

+ 第一世代

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