《封印された大魔法使い 聖白蓮》

効果モンスター【命蓮寺】
星8/光属性/魔法使い族/攻 2500/守 3000
このカードの効果以外でこのカードは特殊召喚できない。
このカードは、自分の手札・フィールド・墓地から 「UFO」と名のついた攻撃力0のモンスター、
または【命蓮寺】を持つモンスター合計4体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、デッキから「UFO」と名のついた攻撃力0のモンスター1体を手札に加える事ができる。
このカードの攻撃力はこのカード以外の自分フィールド上に存在するモンスターの数×500ポイントアップし、
このカードがフィールドに存在する限り相手は「封印された大魔法使い 聖白蓮」以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。

「私が寺に居た頃と人間は変わっていないな 誠に愚かで自分勝手であるッ! いざ、南無三──!」


Extraにて登場した、魔法使い族・最上級モンスター。
2011/10/3のエラッタで【命蓮寺】を持つカードも除外コストの対象にできるようになった。

最上級でありながら《ディメンション・マジック》で特殊召喚できないのは辛い。
通常のデッキで使用したい場合は《見習い魔術師》等をフル活用してリリースを揃えるか、守備力の高さを利用して《迷える子羊》からのセットを狙うといいかもしれない。

このカードを最大限活用したい場合は、元ネタ通り東方星蓮船関連カードと共にデッキに投入したい。
UFO4体を除外して特殊召喚できる効果と、1ターンに1度UFOをサーチできる効果は共に東方星蓮船関連カードと相性が良い。
他のモンスター効果でUFOを墓地に捨て、このカードを特殊召喚したら効果で手札コストを稼ぐことができる。

攻撃力上昇効果と攻撃対象限定効果も互いにシナジーしているため使いやすい。
他に1体でもモンスターがいれば攻撃力は3000の大台に達し、自分フィールドをモンスターで埋め尽くせば攻撃力は《青眼の究極竜》と並ぶ4500となる。
他のモンスターの効果でUFOを使用し、特殊召喚するだけでも攻撃力は500ポイントアップする上、攻撃されなくなるので3個揃えてのエクステンドも狙いやすい。
どんどん攻撃力が膨れ上がるこのカードを戦闘補助なしで倒すのは困難であろう。


  • 《未確認幻想飛行少女 封獣ぬえ》との相性は微妙。UFOサーチは便利であるものの、このカードの特殊召喚効果とあちらの効果付与が噛みあわない。

攻撃スペルカードは
2500~で「光魔「スターメイルシュトロム」!」
4000~で「光魔「魔法銀河系」!」
サーチ効果時のスペルカードは「飛鉢「フライングファンタスティカ」!」

白蓮が存在するとき他のモンスターに攻撃しようとすると(白蓮が他の者達を守る)と、メッセージが出て攻撃が出来ない。


  • 原作・において―~
東方星蓮船最終ボス。種族は魔法使い。

弟の命蓮は強い法力を持った伝説の僧であった。年老いてから彼に法力を学んだ彼女であったが、
その弟が彼女より早く亡くなったことで死を極端に恐れるようになる。
そこで彼女はまず若返りの術を手にいれたが、それは法術というより妖術、魔力の類であった。

彼女はその力を維持するため、妖術の維持に必要である妖怪を敬うようになった。
最初は自分の欲の為であったが、妖怪たちの境遇を知るにつれ、次第に進んで手を貸すようになる。

人間たちも最初、寺に現れた若い僧侶の法力を頼り信頼していた。
しかし、彼女が妖怪の味方であることを知り、魔界の一部である法界に彼女を封印する。
同時に彼女を慕っていた妖怪たちも地底に封印されることとなるが、突如湧き出た間欠泉により妖怪たちが復活、今回の騒動に繋がることとなる。

騒動の後は着陸した聖輦船を寺に改装し、妖怪と一部の人間たちから信仰を受けている。


ラスボスの割には騒動の張本人ではない上、常識人。後半の効果はこのキャラクター性を再現したものと取れるだろう。
というよりむしろ主人公側が悪役に見えてくる不思議。
南無三――!



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最終更新:2011年10月20日 23:09