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《神の粥》

通常魔法
自分フィールドに、表側表示の「山坂と湖の権化 八坂神奈子」が存在する場合のみ発動できる。
自分のライフポイントを5000回復する。  

《山坂と湖の権化 八坂神奈子》が自分フィールド上にのみ存在する場合に使えるライフ回復カード。

 まず前提条件として儀式モンスターである神奈子様がフィールドにいなければ発動できないため、使いにくそうな印象を受ける決闘者もいるだろう。しかし「☆11ジャストで儀式召喚」とパッと見では出しにくそうに見える神奈子様も《マンジュ・ゴッド》などの定番儀式サポートや多数のサポートカードの存在から降臨していただくのに必要なカードは容易にサーチできる。また、「生贄は☆11ジャスト」というワガママな条件も再度召喚した《祀られる風の人間 東風谷早苗》《土着神の頂点 洩矢諏訪子》を使うことで容易に満たすことができる。
 これ以外にもシンクロモンスターや通常モンスターを用いるなど神奈子様に特化したデッキを組めば2,3ターンで安定して降臨していただくデッキの構築は十分可能である。詳しくは神奈子様のページをそのうち更新するか、いっそデッキ集に【神奈子様】を追加するだろう。たぶん。

 「自分のライフポイントを5000回復する」という単純明快な記述であるが、これは《神の粥》が遊戯王OCGおよび咲夜さんオリカ史上最大と言ってもいいレベルのアドを生むカードであることを意味している。以下に順を追って説明して行こう。
 まず、このゲームの基本的なルールが「相手のライフを0にしたら勝ち」である以上カードアドやボードアドはどれだけ稼いだところで勝敗の要因となっても原因には成り得ず、むしろ「ドローしすぎてデッキ切れで負け!」なんて事態まで引き起こす。それに対してライフアドは稼げば稼ぐほど敗北から遠ざかることができるのは確定的に明らかである。つまり、単純に考えてもライフアドに加えて精神アドまで稼ぐことのできる《神の粥》は非常に強力であると言える。
 また、遊戯王OCGにおいてライフアドとカードアドの関係は《押収》や《成金ゴブリン》を見ればわかるように「手札1枚」と「ライフポイント1000」が同等であると考えられている。また【フルバーン】においてもカード1枚で1000以上のダメージを出せるかどうかがボーダーとされている。
 ここまで読めば、察しのいい決闘者は《神の粥》が生む莫大なアドに気づくことだろう。「手札1枚」=「ライフポイント1000」という手札アドとライフアドの関係を踏まえると《神の粥》は1枚で5アド(《神の粥》自身を消費する点を差し引いても+4アド)という異常とも言えるアドを生み出すのだ。一般的に「アドの塊」と呼ばれるカード群を用いても安定して得られるアドは+1か2、うまく回って+3アドになれば御の字であろう。アドバンテージを稼ぐことに関しては伝説クラスの某ですら1枚で3マナだったというのに1.5倍以上の効率である。さすがに神は格が違った。
 こうして《神の粥》が生む数字上の莫大なアドを知れば「いや、キュアカードは元々甘めに設定されてるんじゃないの?実はたいしたことないんでしょ?」と疑問を持つ決闘者もいるであろう。しかし、OCG本家のwikiの「ライフ回復」の項を参照すればわかるように固定された回復量を持つカードは3000ポイントが上限である。さらにこの数値を持つのはデメリットとしてライフロスが設定されている《雷仙人》と《女神の加護》、単体では機能しない《グリグル》の3種類しか存在しない。みんなのアイドル《治療の神 ディアン・ケト》ですら《神の粥》の1/5の回復量、モンスターでいえば《メタモルポット》vs《絶対服従魔人》クラスの戦力差である。
 OCG環境でライフポイント5000を得ようとすれば、《非常食》では魔法・罠ゾーンのボードアドを全て犠牲にしても到達できずフィールド魔法まで食べる必要があり、大量展開が必要となる《サイコ・ヒーリング》や大量除外を用いた《魂吸収》あたりを用いねばならない。咲夜さんCGIにおいては、オリカ屈指の回復量を誇る《ライフスプリングインフィニティ》《マーボーカレー》《ブラック・ロータス》でも届かず、《スライム・ホール》で《究極竜騎士》を食べるか《春の妖精 リリーホワイト》に本気を出してもらうくらいしか方法がない。
 また、カードアドやボードアドで《神の粥》と同等のアドを稼ごうとすれば、《メタモルポット》+《神殿を守る者》のコンボでも決めたり、相手が場にカードを溜め込んでいる時に大量破壊いわゆる「ぶっぱ」を成功させない限り達成できない。これがいかに難しいかは決闘者ならば理解できるだろう。
 これらと比べて《神の粥》は(最少枚数では)《神の粥》自身と《山坂と湖の権化 八坂神奈子》《神風を喚ぶ星の儀式》,そして生贄となる星11のモンスターの計4枚があれば発動可能となり、罠カードを用いないので相手の行動を待つ必要もなく、しかも召喚権すら消費しない。生贄確保に《簡易融合》や《血の代償》を用いたとしても《神の粥》を発動すれば一瞬でライフアドを取り戻しておつりが来る。また、明確な数字として表されるライフアド以外にも「神奈子様に信仰を捧げる」という行為そのものが見えない精神アドにつながっていることも忘れてはいけない重要なポイントである。さらに《神の粥》発動後もATK3200を誇る神奈子様がフィールドにいるのだからライフアド的にも精神アド的にもボードアド的にも圧倒的に有利な状況となる。これら複数種のアドが得られることを考えれば神奈子様の降臨までに発生するカードアド的な損失や粥が手札で腐りかける事故などは信仰心で解決可能な些細な問題である。

このように莫大なアドを容易に稼げるカードでありながら実装以来長らく無制限であり、直近の制限改定でもお咎めなしだった。これは見せかけの使いにくさに惑わされ《神の粥》を使用する決闘者が少なく、このカードが生む精神アドの重要さが気づかれていないためだろう。このカードを1度でも使ってしまえばいろいろなものと引き換えに得られる精神アドの大きさからお守り代わりに1デッキに1枚入れる決闘者が続出してもおかしくない。本来なら永久禁止指定クラスのこのカードを3枚積むなら今のうちである。

条件を無視できるので【ダイヤモンドガイ】に入れてみるのも面白いかもしれない。……が、ラーのコピーカードを使えば太陽神の怒りが使用者を襲うように、神奈子様に信仰を捧げずに《神の粥》をつまみ食いした者には天罰が下らないことはないとも言い切れないので一人の神奈子様信者としてはできる限り条件を満たして使用することをおすすめする。
→ダイヤモンドガイでは条件を踏み倒せないらしい。黄金の信仰心の塊である粥は石装備のでへろでは調理できないようだ。

この手の最上級専用カードは「元々のカード名が~」や「~と名のついたレベル○○の」といった悪用防止措置が取られていることが多い。しかし実装時期の問題か、あるいは生みの親である管理人すら《神の粥》が生む莫大な精神アドに気づいていなかったのかはわからないがこういった制限が設定されていない。このため《ファントム・オブ・カオス》を用いて条件を満たして発動することも可能であろう。だがこの方法で得られるのはライフアドのみであり、本来の「神奈子様に信仰を捧げる」という精神アドを得ることができない本末転倒な結果となる。

《モウヤンのカレー》とは異なり自分のライフポイントを操作するカードであるため、対戦相手に慈悲を与えるには《精霊の鏡》が必要である。逆に言えば《シモッチの副作用》や《月の頭脳 八意永琳》が存在する時に《精霊の鏡》を使って粥を奢ってやれば5000ポイントの火力として使えるのだ。そのまま神奈子様で殴るか、《ギフトカード》を贈呈すればわずか4枚のコンボで相手は即死である。すごい。

発動時のメッセージは以下のような普通のメッセージであり特殊な演出は別にない。信仰心が足りない。管理人に信仰心が届きメッセージが追加された。
神に捧げられた、豊凶を占う神事の粥だ! 芳醇な味わいが○○の身を駆け巡る…!
   ○○のライフが5000ポイント回復!

  • 原作において――

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