メニュー
Wiki内のメニュー

共同企画

ファントム無頼サイト(一部女性向)


   …ジャンル替:Idd.(三国志大戦)

公式



上に行く程最近追加したリンク先様になります(現在増やし中)。
「様」を勝手に追加。不備があれば「編集」タブから入って作業をしていただけると助かります。

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

<88title/no.56>汗

ここは、休憩所。
思い思いの事をして過ごす時間。
そんな中、テーブルを囲んで男達が頭を突き合せて必死になっている。
「なかなかうまくいかないもんですねえ」
「こつがあるんだよ」
「へえ~」
「ここの腹にね、こうやって爪をあてがって力を入れる」
「ふんふん」
「そうしておいてその横を押して、力を入れる」
「ほお」
「そうすると。ほら、声がする」
「いやぁんって?」
「そうそう」
「って、ノるなあ」
「まあまあ、次、こうやって」
「爪を割り込ませるとぐぐっとミに沿わすように力を入れるんだ」
「うんうん」
「そうしたら、ほら!」
「おお!」
「ぷるんと?」
「おぉ!くっりちゅわ~ん!これぞ実益と趣味を兼ねた私、神田の特技っすよ~」
「いやぁ!!やぁ、素晴らしい!さすが旦那」
「ありがとうありがとう!栗をむかせるのなら、私に任せなさい!!」
大きな喝采のなか。
「ふうん」
ピキーン。
部屋は凍った。
机の上でゴリラよろしく握り締めた両手を振り上げ、
喚声に応えていた神田の顔が青ざめるのに時間は掛からない。
「で?」
爪を研ぐ音が背中から聞こえる。
「じゃ、そいうことで」
みんな一目散に部屋を出て行く。
残された神田の背中に冷たい汗が溢れ出していたのは、言うまでもない。

2004.02.09 ゆう




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー