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鈴木 貞勝(株式会社東京精密代表取締役社長CEO)
生年月日:昭和18年6月13日
血液型:A型
出身地:東京都
両親の職業:(父)経営者 (母)専業主婦
出身大学:中央大学
尊敬する人:諸葛孔明
座右の銘:『3つのP』Passion(情熱) Positive(積極性) Powerful(迫力)
愛読書:日経ビジネス 精密機器業界書
趣味:ゴルフ、ウォーキング
※2008年1月インタビュー

学生時代について

 必修授業や実験が忙しかったですが、先生ともいい関係を築くことができ、安保闘争の前だったこともあり、比較的のんびり、ゆったりとした学生時代だったと記憶しています。アルバイトは、クラスメイトの親御さんが経営していた町工場に住み込みで働かせてもらったことがあります。所属していた学科と関連した職場で働かせてもらったので勉強になりました。アルバイトとはいうものの、賃金を得ることよりも経験。実習させてもらうことが目的になっていました。学生のみなさんにも自分の将来につながるアルバイトをされることをおすすめします。

学生時代にやっておけば良かったこと

 語学ですね。学生当時、英文で書かれている工学の教科書をクラスメイトと読み合わせする機会がありましたが、自分はそれが嫌いで避けていたんですよね。入社後の苦労を思えば、もっと英語を勉強しておけばよかったです。会社の海外での売り上げが増加し、先方企業でのプレゼンテーションの際などに必要性を痛感しました。

卒業後から現在までの経緯

 技師として入社し、機械設計・製品開発を担当していました。20代後半から30代前半にかけて、とにかく集中して仕事に打ち込んで、成果を出しました。3週間帰宅しないという時期もありましたね。35歳で管理職に就き、40歳で、グループ会社に出向した後、本社で工場長を経験して、46歳で取締役になりました。海外への製品販売を担当する国際部の部長となり、半導体営業の責任者、常務取締役を経て、59歳で現職に就きました。

社長になるには

 元々、社長になるなんて思ってもいませんでした。ただ、自分ができる限りのことをやってみようという姿勢で一生懸命に仕事に取り組み、常に問題意識と先見性をもつように心がけました。着実に目の前の仕事をこなしていった結果として、志したというよりは役回りとしてそうなったと思っています。何事も、失敗を怖れず、素早く実践してみることが大事です。やってだめなら修正すればいいのですから。
私は、社長の役割というのは、会社を少しでも良くして次にバトンタッチしていくことだと思っていますが、社長に限らず誰もが権限と責任のバランスを常に考えた仕事をすることで、会社としてのチームワークを発揮できると思っています。

現在の仕事内容

 少し前までは、月に2,3度海外顧客への営業へいっていましたが、現在、その頻度は低くなっています。会社内部の仕事や業界の理事との会合など業務は多岐にわたり、南甲クラブの常務理事や中央大学の評議委員もやらせていただいています。

会社に求める人材

 とことん真理を追究する集中力を持続させられる人を求めています。仕事に対する情熱を持続できるように自分をコントロールできる人、なぜその仕事があるのか、どうすればその仕事にうまく取り組めるのかを考えられる人ですね。
当社ではパートナー制度や集団研修、設計ライブラリーなど社員教育の体制が整備されていますので、知識はなくとも、とにかく熱意のある人材がほしいですね。どのような社会人になるか、理想は人それぞれだと思いますが、他人ができないことができる人、他人よりもたくさんできる人、他人の嫌がることができる人のいずれかになってほしいです。

人生とは

 自分を磨くことですね。磨くというのは仕事に関してでもいいし、趣味に関してでもいいと思うんですが、最終的に幸せな人生という結果にいたるプロセスの中で自分が何をすべきか考えることが大切だと思います。

今後の夢

 グローバリゼーションの進展の中で、日本の産業構造は変化を余儀なくされ、その波は当然、会社の変革をも要求してくるでしょう。このような激動の世にあって、会社をどのようにしていきたいかということを突き詰めて考えると、やはり社員があっての会社ですので、運命共同体である社員がみな幸せに働くことを望んでいます。

学生へのメッセージ

 欧米の企業では即戦力が求められますが、日本には独特の社員教育というカルチャーがあります。専門的な知識は大学院や会社に入ってからでも努力すれば十分に補えるのですから、大学時代には基礎学力を養ってもらいたいと思います。

(本社にて)