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第壱章

NUMBER01


 初め俺はいや俺たちは校長が何を言っているのか理解できなかった。なぜなら今は、

天気予言や原子核の中和どころかエネルギー保存の法則を無視した永久機関や

海底都市・空中都市まであるこの科学万歳ナ世界に魔法があると校長は至極まじめに 

言うのだ。

 そんなことを考えながら今いる自分の教室を見回す。

 教室はまぁ広いほうだろう。一人ひとりの席にコンピュータが搭載されている、どれ

も新型の物だ。無論、張るタイプのコンピュータも教室の一番前にある(昔は黒板とい

う物があったらしいが・・

やはりこの学校のどの教室を見ても科学的なものしか見当たらない。

すると突然・・

「お~い、零」

「なんだ拓也か」

 俺を呼んだのは標準的な男性・・・よりは少し体格が良い元気な男だ。一見体格だけ

見ると怖いが、実際の所優しくて気が利く。

「なんだーそのそっけない返事は  じゃなくてさ、校長の話信じる?」

もはやアレは話ではないだろうと突っ込もうとしたがやめておく。

 「魔法があるってやつだな」

 「そうそうそれ、俺的には信じたいんだけどさ~零は・・・」

 「信じるわけないだろ」

 「だよな~」

 「まぁここで授業してたら分かるだろ」

 「そうだなまだ始業式だし軽くいくか  っと、時間だな席に座ろうぜ」

 「そうだな」

 本当にこれからどうなるんだろうか。