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02


「校長先生がおっしゃった通りこの世には魔法というものがあります。今の皆

さんには信じられないかもしれませんがいずれわかる時が来るでしょう。何か質問はあ

りますか」

 俺と拓也の担任は女だった。背長は170cmくらいで、スーツを着こなしていた。

いかにもキャリアウーマンという感じの先生だ。

 「質問はありませんね。今日は始業式ですが早速身体測定などをしますので廊下に並

んでください」

 身体測定より自己紹介が先だろ・・と思ったが口には出さなかった。相手が先生であ

る時点で言っても無駄だろう。

 俺たちは見知らぬ道を通ってかなり大きい無重力感エレベーターに乗った。一クラス

が一回で乗れるというのは企業用ほどの規模だ。

 地下に着いた俺は急に話しかけられた。

 「零、あれなんだ」

 拓也である。拓也の本名は北条 拓也でこいつは俺の幼馴染であり、親友でもある。

 「あれって結構前にあった金属を探査するヤツか」

「そんなはずはないだろう」

「だよな~」

 実際、俺も金属探知機か何かと思ったが今では金属を使わない物質のほうが多いの

で、金属探知機を使う機会は今ではほとんどない。つまりそんな物がここにあるはずが

ないと俺は確信した。 と思っているうちに先生から声がかかった。何か説明するよう

だ。