「佐藤春夫訳「徒然草」百六十四」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

佐藤春夫訳「徒然草」百六十四」(2015/02/17 (火) 22:23:54) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 世上の人間は会いさえすればすこしの間も黙っていることはない。きっと何か喋べる。その言葉を聞いてみると、たいていは無駄な談話である。世間の噂ぱなし、人の品評、自分にとっても他人にとっても損多く益が少い。しかもこれを語っている時、当人たちたがいに無益なことも気づいていない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー