「佐藤春夫訳「徒然草」二百二十五」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

佐藤春夫訳「徒然草」二百二十五」(2015/02/20 (金) 01:41:27) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 楽人|多久資《おおのひさすけ》が話したのに、通憲《みちのり》入道信西が舞の所作の中からおもしろいのを選んで磯の禅師という女に舞わせた。その姿は白い水干に鞘巻《さやまき》という刀をささせ、烏帽子《えぼし》をかぶらせたから男舞とよんだ。禅師の娘の静《しずか》というのがこの芸を伝承した。これが白拍子の起源である。仏神の由来縁起を歌ったものであった。その後源の光行が多くの歌曲を作った。後鳥羽院の御製になったのもある。院はこれを亀菊という遊女にお教えになったということである。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー