網迫の電子テキスト乞校正@Wiki

佐藤春夫訳「徒然草」百八十六

最終更新:

amizako

- view
だれでも歓迎! 編集
 吉田という乗馬家の言ったのに「馬というものはどれもこれも強いものである。人の力で争うことのできないものと知っておくがいい。乗馬の際には馬をよく見て、その強い所や弱い所を呑みこんでおくがよい。つぎに轡鞍《くつわくら》などの馬具に危険はないかとよく見て、気がかりなことがあったならその馬をはしらせてはならない。この用心を忘れないのが一人前の乗馬家というものである。これが奥儀である」とのことであった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー