天子のお前の火鉢に火を入れる時は、火箸で狭むことはしない。土器から直接に移し入れるのがよいのである。それ故炭を転ばさないように注意して積むべきである。上皇が石清水《いわしみず》八幡宮へ行幸の折にお供の人が白い浄衣《じようえ》を着ていて手で炭をついだのを、ある有職《ゆうそく》に通じた人が、白い物をきている場合は火箸を用いても悪くはないのだ、と言っていた。
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!
最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!