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陸の上のタコ  ◆EFl5CDAPlM


相手の戦力は未知数。加えて自身は直接戦闘能力は低い。
奇襲して倒そうにも、気付かれたらさっきと同様食われる可能性が高い。
さっきは相手も油断していたから助かったかもしれないが、次に食われたら俺は確実に奴の腹の中だろう。
故に俺は退却を選んだ。

だが奴は背中と思える部分に鞍をつけていた。
恐らくは俺の知らない移動用に使われている生物なんだろう。
だから恐らく、足は速い。俺の足だとすぐに追いつかれて後ろからばくりだ。

だから進む方向は陸じゃない。海だ。
相手は爬虫類。カメレオンのように舌をのばして捕食する肉食。
ワニ等の例外も考えられるが、奴の形状的に水中での生活には適してない。
水中まで追いかけてくることがあっても軟体生物である俺が捕まるなんてことないはずだ。

あのトカゲに橋を渡る以外の選択肢はない。
海に行けば、奴につかまることなく逃げおおせる。
そう判断して俺は海へと歩を進めた。


あの最初の会場でも殺し合いに対して、怒りを感じている奴らはいた。
メレオロンじゃなくても、この殺し合いに歯向かう奴らはいるはず。
ともかく、今は奴から逃げる。そして他の参加者を探して、奴の危険を知らせないと。
それに自分自身の強化もしたい。
殺し合いに乗った参加者があのトカゲ以外にもいくらかはいるだろうし、その参加者に殺された動物もいるだろう。
運悪く死んだ動物がいたなら、蚤蓑をかぶせて弾を作ることができる。
そうすれば俺もいくらかはまともに戦える。死んだ動物が実力者ならなおいい。
逆にそうしなければ、俺はこの場ではおそらくかなりの弱者だ。

ともかく、どこかの施設に向かおう。
何らかの施設ならだれかがいる可能性は高い。確かこの先にも何か施設があったはずだ。
急いであのトカゲの脅威を知らせないと…!


  *  *


クロはパスカルと別れた後、豪邸を目指していた。
理由は特にはない。
たまたま自分の居る場所の近くにあったからだというのが理由といえば理由か。

駅に行くことも考えたが、電車はいつ来るかわからないし、その間待っているのも億劫だ。
故に彼は、豪邸を目指す。


とりあえず適当に歩きまわるよりも行動指針になる物を探したほうがいいと思ったから目指す場所を決めただけだ。
知り合いが誰も参加していない以上、人探しをする必要もない。
知り合いがいない、大暴れできるという今の状況はある種自由とも言えるだろう。

「にしてもこいつはきにいらねぇ……。犬じゃねえんだし、オイラを鎖でつなぎ止めておこうなんてことできるわけねーだろ」

そんな彼が唯一気にしていること。それは首輪だ。
いくら今はサイボーグをやっているとはいえ、彼は基本は猫である。
自身を縛る首輪は、彼にとって非常に不愉快な存在である。
取り外そうにも、彼の首輪は身体にきっちりと溶接されており、首を外しても取り外すことはできなかった。

「ま、こんな簡単に外せるはずないよな。あのキュウビって奴もそれなりには考えているみたいだな」

溶接されているだけなら外すのは安易だ。
それなりの施設に行けばすぐに首輪とはおさらばだ。
電波塔や発電所、研究所辺りが有力候補か。

「ジーさんバーさんの粗大ゴミ直したり、自分のメンテナンスしたりでなれてるし、
 外すだけならわけはなさそうなんだけどな~。
 でもキュウビのやろーもそれぐらいは想定の範囲内だろうし…」

だがキュウビも首輪をはずそうと考える参加者がいることぐらいは想定しているだろう。
うかつな手段で外すと体が木っ端微塵になってしまう可能性もある。
危険な動物がいる中で頭だけになるのは正直勘弁願いたい。

「ま、首輪やキュウビのやろーをどうするかは追々考えるとして、早くゲームに乗った奴でてこねーかな~」

首輪を外すためにどうするかは追々考えるとして、まずは豪邸だ。
クロはそう考え、歩を進める。
そしてその途中でふと思いつく。

「そういや豪邸って成金のすむ家なんだし、もしかしたら武器があるかもしんねーな」

豪邸というぐらいであるし、余計な飾りも色々置いてあるのだろう。
なにか貫禄のありそうな銅像やら絵やらがやたら置いてありそうだし、
虎の皮の絨毯やら鹿の剥製の飾りやらが置いてあっておかしくない。
鑑賞用の剣や盾ぐらいあるのを期待してもいいかもしれない。

自分はどちらかというと銃をぶっぱなして戦う方が好きだし、
それならば既に銃をもっているので必要ないと言えば必要ない。
だが相手によっては接近して戦わざるをえないこともあるだろう。

しかしいつも使っているなんでも斬れる剣はキュウビによるものか、没収されていた。
他にも体の中にしまっていた武器は全て無くなっている。
しっぽミサイルも残弾ゼロだ。



殺し合いの場にわざわざ殺し合いに向いた道具があるなんて、過剰な期待はしないが、
あったらいいなぐらいの期待はしてみる。
べつにそこに武器がなくても構わないし、その時はまた次に行く場所を考えればいい。
参加者についても同じだ。豪邸にいなければ、他の場所に探しに行くだけだ。

そうこう考えているうちに、目的の建物が目についた。
外観だけでも、相当の成金が建てたものだと判断できる。
入口の方に回ってみると、何か動く影を視認した。

先ほどの犬と同様、このゲームに参加させられた連中の一人だろう。
相手が殺し合いに乗っているかはわからないが、主導権は握ったほうがいい。
クロは勢いよく飛び出す。
その生き物がこちらに気づくと同時に、メガブラスターを相手へ構える。

「おとなしくして動くな! 殺されたくなかったら手を上げろ!」

クロの怒声がその場に響く。
メガブラスターを向けた先にはこの殺し合いの参加者が……

「………タコ?」
「タコってゆうなーーーーーーーー!!」」

その容姿に、猫型サイボーグの彼は拍子抜けをせざるを得なかった。


【G-4/豪邸入口/1日目/黎明】
【クロ@サイボーグクロちゃん】
【状態】:良好
【装備】:メガブラスター@クロノトリガー
【所持品】:支給品一式、アームターミナル@真女神転生if...、まんまるドロップ@聖剣伝説Legend of Mana(四個)、
      ラスタキャンディ@真女神転生if...(二個)、パスカルの不明支給品(0~1(接近戦用武器ではない))
【思考】
基本:積極的に優勝する気は無いが大暴れする。キュウビも気に入らないからぶっとばす
0:いや、タコにしか見えねーし。
1:目の前のタコ(イカルゴ)と会話。ゲームに乗っていたらブッ倒す。
2:豪邸の探索。他に使えそうな武器の確保。
3:とにかくゲームに乗った相手を捜し、戦う(暴れる為)
4:首輪が気に入らない。いずれ外したい。
※クロの首輪は身体部分に溶接されています。
※首輪が爆発した場合、体が全て吹っ飛ぶと考えています。
※内蔵武器が全て没収されていることに気付いています。


【イカルゴ@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:殺し合いから脱出、可能ならキュウビ打倒
0:タコっていうな! いや、タコだけど!
1:目の前の黒猫(クロ)に対処。
2:死体を見つけて弾を育てる。
3:戦力が整ったらトカゲ(ヨッシー)を倒す。
4:メレオロンと合流したい。
※原作25巻、宮殿突入直前からの参戦です。
※ヨッシーが殺し合いに乗っていると誤解しています。


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019:LABYRINTH  ~午前二時の迷宮~ クロ 045:罅ぜるは刹那の夢
015:おさかな天国? イカルゴ 045:罅ぜるは刹那の夢




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