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第二話 「その 特別な日に…」


藍華:
人の上に立つ者は、自分に厳しく、人には甘~く、そうありたいと思うわけよ。

灯里:
自分に厳しく、そうだね、一人前のウンディーネになるには大切な心掛けだよ。
さすが藍華ちゃん!

藍華:
だーかーらー、わたしには甘~くしてほしいわけよぉ~!

灯里:
うぇ?

会社の外でメール
ARIA社長:
にゅー、うー。

灯里:
前略、アイちゃん。私、今日はとてものんびりしています。
事の起こりは、朝でした。

灯里:
あっ、あぁっ、はぁっ~。(あくび)

チャプ(水の音)

灯里:
え?あ、あ!
え!えぇ~!

…はひ?
オープニング曲
アリシア:
おはよう、灯里ちゃん。

灯里:
アリシアさんアリシアさん!大変です!
洪水です!床上浸水です~!

アリシア:
うん。

灯里:
うんって、驚いてませんね!

アリシア:
灯里ちゃんは初めてだったわね、アクアアルタ。

灯里:
アクア…アルタ?

アリシア:
毎年この頃にある、高潮現象よ。
アクアアルタの時は、街の機能もほとんどストップしてしまうから
みんな家でのんびり過ごすのよ。>灯里メール
灯里:
このアクアアルタが終わると、ネオヴェネツィアに本格的な夏が訪れるようです。

タイトル
その 特別な日に…

灯里居眠り
灯里:
くー、ふー

(メール着信音)

灯里:
あ。

アイ(メール):
灯里さん、今絶対ぼーっとしてたでしょ~?
お昼寝なんかしてたりして…。

灯里:
うふっ

アイ:
街中が水浸しなんて大変そうだけど、
そんなネオヴェネツィアも見てみたいな~。
AQUAの青空が水に映ったら、街中が青空なのかな~?
あたしの部屋から空は見えないけれど、多分今日は曇り。
でも、灯里さんのメールのおかげで、心の中は青空が広がってます。

灯里:
ふふっ

アリシア:
灯里ちゃーん?

灯里:
はい~!

あぁ、ゴンドラ協会の会合でしたっけ。

アリシア:
うん、じゃあ灯里ちゃん
あとよろしくね。
多分夕方には戻ると思うから。

灯里:
はい!
いってらっしゃい!

アリシア:
いってきます。

あぁそうだ!ARIA社長の御飯が切れてたから
買いに行ってもらっていいかしら?

灯里:
はい、わかりました!

アリシア:
気をつけてね。

灯里:
はい!

ARIA社長(居眠り):
ぷ、ぷ、ぷひー。

灯里:
ふふっ、社長の御飯を買いに行きましょうか?

ARIA社長:
ぷいにゅ!

灯里:
今日は歩いて行きましょうよ!

ARIA社長:
ぷい?

灯里:
なんたって今日はアクアアルタなんですから!
いつもと違う日にはいつもと違う事をすると、
新しい発見をしちゃうかも知れませんよ?
さあ、行きましょう!

ARIA社長:
ぷいにゅ!

ぷーいにゅりー!

灯里:
では、レッツゴー!

アクアアルタの街へ
ARIA社長:
ぷい~!

ARIA社長:
ぷいぷいぷいぷいぷい ぷい?

灯里:
はい~。
これじゃどこまでが道なのかわかりませんね~。

慎重に、慎重に、慎重に、慎重に…、
ずんたか、ずんたか、ずんたか、ずんたか、ずんた~か?

ARIA社長:
ぷ?

灯里:
あ、ありゃー、

うふっ

ずんたーか、ずんた、ずんたっぱー
ずんたーか、ずんた、ずんたっぱー
ずんたーか、ずんた、ずんたっぱー
ずんたーか、ずんた、ずんたっぱー!

走る男:
はー、はー、はー。

走る女:
はー、はー、はー。

灯里:
あれ、この道じゃないかも…。
いつもと違うから間違っちゃったのかなぁ?
あぁ~どうしよ~
あ、あ~。
あれれ~。

突然の雨

灯里:
ふ、ひ、は、は、はぁっ!

ARIA社長:
ぷいー

灯里:
駄目だった~!

灯里:
はひ~ビックリした~。

ARIA社長:
ぷ~いにゅ~。

灯里:
凄い降りですねぇ~。
帰れるでしょうか~、私たち~。

ARIA社長:
にゅ~?
にゅ、ぷひ~!

灯里:
え?

ARIA社長:
ぷひ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷいにゅ~!

灯里:
あれ、あのにゃんこさんは…。
へ、へ~くしゅ!

藍華:
あれ。

灯里:
あ。

藍華:
灯里~何やってんの~?

灯里:
藍華ちゃん!
じゃあこのにゃんこちゃんはヒメ社長だ!

藍華:
わかんないこと言ってないで、入んなさいよ~!

姫屋の中へ

灯里:
アクアアルタってすごいね、道の表情がいつもと違うから迷っちゃって。

藍華:
普通はみんな家でおとなしくしてる日だから。

灯里:
だって~。

姫屋の男:
藍華さん、晃知りませんか?

藍華:
さあ、朝から見ないけど…。

姫屋の男(若):
そうですか、すみません。

藍華:
それ、社長の御飯?

姫屋の男(太):
そうですけど…。

藍華:
私が持っていく。

姫屋の男(太):
じゃあ、お願いします。

藍華:
ありがと。

灯里:
は~。

さすが姫屋さんの一人娘。
私の一つ上とは思えない貫禄だね~。

藍華:
それ褒めてないから~。

灯里:
え、うそ~。

藍華:
オバハンっぽいって言われてる気がするわ~。

灯里:
えぇ~!そんなことないよ~!

藍華:
それに、みんなが敬語使うのは、私に貫禄があるからじゃないよ。

灯里:
えぇ?

ARIA社長:
ぷひ、ぷ、ぷい、ぷぃ~にゅ~

藍華の部屋。

藍華:
どうぞ。

灯里:
お邪魔します。

藍華:
お待ちどうさまでした、ヒメ社長。

ARIA社長:
ぷ!

ヒメ:
にゃう!

ARIA社長:
ぷい、ぷ、ぷい~にゅぅ~!

灯里:
ヒメ社長の瞳のブルー、いつ見ても綺麗だね~。

藍華:
はい、抜き打ちテスト!

灯里:
えぇっ!

藍華:
何故、ウンディーネの会社では、
アクアマリンの瞳の猫を社長にしているでしょう?
30文字以内で答えよ!

灯里:
え、えと、
「アクアマリンは船の安全を守る女神といわれているから」
30字!

藍華:
うん、まあまあね。
どうぞ。

灯里:
ありがと~。

藍華:
勉強してるじゃない。

ARIA社長:
ぷいにゅ~!

灯里:
そりゃあね。でも青い瞳の猫を安全の象徴として社長にするって
最初に決めたのは誰なんだろうね?

ヒメ社長:
にゃにゃ~!

ARIA社長:
ぷいにゅ~!

藍華:
さあねぇ~。

灯里:
なんかそれって素敵だね~。

藍華:
恥ずかしいセリフ、禁止!

灯里:
エェ~!

ARIA社長:
ぷいにゅ。

ヒメ社長:
にゃ!

灯里&藍華:
あ、

あ。

晃が部屋に入ってくる

晃:
こら藍華!何をのんびりくつろいどるか!

灯里:
あ、晃さん!

藍華:
あ、えーと今日はアクアアルタだし、
練習もお休みかな~って…。

晃:
お前みたいな半人前に、休みは無い。

藍華:
でも、こんな日にゴンドラは…。

晃:
シャーラップ!
体力づくりや歌の練習、腕立て腹筋!ヒンズースクワット!
なんでもできんだろ。

灯里:
うぇっ、厳しい…。

晃:
ん、お前は確か、ARIAカンパニーの…。

灯里:
はい、水無灯里です。

晃:
漫才コンビの相方だな。

灯里:
漫才、ですか?

晃:
シングルのくせに客を乗せて、
藍華と珍道中したそうじゃないか。

灯里:
はぁ…。

藍華:
いくらなんでも、そんな言い方は…。

晃:
まったく、アリシアの奴、甘すぎるにも程があるわ。
困ったもんだ。
あいつは昔っからそうだ。いつもいつもヘラヘラ笑って

藍華:
アリシアさんのこと、悪く言うのやめてください。

晃:
何?

藍華:
アリシアさんは、晃さんと違って優しいんです。

晃:
お前のような甘ったれが甘やかされて、
一人前になれると思うのか?

藍華:
アリシアさんなら、理由も聞かずに頭ごなしに怒鳴ったりしません!

晃:
そんなにアリシアが良けりゃ、ARIAカンパニーに行け!

ARIA社長:
にゅ!?

灯里:
藍華ちゃん、ちょっと落ち着いて、ね?

藍華:
わかった。

灯里:
ふぅ~。

藍華:
私、ARIAカンパニーへ行きます。

灯里:
ふぅ、
…えぇ~!

藍華:
もう姫屋には戻ってきませんから!

じゃあ!

灯里:
藍華ちゃん、謝って!練習しよ!ヒンズースクワットやろう!

藍華:
何でよ、あたし悪くないのに!
なんで謝るのよ、もう行くわよ灯里!

灯里:
藍華ちゃん…。

晃:
はぁ…。
お前も行かなくていいのか?

灯里:
え、はい、行きます、失礼します!

ARIA社長:
ぷ、ぷい~!

藍華ARIAカンパニーへ家出

アリシア:
あらあらあらあら。
泊まりたい?

藍華:
はい!
できれば、ARIAカンパニーに入れてください!

灯里:
藍華ちゃん…。

藍華:
どうか、お願いします!
とりあえず、腕によりをかけておいしい晩御飯作りますから!

藍華晩御飯作る

灯里:
そんな美味しそうに作っちゃったら、本当にARIAカンパニーに入ることになっちゃうよ?
もう戻れなくなったらどうするの?

藍華:
塩。

灯里:
はい…。

藍華:
特製、藍華チャーハン完成!

灯里:
はぁ~!

藍華:
お待たせしました~。

灯里:
うわ~、なんかすごい~。

アリシア:
まあまあまあ!

ARIA社長:
ぷいにゅ~!
ぷい~

灯里:
はむ…はむ…

灯里&アリシア:
おいしい!

ARIA社長:
ぷいにゅ~!

藍華:
はっはっはぁ~!

アリシア:
藍華ちゃん、本当にお料理上手なのね~。

藍華:
え?まあ、それほどでも…。

ん!?
灯里!御飯粒ついてる!

灯里:
はひっ!

あははは。

藍華:
まったく!晃さんがいたら、
「コラー!ガツガツ食べるなー!行儀の悪いー!」
って怒鳴られてるところよ?

灯里:
そ、そうなの?

藍華:
それだけじゃないわよ~?
ウンディーネとしての技術だけじゃなくて、
やれ腹出して寝るなー!とか
やれ部屋を散らかすなー!とかとにかくうるさいの。
アリシアさんとオレンジぷらねっとのアテナさんと並んで
水の三大妖精の一人って言われてるけど、私に言わせれば、鬼ね!

灯里:
鬼?

藍華:
そう、鬼!
鬼教官!

灯里:
へぇ~、アリシアさんとは全然違うタイプなんだね~。

アリシア:
晃ちゃんは一見厳しいけれど、ホントはすごく優しいのよ。

藍華:
そうでしょうか…。

アリシア:
ええ、藍華ちゃんが知ってる通りにね。
うふふ。

灯里:
あ~。

ARIA社長:
ぷい~

アリシア:
あらあらあら。よっぽど藍華ちゃんの猫飯がおいしかったのね。

ARIA社長:
ぷいにゅ~

灯里の部屋でお休み

藍華:
あ~あ、アリシアさんとお泊りできると思ったのに、
別なところにお家あるんだ~。がっかりよもう~。

灯里:
でもさ、三大妖精っていっても一緒にいるところ見たこと無いね~。

藍華:
やっぱり、商売敵だからじゃない?

灯里:
そうなの?

藍華:
はっきり言って、晃さんはアリシアさんをライバル視してるから。

灯里:
本当?

藍華:
そうよ。それなのに私がアリシアさんラブだから、嫉妬してんのよ。

灯里:
藍華ちゃんは本当にアリシアさんラブなんだね~。

あ?

藍華:
四年位前だったかな~?
理由は忘れちゃったけど、私、すっごく落ち込んでて…。
今日みたいに家を飛び出したんだけど…。行くところもなくて…。

4年前の回想
藍華:
え?

アリシア:
こんにちは。

藍華:
え…。う…。

あ!(靴を川に落とす)

アリシア:
濡れちゃったね…。
乾くまで乗ってく?

藍華:
え?

アリシア:
じっとしててね。

藍華:
うん…。

藍華ナレーション:
あの時アリシアさんはまだシングルで、
落ち込んでる私を内緒でゴンドラに乗っけてくれて、
日が暮れるまでずっと一緒に居てくれたの。

アリシア:
はい、できた!

藍華:
は~。

あ~!

アリシア:
ふふ、どう?元気でた?
女の子はね、髪型を変えると歩き方まで変わるのよ。

藍華:
あ…。

アリシア:
さあ、そろそろ帰りましょうか。

藍華:
はい…。

回想終了

灯里:
へぇ、そんな事があったんだ。

藍華:
アリシアさんは覚えてないと思うけど、
でも、それがきっかけなんだよね、私がウンディーネになるって決めた。
いつかはあんな素敵な人になりたいなーって。
だからあたしにとって、アリシアさんは特別な存在なの。

灯里:
そうか~

藍華:
私が姫屋の子じゃなかったらな~。
そしたら絶対ARIAカンパニーに入るのに!
代わって灯里~!

灯里:
ふふふ…って冗談だよね?

藍華:
マジで。

灯里:
エェー!

ARIA社長:
ぷいにゅ…ぷいにゅ…

藍華:
んあ~!

灯里:
あ、藍華ちゃんったら…。

次の朝

晃:
たのも~!

藍華:
ひぎゃ!

晃:
た~の~も~!

灯里&藍華:
ひぃ~!

藍華:
ぎゃーーーーーーす!

晃:
10数えるうちに降りて来い!
さもないとネオ・アドリア海に沈めるぞ!
1!2!3!4!

灯里&藍華:
ううう…。
ひぃ~!服、服~!

ARIA社長:
ぷぎっ!

藍華:
あぁごめんARIA社長!

アリシア:
あら珍しい。
お久しぶりね晃ちゃん。

晃:
アリシア?何でお前がここにいるんだ?

藍華:
はぁ…はぁ…
ここ、ARIAカンパニーですから!

アリシア:
あらあら。

晃:
藍華帰るぞ!
こんなところにいたら、あらあらがうつる!

アリシア:
あらあら。

晃:
私に言いたいことがあるなら聞いてやろう。
何が気に入らない?

藍華:
そういう横暴なところです。

晃:
こんな優しい良い先輩他におらんだろう?

藍華:
いまくりです!アリシアさんとかアリシアさんとかアリシアさんとか
アリシアさんとかアリシアさんとか…。

アリシア:
あらあら

晃:
うっせ黙れ!

灯里&藍華:
ひぃ!

アリシア:
あらあらあら。

晃:
おめーもあらあらうるせー!

アリシア:
あら?

晃:
いい人ぶって他所の社員をお泊りとかさせてんじゃねー!

アリシア:
あらあら。

晃:
それだ…そのお得意の小悪魔スマイルでいつもおいしいとこを全部持って行きやがる。
昔っからそうだった…。

昔のアリシア:
私もやる!私もやる!私もやる!私もやる!

晃:
幼馴染の私がウンディーネになるって言ったら真似しやがるし。

二人で一緒にプリマになろうって誓い合ったのに

自分だけ先にプリマに昇格しやがるし!

昔のアリシア:
おっ先~!

アリシア:
あらあら。

晃:
ってゆーかあたしより肌白いし!

アリシア:
うふふ。

晃:
あたしより食べても太らない体質~みたいな?

アリシア:
あらあらあら。

晃:
ムッ!

あらあら禁止!

アリシア:
うふふ。

晃:
うふふも禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。

晃:
どっちも禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。

晃:
禁止!

アリシア:
うふふ。

晃:
禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。

晃:
禁止!禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。

晃:
禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。

晃:
禁止!

アリシア:
あらあらうふふ。…

晃:
禁止!禁止!…

藍華:
幼馴染って言った?

灯里:
言ってた。

晃:
じゃあこうしよう!

灯里&藍華:
うわ~あ!

晃:
お前らこれからレースをしろ。

灯里&藍華:
レース?

晃:
そうだ。もし藍華が負けたら速攻連れて帰る。
だがもし勝ったら、その時は好きにしろ。

灯里:
えぇ~、どうしてそうなるんですか~?

藍華:
わかりました!

灯里:
うぇ~、なんでわかっちゃうの?

レース

晃:
構え!

灯里:
えぇ~

晃:
よーいスタート

灯里:
はやっ!

灯里:
藍華ちゃんどうするの?
本気で姫屋を辞めちゃうつもりなの?ねぇ?
(藍華ちゃん…。)

アリシア:
どうなるのかしらね~。

晃:
知るか。それは藍華次第だ。

アリシア:
あらあら、うふふ。

晃:
それ、禁止だって言っただろう…?

アリシア:
お茶でも飲む?

晃:
飲む。

アリシア;
はい。

灯里:
(逆漕ぎしてでも私が勝つしかないの…?)
あれ…?
え、藍華ちゃん待って!

藍華:
ついてきて~灯里~。

灯里:
それはいいけど…。
どこいくの~っととと。

あの、藍華ちゃん、なんかそっち、通れなくなってるような…。

藍華:
いいのよ。

灯里:
くるみパン?

藍華:
そ、ここのくるみパン、晃さんの大好物なのよ。

灯里:
じゃあ、えーとレースは~

藍華:
別にいいの。晃さん、私に気を使ってレースなんて言い出しただけなんだから。

ヒメ社長:
にゅ~。

ARIA社長:
にゅ、にゅ、

灯里:
はい~?

藍華:
回り道でもしながら、のんびり戻ろうよ。

あたし一応、姫屋の跡取りだからさ。
周りの社員はみんな遠慮して、私のことさん付けなのよ。
呼び捨てなのは晃さんだけ。
あたしに真っ直ぐぶつかってきてくれるのは、あの人だけなのよね…。

灯里:
なるほど、そういうことですか。

灯里&藍華:
あ、あぁ~!

藍華:
ここ、こんな綺麗な広場だったんだ~。

灯里:
晃さんって、アクアアルタみたい。

藍華:
え?

灯里:
藍華ちゃんの心に波々と満ちて染み込んで、
いつもと違う顔を見つけてくれる。

藍華:
恥ずかしいセリフ、禁止!

灯里:
禁止禁止って言うとこ、晃さんそっくり。

藍華:
…そうかも。

アリシア:
弟子は師匠に似るって言うけど、ホントね。

晃:
藍華は、私と違って、ガサツでもひねくれものでもないぞ。

アリシア:
そうね。だから帰らなきゃ~と思ったらわざと負けるわね潔く。

晃:
どうかな…。あいつはお前に憧れているから本気で頑張るかもな…。
もしそん時は私が会社に掛け合ってやろうと思っている。

いい子なんだよ、あいつは。

アリシア:
意地っ張りで頑固だけれど、
真っ直ぐで一生懸命で優しい。
やっぱり藍華ちゃんは晃ちゃんそっくり。

晃:
すわっ!
おのれのそういうとこが大っ嫌いなんじゃあ!
あっ!

灯里&藍華:
あああ…。ううう…。

レース放棄で戻って来たら…。

晃:
で~、なんで二人で仲良くのんびり帰ってきたのかにゃ?

藍華:
レースだったらやめちゃいました~。

晃:
すわ~っ!

藍華:
これ!お詫びのしるしです!

晃:
あ…。

セーーーーフ!

藍華:
ホッ。

ARIA社長:
ぷいにゅ~

晃:
帰ったらすぐ練習だからな!

藍華:
本当は勝てるレースだったんです~。

晃:
言い訳禁止。

アリシア:
あらあらあら

晃:
あらあら禁止!

灯里ナレーション:
いつもの景色がいつもと違って見えると
いつもは見えない大切な何かが見えてくるような気がします。
私もいつか、アリシアさんとあんな風に、なれたらいいな!

アリシア:
うふ。

灯里:
ふふっ…。

エンディング曲

次回予告
灯里:
藍華ちゃん、あの子誰?

藍華:
知らないの?…私も知らないや…。

灯里:
あなた名前なんて言うの~?

アリス:
でっかいうるさいです。

灯里:
次回、その 透明な少女と…
素敵なひと時を、ご一緒しましょう。




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