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サプレッサー」(2011/10/29 (土) 21:23:01) の最新版変更点

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#contents ---- **サイレンサーとサプレッサーは何が違うんでしょう? サイレンサーは「消音器」 サプレッサーは「減音器」 銃の発射音は完全に消音できないから、サプレッサーが正しい用語。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1020581180 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4791924.html #right(){()} 発射ガスが多い場合、銃口を出てからも弾丸が加速される事があり、これをジェットエフェクトと言いますが、 サプレッサーの構造は、これらの高温高圧のガスを筒内にて段階的に拡散する事で 大気圧との圧力差を小さくし、発射騒音を減じるようになって居ます この為、銃口外の発射ガスによる外乱要素が小さくなる為、条件によっては命中精度の向上と言う副作用もあります。 #right{(508:860:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **サイレンサーを装着すると、銃声が消されるのは、どういう仕組みなんですか? 自動車やバイクのマフラーと構造は同じです。 一時的に発射ガスをスペースで、膨張と拡散させ保留することで発射音を下げてます。 #right(){(20:一等自営業 ◆kawD31MU)} **サイレンサー付の銃って「プシュ」って小さい音なの? サウンドサプレッサーの効果についてですが、映画のようにほとんど音がしない、 というわけにはいきません。過去ログにもありますが、サウンドサプレッサーは あくまでチャンバーと外気の圧力差を減らすだけでして、当然のことながら 銃のメカニカルな部分の音は消すことができません。 >それと、大抵は先端に細長い筒状の物がついていますが、あれが消音装置なんですか? そうです。他にも団子型、ドラム型などもあります。 #right(){(21:605)} **サイレンサーつけたら命中率って高くなるのかな? サプレッサーは重量バランスが前方に移動するので、射撃時の安定性に幾分寄与します 弾道を極力乱さないように工夫されており、また製品によっては初速を向上させるものもあります 照準が安定して弾道性能が改善する製品もあります。 #right(){(三等自営業 ◆LiXVy0DO8s:一部修正)} **サイレンサーで質問なんですけど、ねじ込んで装着する物なのでしょうか。 本当のサイレンサー銃は、バレルを延長してその外側にねじを切って装着しています。 サイレンサーはその銃の専用品だと思います。 #right(){(36:980)} **実銃のサプレッサーって一回使ったらもう使えないんですか? ノイズ・サプレッサー(消音器)の事でしょうか? であれば、 以前は燃えかすなどが溜まって弾道が変化してしまうため、一弾倉使用後 には外して分解掃除し、また銃に組み付けてゼロイング(照準調整)が 必要でした。現在ではこの点がかなり改善され、ワン・ミッションの間 程度なら、組み付けっぱなし、掃除なしである程度安定した弾着が得られるそうです。 #right(){(50:806)} **小銃のサプレッサーの先から発砲炎が出ることってありますか? 減音器(サプレッサー)は構造上、発射ガスの温度を下げ、ガスを筒内に拡散させる事で減音効果を得ているので、 これを装着した場合は、通常発砲炎が出る事は殆どありません。 #right(){(543:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **TVなどで殺し屋などが、拳銃の先にサイレンサーを付けますがあれで本当に音が消えるんですか?また、どういった仕組みで消えるのか? >どんな銃でも付ければ音が消えるのか? 付けた際のデメリットは? 音がしないなら全部の拳銃にサイレンサーを付ければ良いのでは? 銃器を発砲すると薬室内に高圧のガスが発生します。この圧力を利用して 弾丸を飛ばす訳ですが、薬室外との気圧差のため音が発生します。 消音器はこの気圧差を徐々に減らすような仕組みになっています。 消音効果ですが銃のスプリングの音が聞こえるくらいすぐれたものから、 コルク栓を抜いた程度の音がしてしまうものまで色々だそうです。 デメリットとしては重心が前によってしまうため銃をポイントするさいに 問題が生じる、というのがあります。 音は消えません。小さくなるだけです。 一般的には発射ガスの急速な膨張による爆発音を抑えるために ガスをサイレンサー内である程度拡散させて放出します。車のサイレンサー(マフラー)と一緒です。 デメリットはデカくなる事です。拳銃だと長さが倍以上になります。 要するに自動車のマフラーと理屈は一緒です。 高圧の燃焼ガスが銃弾を飛ばす力になるわけですが、 そのガスが銃口から出るときには一気に拡散するわけで そのときに激しく音がします。 その拡散の速度をゆるめることで、 激しい音を静めるのがサイレンサーの役割です。 そういうわけなので銃の性能にはあまりいい影響与えるもんでもないし、 何より取りまわしが悪くなるので「目立ちたくない」というとき以外には使わないもんです。 また音が小さくなるといっても、まったく無音になるわけではもちろんないです。 あくまで「パーン」と目立つ音をさせるよりはマシだろ、という程度ですので。 #right(){(9:145-147)} 北京で微声短機関銃を射撃しましたが、完全には射撃音は 消えません。弱装弾なら、かなり小さくなります。 サイレンサーの構造は安物は、車のマフラーと同じです。 高い商品はマフラー構造が半分、あと半分はガス拡散室に なっており極細のワイヤーが燃焼して発射エネルギーを 吸収します。つまり極細のワイヤーの交換が必要です。 モサドのヒットマンはサイレンサーを使わず、22口径の 弱装弾で相手の数メートル手前から、目を狙って射撃しました。 100メートル離れると射撃音には聞こえないと書いてあります。 #right(){(9:一等自営業)} **リボルバーの拳銃にサイレンサーって意味あるんですか? 全く意味はない。 マズルからの発射音は確かに減るが、リボルバーの場合、シリンダーとフレームの隙間から音がかなり漏れるから意味が無い。 #right(){(21:563)} **拳銃にサイレンサーをつけると、命中精度が落ちる、殺傷距離が縮む、などの副作用はありますか? サウンドサプレッサをつけると銃の重心が前に移動するため ポイントするのがやや難しくなります。 #right(){(22:658)} **サプレッサーって何回か使用すると使えなくなるものなのですか? 古いタイプではけっこうメンテが要りました。ひどいのは一弾倉ごと。 最近のものは(弾薬がまともなら)時々メンテすればいい程度のものになってます。 メンテすれば繰り返し使えます。メンテ不要、ってのはありません。 ここが詳しいから、興味あるなら熟読してください。 http://guns.connect.fi/rs/index.html #right(){(330:752)} **サイレンサーでも薬莢を放り出すところから音が漏れちゃう気がするのですけれども 通常弾薬並み亜音速弾薬にサイレンサーを付けただけでは消音効果は限られますし、 スライドの作動音も無視できません。そこで、ガス漏れ防止装置付きのリボルバーに サイレンサーを付けることが考えられ、その意味でナガンM1895リボルバーなどが 挙げられることもあります。 しかし、消音効果であれば、サイレンサーの使用ではなく、消音弾薬の使用がもっとも効果的となります。 これは火薬ガスを薬莢内に留め、薬莢内のシリンダーの動きで弾薬を射出するものです。 低威力とはなりますが、発射音は皆無、作動音も極小です。ロシアのS4MやSP-4、アメリカのQSPRなどが有名です。です。 #right(){(679:system ◆systemVXQ2)} **サイレンサーがマズルブレーキの役割もあるらしいですが本当でしょうか? 拳銃に限らず、サプレッサーは多少反動を抑制する働きがあります。 反動抑制に特化した仕掛けはマズルブレーキといわれます。 ただし、拳銃の場合は発射ガスのエネルギーは反動の10~15%に過ぎず、 その半分を抑制できたとしても効果は知れています。よく比べてわかる程度でしょう。 逆に高速弾を撃ち出す口径の大きな銃ほど効果は大きくなり、 アサルトライフルでは一般に反動の30%程度、対物狙撃銃などでは50%近くが 発射ガスによると考えられます。これらでは十分有効でしょう。 ただし、完全に発射ガスをコントロールするには重くてでかい仕掛けが必要になりますし、 最大のマズルブレーキ効果を得ようとすると発射ガスを射手に向かって噴き出すことになり、 これはこれで面白くない結果となるでしょう。 #right(){(279:139)} **ティルトバレルの拳銃に消音機を付けると消音機の重量でバレルの動作に支障が出るような気がしますが、実際はどうなるのでしょうか サウンドサプレッサー:減音器(消音器)を装着した場合、遊底を固定して射撃するという使用条件もありますが 最新の戦術思想では拳銃等の装備は室内の戦闘などを考慮し発射音を低減して運用するというのがあります そのため場合消音効果はそこそこで重量の軽いサプレッサー本体を使い、 リコイルスプリングの交換等の対策無しでも半自動で作動させるのが最近の法執行や軍事作戦の主流です。 #right(){(262:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} ----
#contents ---- **サイレンサーとサプレッサーは何が違うんでしょう? サイレンサーは「消音器」 サプレッサーは「減音器」 銃の発射音は完全に消音できないから、サプレッサーが正しい用語。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1020581180 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4791924.html #right(){(加筆修正)} 発射ガスが多い場合、銃口を出てからも弾丸が加速される事があり、これをジェットエフェクトと言いますが、 サプレッサーの構造は、これらの高温高圧のガスを筒内にて段階的に拡散する事で 大気圧との圧力差を小さくし、発射騒音を減じるようになって居ます この為、銃口外の発射ガスによる外乱要素が小さくなる為、条件によっては命中精度の向上と言う副作用もあります。 #right{(508:860:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **サイレンサーを装着すると、銃声が消されるのは、どういう仕組みなんですか? 自動車やバイクのマフラーと構造は同じです。 一時的に発射ガスをスペースで、膨張と拡散させ保留することで発射音を下げてます。 #right(){(20:一等自営業 ◆kawD31MU)} **サイレンサー付の銃って「プシュ」って小さい音なの? サウンドサプレッサーの効果についてですが、映画のようにほとんど音がしない、 というわけにはいきません。過去ログにもありますが、サウンドサプレッサーは あくまでチャンバーと外気の圧力差を減らすだけでして、当然のことながら 銃のメカニカルな部分の音は消すことができません。 >それと、大抵は先端に細長い筒状の物がついていますが、あれが消音装置なんですか? そうです。他にも団子型、ドラム型などもあります。 #right(){(21:605)} **サイレンサーつけたら命中率って高くなるのかな? サプレッサーは重量バランスが前方に移動するので、射撃時の安定性に幾分寄与します 弾道を極力乱さないように工夫されており、また製品によっては初速を向上させるものもあります 照準が安定して弾道性能が改善する製品もあります。 #right(){(三等自営業 ◆LiXVy0DO8s:一部修正)} **サイレンサーで質問なんですけど、ねじ込んで装着する物なのでしょうか。 本当のサイレンサー銃は、バレルを延長してその外側にねじを切って装着しています。 サイレンサーはその銃の専用品だと思います。 #right(){(36:980)} **実銃のサプレッサーって一回使ったらもう使えないんですか? ノイズ・サプレッサー(消音器)の事でしょうか? であれば、 以前は燃えかすなどが溜まって弾道が変化してしまうため、一弾倉使用後 には外して分解掃除し、また銃に組み付けてゼロイング(照準調整)が 必要でした。現在ではこの点がかなり改善され、ワン・ミッションの間 程度なら、組み付けっぱなし、掃除なしである程度安定した弾着が得られるそうです。 #right(){(50:806)} **小銃のサプレッサーの先から発砲炎が出ることってありますか? 減音器(サプレッサー)は構造上、発射ガスの温度を下げ、ガスを筒内に拡散させる事で減音効果を得ているので、 これを装着した場合は、通常発砲炎が出る事は殆どありません。 #right(){(543:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **TVなどで殺し屋などが、拳銃の先にサイレンサーを付けますがあれで本当に音が消えるんですか?また、どういった仕組みで消えるのか? >どんな銃でも付ければ音が消えるのか? 付けた際のデメリットは? 音がしないなら全部の拳銃にサイレンサーを付ければ良いのでは? 銃器を発砲すると薬室内に高圧のガスが発生します。この圧力を利用して 弾丸を飛ばす訳ですが、薬室外との気圧差のため音が発生します。 消音器はこの気圧差を徐々に減らすような仕組みになっています。 消音効果ですが銃のスプリングの音が聞こえるくらいすぐれたものから、 コルク栓を抜いた程度の音がしてしまうものまで色々だそうです。 デメリットとしては重心が前によってしまうため銃をポイントするさいに 問題が生じる、というのがあります。 音は消えません。小さくなるだけです。 一般的には発射ガスの急速な膨張による爆発音を抑えるために ガスをサイレンサー内である程度拡散させて放出します。車のサイレンサー(マフラー)と一緒です。 デメリットはデカくなる事です。拳銃だと長さが倍以上になります。 要するに自動車のマフラーと理屈は一緒です。 高圧の燃焼ガスが銃弾を飛ばす力になるわけですが、 そのガスが銃口から出るときには一気に拡散するわけで そのときに激しく音がします。 その拡散の速度をゆるめることで、 激しい音を静めるのがサイレンサーの役割です。 そういうわけなので銃の性能にはあまりいい影響与えるもんでもないし、 何より取りまわしが悪くなるので「目立ちたくない」というとき以外には使わないもんです。 また音が小さくなるといっても、まったく無音になるわけではもちろんないです。 あくまで「パーン」と目立つ音をさせるよりはマシだろ、という程度ですので。 #right(){(9:145-147)} 北京で微声短機関銃を射撃しましたが、完全には射撃音は 消えません。弱装弾なら、かなり小さくなります。 サイレンサーの構造は安物は、車のマフラーと同じです。 高い商品はマフラー構造が半分、あと半分はガス拡散室に なっており極細のワイヤーが燃焼して発射エネルギーを 吸収します。つまり極細のワイヤーの交換が必要です。 モサドのヒットマンはサイレンサーを使わず、22口径の 弱装弾で相手の数メートル手前から、目を狙って射撃しました。 100メートル離れると射撃音には聞こえないと書いてあります。 #right(){(9:一等自営業)} **リボルバーの拳銃にサイレンサーって意味あるんですか? 全く意味はない。 マズルからの発射音は確かに減るが、リボルバーの場合、シリンダーとフレームの隙間から音がかなり漏れるから意味が無い。 #right(){(21:563)} **拳銃にサイレンサーをつけると、命中精度が落ちる、殺傷距離が縮む、などの副作用はありますか? サウンドサプレッサをつけると銃の重心が前に移動するため ポイントするのがやや難しくなります。 #right(){(22:658)} **サプレッサーって何回か使用すると使えなくなるものなのですか? 古いタイプではけっこうメンテが要りました。ひどいのは一弾倉ごと。 最近のものは(弾薬がまともなら)時々メンテすればいい程度のものになってます。 メンテすれば繰り返し使えます。メンテ不要、ってのはありません。 ここが詳しいから、興味あるなら熟読してください。 http://guns.connect.fi/rs/index.html #right(){(330:752)} **サイレンサーでも薬莢を放り出すところから音が漏れちゃう気がするのですけれども 通常弾薬並み亜音速弾薬にサイレンサーを付けただけでは消音効果は限られますし、 スライドの作動音も無視できません。そこで、ガス漏れ防止装置付きのリボルバーに サイレンサーを付けることが考えられ、その意味でナガンM1895リボルバーなどが 挙げられることもあります。 しかし、消音効果であれば、サイレンサーの使用ではなく、消音弾薬の使用がもっとも効果的となります。 これは火薬ガスを薬莢内に留め、薬莢内のシリンダーの動きで弾薬を射出するものです。 低威力とはなりますが、発射音は皆無、作動音も極小です。ロシアのS4MやSP-4、アメリカのQSPRなどが有名です。です。 #right(){(679:system ◆systemVXQ2)} **サイレンサーがマズルブレーキの役割もあるらしいですが本当でしょうか? 拳銃に限らず、サプレッサーは多少反動を抑制する働きがあります。 反動抑制に特化した仕掛けはマズルブレーキといわれます。 ただし、拳銃の場合は発射ガスのエネルギーは反動の10~15%に過ぎず、 その半分を抑制できたとしても効果は知れています。よく比べてわかる程度でしょう。 逆に高速弾を撃ち出す口径の大きな銃ほど効果は大きくなり、 アサルトライフルでは一般に反動の30%程度、対物狙撃銃などでは50%近くが 発射ガスによると考えられます。これらでは十分有効でしょう。 ただし、完全に発射ガスをコントロールするには重くてでかい仕掛けが必要になりますし、 最大のマズルブレーキ効果を得ようとすると発射ガスを射手に向かって噴き出すことになり、 これはこれで面白くない結果となるでしょう。 #right(){(279:139)} **ティルトバレルの拳銃に消音機を付けると消音機の重量でバレルの動作に支障が出るような気がしますが、実際はどうなるのでしょうか サウンドサプレッサー:減音器(消音器)を装着した場合、遊底を固定して射撃するという使用条件もありますが 最新の戦術思想では拳銃等の装備は室内の戦闘などを考慮し発射音を低減して運用するというのがあります そのため場合消音効果はそこそこで重量の軽いサプレッサー本体を使い、 リコイルスプリングの交換等の対策無しでも半自動で作動させるのが最近の法執行や軍事作戦の主流です。 #right(){(262:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} ----

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