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**明治陸軍は初期に師団ではなく鎮台という単位を持っていたそうですが、この鎮台の長はなんという役職なのでしょう?
確か司令長官だったかと記憶しています。
これは後の師団に当たるものですが、国内治安対策用の編成で地方軍と
言う性格でした。
東京、大阪、鎮西(熊本後に小倉)、東北(仙台後に石巻)に設置され、
主に各藩(後に県)から士族を募り(壮兵)、近衛と併せて常備軍になっています。
その後、壮兵だけでは反乱が勃発した際に、寝返る可能性があるため、山県
によって徴兵令が施行され、各鎮台に徴兵が入ることになりました。
明治6年、名古屋、広島にも設置されています。
明治21年に国内情勢が一段落し、外征を考慮する様になると師団と改称されました。
鎮台の下には連隊が来ます。
編成としては、各軍管区に分かれ、
第一軍管区=鎮台(東京) 第一歩兵連隊(東京) 第二(佐倉) 第三(新潟)
第二軍管区=鎮台(仙台) 第四(仙台) 第五(青森)
第三軍管区=鎮台(名古屋) 第六(名古屋) 第七(金沢)
第四軍管区=鎮台(大阪) 第八(大阪) 第九(大津) 第十(姫路)
第五軍管区=鎮台(広島) 第十一(広島) 第十二(丸亀)
第六軍管区=鎮台(熊本) 第十三(熊本) 第十四(小倉)
となっています。
各連隊は初期には二個大隊で編成され、西南戦争直前に三個大隊に拡張しています。
なお、各鎮台には分営と称するものがあり、各道府県に設置されています。
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