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#CONTENTS ---- **片肺飛行のA-10がガトリングをぶっ放すと失速してしまうと言うのは、ガセですか? 計算上は十分あり得ることです。単なるガセではありません。 実験したかどうかは知りませんが。 #right(){(14:280)} **A-10ってあの速度なら何でジェットになったんだろ? このA-Xに求められたものは、 ○口径30mmのガトリング機関砲の装備 ○16,000lb(7,258kg)以上の兵装搭載能力と戦場での長い滞空能力 ○1,000ft(305m)以下での高機動性 ○前線の短い滑走路を使用できるSTOL能力 ○被弾に耐えうる高い生存性 等であった。また、CAS専用の機体として前線での運用性を高めるため、 高度な電子戦装置や航法装置は不要とされ、代わりに高い整備性を有し、 稼働率を高めることを要求された。また、機体価格を極力低く(14万ドル) 抑えることも要求の一つであった。 ttp://www2.odn.ne.jp/flip-around/military-aircraft/a10.htm 大出力のエンジンはそれに見合ったおっきいプロペラつけるけど、前線で これの取り付け、取り外しやアライメントの調整なんかやりたくないよ! ってことだったのかも。 #right(){(19:ふみ)} **A-10の尾翼はエンジンノズルの後ろに付いてますが尾翼の塗装が焼けたり煤けたりしなかったのでしょうか? >又、尾翼の外板が熱で歪んだりしなかったのでしょうか?エンジンと尾翼の位置関係をもういちど良く見てご覧。 別に排気に触れるような位置に尾翼があるわけじゃない。 それにA-10のエンジンは高バイパス比のターボファンで、排気温度はもともと低い。 #right(){(38:217)} **A-10とは、何でしょうか? A-10は対地攻撃機です。 特徴は、 ・兵器搭載量がとにかく多い。 ・戦車も倒せる30mm対地バルカンを装備。 ・ジェット機なのだが、プロペラ機並みの速度。 湾岸戦争では戦車の攻撃で活躍しました。 開発の発端は、空軍が当時、陸上部隊を近接支援する適当な攻撃機が無かったからだそうです。 近接支援とは、つまり、近づいて見方の近くの敵を爆撃することです。 天敵は戦闘機です。 #right(){(71:えICBM)} A-10 サンダーボルトⅡ攻撃機です 近接航空支援(CAS)に特化した機体です 低空機動性と兵装搭載量の確保のため直線翼を採用したり 排気温の低いターボファンエンジンをポッド式で採用し、 さらに、地上からエンジンを隠すように尾翼を配置するなど 機体設計はCAS任務に徹底したものになっています 参考 ttp://www.wpafb.af.mil/museum/research/attack/a6/a6-16.htm(英文) #right(){(71:名無しAPG ◆T8Jo8csczo)} A-10は、湾岸の時に滞空時間が長いのと兵装搭載量が多いのでスカッド狩りとか、 被撃墜パイロットのSARにも使われていたはず #right(){(71:947)} **A-10の後がまは何になるんでしょう A-10は全天候能力が低く、レーダー装備も貧弱、空港設備が必要、C-5などでの移動が出来ない、 ヘリの攻撃兵装の性能が上がった、敵防空兵器の攻撃範囲を通過せざるを得ない、etcetcで運用が難しいと言うことで 2015年の国防予算案にて退役が決まりました。 http://ceron.jp/url/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140225-00000517-san-n_ame 結局は固定翼はもっと汎用に使えないとコストに見合わないと言うことらしいです。 そういうわけでA-10と同様のコンセプトの固定翼は作られないでしょう。 戦車狩り・・・最近は歩兵も侮れませんからねぇ #right(){(73:530)}※1退役のソース追加 ※2後に退役延長が決まった **スティンガー一発でA-10を撃墜出来ますか? 当たり所にもよるがエンジンが片方やられても即座に墜落はしないし、 ましてやアニメのように爆発四散するって事はないです。 #right(){(73:807)} **バグダッドを攻撃してるA-10は何かを見つけてからフレアを出しているんでしょうか >それとも何も無くても定期的(不定期?)にたれ流してるのでしょうか 攻撃をするときは高度を落としますが、そういう時が多いでしょう ・突っ込むときに見つかりたくないときには何も出さず ・攻撃後離脱するときには盛大に射出し ・やばそうだと思ったらいつでも とかでしょうか #right(){(77:181)} 真相はなかなかわからないでしょうが、一番怖いのは肩撃ちSAMなわけで パッシブ誘導ですから警報機はたぶん紫外 or 紫外/赤外フラッシュ検出 タイプ。A-10に自己防衛アップグレードで設置するとかしないとか、A-10は 退役するからやめとく、とかで結局どうなったんだか。いずれにせよ、なかなか 確実に、間に合うように肩撃ちSAM発射を見つけるのは難しいようですから、おそらく 攻撃行程に入ったらフレア発射、みたいにルーチンになっているものと思います。 やばめの地域の飛行場から離陸する輸送機がルーチンでフレア撃つみたいに。 ただ、今ふつうに配備されているフレアは地上火災誘発の可能性が一応あります から、通常は市街地上空での使用は禁止されています。でもバクダッドは 市街地ではなく戦場なのでOKなんでしょう。 #right(){(77:system)} **A-10のキャノピーは20mm弾に耐えられるのですか? >また、エンジンが小銃弾を吸い込んだら墜落してしまうのですか? >A-10のキャノピーは20mm弾に耐えられるのですか?  無理。 >また、エンジンが小銃弾を吸い込んだら墜落してしまうのですか?  墜落するかどうかはわからないが、エンジンは確実に壊れる。 #right(){(88:374)} 高バイパス比ターボファンだし確実に壊れるとは言えないと思われ。 #right(){(88:375)} ロシア製エンジンなら多少の小石吸いこんでも平気だシナ。 #right(){(88:376)} >ロシア製エンジンなら多少の小石吸いこんでも平気だシナ あれはインテークの中に金網を張っているせいでは? A-10では苦しいかと・・・。 #right(){(88:377)} ジェットエンジンもある程度FOD耐性があって、小石や雹、1.8kgも有る鳥とか打ち込んでテストしてるよ。 #right(){(88:391)} **A-10サンダーボルトⅡに装備されている30mm機関砲を発射したときに発生する反動がTF34-GE-100エンジンの推力を上まわりますか? 上回りません。 #right(){(97:130)} 正しくは反動は最大29kN程で、TF34の1発推力に及ばない。 #right(){(97:141)} **A-10サンダーボルトⅡにレーダーは装備されていますか? もちろん。 ただ全天候能力はない。 #right(){(97:911)} 輸出用として提案されている程度のようです。 #right(){(98:system)} **A-10をおもいっきりブン殴ったら凹むの? A-10の機体構造の一部はチタン装甲板のバスタブ構造で頑丈だけど 例えば後部胴体は極薄いアルミ構造で殴ったら凹みます #right(){(104:579)} 防御しすぎると飛行機は飛べません。 #right(){(104:583)} **A-10ってドッグファイトできるんですか? まぁマジな話、A-10は米空軍や海軍のDACTに参加して、ドッグファイトによる認定撃墜を 少なくとも数回は果たしている 実戦でうまくいくかどうかはやってみないとわからんね #right(){(106:404)} **A-10サンダーボルトは空中戦を行ったことがありますか? 湾岸戦争でヘリを撃墜した事はあります。30mm砲で。 #right(){(118:871)} >ミグと戦ったりしたことはないのかなー? なんで対地攻撃機が戦闘機と戦わなきゃいけないの? #right(){(118:874)} 判っていってると思うんだが、最高速722km/hの機体で、超音速機を相手にできると思う? 確かに、A-10の防弾装備や赤外線追尾ミサイルに対する配慮には、すごいものがあるが。 サイドワインダー積んでるのだって、ぶっ放して、相手が回避行動しているうちに逃げろ、という発想。 #right(){(118:875)} 30mm砲だよ。 撃墜したのは706th TFSのロバート・スウェイン大尉。 #right(){(118:879)} **A-10って初期のものはレーダー未搭載だったんでしょうか? A-10でレーダーを搭載した実用型はない。 レーダーとレーザー照準/照射装置を搭載し二人乗りにした型は 試作されたが採用されなかった(レーザーポッドはその後標準装備に)。 A-10が作戦行動をする空域の敵SAMサイトやレーダーサイトは事前に別の 部隊が潰しておくのが航空作戦の流れ。 それでも湾岸戦争の時は携行SAMで撃たれたり対空機関砲で撃たれたりして 損害を出している(でも撃墜された機は少ないのが流石)。  A-10は試作されたYA-10Bを除いてレーダーFCSを搭載していません。 A-10は、SAMで固められたような対空脅威の高い地域には基本的には投入されませんが、 小火器やMANPADなどに狙われるのはしょっちゅうで、大きな損害を受けながら帰り着きその頑丈さを賞賛されたりしています。 しかしまよく働く分 少なからぬ数が落とされてるのも確かです。 #right(){(264:61-63)} **ニコニコでA-10の動画見て気づいたんですけど前輪が中心線からずれてますよね? >気のせいですか? アベンジャーというガトリング砲を機体中心に搭載するためにずらした。 超強力な砲なので軸線上からズレてると射撃時に機体が旋回するという。 #right{(493:950)} **Su-25は多くの国に輸出されて売れているのに、何故A-10は運用しているのが米国だけという現状なんですか? A-10は味方の絶対的制空権下で敵の機甲部隊を攻撃するため”だけ”の飛行機なので、米軍以外だと使い道があんまりない。 ゲリラの掃討とかに使うには、装備が無駄に豪華(30mmガトリングとか)だし。 ただ、アメリカはNATO諸国(というか、西ドイツとイギリス)や日本にA-10を売り込もうとしたことはある。 でも単能機としては高価に過ぎるのと、全天候性能が低すぎるので興味を示してもらえなかった。 アメリカは複座にして全天候型にしたA-10の改良型も試作したが、更に高価になりその割には やっぱり使い道が限定されるのでアメリカ軍自身も採用せず、試作で終わった。 #right{(359:263)} **A-10は頑丈な攻撃機ですがその装甲は機体下面にしか施されていないのでしょうか? コクピット全周、エンジンまわりを中心にごっつい装甲されてます。 考えてみればわかりますが、時限信管の高射砲弾なんかは自機より上にあがって炸裂することもありますよね? そしたら破片は上から降ってくるわけです。 A-10はそうあっさり落ちる機体じゃありませんが、任務が任務なので被撃墜率は結構高いです。 湾岸戦争でも少なからず犠牲が出ました。 ただしその場合でもパイロットは無事だったりと、生残性の高さは実証されてます。 A-10の頑丈さは構造等からも出来ているもので(エンジンを離したデザインによる生存率の高さとかモロモロ) 装甲によるものだけでもなく、本来の使用目的である対地攻撃の際に被弾率の高くなる下面などの装甲が重視されているだけ。 打たれ強いとはいえ航空機である以上装甲するには限度があり上面のほうが薄いってだけかと。 #right(){(585:260,261)} **A-10はレーダーとかを積まないって聞いたんですけどそれは何故ですか? A-10はもともと対戦車対地支援専門だから、対空レーダーがいらない。 あと機首には30ミリが入ってるから、レーダーが入らない。 直線翼やら高位置エンジンやらと、まあ特殊な飛行機だわな フェアチャイルドは80年代初期にA-10の右脚収容部の前に民間型気象レーダーを積むことを提案 1機を改造して試験飛行で好成績を収めた で、米空軍は改修計画を立てたものの予算がつかずお流れ その後、TAX州空軍の何機かは地元のライオンズクラブだかなんだかの寄付で、レーダーを装備 したって記事が昔、航空ジャーナルに載ったことがある でも、他のソースは見当たらないし、当時の航空ジャーナルは今読み返すと誤報だらけなので 真偽はわからない #right(){(330:617,627)} **Aー10のガトリングってHEとAPDS混合らしいですがなんでAPDSのみにしないんです? >HEってそんなに装甲に有効でしたっけ? A-10が攻撃するのは装甲目標だけではないからな 一例だけど墜落した味方航空機乗員を救出するために、救難機が到着するまで A-10が墜落地点上空で護衛して、接近してきた敵の兵士輸送トラックなんかの 軟目標を攻撃するときなんかにはAPDSよりHEの方が有効 まあ装甲目標も比較的防御の薄い上部を撃たれることになるから HEでも有効なのかもしれないが #right(){(624:821)} **なぜアメリカのA-10は全く輸出されず、逆にロシアのSu-25は東欧諸国やアフリカなどに多数に輸出されているのでしょうか? COIN機というもっと安い機体がある。 たとえば、スーパーツカノなどが有名。ターボプロップの機体でそこそこの搭載量があり 長時間、滞空できるもの。 A-10はそれらと比べると高い。 #right(){(俺初質スレ430:373)} **A-10は30㎜ガトリング砲をぶっ放すと反動の力が凄すぎてブレーキがかかったように感じる、という逸話 A-10の30mmガトリングを最高速度で射撃すると、A-10のエンジン出力合計の半分に 相当する反動(45kニュートン)が発生する。 とはいえ、A-10は片肺でも十分飛行できるよう作られているので、 30mmを射撃し続けてもちゃんと飛べることになる。そもそも、そんなに長時間撃ち続けないので 問題ない。確か、通常の射撃では数km/hの速度低下が生ずる程度だったはず(要確認)。 #right(){(666:system ◆systemVXQ2)} **A-10って初期のものはレーダー未搭載だったんでしょうか? A-10でレーダーを搭載した実用型はない。 レーダーとレーザー照準/照射装置を搭載し二人乗りにした型は 試作されたが採用されなかった(レーザーポッドはその後標準装備に)。 A-10が作戦行動をする空域の敵SAMサイトやレーダーサイトは事前に別の 部隊が潰しておくのが航空作戦の流れ。 それでも湾岸戦争の時は携行SAMで撃たれたり対空機関砲で撃たれたりして 損害を出している(でも撃墜された機は少ないのが流石)。  A-10は試作されたYA-10Bを除いてレーダーFCSを搭載していません。 A-10は、SAMで固められたような対空脅威の高い地域には基本的には投入されませんが、 小火器やMANPADなどに狙われるのはしょっちゅうで、大きな損害を受けながら帰り着きその頑丈さを賞賛されたりしています。 しかしまよく働く分 少なからぬ数が落とされてるのも確かです。 #right(){(264:61-63)} **A-10機体強度高いし、武装なんにも積まない状態で音速出せるんじゃ? 無理なんだ 航空力学入門的な本の1冊でも読んでみりゃ納得できるさ 数式なしでもわかるように書いてあるのがほとんどだから 小学生でも理解できる #right(){(俺初質スレ436:651)} 高バイパス比ターボファンじゃ音速突破は難しいべ。 バイパス比下げたら燃費が悪くなって高度半径や滞空可能時間が低下してA-10 のメリットが台無し。 #right(){(俺初質スレ436:655)} A-10の超音速化構想というのもあることはあったんだ 翼型をスーパークリチカルウイングに近いものに変え、かつ薄翼化し、燃料消費の増加は アベンジャー砲を撤去して燃料搭載量を増やすことで埋め合わせる予定だった A-16計画に対抗するためのもんだったが、誰が考えてもあなたのいう通りA-10の美点を 消してしまうので、A-16が消えたら一緒に歴史の闇に埋もれてしまった #right(){(俺初質スレ436:657)} **A-10の開発経緯を調べていますルーデル氏が関わったのはどのような側面に関してなのでしょうか ・とにかく頑丈にしろ ・脚が壊れても着陸できるように収納時も半分露出しろ ・速度イラネ ・低空低速でも機動力確保しろ #right(){(俺初質スレ430:934)} 関与したことはありません。 A-10の開発計画であるA-Xプログラムにルーデルが関与したといった情報はそもそも&bold(){"Pierre Sprey"}という人物の証言しかありませんでした。その事にしても開発陣にルーデルの著書を読むように進言したという関与したと言っていいかもわからない曖昧なものです。 そしてこの&bold(){"Pierre Sprey"}という人物は長年A-10開発に携わったとされていましたが、その根拠とされていたものが「本人の自称」「&bold(){"John Boyd"}及び&bold(){"James Burton"}の著書」しか無く公的な資料がありませんでした、公的資料が無いのに長年この主張が信じられA-10の英語版Wikipediaにまで記載されたのは&bold(){"Pierre Sprey"}は国防総省に所属した防衛アナリストではあるという点です。 しかしながら最近では「関与したという公的資料が無い」「A-10が考案された時点で国防総省を辞めている」「&bold(){"John Boyd"}及び&bold(){"James Burton"}の著書にしても引用元が本人のインタビューからである」という点からA-10への関与はほぼ否定されており英語版Wikipediaの当該記述は削除されています。 #right(){(俺初質スレ430:---)} ----
#CONTENTS ---- **片肺飛行のA-10がガトリングをぶっ放すと失速してしまうと言うのは、ガセですか? 計算上は十分あり得ることです。単なるガセではありません。 実験したかどうかは知りませんが。 #right(){(14:280)} **A-10ってあの速度なら何でジェットになったんだろ? このA-Xに求められたものは、 ○口径30mmのガトリング機関砲の装備 ○16,000lb(7,258kg)以上の兵装搭載能力と戦場での長い滞空能力 ○1,000ft(305m)以下での高機動性 ○前線の短い滑走路を使用できるSTOL能力 ○被弾に耐えうる高い生存性 等であった。また、CAS専用の機体として前線での運用性を高めるため、 高度な電子戦装置や航法装置は不要とされ、代わりに高い整備性を有し、 稼働率を高めることを要求された。また、機体価格を極力低く(14万ドル) 抑えることも要求の一つであった。 ttp://www2.odn.ne.jp/flip-around/military-aircraft/a10.htm 大出力のエンジンはそれに見合ったおっきいプロペラつけるけど、前線で これの取り付け、取り外しやアライメントの調整なんかやりたくないよ! ってことだったのかも。 #right(){(19:ふみ)} **A-10の尾翼はエンジンノズルの後ろに付いてますが尾翼の塗装が焼けたり煤けたりしなかったのでしょうか? >又、尾翼の外板が熱で歪んだりしなかったのでしょうか?エンジンと尾翼の位置関係をもういちど良く見てご覧。 別に排気に触れるような位置に尾翼があるわけじゃない。 それにA-10のエンジンは高バイパス比のターボファンで、排気温度はもともと低い。 #right(){(38:217)} **A-10とは、何でしょうか? A-10は対地攻撃機です。 特徴は、 ・兵器搭載量がとにかく多い。 ・戦車も倒せる30mm対地バルカンを装備。 ・ジェット機なのだが、プロペラ機並みの速度。 湾岸戦争では戦車の攻撃で活躍しました。 開発の発端は、空軍が当時、陸上部隊を近接支援する適当な攻撃機が無かったからだそうです。 近接支援とは、つまり、近づいて見方の近くの敵を爆撃することです。 天敵は戦闘機です。 #right(){(71:えICBM)} A-10 サンダーボルトⅡ攻撃機です 近接航空支援(CAS)に特化した機体です 低空機動性と兵装搭載量の確保のため直線翼を採用したり 排気温の低いターボファンエンジンをポッド式で採用し、 さらに、地上からエンジンを隠すように尾翼を配置するなど 機体設計はCAS任務に徹底したものになっています 参考 ttp://www.wpafb.af.mil/museum/research/attack/a6/a6-16.htm(英文) #right(){(71:名無しAPG ◆T8Jo8csczo)} A-10は、湾岸の時に滞空時間が長いのと兵装搭載量が多いのでスカッド狩りとか、 被撃墜パイロットのSARにも使われていたはず #right(){(71:947)} **A-10の後がまは何になるんでしょう A-10は全天候能力が低く、レーダー装備も貧弱、空港設備が必要、C-5などでの移動が出来ない、 ヘリの攻撃兵装の性能が上がった、敵防空兵器の攻撃範囲を通過せざるを得ない、etcetcで運用が難しいと言うことで 2015年の国防予算案にて退役が決まりました。 http://ceron.jp/url/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140225-00000517-san-n_ame 結局は固定翼はもっと汎用に使えないとコストに見合わないと言うことらしいです。 そういうわけでA-10と同様のコンセプトの固定翼は作られないでしょう。 戦車狩り・・・最近は歩兵も侮れませんからねぇ #right(){(73:530)}※1退役のソース追加 ※2後に退役延長が決まった **スティンガー一発でA-10を撃墜出来ますか? 当たり所にもよるがエンジンが片方やられても即座に墜落はしないし、 ましてやアニメのように爆発四散するって事はないです。 #right(){(73:807)} **バグダッドを攻撃してるA-10は何かを見つけてからフレアを出しているんでしょうか >それとも何も無くても定期的(不定期?)にたれ流してるのでしょうか 攻撃をするときは高度を落としますが、そういう時が多いでしょう ・突っ込むときに見つかりたくないときには何も出さず ・攻撃後離脱するときには盛大に射出し ・やばそうだと思ったらいつでも とかでしょうか #right(){(77:181)} 真相はなかなかわからないでしょうが、一番怖いのは肩撃ちSAMなわけで パッシブ誘導ですから警報機はたぶん紫外 or 紫外/赤外フラッシュ検出 タイプ。A-10に自己防衛アップグレードで設置するとかしないとか、A-10は 退役するからやめとく、とかで結局どうなったんだか。いずれにせよ、なかなか 確実に、間に合うように肩撃ちSAM発射を見つけるのは難しいようですから、おそらく 攻撃行程に入ったらフレア発射、みたいにルーチンになっているものと思います。 やばめの地域の飛行場から離陸する輸送機がルーチンでフレア撃つみたいに。 ただ、今ふつうに配備されているフレアは地上火災誘発の可能性が一応あります から、通常は市街地上空での使用は禁止されています。でもバクダッドは 市街地ではなく戦場なのでOKなんでしょう。 #right(){(77:system)} **A-10のキャノピーは20mm弾に耐えられるのですか? >また、エンジンが小銃弾を吸い込んだら墜落してしまうのですか? >A-10のキャノピーは20mm弾に耐えられるのですか?  無理。 >また、エンジンが小銃弾を吸い込んだら墜落してしまうのですか?  墜落するかどうかはわからないが、エンジンは確実に壊れる。 #right(){(88:374)} 高バイパス比ターボファンだし確実に壊れるとは言えないと思われ。 #right(){(88:375)} ロシア製エンジンなら多少の小石吸いこんでも平気だシナ。 #right(){(88:376)} >ロシア製エンジンなら多少の小石吸いこんでも平気だシナ あれはインテークの中に金網を張っているせいでは? A-10では苦しいかと・・・。 #right(){(88:377)} ジェットエンジンもある程度FOD耐性があって、小石や雹、1.8kgも有る鳥とか打ち込んでテストしてるよ。 #right(){(88:391)} **A-10サンダーボルトⅡに装備されている30mm機関砲を発射したときに発生する反動がTF34-GE-100エンジンの推力を上まわりますか? 上回りません。 #right(){(97:130)} 正しくは反動は最大29kN程で、TF34の1発推力に及ばない。 #right(){(97:141)} **A-10サンダーボルトⅡにレーダーは装備されていますか? もちろん。 ただ全天候能力はない。 #right(){(97:911)} 輸出用として提案されている程度のようです。 #right(){(98:system)} **A-10をおもいっきりブン殴ったら凹むの? A-10の機体構造の一部はチタン装甲板のバスタブ構造で頑丈だけど 例えば後部胴体は極薄いアルミ構造で殴ったら凹みます #right(){(104:579)} 防御しすぎると飛行機は飛べません。 #right(){(104:583)} **A-10ってドッグファイトできるんですか? まぁマジな話、A-10は米空軍や海軍のDACTに参加して、ドッグファイトによる認定撃墜を 少なくとも数回は果たしている 実戦でうまくいくかどうかはやってみないとわからんね #right(){(106:404)} **A-10サンダーボルトは空中戦を行ったことがありますか? 湾岸戦争でヘリを撃墜した事はあります。30mm砲で。 #right(){(118:871)} >ミグと戦ったりしたことはないのかなー? なんで対地攻撃機が戦闘機と戦わなきゃいけないの? #right(){(118:874)} 判っていってると思うんだが、最高速722km/hの機体で、超音速機を相手にできると思う? 確かに、A-10の防弾装備や赤外線追尾ミサイルに対する配慮には、すごいものがあるが。 サイドワインダー積んでるのだって、ぶっ放して、相手が回避行動しているうちに逃げろ、という発想。 #right(){(118:875)} 30mm砲だよ。 撃墜したのは706th TFSのロバート・スウェイン大尉。 #right(){(118:879)} 511TFSのトッド・E.・シーヒー大尉も。 こちらも30mm砲による撃墜 #right(){(118:886)} **A-10って初期のものはレーダー未搭載だったんでしょうか? A-10でレーダーを搭載した実用型はない。 レーダーとレーザー照準/照射装置を搭載し二人乗りにした型は 試作されたが採用されなかった(レーザーポッドはその後標準装備に)。 A-10が作戦行動をする空域の敵SAMサイトやレーダーサイトは事前に別の 部隊が潰しておくのが航空作戦の流れ。 それでも湾岸戦争の時は携行SAMで撃たれたり対空機関砲で撃たれたりして 損害を出している(でも撃墜された機は少ないのが流石)。  A-10は試作されたYA-10Bを除いてレーダーFCSを搭載していません。 A-10は、SAMで固められたような対空脅威の高い地域には基本的には投入されませんが、 小火器やMANPADなどに狙われるのはしょっちゅうで、大きな損害を受けながら帰り着きその頑丈さを賞賛されたりしています。 しかしまよく働く分 少なからぬ数が落とされてるのも確かです。 #right(){(264:61-63)} **ニコニコでA-10の動画見て気づいたんですけど前輪が中心線からずれてますよね? >気のせいですか? アベンジャーというガトリング砲を機体中心に搭載するためにずらした。 超強力な砲なので軸線上からズレてると射撃時に機体が旋回するという。 #right{(493:950)} **Su-25は多くの国に輸出されて売れているのに、何故A-10は運用しているのが米国だけという現状なんですか? A-10は味方の絶対的制空権下で敵の機甲部隊を攻撃するため”だけ”の飛行機なので、米軍以外だと使い道があんまりない。 ゲリラの掃討とかに使うには、装備が無駄に豪華(30mmガトリングとか)だし。 ただ、アメリカはNATO諸国(というか、西ドイツとイギリス)や日本にA-10を売り込もうとしたことはある。 でも単能機としては高価に過ぎるのと、全天候性能が低すぎるので興味を示してもらえなかった。 アメリカは複座にして全天候型にしたA-10の改良型も試作したが、更に高価になりその割には やっぱり使い道が限定されるのでアメリカ軍自身も採用せず、試作で終わった。 #right{(359:263)} **A-10は頑丈な攻撃機ですがその装甲は機体下面にしか施されていないのでしょうか? コクピット全周、エンジンまわりを中心にごっつい装甲されてます。 考えてみればわかりますが、時限信管の高射砲弾なんかは自機より上にあがって炸裂することもありますよね? そしたら破片は上から降ってくるわけです。 A-10はそうあっさり落ちる機体じゃありませんが、任務が任務なので被撃墜率は結構高いです。 湾岸戦争でも少なからず犠牲が出ました。 ただしその場合でもパイロットは無事だったりと、生残性の高さは実証されてます。 A-10の頑丈さは構造等からも出来ているもので(エンジンを離したデザインによる生存率の高さとかモロモロ) 装甲によるものだけでもなく、本来の使用目的である対地攻撃の際に被弾率の高くなる下面などの装甲が重視されているだけ。 打たれ強いとはいえ航空機である以上装甲するには限度があり上面のほうが薄いってだけかと。 #right(){(585:260,261)} **A-10はレーダーとかを積まないって聞いたんですけどそれは何故ですか? A-10はもともと対戦車対地支援専門だから、対空レーダーがいらない。 あと機首には30ミリが入ってるから、レーダーが入らない。 直線翼やら高位置エンジンやらと、まあ特殊な飛行機だわな フェアチャイルドは80年代初期にA-10の右脚収容部の前に民間型気象レーダーを積むことを提案 1機を改造して試験飛行で好成績を収めた で、米空軍は改修計画を立てたものの予算がつかずお流れ その後、TAX州空軍の何機かは地元のライオンズクラブだかなんだかの寄付で、レーダーを装備 したって記事が昔、航空ジャーナルに載ったことがある でも、他のソースは見当たらないし、当時の航空ジャーナルは今読み返すと誤報だらけなので 真偽はわからない #right(){(330:617,627)} **Aー10のガトリングってHEとAPDS混合らしいですがなんでAPDSのみにしないんです? >HEってそんなに装甲に有効でしたっけ? A-10が攻撃するのは装甲目標だけではないからな 一例だけど墜落した味方航空機乗員を救出するために、救難機が到着するまで A-10が墜落地点上空で護衛して、接近してきた敵の兵士輸送トラックなんかの 軟目標を攻撃するときなんかにはAPDSよりHEの方が有効 まあ装甲目標も比較的防御の薄い上部を撃たれることになるから HEでも有効なのかもしれないが #right(){(624:821)} **なぜアメリカのA-10は全く輸出されず、逆にロシアのSu-25は東欧諸国やアフリカなどに多数に輸出されているのでしょうか? COIN機というもっと安い機体がある。 たとえば、スーパーツカノなどが有名。ターボプロップの機体でそこそこの搭載量があり 長時間、滞空できるもの。 A-10はそれらと比べると高い。 #right(){(俺初質スレ430:373)} **A-10は30㎜ガトリング砲をぶっ放すと反動の力が凄すぎてブレーキがかかったように感じる、という逸話 A-10の30mmガトリングを最高速度で射撃すると、A-10のエンジン出力合計の半分に 相当する反動(45kニュートン)が発生する。 とはいえ、A-10は片肺でも十分飛行できるよう作られているので、 30mmを射撃し続けてもちゃんと飛べることになる。そもそも、そんなに長時間撃ち続けないので 問題ない。確か、通常の射撃では数km/hの速度低下が生ずる程度だったはず(要確認)。 #right(){(666:system ◆systemVXQ2)} **A-10って初期のものはレーダー未搭載だったんでしょうか? A-10でレーダーを搭載した実用型はない。 レーダーとレーザー照準/照射装置を搭載し二人乗りにした型は 試作されたが採用されなかった(レーザーポッドはその後標準装備に)。 A-10が作戦行動をする空域の敵SAMサイトやレーダーサイトは事前に別の 部隊が潰しておくのが航空作戦の流れ。 それでも湾岸戦争の時は携行SAMで撃たれたり対空機関砲で撃たれたりして 損害を出している(でも撃墜された機は少ないのが流石)。  A-10は試作されたYA-10Bを除いてレーダーFCSを搭載していません。 A-10は、SAMで固められたような対空脅威の高い地域には基本的には投入されませんが、 小火器やMANPADなどに狙われるのはしょっちゅうで、大きな損害を受けながら帰り着きその頑丈さを賞賛されたりしています。 しかしまよく働く分 少なからぬ数が落とされてるのも確かです。 #right(){(264:61-63)} **A-10機体強度高いし、武装なんにも積まない状態で音速出せるんじゃ? 無理なんだ 航空力学入門的な本の1冊でも読んでみりゃ納得できるさ 数式なしでもわかるように書いてあるのがほとんどだから 小学生でも理解できる #right(){(俺初質スレ436:651)} 高バイパス比ターボファンじゃ音速突破は難しいべ。 バイパス比下げたら燃費が悪くなって高度半径や滞空可能時間が低下してA-10 のメリットが台無し。 #right(){(俺初質スレ436:655)} A-10の超音速化構想というのもあることはあったんだ 翼型をスーパークリチカルウイングに近いものに変え、かつ薄翼化し、燃料消費の増加は アベンジャー砲を撤去して燃料搭載量を増やすことで埋め合わせる予定だった A-16計画に対抗するためのもんだったが、誰が考えてもあなたのいう通りA-10の美点を 消してしまうので、A-16が消えたら一緒に歴史の闇に埋もれてしまった #right(){(俺初質スレ436:657)} **A-10の開発経緯を調べていますルーデル氏が関わったのはどのような側面に関してなのでしょうか ・とにかく頑丈にしろ ・脚が壊れても着陸できるように収納時も半分露出しろ ・速度イラネ ・低空低速でも機動力確保しろ #right(){(俺初質スレ430:934)} 関与したことはありません。 A-10の開発計画であるA-Xプログラムにルーデルが関与したといった情報はそもそも&bold(){"Pierre Sprey"}という人物の証言しかありませんでした。その事にしても開発陣にルーデルの著書を読むように進言したという関与したと言っていいかもわからない曖昧なものです。 そしてこの&bold(){"Pierre Sprey"}という人物は長年A-10開発に携わったとされていましたが、その根拠とされていたものが「本人の自称」「&bold(){"John Boyd"}及び&bold(){"James Burton"}の著書」しか無く公的な資料がありませんでした、公的資料が無いのに長年この主張が信じられA-10の英語版Wikipediaにまで記載されたのは&bold(){"Pierre Sprey"}は国防総省に所属した防衛アナリストではあるという点です。 しかしながら最近では「関与したという公的資料が無い」「A-10が考案された時点で国防総省を辞めている」「&bold(){"John Boyd"}及び&bold(){"James Burton"}の著書にしても引用元が本人のインタビューからである」という点からA-10への関与はほぼ否定されており英語版Wikipediaの当該記述は削除されています。 #right(){(俺初質スレ430:---)} ----

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