各種レーダー



レーザー誘導ミサイルとか爆弾とか、あれって間違えて照射してる本人に向かって飛んでいくってことは無いの?

丘の上の茂みから建物に向かって照射して、そのレーザーを追っかけて放たれた爆弾が落ちてく、みたいなアレ。
飛んで来ます。誘導する本人がミサイルにレーザーを当てれば…

という冗談はさておき、実際には目標へ横向きにレーザーを飛ばし、当たったところで
四方八方に拡散するレーザー光をたよりに誘導するのでそういうリスクは少なかろうと考えます。

プレゼンで使うレーザーポインターがスクリーンの上に作る輝点が聴衆全員に見えるのに対して、
教授が爆睡こいてる生徒にレーザーポインターを当てた場合、そのレーザーが直接見えるのは
本人とその近くに座っている生徒に限られるのと同じです。

また、そうやってレーザーがダイレクトに誘導装置へ入射した場合、レーザーを当てられた生徒に
失明のリスクがあるのと同様にセンサーがぶっ壊れてミサイルが死ぬ可能性もなきにしもあらずです。
(俺初質スレ430:ハインフェッツ ◆L81ZQG5HXc)

レーザー誘導方式のデメリットは、攻撃対象にレーザーを照射し続けなければならないこと以外に何がありますか?

多数使われていますが、次の二つの欠点があります。

1.全天候でない。レーザー光(赤外)は悪天候や砂嵐、濃厚な火災の煙などがあると透過せず、誘導できません。
コソボでは悪天候が多かったために、NATOのレーザー誘導兵器の稼働率が悪く、大きな問題となりました。

2.誘導が必要。命中までレーザー光を当て続ける必要があります。
地上の前進指示員であれば、レーザーを探知され、攻撃される可能性がありますし、航空機であっても、回避行動に制限がかかります。
また、対戦車ミサイルなどでは、レーザーを探知した瞬間に濃厚な煙幕をグレネードランチャーなどによって展開されると命中率が低下します。

したがって、現在ではレーザーとGPSの併用などが一般化しつつあります。また、新たなレーザー誘導の形として、LADAR(レーザーレーダー)が普及を始めています。
レーザー光のスキャンによって目標を探知、識別する方法で、終末誘導に使用することで撃ちっぱなしと正確な着弾を可能にするものです。

また、原始的なLADARはECMに強い近接信管として、すでにSAMやAAMに採用されています。
最近は高度なLADARを使用することで、単に距離で起爆するだけでなく、目標方向に向かって貫徹体を指向、投射する弾頭も開発されています。
(6:system)

レーダーキャンセラーってどういった原理のものなんでしょうか?

SF関係の本か仮想戦記物でお知りになりました?

自機が反射したレーダー波を受信する地点に対して、逆位相で同一波長かつ振幅が同じレーダー波を照射する。

みたいな事が書いてあったのなら、そのような装置は今のところ実用化されていません。
上記のものはアクティブレーダーキャンセラーと言えるものですが、照射する対象の座標以外の場所では探知できてしまいます。
(18:46)

FCSで探索と追尾を兼ね備えたレーダー(イルミネーター)って有るんでしょうか?

日本で国産の79式射撃指揮装置2型12がそれです(通称FCS2型12)
ゆきやきりクラスのヘリ格納庫上に白いレドームが有ります
画像は海自のHPに有ると思います
艦橋上に有る砲用の射撃指揮装置(ミサイル誘導用追尾レーダー)と同様の物と
捜索レーダー(3次元)がセットになってレドームに入っています
さめ以降は船に3次元レーダーが有るのでミサイル専用の指揮装置は無くなり
艦橋上のFCSと同じ物が格納庫の上に乗っています
3次元情報はレーダーから砲及びミサイルの管制はどちらでもできます
このことからさめ以降はシースパローが2発発射可能と言われます。
(21:予備海士長)

フューズドアレイレーダーって、素子一個でも沢山でも探知距離はいっしょですか?

1つ1つの素子の出力は弱い。集中して使うか分散して使うかで探知距離は変わる。
(20:441)

アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーとパッシブ・フェイズド・アレイ・レーダーってどちらが性能優れているのでしょうか?

現在の所、アクティブだから上パッシブだからダメと単純には言えないのですが、
発振素子・DSPの性能が上がれば、アクティブの方が同時多モード・周波数アジャイル等の点で有利になると思われます。
故障が少ないと言うのは、発振素子1つが壊れても パッシブのTWTの場合のように性能が0にならないという意味でしょう。
(27:530)

アクティブレーダーキャンセルの評価ってどう何でしょう。

ダッソーが公表した資料ではラファールの場合、RCSは現状でも1平方m以下ですが
「アクティブレーダーキャンセラー」を作動させるとハト大になるとしています
ちなみにF-117は「直径1cmのボールベアリングとほぼ同じ」、つまりパチンコ玉大です
(36:199)

APG-70とAPG-63(V1)とAPG-63(V2)の間にはどれくらいの性能の差があるのですか?

APG-70の後継がAPG-63(V1)。APG-70をさらに改良してある。
APG-63(V2)はアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダ(APAR)という革新的なレーダで
APG-63の名前は冠しているもののレーダ部分はまったくの別物。F-22のレーダの
技術をフィードバックしてあり、現在のところ最強の戦闘機レーダ。データ処理等で
APG-63(V1)との互換性がとれているとの事。

APG-70はF-15Cの後期生産分およびF-15E
APG-63(V1)はF-15Cの近代化改修の際にAPG-63やAPG-70を換装する
APG-63(V2)は一部のF-15Cに換装して現在運用中。

強さ(wとしては

APG-70>>>APG-63(V1)>>>>>>>>>>APG-63(V2)
(38:753)

フェイズドアレイレーダーというのはどのようなレーダーなのですか?

Active Electronically Scanned Allay (AESA) Radarのことと思います。
パラボラっぽい格好のアンテナから直線的に放たれる電波ビームを
アンテナを回すことで操作するのではなく、多数の発信受信素子を並べた
面(Allay)を電子的に各素子ごとにタイミングをずらして、発信させ
(Active Electronically Scanned)空間をスキャンするレーダーのことです。

機械的に動く部品がない分、故障率が劇的に減少している他、走査とロックオンを
同時に行う、多目標を同時に追跡する、一点に対する電波放射が一瞬のため
探知されにくい、それに対する受信も対応する一瞬に絞るため、妨害電波に
強い、などなど「敵に発見されず、確実に敵を発見する」ことが可能なレーダー
です。従来の概念のアンテナから離れて、機体や翼面全体をレーダーの送受信
面として使用することで、視野、分解能などを劇的に改善する効果も期待されて
います。また、同時に一点に絞り込んだ妨害電波の発信や、信号収集も可能になると思われます。

一方、高出力の発信素子の作成、多数の素子の制御、故障管理
システムの作成、レーダー機能のみならず、通信、妨害、傍受まで
含んだ制御プログラム(一般にコードと総称します)の作成など、
高度の技術基盤がないと実用化できない装置でもあります。

軍用の実用としては、ようやく米が実用の扉を開けたところ、EADS(欧)
ロシア、日本などは限定的な実験でメドを付けた段階と思われます。
(46:115,117)

大気汚染を監視するレーザーレーダーを軍事利用出来ないのでしょうか?

特性が全然違いますのでまずできません。
リンクもされてませんし。
(70:810)
気象観測には使えるでしょう。
レーザーレーダーというよりは近接信管みたいなものはあるみたいです。

大気の状態を観測するということでNBC兵器対策や航空関連等に用いられる可能性もあります。
問題はまだ発展途上の技術であるというのとか、エアロゾルが少なすぎると感度が落ちるとか。
(70:813)

SPY1レーダーのアンテナはなぜ八角形にまとめられているのですか?

四角を基本に並べているのだが、
角の部分はどうせビームの形成にあまり寄与しないので、カットしているのだ。
(74:12)

レーダーに人も映るのはわかるのですが、森の中の歩兵も発見できるのでしょうか?

ドップラーレーダーなら動きのあるものだけを濾し分けることが出来るので、発見できるんでないの?
自衛隊の対人レーダーはドップラーだったとうろ覚え
(75:587)
森の中はどうかは知らないけど、自衛隊の戦場監視レーダーはドップラーで
人の観測も可能。
(75:588)
ドップラーレーダーといえどもチャフ撒かれたら妨害されるのと同じで、
木のようにレーダー波を散乱吸収するものが密生しているところだと
レーダーの機能はかなり低下するでしょう。少なくとも有効範囲は(木の
密度、太さなどによるでしょうが)かなり減るものと思います
(75:system)

自衛隊は「対砲レーダー」というものを何基持っているのですか?

また砲迫レーダーとは何が違うのですか?
対砲レーダーの数は秘密。公開されてません。
現在の主流はまだ76式対砲レーダーですが、新型のJTP―P16
の配備が進んでます。
砲迫レーダーってのはあまり聞かないが、たぶん、高い角度も
捜索可能って事だと思う。
(84:445)

合成開口レーダーってなんですか?

合成開口レーダー(SAR)は、マイクロ波を地球に 向かって
照射し、反射波を受信することにより地表面の物性や起伏、
凸凹、傾斜などを観測する能動型の電波センサーです。
また、昼夜の別なく、雲や雨等の天候にもほとんど影響
されない全天候型のセンサーです。
(87:949)
レーダー(光学系もだが)の分解能は、基本的に波長/口径で制限されます。
そこで航空機(衛星でも良いが)が等速直線運動をする事を利用し、
異なる時点でのレーダー受信信号を相関させより高い分解能を得る手法が合成開口レーダーです。
(相関させる地点間サイズのアンテナと等価な分解能が得られるので合成開口と言う)
具体的には進行方向横にレーダー波を発信し、時間差で距離をドップラーシフトで角度情報を記録し、
DSP(以前はレーザーを使ったアナログガジェットを使った)で相関させる事により、高分解能画像を得ます。
(87:951)
949
地球観測衛星に搭載されてるものならその説明でいいけど…

飛行機に搭載して、敵地上部隊の動向を捉えるのにも使われたりする。
(87:953)

バレージジャミングとは何ですか?

バラージ(弾幕)ジャミングっていうのは、通信に使用されるほぼ全ての
帯域の周波数に妨害電波を放射するやり方のこと。
満遍なくジャミングがかけられるけど、出力を広く浅く割り振らないといけないので
個々の周波数におけるジャミングの強度が小さくなってしまうという欠点がある。

これに対しスポットジャミングというのがあって、これはある特定の周波数にジャミングをかけるもの。
帯域が限定されている分強力な妨害が行える。が、その帯域にしかジャミングがかからないという欠点がある。

この他にも何種類かあるが、どれも一長一短という感じ。
(355:853)

対砲レーダーはRAP弾の発砲位置を特定できるのですか?

ロケットの燃焼は発砲直後から着弾まで継続しないと思うので、弾道は単純な放物線を描かないと思うのですが
その通り。ロケットアシストに限らず、通常砲弾とベースブリードでも弾道は違う。
で、なんだか対砲迫レーダーにはデータベースが付いてて、それで補正するんだそうだ。
どこまで正確に把握し、補正できるか知らないけど。
(353:245)
RAP弾は、発射後上昇時にほんの数十秒燃焼するだけだからねえ。
上昇時の軌道わかれば逆算できるでしょ?
(353:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k)

対人レーダーや対砲迫レーダーに対する電子妨害手段は研究されていないのですか?

対砲迫レーダーへの妨害は30年ぐらいからいろいろやってる。
最近は撃った場所が推定できないぐらい進歩してるらしい

対人レーダ、対砲迫レーダーにかぎらず、電磁パルスによる電子機器の無効化はどこでも研究中だよ。
(初心者スレ485:548,549)

対砲(対榴弾砲?)レーダーと対迫撃砲レーダーとはやはり別物ですか?

対砲レーダー・対迫撃砲レーダーで航空機や巡航ミサイルの飛来を探知する事は出来るでしょうか?
一般に対砲レーダーは対砲迫レーダーの上位互換と考えてよい。
迫撃砲は射程が短い分、滞空時間が短いものの初速が遅いから捉えやすい。
航空機・亜音速巡航ミサイルは低空飛行してればとらえられるかもしれないけど、目的が違うから
対空戦闘に活用とかはあんまりしない。
(506:モッティ ◆I3HMmYDdlE)

戦車などに搭載されてるレーザー探知機ですが、あの小さなセンサーで探知できる原理が分かりません。

車体の大きさと比較すると、センサー部にレーザー光が都合よく照射される可能性は気休め程度でしかないと思うのです。
いったいどうやって実用性を確保しているのでしょうか?

測距用レーザー光はかなり拡がるため、あの程度の配置で感知することが出来ます。

あまり狭い測距光にすると、車両の動きや動揺などでわずかに揺れるだけでも
測距が出来なくなりますし、静止していても正確に照準する必要があるため、時間がかかります。
また、間にわずかな障害物が入るだけでも遮断されてしまいます。
離れた距離から照射することもありますから、わずかな角度のブレでも照射点はかなり動きます。
あまり細いビームでは、目標を外してしまい、実用にならないのです。

レーザーというと、せいぜい鉛筆の太さぐらいのビームを想像しがちですが、
むしろサーチライトぐらいの光束を想像してください。
(初心者スレ493:771)

航空用のレーザー照射器を考えるとわかりやすいかもしれません。

スター・ストリークなど、地上からレーザーを照射し、セミアクティブに対空ミサイルを誘導する方式がありますが、
もしレーザーがペンシルビームだったら、高速で移動する機体に、その細いビームを照射し続けるのは大変です。

そこで昔の空襲で使われたようなサーチライトを振り回す感じで、太いレーザービームを使用し、
敵の機体を捉えるわけです。ですから、航空機やヘリのレーザー被照射警戒装置も数ヶ所で済ませています。
(初心者スレ493:772)

レーダーブロッカーとは何なのですか?

ステルス機は、ステルス性を確保するために、敵レーダーにジェットエンジンが映らない様エアインテークをS字に曲げています。
しかし、日本のATD-Xにはレーダーブロッカーなるものが装備され、エアインテークをS字に曲げなくてもレーダー断面積を
上げずに済むようになったそうですが、このレーダーブロッカーとは何なのですか?
エアインテークをS字に曲げるのと同等のステルス性を確保できるのでしょうか?
http://cdn6.atwikiimg.com/army2ch/pub/f18.jpg
画像中央にあるファンっぽい奴の事。(画像はスパホのレーダーブロッカー)
正面から照射された電波をこれで反射させ、あらかじめ設定された方向へ
制御された反射波を返す事を目的とする構造。
これによりエンジンの複雑な構造によりどこで増幅されるか、どっちの方向に
強い反射がいくか分からないという事を防ぐことができたらいいな、と。
機体全体を使って反射方向を設定できるインテークの設計よりは方向に制限があるが
より少ない労力かつ少ない空間で使えるため簡易&小型機向きといわれてはいるが
実際問題、B-2やF-22、心神について具体的にどの程度の反射がどの方向に行くのかは
機密の中の機密に属するので答えは誰にも出せない。
(529:83)

ステルス機の登場に対し、ステルス機に対するレーダーの捕捉力の研究や強化は行われていますか?

いろいろやってます。
  • レーダーの大出力化
  • バイスタティック・レーダー
  • 電波ではなく赤外線で捉える(IRSTなど)
例えば日本の取り組みとしては、FPS-5(開発時の名称はFPS-XX)が有名でしょうか。
現在配備が予定されている最新のレーダーで、ステルス機に対する探知性能が改善されているようです。
(340:124)

レーダー妨害装置って、発信源としてバレたりするのか、レーダー側が妨害に気づけるのかどうか、どうなんでしょうか

非常に大雑把に言って、レーダーや通信機の電波を妨害するには、
まずは、まったく同周波数の電波を発生させるわけですね。
でもって、レーダーや通信機の電波の「波」を打ち消すように、
妨害側の電波の発生タイミングを調整していくわけです。
そして、こちらがわの電波の出力が高ければ高いほど、多少のズレがあっても、
レーダーや通信機側の電波の「波」を打ち消しやすいと。
もちろん、気づきますよね。
レーダーも、通信機も、電波を受信しますから。
妨害が完全に上手くいっていれば、全面的に、受信状態になりっぱなしですし、
多少、電波波形の同期が取れていなくとも、ノイズが入りますから。
気がつけば、もちろん発信周波数を変調するのが、手っ取り早い対応策になります。
もちろん、妨害側もそれを見越して、複数の周波数帯で妨害電波を出したりもします。
そういう感じで、イタチごっこを繰り返していくわけですね。
(607:61)

スペクトラム拡散レーダーってどんなものですか?

これが配備されるとステルスでも探知できるって本当ですか?
文字通り、複数の波長にわたって操作するレーダーです。一番の特長はむしろ探知されにくいことです。
一定の波長で強い電波を発信し続けることがないので。このためF-22、F-35のようなステルス機が
使用するレーダーとして採用されています。また、特定の波長に絞った妨害には強いので、
ECM下でも能力が落ちにくいのも利点です。

ステルス機探知が得意と言うほどではありませんが、スキャンする波長のどれかがステルス機の
弱点(電波反射対策が不十分)に一致すると、その部分で反射が得られるので、一定の波長のものより
有利ではあるでしょう。実際には完璧なステルスなど不可能ですから、上手にソフトを組み、
臨機応変な波長変更を行えば、かなり使えるのかも知れません。

ステルス機対策のレーダーとしては、むしろ長波長レーダーが注目されており、
逆に米は長波長レーダー対策のECMの開発を進めています。
(319:297)

簡単に言えば従来のプレーナル・アレイ・レーダーは単眼電探、フェイズド・アレイ・レーダーは複眼電探と考えればいいですか?

フェイズドアレイレーダーは複数のレーダー素子の集合だが
レーダー素子の数が多いと、すなわちレーダーの精度も高くなるし
フェイズドアレイレーダーは従来レーダーのように首振りをする必要が無い(駆動装置も必要ない)
右から接近してくる奴が居たら、右面のレーダーが常に対象を捉え続ける
従来レーダーだと右から来る奴をもう一回捉えられるのは、レーダーが一回転してもう一回右を向いた時まで待つ事になる

フェーズドアレイレーダーは、レーダーが常に個別の目標を補足し、レーダー照射も続けられるからこそ
イージスシステムにおいて、同時に複数の目標に対してミサイル攻撃が可能
旧来のレーダーではそれができないから、複数同時目標への対応に限界がある
(624:847,850)

紫外線で相手を捕捉できるレーダー等の監視装置はあるのですか?

 携行SAMの発射炎を紫外域で感知するミサイル警報システムは有りますが、
紫外線ライダー(レーザーレーダー)の様なアクティブなセンサーは知りません。
(紫外域は可視域よりも減衰大きいですし)
(309:818)

現代の索敵車両って、地上からどの程度の距離を観測できるのですか?

できれば、光学とレーダー二つの性能を教えて欲しいです。
もちろん機種と策敵対象によるが、車載クラスのレーダーの場合、車両対象で4~10km程度まで探知可能。
人間相手で4~6km程度。ただし、草むらを匍匐前進する歩兵の探知となると200m程度に落ちる。
低コストのレーダーだと、車両探知で1.5km、立っている人間で1kmとかになる。

光学センサーは気象、地形、植生、カモフラージュの有無や性能などによって大きく影響されるが、
一般的な探知距離は対車両で12-17km、対人で6-10km。
(650:221)

何故日本やアメリカの水上戦闘艦用フェイズド・アレイ・レーダーは、板型のレーダーを艦橋部などに四枚貼り付ける形をとっているんですか?

六枚以上貼り付けたり、球型の全周レーダーを艦橋の上に載せる形は、何故採用されないんですか?
フェイズドアレイレーダーは面に列べた素子の位相を操作して波面を合成し、走査する。
だから性能は面積に大きく依存する。素子数だけ増やしても、一素子の出力が低ければ
トータルの性能も落ちるから、一素子のサイズには下限があり、それを必要数列べれば
必ず面積が必要になるから。

ところで、球形は内部容積に対してもっとも表面積が小さい、逆に言えば、同じ面積を稼ぐためには
もっとも嵩張る形状。だから、フェイズドアレイレーダーを球の表面に列べるのは単に場所のムダ。

ちなみに、パッシブフェイズドアレイレーダー(発振器が1つで、各素子は位相調整のみ行う)の場合は
面の形状にかかわらず、1つの発振器が故障するか、ダメージを受ければ、全体が機能を失う。
アクティブの場合(各素子が発振も行う)は基本的にはやられた素子分の部分的性能低下で済む。
固定式で全周をカバーするには3面で理屈上はOKだが、隅っこでは合成波面の能力が落ちるから四面。
ユーロファイター用のレーダーでは、この「隅っこ」を減らすために、フェイズドアレイなのに
可動式としている。フェイズドアレイの性能がイマイチなのをカバーするためとも言われている。
少なくとも、フェイズドアレイの「低整備必要性」という長所は損なっている。
(662:system ◆systemVXQ2)

何故固定式の全周レーダーは、一面でも壊れたら駄目なんですか?

SPY-1レーダーやOPS-50レーダーは、一面が壊れても残りの三面が機能するんですか?
固定式で全周走査型だとどこかが壊れたらそこだけレーダー覆域の穴ができる。
普通の回転走査式なら一部が壊れても精度が低下するだけで、回転機構が壊れない限りは
全周走査は続けられる。
それ以前に、フェイズドアレイ式の固定式全周走査型、は制御が面倒くさくて消費電力も多く、
「他にも方法あるだろうになんでそんな面倒なことを?」っていう疑問から逃げられないな。

イージスのフェイズドアレイレーダーは一部が壊れてもやはり精度が落ちるだけで
全く使えなくはならない。
1面全く潰れたらもうその方角は全部ダメだが、それだけのダメージを受けたときにフェイズドアレイ
レーダー”だけ”が壊れてるってのもあまり想像できず、そこまで考えても仕方ないんじゃなかろうか。

現状、イージス艦のレーダーのフォロー死角になるような距離だと、ミサイルで照準合わせて追尾して
攻撃するには近すぎる距離だから、とりあえずは考えなくてもいいだろう。
近接戦闘の機銃か艦砲ででも攻撃すればいいだけで。
(662:599)

何故、SバンドとXバンドのデュアルバンドレーダーは作られないんですか?

最近の水上戦闘艦は、Sバンドの多機能レーダーとXバンドの多機能レーダーの両方を搭載する事が主流なのに、
現代のレーダーは波長可変ではあるが、波長が大きく違うと、発振素子のサイズ、構造そのものが
変わってくるから、単一素子では共用できない~効率が著しく落ちる。従来のパラボラ型の
反射アンテナでは2つの発信源を使用してアンテナを共有する試みもあったが、現代のAESA、ESAの
利点を活かすためには、単一素子が2つの大きく異なる波長を発振、受信する必要があり、これが難しい。
また、両波長は同時に使用されることが多いため(遠距離広域走査と近距離精密走査&追尾)、
仮に単一素子がある程度の能率で共用できたとしても、実際にはそれぞれの波長に素子が割り振られ、
性能を維持するためには素子数=レーダー面積が増える可能性が高い。それなら、2つの違うレーダー列べて
同時に使う方が開発から設計、維持までずっと楽でいいという事になる。
(671:system ◆systemVXQ2)

八木アンテナは海外では有名なのに、日本の軍人はその価値を理解せず、知ってる人が殆どいなかったんですよね?

そういうわけでもなかったらしい。
http://tfr.seesaa.net/article/150420631.html#more
昭和18年に八木アンテナを用いた捜索レーダを実戦配備開始して戦闘に
役立たせた実績が残っていることを考えれば、その数年前から開発を開始していることは当然もさね。
とはいうものの、ニューマン文書の入手は関係者を大きく後押ししたらしいもさ。
欧米のレーダ研究開発者に比べて八木アンテナの使用開始が遅かったことも、
日本では八木アンテナの特許更新が認められなかったことも、確かもさね。
ニューマン伍長を尋問した岡本正彦氏が、「YAGI=八木」とは気づいていなかったことも確かもさ。
もさが、「日本では八木アンテナの価値は無視された」みたいなweb上でしばしば見かける記述は、
ちょっと誇張されているもさね。
(677:651)

LANTIRNとFLIRと合成開口レーダーの違いがわかりません。

  • LANTIRN(Low Altitude Navigation and Targeting Infrared for Night)は商品名。
強いて訳せば「低高度航法標定赤外線夜間装置」。
http://www.globalsecurity.org/military/systems/munitions/lantirn.htm
  • FLIR(Forward Looking InfraRed)すなわち「前方監視赤外線装置」は
飛行中に前を見るための赤外線画像装置の総称。
上のページにも見られるように、LANTIRNの中にもFLIRが入っている。
  • 合成開口レーダー(Systhetic Aperture Radar)略してSARは
その名の通りレーダーの一種で、まあ単純化して言えば、
飛びながら横方向に向けて放射したレーダーの電波を合成して
高い精度で地表を見る仕組み。偵察や目標捜索に使われる。
(160:900)

世界で初めて対水上見張りレーダーを実用化したのはどこの国で、いつのことですか?

1904年、ドイツ人クリスチャン・ヒュルスマイヤーが英国で取得した特許に基づいて試作した、
テレモービルスコープが最初でしょう。

これは、火花放電で発生させた650MHzの連続波をマストのパラボラ反射器でビームとして送信し、
別のマストに装着したパラボラ反射器で受信、エコーの受信によって衝突するかもしれない物体の
存在がブザーで警告でき、空中線の仰角を下げて足下の海面にビームを移し、エコーが消えた時点
で船橋の高さを勘案して反射物までの距離を計算するもので、距離3km以内の船舶については有効
であることを実証しています。
(203:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

最近の偵察車とかに搭載されてるカメラや地上レーダーって、森の中に潜む敵兵とかも見つけられるのですか?

森しだい。一般には困難ですが、機載地上監視レーダーの中には植生を通して、その下の
車両や兵員を探知できるよう開発されている物もあります。高価なため、普及してはいません。
同様に、レーザーでスキャンする機載観察装置もあり、これも植生の下に隠れた車両などを
探知する能力があるといわれていますが、開発途上です。

地上設置の観察装置の場合、見通し線上に、妨げられることなく目標があれば
当然見つけられますが、障害物が密生していれば、レーダー、可視光、赤外共に困難になります。
(697:system ◆systemVXQ2)


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