早期警戒・管制機


AWACSですが、読みは「アワクス」でいいのでしょうか?それとも「アワックス」?

「エイワックス」または「エーワクス」ですね。
acornなんかそうですけど、ヤンキー読みだと単語の頭にくる「A」は「エイ」と読む慣例でもあるのでは(あてずっぽ
(18:海の人)

早期警戒機が攻撃されることはありえるんですか?

ありえます。ロシアなんかは早期警戒機を攻撃するための長距離対空ミサイル
を開発してたりします。
(19:696)

AWACSとAEWの違いって何なんでしょうか

AWACSは早期警戒管制機(E-767)AEWは早期警戒機(E-2)
担当空域を管制出来る点が違います
自衛隊の保有機で考えれば警戒能力もAWACSの方が上ですね。
(25:予備海士長)

E767のロートドームの回転速度ってどのくらいですか?

捜索時には6rpm。レーダーが作動していないときには1/4rpm。
(38:910)

E-767乗員はパイロット2名。AWACS要員約18名だそうですがこれは交代要員も含まれているのですか?

当然ながら交替は考慮されています。
この種の機体は一度飛び立てば相当長時間にわたって任務に従事するため、
搭乗員の疲労というのは無視できないファクターなのです。
無論状況によっては全乗員が任務に就くケースもありえますが、
そうでないときはできるだけ交替で休息をとり、そういった「いざ鎌倉」のケースに備えるのが基本です。
(46:ゆうか ◆9a1boPv5wk)

警戒管制機から地上部隊の指揮を取る事ってありますか?

いわゆるE-3からと言うのは3軍の横の連絡というのはあるでしょうが、指揮というのは考えにくいです。
地上部隊指揮用に、米軍はE-8という機種を用意しています。
E-8は長距離空対地、偵察システム(LongRange, Air-to-Ground, Surveillance System)を備え、
そのマルチモードドップラーレーダーや合成開口レーダーは1分間で約40,000平方メートルの範囲にあ
る地上目標を探知する事が可能な機体です。
通常のミッションの場合、18人のオペレーターと3人の乗員(パイロット、航法士)にて運用されますが、
空中給油をはさんでの長時間のミッションには34人のオペレーターに6人の乗員で交代しながら運用されるようです。
(45:463)

AWACSのレーダーってどのくらいの有効射程持ってるの?

E-3Aは半径400km程度まで目標を補足できる能力があるといわれてます。
(60:221)
公称、半径400kmの目標600を識別追尾できるとされる
実際のところは分からんけどさ
(60:224)

AWACS自身の防衛用としてチャフとかフレアとかはあるのでしょうか

ないでつ。
VC-25は世界各国どこにでも行くのでテロ屋さんの携帯SAMも
気にしなきゃならんから装備してるんでつ。
AWACSは戦場には行きません。
(60:232)
かAWACSは警戒厳重な軍用空港から離陸して、テロリストの武器の射程圏外の
はるか高空を悠々と飛んで、また警戒厳重な軍用空港に帰る
テロリストには手は出せない罠
(60:238)

AWACSは妨害電波とか出せないんですか?

なぜ出す必要がある?
ミサイルを撃たれる前にエスコート戦闘機を差し向ければそれですむ
(60:225)
用途が違う、とでもいえばいいのでしょうか。
AWACSは遠くの目標を探知するために特化した機体なので
妨害電波を出したりはしません。
妨害電波を出すのはまた別の機体の仕事です。
(60:226)
それは電子戦機の仕事でつ。
AWACSは情報を得るための飛行機ですから、敵を妨害するよりも
敵の電子妨害を乗り越えて正確に探知できる能力のほうが大事でしょう。
(60:227)

どうして、航空自衛隊はAWACSをたったの4機しか保有してなくて、旧式のAEWをいまだに運用しているのですか?

E-767などのAWACSを増勢し、E-2Cを全機退役させ、AEWは廃止してAWACSに一本化した方が効率的なのではないでしょうか?
E-2Cで懲りたからだよ
一機種に頼ると全機グラウンドって事態が起こり得る、って理論上はあるとしても実際にはないと
思ってたら、E-2Cでは現実にあったし、しかも半年以上それが続いた
やっぱ保険とか相互補完とか多重安全措置とかが必要なんだよ

E-767に一本化してしまうと、E-767にトラブルが発生して全機飛行停止に
なった場合、早期警戒戦力がゼロになって防衛が困難になると言うことですね。
(305:231-232)

オーストラリアのE-737のアンテナって、従来(E-3やE-767)のレドームと比べてかなり違う形をしていますが、性能面ではどんな感じなのでしょう?

E-737のカヌー型レーダーは周方向のスキャンを電子的に行います。
(E-3等はロートドームによる機械的スキャン)
当然利得は左右方向が最大で前後には死角が出来る事になりますが、運用でカバーすることになるのでしょう。
(305:918)

AWACSとAEW、AEW&Cの違いを教えてください。

AEWは単なる早期警戒機能であり、出張レーダーサイトに過ぎません。基本的には
データを司令部に転送するだけで、迎撃機管制業務は行いません。実際には
AEWであるE-2Cがアフガン作戦で管制機がわりの仕事をしたことはありますが。

AWACSとAEW&Cはほぼ同義のようです。強いて言えば、後者は作業、作戦を指す
ことが多く、前者はシステム(航空機)を指すことが多いようです。例えば、AWACS
であるE-3を運用するNATOの部隊はAEW&C Forceに属します。ともに早期警戒とともに
得た情報に基づいて迎撃機誘導などの管制も行います。
(54:65)

E2Cとかで高速道路をとばしすぎている車をキャッチすることはできるんですか

実際にアウトバーンを疾走するBMWをF-15のレーダーが捉えて
「低空を飛ぶ低速機」
と誤認した事件があったはずです。
(56:45)

AWACSとAEWの違いをご教授頂けますか?

AEWは空飛ぶレーダー。情報処理や航空機等への司令は地上の司令部が行う。
AWACSは、得られたレーダー情報を機内で処理し、航空機等への司令、管制も行う。

定番サイトによれば、
ttp://www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/e-2.htm
E-2はE-3 AWACSと大変よく似た役割を果たすので、ミニAWACSとも呼ばれる、とありますな。
実際、E-2は単にレーダー情報を司令部に送るだけでなく、管制も行うので、
単なるAEWとするのは適切ではないでは。

で、Aviation Week & Space Technology誌の2007 Source Bookを参照してみると、
E-3: long-range surveillance radar, command & control
E-2: AEW and battle management
とあって、E-3は文句なしのAWACS。E-2はAEWプラス何か、らしい。
サーブのアーガスやエンブレアの145 SAなんかがAEW&Cと称していますが、まあ、そのあたりに相当するかと。

で、ついでに米海軍の公式サイトを見てみたら、
ttp://www.navy.mil/navydata/fact_display.asp?cid=1100&tid=700&ct=1
E-2 Hawkeye は
Navy's all-weather, carrier-based tactical battle management airborne early warning, command and control aircraft
だそうで、米海軍はAWACSと称しているようです。
(353:907)

AWACSを製造できる国は限られているようですが、どのような部分が難しいのでしょうか?

ドンガラとなる「航続距離の長くてペイロードの大きい大型機」で、第一関門。
第二関門が「少なくとも他国の同目的の早期警戒機と比べて使い物になる電子兵装」
第三関門は「目標識別その他、仮想敵国機の意図を読むのに必要なデータ集積」
第四関門は「それを使いこなせるオペレーターの育成」
第五関門は「全部まとめて、早期警戒機の報告を有用に使える防空システム」。
(367:550)

AWACSの大出力レーダーでミサイルを誘導することはできないのですか?

ミサイルの誘導に適した周波数とレーダでの捜索に適した周波数が違うのでいまんとこないです
(357:522)

AWACSは連続何時間ぐらい運用できますか?

オペレーターたちの肉体的限界もあると思いますが
E-3の場合、戦場におけるAWACS任務はしばしば二十時間にもなった。。
そのために、小さいが調理室や簡易寝台もついているし、交代要員も搭乗する。
燃料が不足すれば給油する。戦場においても全員が画面を見ているわけでもないし。
ただ、E-3の旧式なJT3D/TF33エンジンのオイルのために、二十二時間が限度になる。
哀れな事にAWACSは参謀本部の中でも人気が高く、プロレス並の巡業を組むことが良くある。
そのためにAWACS要員は空軍の中でも、もっとも過酷な生活を強いられてるそうな。
E-767は機内が広いから交代要員を増やせるし、エンジンも新型だからもっと飛べるはずだが、
空中給油訓練を大してやってないし、そもそも要員の数が不足している。
そもそも調達した時は給油機がなかったから、給油なしで運用する計画だった。
その時は、四機の内二機は整備二機が実戦に、二機を交代で常時一機が任務にというもの。
給油機がある今は、交代要員さえいれば、常時二機を任務につかせられるはずなんだが・・・
(343:91)

地上からの管制に比べて、AWACSはどういう点が有利なのでしょうか?

戦時には「データリンク」(を構成する諸々の要素)への攻撃も行われるし
リンクの不具合や電子的な妨害も考えられる。
そもそもAWACSは冷戦中の核戦争を念頭に入れたシステム。つまり、防空指揮所を地上に置いとくと
核攻撃される惧れがある。現代ならテロ工作とか。
安価なAEWを大量に投入して、
管制は地上でやったほうが、人員の確保もコストも楽な気がするのですが。
真逆。
安いからといってちまちました機材を大量に投入する方がコストがかさむ。

 最初にAWACSの有効性が認識されたのは、ベトナム戦争におけるEC-121とレーダーピケット艦による敵領土上での航空管制において。
つまり遠征軍である米軍にとっては可搬である事が重要だったのだが、
後に防空戦闘においても、先制攻撃・防空制圧に対する脆弱性を持つ固定施設に頼らず防空リソースを移動・集中出来る
AWACSの利点が注目された。
(312:70,80)

AEW&CってのはAWACSの廉価版って思ってたんだけど。

別にAEWでも管制ができないとか、そんなことはない
専門家の言葉を借りるなら

E-767が「AWACS(空中警戒管制システム)」と呼ばれるのに対し、
E-737は「AEW&C(空中早期警戒管制機)」で、E-2Cの「AEW(空中早期警戒機)」よりは
「指揮管制」能力は強化されているが、AWACSほど「システム化」されてはいない
(軍研2009年4月号より、石川潤一氏の記事『アジア・太平洋の早期警戒管制機』より)

AEW、AEW&C、AWACSの境界は曖昧と言わざるを得ない
おおむねの傾向として、小型機はAEW、中型機はAEW&C、大型機はAWACSなのだが、
例えばE-2Dとか、小型機だけどE-2Cよりは高性能のはずで・・・・という、なかなか扱いに困る代物も出てきている
(568:85)

早期警戒機を電子戦機代わりに使うことはあるのでしょうか?

早期警戒機には強力な電子戦機能を持つものもあるが、ほとんどは
戦闘機が防御用に搭載しているものと同じレベル。

早期警戒機は戦闘機部隊の後方から空域を監視して指示を出すのが仕事で、
戦闘空域には近寄らない。
逆に、電子戦機は戦闘機部隊や攻撃機部隊に随伴して、直接援護する。
また、自らも対電波源ミサイル(電波を逆探知して攻撃する)を積んで
レーダーサイトや対空ミサイル陣地を直接攻撃することも。

受動電子戦、といって、通信傍受装置や電波分析装置を積んで敵国や敵艦隊
の周辺空域を飛び電波情報を収集する、という任務につく機体もある。
これは専用の機体が使われ、早期警戒機や(攻撃的)電子戦機とは任務を
共有しない。

たとえば、Aviation Weekly & Space Technology誌のAerospace Sourcebookでは、

Ealry Warning/ Command & Control/ Special Missions/ Electronic Warfare

という分類項目になっていて、早期警戒と空中司令室は別物(兼用はできるとしても)としているし、
電子戦も別物となっています。

兼用ですが、強力な雑音を発するアクティブ電子戦機でレーダーの反射波を受信するのは難しいし、
強力なレーダー波を発信しながらパッシブ電子戦の情報収集も困難でしょう。
電子戦にレーダーの使用を含めることは誤りではありませんが、
常識的に早期警戒機は電子戦機には分類しません。

今はポシャってるけど、EB-52みたいにスタンドオフでアクティブ電子戦を行う機体もあり得るから、
電子戦機の定義に「攻撃編隊に随伴する」を含める必要はありませんが、電波強度は距離の自乗に比例して減衰しますから、
一般には攻撃機に随伴しますね。

で、早期警戒機(AEW)とAWACSは別物。前述したとおり、AEWは「空飛ぶレーダー」で、
管制能力を持つ必要はありません。データを送って地上から指令してもらえばよい。
その管制室まで空に上げてAEWと兼用しているのがAWACS。AEWより大型、高価なのが普通です。
(280:805-810)



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