イラン



イラン革命前のイランの軍備購入計画はどんなものだったのでしょうか。

陸軍は、英国からシールを購入していますし、米国のものを購入する予定でした。
海軍は、アメリカからミサイル駆逐艦キッド級6隻のほか、通常動力潜水艦
(退役したタング級)を3隻、ハープーンとスタンダードを購入していました。
潜水艦は革命当時米国内で引き渡しのための訓練を行っていました。
ドイツからはブレーメン級フリゲートの改造型を8隻発注し、Type209潜水艦を発注予定でした。
空軍はF-14に加えてF-15を購入予定だったはずです。
(18:眠い人 ◆ikaJHtf2)

デルタ・フォースの存在が明らかになった駐イラン米大使館での事故ってどんなことなんですか?

一九八〇年のイラン革命によってテヘランのアメリカ大使館を
アヤトラ・ホメイニの革命防衛隊が半年間に渡って占拠、同年四月二四日
から四月二五日に「イーグル・クロー」作戦によりイラン領内の「デザート1」
と名づけられた給油ポイントにデルタと援護用のレンジャーを乗せた
EC130が侵入。だが、合流するはずの海軍のRH53Dが故障のため、
出撃した8機のうち、5機しか「デザート1」に到達できず、作戦は
中止。撤収の準備が進められる中、1機のRH53Dのメインローターが
EC130に直撃、大破炎上した、っていう事故。
(48:839)

イランの革命防衛隊って宗教者体制の親衛隊なんですか?

現在は徴兵された兵士による普通の軍隊としての側面が強い
一方で経済分野への進出や国政への進出が拡がっている、中国人民軍みたいなもんだね

また革命防衛隊の隊員自身は宗教勢力と無縁な人が多いので
皮肉にも宗教勢力の影響力をジワジワ後退させることになりつつある
(中東の軍事情勢スレ7:642)

イランっていまだにF-5あたりが主力って弱くね?

予算を革命防衛隊ばかりに取られて国軍のほうへしわ寄せが言ってるから。
その上昨今の農作物や資源の国際的な価格上昇で、輸入する工業製品・食料・ガソリン価格に影響
が出てるので石油収入がいかに増えてもそちらに回すので軍事予算はなかなか増えず。
(中東の軍事情勢スレ7:6*一部改編)

イラン経済ってどうなの?

国内各所へ補助金ばら撒いてる。イランって制裁の影響で製油所が更新できんので精製の能力が不足して、
産油国なのにガソリンを周辺国から輸入に頼ってるので原油高の影響モロに食らう。
それに加えてあの大統領が、一昔前のどこかの国みたいに人気取りで地方にばら撒きまくってるから石油収入が
いくら増えても足りませんわな。
周辺国が石油収入使って金融や工業育成にカネ回してるのにイランは改革できず既存体制の維持にカネを使う

  • 2007年度石油輸出788億ドル 非石油輸出は200億ドル超の見通し
  • 食料自給率は近年急速に向上、しかしコメや加工食品・砂糖などは大きく輸入に依存
  • 2007年度のガソリン輸入は40億ドル
  • 物価上昇率は最新データで年率22.5%まで急上昇
  • 2007年度GDP2780億ドル
  • 軍事費推定90億ドル程度、近年の兵器輸入はほぼゼロ(SA-15以外未確認)
  • 兵器輸出額1億ドル(イラン発表)

(中東の軍事情勢スレ7:49,52*一部改編)

イランは最近ロシアから高性能の地対空ミサイルを購入したみたいですが

アメリカが空爆するのをどの程度阻止できる見込みがあるにでしょうか?
TorM-1自走短距離対空ミサイルシステム。
30輌近く納品済み~納品予定のようですが配備はまだ始まったばかりです。高度の自動性を有するため、
精密誘導兵器迎撃にも使用可能を謳っています。しかし捜索半径20km超、交戦半径10km超と、
点防備にしか使用できないため、重要拠点、施設の最終段階防衛にしか使用できません。スタンドオフ兵器の同時攻撃を受ければ
飽和される可能性大ですし、ダミー、ECMなどに対する抵抗性も不明です。
(360:551:system ◆systemVXQ2)

イランに買われた米国製兵器のメンテナンス部品を、闇市場で調達することは可能ですか?

東側の兵器の部品は、闇によく出回っているそうですが・・
近年では非常に難しくなっていると思われ。
イラン革命によってアメリカと縁を切ってから、イラン国内の米国製兵器の部品供給は
絶えてしまったわけだが、それでもかつては以下に述べるルートで細々と調達していたらしい。

  • ベトナムルート
ベトナム戦争の敗北で米軍は大量の米国製兵器を放棄していったわけだが、これを
捕獲した北ベトナムでは一時期運用したもののすぐに使用しなくなっている。
この捕獲兵器の部品が北朝鮮経由でイランに流されたらしい。
(F-5戦闘機やUH-1ヘリの部品など)
もっとも、なくなったらそれで終わりだからこのルートでの供給は長続きしなかった。
  • イスラエルルート
イラン・イラク戦争が勃発した際に、より国境に近いイラクの弱体化を狙ってイスラエルは
イランに秘密援助をしたとされる。
具体的にはF-4戦闘機の部品などを供給したようだ。
  • アメリカルート
ちょっと驚く話だが、米国内のスクラップなどから部品を正規・非正規を問わず調達し、
そこから非合法に輸出するルートがあったらしい。(闇市場とはこういうルートを指すと思う)
このルートでF-14の部品を調達していたことが発覚し、現在では米国で退役したF-14は
展示に使用する場合は必ず重要な部品は外してがらんどうで展示するよう求められている。

上記のルートでの部品調達は現在は絶たれており、特に2003年以降のイランの核開発問題で
アメリカが態度を硬化させてからは、イランで使用されると見られる兵器の部品への監視は
厳しくなっているので、闇市場なるものが成り立つほどの部品の調達は極めて難しいと思う。
(508:858)

イスラエルを除けば王政時代の70年代後半のイラン軍が最強だよな?

戦車はチーフテン。戦闘機はF-14。他国ではどこも高価すぎて買えなかった兵器だし、当時の自衛隊より強力

王政イラン軍の張子の虎ぶりはイラン・イラク戦争で発覚してしまっている
開戦当時はまだ動く兵器も多かったのに連戦連敗、F-14もミグ21に落とされる醜態を晒した

結局正規軍は後方に待機して民兵が人海戦術で突進して押し返す羽目に陥っている
それも前線が突破されると容易く正規軍はイラク軍に国内を蹂躙され責任のなすり合いが発生

また両国の空軍・防空網が余りにザルだったため、
ろくに空中戦が発生せずお互いの戦闘機がスイスイ相手国内に素通り出来る状態だった

正直な話、イスラエルに一定の善戦をしたこともあったアラブ諸国とは較べるべくも無い
そのため指導層は自国の軍をまるで信用していないので特に正規軍の冷遇ぶりは酷いものがある
(中東の軍事情勢スレ7:300)

イランの諜報組織ってどうなのよ?諜報・軍事ともにイスラエルに完敗だろ

普通にレベル高い部類に入ると思うが>イランの諜報組織
ヒズボラほかの衛星組織の育成然り
http://arab.fc2web.com/iran/intell.htm
アサシン発祥の地じゃでー
(中東の軍事情勢12:476-478)

イランのF-14は戦闘できるの?

部品は完全禁輸なのに
フェニックスの代わりにホークを無理やり搭載してるらしいw
イラ・イラ戦争ではイラク空軍のミグ21に撃墜されるという屈辱まで・・

イ・イ戦争当時はイスラエルの支援があったから。
今はロシアからSu-27のパーツ買って強引に換装してる。
イラ・イラ戦争ではイラク空軍のミグ21に撃墜されるという屈辱まで・・
空軍自体が王政派バージと革命防衛隊空軍からの引き抜きでボロボロだったから。
予算はパスダランに持っていかれるし、人員は反革命罪で収容所送りになったり亡命したり。
緒戦の大敗北でホメイニが軍の弾圧を中止したのと、イスラエルからのパーツや人員の援助で
何とか持ちこたえた感が大きいな。
(中東の軍事情勢13:127,128)

イランは空母持ってないのになんでF-14が輸出されたんですか?

ソ連空軍が高高度偵察機であるMiG-25Rを領空にしばしば侵入させており、
それに対抗するために長距離ミサイルを持った戦闘機が必要だったからです。

対抗馬はF-15でしたが、当時のパーレビ国王に対する売り込みがグラマン社の方が
一歩勝ったというわけです。
(304:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)

イランのF-14に使われて技術ってすでに時代遅れなのでしょうか?それともまだ通用するもの?

通用するならそれが中露の軍事関係者の手を経て第三国に流出して技術拡散してるんでないの?
どちらともいえる。
アメリカの戦後型空母フォレスタルは退役に当たり海没処分が決定しているのだが、
50年以上前の設計にもかかわらず、現在でも秘密にすべき箇所があるため、海没ポイントは公表されない。
イランのトムキャットの場合、やはり30年前の基本設計とアビオニクスなのだが、
つい最近まで米海軍でも現役だったことをみても、アップデートが適切でさえあれば今でも通用する戦力に違いない。
もっともそのアップデートが全くできていないわけだが。
(324:354)

イランの軍需産業ってどれくらいのことができるのでしょうか?

イスラエルにヒズボラが使った無人攻撃機とかイラン製みたいですが、組み立てや多少の開発は
できる基盤があると見てよいのでしょうか?
詳しくはイラン元国防相氏辺りによる解説があるかと思いますが、元々、陸軍系の軍需産業は、
帝政時代に米国から技術導入して、工場を造っています。

例えば、L7戦車砲の米国版M68は国内で生産しており、砲弾も国内で自給しています。
M109自走砲の155mm戦車砲弾も国内で自給しています。
その後は、ロシア製兵器、神戦車T72などの国産化も図っています。
海軍関係でもバンダル・アバス辺りに造船所があって、小艦艇は自前で生産出来ますし。

こうした戦車を生産するには自動車関係の基盤整備が必要ですが、帝政イラン政府では、重工業育成のため、
輸入自動車に高関税を掛ける政策を設け、まずはノックダウン生産を手がけさせます。
最初は、ベンツのバス、トラックのノックダウン生産、次いで、英国ルーツグループから、ヒルマン ハンターのパテ
ントを購入して、最初はノックダウン生産から徐々に比率を高めて、最終的に100%近い国産化を達成しました。
その後は、フランスからシトロエン、プジョー、米国のジープ、GMC、日産などのノックダウンもしくは国産化を行って
いると言う感じです。

こうした基盤を元に、戦車や砲、それに装甲車は作られていますが、殆どがライセンス生産もしくはコピー生産、
また装甲車は、4×4トラックなどのシャシーに装甲ボディーを架装したものだったりします。
最近は、旧共産圏諸国、中国、北朝鮮からの人材、特にロシアの人材を受け入れて、軍需産業を発展させよう
としていますので、その御雇外国人が絡んだ部分での発展は著しいものがあります。
(312:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

イランの革命防衛隊はどういう性質の組織なのか?

現在の革命防衛隊の実体は普通の軍隊以外の何者でもない訳だが・・
イランでは徴兵時に配属先を選べるようになっていてその配属先の1つなだけ
革命防衛隊員てのは単に短期間徴兵されているだけの新兵が構成員の殆どで、
精鋭部隊という位置づけですら無い。

イラクの共和国防衛隊を大統領警護隊という意図的な誤訳をしたように、
宣伝戦の結果イメージが作られているだけ。
しかも12万人しかいない兵士の大半が広大な国土の辺境での麻薬・テロ対策や公共施設の警備に動員されている。
国外への軍事行動どころか、反政府運動の鎮圧に割く余力すら殆ど無いのが実情。
(中東の軍事情勢16:84)

精鋭部隊というのは間違いにしても政治的性格の強い準軍事組織というのは事実だろ。
大半が市中の宗教パトロールや司法業務に携わっているのは事実だけど、正規軍には
任せられないテロや海外の原理主義勢力支援のお先棒を一手に担いでいるのもまた事実だな。

じゃぁバールベックとかでテロリストの訓練していた連中は誰よという話になる。
ついでに言えば亡命イラン人へのテロという罪状もあるし。
(中東の軍事情勢16:86)

イラン政府には革命防衛隊が浸透してるのか?

そもそも革命防衛の超々重鎮が前回選挙でネジャドの対立候補として立候補している訳だが。
徴兵されていただけのネジャドと違って、この人物は創設間もない時期から立候補直前まで
数十年間革命防衛隊のトップに君臨し続けた人物だ。

ネジャドは有権者の支持以外に一切の基盤はなく、任期が終わればただの一般人に戻るだけ。
宗教勢力を基盤に国家の要職に就き続けている改革派の有力者達とは全く違う。
まあ殆どの人は「改革派」が純粋な野党ではなくしばしば要職についている事なんて知らないだろうけど
(中東の軍事情勢16:)
レザーイーは2005年の選挙の時もにぎやかし程度で出馬しようとしたが、
この時も支持が広がらずにあっさり出馬を断念した
もともとアラブ人だし、革命防衛隊を含めた保守派内に権力基盤がないのは明らかだ
イライラ戦争以後はとっくに政治の上に位置する存在だし、今更浸透もクソもない
(中東の軍事情勢16:63)

イランに対する石油関連制裁(2010年6月)は効果があるの?

中東の石油開発事情は世間では結構誤解されている、まず基本事項を抑えよう

アラブ諸国の石油採掘・探査は外国資本の排除で長年遅れて来たため、膨大な埋蔵量が残っている
→近年は外国資本受け入れがようやく進み、各国で大増産が行われている

イランは自力で中東ではサウジに次ぐ早いペースでの採掘・探査を進めてきた
→そのために好条件の油田は減少し、年々採算が悪化している(ただし埋蔵量自体はまだ大きい)

ガソリン精製は採算面で他の石油化学プラントより割りに合わないのでどの国も投資に消極的
→イランは両者を天秤にかけた結果、ガソリンよりも輸出向け石油化学製品に注力してきた
(中東の軍事情勢16:96)

イ・イ戦争でイランが使ってた米兵器はどの程度役立ったんでしょうか?

 戦闘機の3分の2,戦車の半数は役に立たなくなった模様.
 以下引用.

「これ(引用者注:イラン革命に伴う,半数近い正規軍兵士の逃亡と,
階級制度半崩壊)に加え,兵器の部品不足,整備不良も深刻な問題に
なっていた.
 パーレビ前国王が革命直前アメリカから買い込んだ最新鋭戦闘機F14,
70余機は,アメリカ軍事顧問団の引き上げと共に,射撃管制装置など
重要なコンピュータ部分を取り外されて,全てが無用の長物と化し,
F4,F5などの第一線機およそ400機も,部品不足や整備の不良で
3分の2は飛べない状態にあったと言われていた.
 2千両に上る戦車も,およそ半数は動かない状態であった」

平山健太郎 from 「危機の三日月地帯を行く」
(日本放送出版協会,1981/4/20),p.51-53
(267:消印所沢 ◆z3kTlzXTZk)

アラブ諸国のイランへの恐怖って無いの?

あります。
アラブ人とペルシャ人ということで異民族同士ですし、
宗教もスンニ派とシーア派の違いがあります。
アラブ各国の殆どが非民主的で、多いにせよ少ないにせよ、シーア派を抱えてますから、
イラン革命以降、宗教革命の海外輸出をもくろむイランには強い警戒感を抱いています。
イライラ戦争で湾岸各国がイラクを支持・支援したのはその為です。
(人口を考えるとイランの軍事力に対抗できるのはイラクだけなので)
GCC(湾岸協力会議)の発足は対イラン同盟といっても過言ではないです。
(261:イスラエル国防相 ◆3RWR.afkME)

イラン革命でも粛清はあったのでしょうか?

革命には新体制に敵対するもの、またはその可能性のあるものへの迫害が付き物ですが、
イラン革命もその例外ではなく、旧体制でエリート層に所属していた高級軍人は逮捕、あるいは追放の憂き目に遭い、
実に2万人以上(7割が将校でした)が粛正されました。
また殺される前に…ということで多くの人間が海外へ亡命。
結果として軍の組織はボロボロになってしまいます。
粛正により反革命クーデターの可能性は減少したものの、同時に軍の大幅な弱体化を招いたわけです。
これはサダム・フセインをして対イラン戦争へ踏み切らせた一因にもなりました。

さて革命政府は従来の軍に代わる(信頼できる)武力を必要としていましたので、
1979年5月、革命防衛隊(パスダラン)が設立されます。
当初は元ゲリラや自警団などを集めただけの雑多な組織でしたが、
反革命分子の鎮圧やイラン・イラク戦争の勃発により、軍隊としての組織化が進められました。
当時、深刻な失業問題を抱えていたイランには大量の若年失業者が存在してましたので、
防衛隊は彼らの格好の受け皿になりました。
発足時には4千人だった隊員数も、86年には35万人まで達しています。

さて革命防衛隊の下部組織にバシージ(動員)というものがありまして、
もともとは地域のウラマー(神学者)が中心となって組織されたボランティア団体だったんですが、
対イラク開戦後、戦争遂行の為の軍事的動員、またはイデオロギー指導の為の組織に性格を変えます。
ホメイニ師の命を受けたウラマーたちがイラン全土に飛び、
「殉教者には天国行きの切符が渡される」と呼びかけたことで、
下は10代から上は40代までの男子が入隊。祖国の為に銃を取ります。
またバシージは遊牧民族からもスカウトを行い、部族ごと入隊するなんて例もありました。
彼らは簡単な訓練を受けただけで戦場に送り込まれたので、兵士の質としてはアレだったのですが、
装備に劣るイラン軍は人海戦術しか採れませんでしたので、特に問題はありませんでした。('A`)

ちなみにバシージはあくまでボランティアなので、国から手当は出ませんでした。
彼らは宗教的情熱(あるいは祖国防衛の想い)のみで、イラク軍の塹壕に突っ込んでいったのです。
(142:イスラエル国防相 ◆3RWR.afkME)

イラン・イラク戦争では、化学兵器をくらったイランは化学兵器でイラクに報復してるんですか?

イラク側はイランも化学兵器を使用したと主張しており、またイランは化学戦を行うための
能力を保持していたが、イランが化学兵器を使用したという明確な証拠はありません。
(150:252)
人間に地雷を踏ませるしか仕方なかったような、当時の装備貧弱なイラン軍が、
化学兵器を下手に使用して風向きが急に変わったりしたら、
かえって軍の損害が増すではないか。
あの戦争で化学兵器をイラン軍が使うメリットが、どこにあるというのか。
(150:イラン国防相 ◆2ahDXUlKbw)

イラン・イラク戦争時にイスラエルがイランへ武器支援を行ったという話を見かけます。

これって、確たるソースのある話なのでしょうか?
最初に我が国に話をもちかけてきたのはマヌケル・ゴールバニファルという男だった。
我が国で商売している実業家。
我が軍情報部は彼をCIAの情報屋だと見ていた。
CIAは1984年に彼に解雇通知を突きつけたそうだが、
我が軍情報部は「誰が信じますか、そんな話w」。

我が国はとにかく探りを入れてみた。
で、分かった。
ゴールバニファルの背後で糸を引いているのはアミラム・ニールとオリバー・ノースらしい。
ニールは当時のイスラエルの首相ペレスのテロ問題顧問。
ノースのほうは今さら説明は不要だろう。
連中の目当ては、レバノンで人質に取られているアメリカ人たちの解放。
とりわけウィリアム・バックリーという奴だ。
バックリーは公式にはアメリカ大使館の政治担当職員という肩書きだったが、
実はCIAのベイルート支局長。
1984年3月に「イスラム聖戦」に誘拐されていた。
CIAも堕ちるとこまで堕ちたものだよ。w

連中の意図がどうあれ、我が軍は兵器を欲していた。渇望していた。
なければ国が滅ぶ。
我が国がイラクの19番目の州となっても
後のクウェイトのときのように国際社会が助けに来たりはすまい。
むしろひそかに喝采を叫ぶだろう。
今は亡きホメイニ師は言った。
「まずは実際に武器をこの目で見てみることじゃ」。
大アヤトラの決裁を受けて交渉続行。
1986年5月、ノースとロバート・マクファーレン元国家安全保障問題担当補佐官が我が国に極秘入国した。
後に有名になった「レーガン大統領のサイン入りの聖書」を携えて。
こちらも「イスラム聖戦」に指示。
1986年7月29日、別の人質、ローレンス・ジェンコ牧師を解放させた。
バックリーは1985年には殺されていた。拷問であらいざらいしゃべらされた後で。

しかしゴールバニファルはそのときまだイスラエルから武器を受け取っていなかった。
イスラエルは代金前払いにしか応じなかった。
さすがはシャイロックの血統というべきか。w
我が国はもちろん
金を持ち逃げしかねないシャイロックに対して先払いする気はなかった。
そこでゴールバニファルがつなぎ融資を受けたのが
アドナン・カショォギィというサウジアラビアの億万長者。
モサドのマネーロンダリングの金庫番だ。

取引は成立した。
我が国は5億ドル相当の武器を手に入れ、
イスラエルは5億ドルを手に入れ、
アメリカは更なる人質ベンジャミン・ウェア牧師を取り戻した。
武器取引はやがてアメリカとの直接取引きとなった。
売却代金を使ってニカラグアのコントラを支援するため。
共産主義はイスラームにとっても敵であるから
我が国には別段の不都合はない。
3番目の人質解放も行われた。
みんなハッピー。
ハッピーエンドで終わるはずだった。

へまをしたのはノースだった。
1987年、米上院特別調査委員会が、
ノースがポインデクスター元国家安全保障問題担当補佐官宛てに書いたメモを見つけた。
ノースたちは起訴された。
ニールは証人として呼ばれる予定だった。
その矢先彼は飛行機事故で「死んだ」。

実刑を受けたのはノースだけ。
他の者たちはアメリカ人もユダヤ人もサウジアラビア人も怪しい実業家も実刑を免れた。
ノースからレクチャーを受けていた副大統領ジョージ・ブッシュは大統領にさえなれた。
我が国はサダム・フセインとの間で休戦となった。
大アヤトラの、この休戦についてのコメント:「身を切られるより辛い」。
戦争末期
わが国の当時唯一の友好国シリアによるパイプライン封鎖によって
イラクは戦費が枯渇していた。
武器調達さえ順調ならば
我が軍は確実にバスラを確保できたはずだった。
バグダードにさえ進軍して
サダム・フセイン政権の崩壊を望めたかもしれない。
そうなれば湾岸戦争もイラク戦争もなかったはずだ。

最後にニールだが、彼は顔を変えて今も中南米のどこかにいる。
もし「この事件はシオニストの陰謀だったのだ!」と誰かが言ったとしても
我輩はあえて否定はせぬよ。
(183:イラン国防相 ◆2ahDXUlKbw)

湾岸戦争でイラクのMig29等がイランの空軍基地へ待避していましたが、その機体はその後イラクへもどされたんでしょうか?

それともイランが奪ってしまったんですか?
何か勘違いをしておるようだが
湾岸戦争における我が国の立場は中立国である。
ゆえにイラク空軍の行動は中立侵犯であり、
我が国はその中立侵犯機を拿捕する正当な権利を有する。
第2次大戦においてスイスが連合国枢軸国双方の軍用機に対して取った行動を
思い起こしてみるが良かろう。
サダム・フセインが何をトチ狂って我が国に「避難」させようなどと考えたかは知らんが、
ちょっと前まで我が国を侵略した国を「避難場所として使える」などと考えるほうが愚かであり、
その暗愚に我が国が同調してやる義理は全くない。
(221:イラン前国防相 ◆2ahDXUlKbw)


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